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コラム
最終更新日:2026年3月16日

筋トレ中の食いしばり対策|マウスピース矯正の破損を防ぐ正しい習慣

マウスピース矯正 筋トレ 食いしばり アイキャッチ
マウスピース矯正中に筋トレを続けるには、食いしばりへの対策が欠かせません。
高重量トレーニング時の食いしばりは、矯正装置の破損や治療計画のズレにつながる可能性があります。
本記事では、食いしばりが矯正装置や顔立ちに与えるリスクと、トレーニングと矯正を無理なく両立するための管理方法を解説します。

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歯科矯正ブログ編集チーム

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マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

筋トレ中の食いしばりがマウスピース矯正へ与えるリスク

マウスピース矯正中に筋トレを行う場合、高重量を扱う際の食いしばりが装置や歯に負担をかけるおそれがあります。
トレーニングと矯正を両立するために、まず知っておきたい3つのリスクを見ていきましょう。

(1) 矯正装置(アライナー)の破損や変形

矯正用のアライナーは、厚さ0.5mm〜0.75mm程度の薄いプラスチック製です。食事中の咬合力でも一定の負荷はかかるものの、高重量トレーニングで強く食いしばると、通常の食事以上の圧力が加わるおそれがあります。
その結果、装置の割れや歪みにつながる可能性も。変形したまま使用を続けると、歯に加わる力の方向が変わり、治療計画に影響することもあります。
比較項目
矯正用マウスピース(アライナー)
スポーツ用マウスガード
装置の厚み
0.5mm〜0.75mm程度(薄い)
3mm〜5mm程度(厚手)
衝撃への耐性
強い力で破損・変形のリスクあり
クッション性があり衝撃を分散
推奨シーン
日常生活・軽い運動
高重量トレーニング・接触競技

(2) 咬筋の発達によるエラ張りや顔立ちの変化

高重量を挙げる際に歯を食いしばると、顎を閉じる筋肉である咬筋に負荷がかかりやすくなります。
腕の筋肉と同じように、強い負荷が繰り返しかかることで咬筋が発達し、エラが張って見えることも。
また、習慣的な食いしばりは、顎関節症(顎の痛みや口を開けたときの異音)につながるおそれもあるため注意が必要です。

(3) 歯が動くスピードへの影響

アライナーは、歯を特定の方向へ少しずつ動かすために作られています。しかし、食いしばりによる垂直方向の力が加わると、矯正の力とぶつかってしまう可能性も。
さらに、過剰な負荷は歯根吸収(歯の根が短くなる現象)のリスクを高め、治療期間の長期化につながるおそれもあります。

マウスピース矯正中に筋トレをするメリット

マウスピース矯正をしながら筋トレを行うことには、いくつかのメリットもあります。
正しい管理を行えば、体づくりと歯並びの改善を並行して進めることが可能です。

(1) 装置が歯の摩耗を軽減するクッション材になる

トレーニング中にアライナーを装着していると、上下の歯が直接こすれ合うことを防ぐ効果が期待できます。
歯と歯が直接接触して表面が削れる「咬耗」のリスクを軽減できるため、天然の歯を保護する意味では合理的です。
ただし、アライナーはスポーツ用マウスガードと異なり衝撃吸収を目的とした設計ではないため、高重量トレーニングでは装置自体が損傷する可能性もあります。

(2) 噛み合わせの安定が筋出力に寄与する可能性

噛み合わせを安定させることで体幹が安定し、筋出力が向上するという考え方があります。これは顎の筋肉の収縮が全身の筋活動に影響を与える「同時活性化増強」と呼ばれる現象です。
矯正治療によって噛み合わせが整えば、将来的にトレーニングの効率向上につながる可能性もあります。

(3) ワイヤー矯正と比べて口腔内を傷つけにくい

マウスピース矯正は表面が滑らかなプラスチック素材のため、ワイヤー矯正と比べて運動中に口腔内を傷つけるリスクが低いという特徴があります。
ワイヤーやブラケットが唇の裏側を傷つける「口腔粘膜損傷」が起こりにくい点は、トレーニングを行う方にとってメリットです。
ただし、格闘技など激しい接触を伴うスポーツでは、別途スポーツ用マウスガードの使用を検討しましょう。
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食いしばりが気になっていても、歯並びの状態によっては無理なく矯正を進められる可能性があります。
Oh my teethなら、通院負担を抑えながら、自分に合う治療法かどうかを無料診断で確認できます。

トレーニング後のエラ張りを防ぐケア方法

筋トレ時の食いしばりで発達しやすい咬筋をケアすることは、エラ張りの予防に役立ちます。トレーニング後に取り入れたいセルフケアを紹介します。

(1) 咬筋の緊張をほぐすセルフマッサージ

トレーニング後に咬筋をマッサージすることで、筋肉の過度な緊張を和らげることが期待できます。
耳の前あたり、奥歯を噛んだときに膨らむ部分に指の腹を当て、円を描くように優しくほぐしましょう。血流が改善されることで、顎の疲労感の軽減やエラ張りの予防につながります。

(2) 顎関節の疲れを解消するストレッチ

高重量トレーニングの後に口が開きにくいと感じる場合は、顎関節に負担がかかっているサインかもしれません。
口をゆっくり大きく開けて数秒間キープし、脱力する動きを繰り返すことで、固まった関節周りをほぐすことができます。
習慣的に行うことで、顎関節症の予防にも役立ちます。

(3) 食いしばり癖を意識的に改善する習慣

日常生活でも無意識に歯を食いしばる癖(ブラキシズム)がある方は少なくありません。リラックスしているときは上下の歯に隙間があるのが本来の状態です。
歯が触れていることに気づいたら、舌先を上顎の裏に軽く当てて顎の力を抜く練習を取り入れてみてください。
この習慣を身につけることで、トレーニング時以外の不要な食いしばりも減らすことができます。

マウスピースを守りながら筋トレを継続するコツ

マウスピース矯正と筋トレの両立には、トレーニング強度に合わせた柔軟な装置管理がポイントです。

(1) 装着時間を確保するためのスケジュール管理

マウスピース矯正では、1日20〜22時間以上の装着時間を確保することが重要です。ジムでのトレーニング時間も含めてスケジュールを組みましょう。
高重量トレーニングの間だけ装置を外し、それ以外の時間は装着するなどメリハリをつけることで、治療への影響を抑えられます。ただし、外している時間が長くなりすぎないよう注意が必要です。

(2) 運動中の水分補給と装置の洗浄ルール

アライナーを装着したまま飲めるのは水のみです。スポーツドリンクなど糖分や酸を含む飲み物は、装置と歯の間に入り込み、虫歯の原因になる可能性があります。
どうしても水以外を摂取したい場合は、一度装置を外してから飲み、その後は歯を磨いてから再度装着するのが基本です。

(3) 異常を感じた際は早めに相談を

トレーニング中に装置が割れたり、違和感を感じた場合は、早めに担当の歯科医師やサポート窓口に相談しましょう。
マウスピース矯正 Oh my teethでは、LINEで相談することも可能※。壊れた装置をそのまま使い続けると治療計画がズレる原因になるため、速やかに対応することが大切です。
※24時間メッセージ送信可能。返信は営業時間内となります。

まとめ

マウスピース矯正中に筋トレを行う場合、食いしばりによる装置の破損・歯への過剰な負荷・咬筋の発達といったリスクを理解しておくことが大切です。
高重量を扱う際は装置を外したり、スポーツ用マウスガードの併用を検討するなど、トレーニングの強度に合わせた管理を心がけましょう。
トレーニング後のセルフマッサージやストレッチで咬筋をケアすれば、エラ張りの予防にもつながります。
水のみの水分補給や装着時間の管理を徹底することで、矯正治療と体づくりを無理なく両立できます。装置の異常を感じた場合は、早めに専門家に相談しましょう。
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