下の歯だけの歯列矯正費用はどのくらい安くできる?値段や症例写真を使って解説
部分矯正は、上の歯や奥歯を含めた全体矯正の相場よりもおよそ2分の1以下で安く済みます。この記事では、下の歯だけの部分矯正について詳しく解説します。
「下の歯のガタガタだけを治したい…」
「費用を抑えて、気になる部分だけ治せる?」
本記事では、このような悩みを解決すべく、下の歯のみの矯正(部分矯正)について解説します。
下の歯の矯正にかかる費用と期間、実際の症例写真などもご紹介。どんな矯正方法がいいか迷っている方はぜひ参考にしてください。
※再矯正1回までが料金に含まれます。マウスピースを破損、紛失した場合は別途料金が発生します。
※33万円とは上下前歯の部分矯正の費用です。
下の歯だけを矯正することは可能です。歯列の一部のみ矯正する方法を「部分矯正」といい、軽度の歯並びのズレであれば改善が見込めます。
ただ、下の歯だけの部分矯正では噛み合わせの調整が難しいので、症例によっては対応できない可能性も。また、対応しているクリニックとそうではないクリニックがあります。
「下の歯だけでいいから矯正したい」という方は、自分が希望する治療を行っているか受診を検討しているクリニックにまず相談してみましょう。
下の歯の部分矯正にかかる費用比較
下の歯の部分矯正にかかる費用は、10〜40万円が目安です。
下の歯の部分矯正と一口に言っても、1本単位の歯だけで値段設定しているところや、片あご全体で値段を設定しているところもあります。
矯正治療は矯正器具の費用だけでなく、検査料・装置料・調整料などもかかります。合計の支払額や料金体制などについては、治療を始める前にしっかりと確認しておくことが大切です。
マウスピース矯正のOh my teethでは一律33万円でできるマウスピース矯正を9割の方が利用しています。
使用する枚数や期間に関わらず、ずっと同じ値段で治療が受けられるのでぜひチェックしてみてください。今なら矯正前に必要な3万円相当の検査が無料で受けられます。
※一律33万円とは上下前歯の部分矯正のこと
※マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。
部分矯正の値段相場について詳しく知りたい方は、以下記事もあわせて参考にしてください。
部分矯正の値段は?前歯のみ・1本だけの矯正費用はいくらぐらい?
下の歯の部分矯正にかかる期間
下の歯の部分矯正は、歯を動かす範囲が少ないぶん、歯並びを全体的に整える全体矯正とよりも矯正期間が短くて済みます。
ただし、決められた頻度で通院しないと治療期間が延びてしまうことがあるので、注意が必要です。
また、カウンセリングをしてから矯正を始めるまでの期間や矯正後のリテーナー期間も合わせて考慮しなければいけません。
下の歯だけの部分矯正について、メリット・デメリットを確認しておきましょう。
下の歯の部分矯正のメリット
気になる部分だけなおせる
短期間で治療が完了する
痛みが少ない
費用を抑えられる
部分矯正は全体矯正よりも費用が安く、治療にかかる期間も短いです。そのため「下の前歯が1本だけ気になる」という場合も、短期間での改善が期待できます。
また、歯の一部分だけを動かすため、痛みを抑えられるのもメリットです。痛みが苦手な方や、予算を抑えたい方は部分矯正がおすすめです。
※平均3ヶ月とは、2020/1~2023/7 Basicプランの実績値(保定期間除く)
下の歯の部分矯正のデメリット
下の歯の部分矯正のデメリットは以下のとおりです。
歯を削る処置が必要になる可能性がある
適応症例が限られている
噛み合わせの改善は見込めない
あごが骨格的に小さいと、歯を並べるスペースが足りないため、歯を削る可能性があります。「IPR」や「ディスキング」という処置で、0.3~0.5mm程度削ることがある点がデメリットです。
また、下の歯だけに矯正器具をつけて歯を動かすと、上の歯と下の歯の噛み合わせが悪くなったり、上の歯に負担がかかって歯並びが悪化したりといった可能性があります。
さらに部分矯正は適応症例が限られていて、歯並びが乱れていたりガタつきの度合いが重度の場合は対象外になります。
下の歯を部分矯正するには、主に以下のような方法があります。
①ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、「ブラケット」と「ワイヤー」と呼ばれる矯正装置を歯の表面に装着する方法。矯正の中で、最も幅広いケースに適応できます。
一方、歯の表側に矯正装置をつけるため、笑ったときなどには装置が目立ったり、食事がしづらかったりするデメリットがあります。
なお部分矯正の場合は基本的に、前から数えて3番目の歯(犬歯)までの前歯を動かすことが多いです。
一般的な金属の矯正装置より値段は高くなりますが、歯の色になじんで目立ちにくい白いブラケットやワイヤーもあります。
②マウスピース矯正
マウスピース矯正は、薄く透明に作られたマウスピース型の矯正装置をはめて歯を移動させる方法です。
理想の歯並びに少しずつ近づくような形で作られたマウスピースを使い、順番に装着することで矯正していきます。
マウスピース矯正の最大のメリットは、矯正装置が目立たず矯正をしていることにほとんど気付かれないこと。食事中は外せるので歯磨きもしやすく、口の中を清潔に保ちやすいです。
一方で、食事以外の時間はしっかり装着するなど、自己管理が必要なのがデメリットといえるでしょう。
上記のほか、歯科矯正とは異なりますが「セラミック矯正」と呼ばれるものもあります。セラミック矯正は「補綴(ほてつ)治療」の一種で、歯を削ってセラミックで作られた被せ物を被せて見た目を整える方法です。
次に紹介するのは、マウスピース矯正「Oh my teeth」の部分矯正プランで下の歯のガタガタが改善した症例です。総額期間や費用なども記載しているので、参考にしてください。
総額:33万円 (税込)
期間:4ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
マウスピース橋正(Oh my teeth含む)の主なリスク:虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低1年間は1日20時間以上装着、その後徐々に着用時間を減らし、2年目以降は夜間のみの着用推奨。
※Oh my teethでは噛み合わせを考慮するため、上下の部分矯正をおすすめする場合がございます。
噛み合わせに問題があるケース
噛み合わせに問題がある場合は、部分矯正が適応できないことがあります。部分矯正は、基本的に前歯を1番目としてそこから数えて3番目(犬歯)までを動かします。
噛み合わせの改善が必要なのに、無理に部分矯正を行うと、食べ物が食べにくくなるなどのリスクも生じます。そのため、奥歯の噛み合わせに問題があるケースでは対応が難しいです。
部分矯正:できない例・できる人・向かない人【歯科医監修】
抜歯が必要なほど歯並びの乱れが大きいケース
抜歯が必要なほど歯並びの乱れが大きいケースも、部分矯正ができないことがほとんどです。
部分矯正は、一般的に歯並びの乱れが軽度〜中度に対応しています。抜歯が必要なほど歯並びの乱れが重度の場合は、全体矯正が採用されます。
せっかく下の歯の部分矯正をするのであれば、満足のいく結果が欲しいですよね。そこで、満足度の高い下の歯の部分矯正をするポイントを3つ紹介します。
①治療ゴールを明確にする
治療を開始する前に、理想の歯並びの状態を決めて、ゴールを設定しましょう。
治療を進めていくうちに「やっぱり下の歯だけでなくほかの部分もなおしたい」と思っても、途中で治療方法を変更すると余計な料金や時間がかかります。
矯正方法によっては大幅な治療方針の変更ができないこともあるので、あらかじめ本当に下の歯だけでいいのか歯科医師と治療ゴールをすり合わせることが大切です。
②メリット・デメリット双方を理解する
部分矯正のメリットだけでなくデメリットも理解しておくと、「こんなはずではなかった」という事態を避けられるでしょう。下の歯だけでなく、口の中全体の状況や健康を考慮して、自分に適した治療法を選択してください。
気になる部分だけなおせる
短期間で治療が完了する
痛みが少ない
費用を抑えられる
歯を削る処置が必要になる可能性がある
適応症例が限られている
噛み合わせの改善は見込めない
③複数のクリニックに矯正相談に行く
満足度の高い矯正を受けるには、クリニックや歯科医師との相性も重要です。
また、クリニックによって取り扱う矯正方法や実績も違います。複数のクリニックに矯正相談に行ったうえで、2どこで部分矯正を行うのか決めるのが理想的でしょう。
部分矯正は「気になる下の歯だけサクッとなおしたい」といった人には適している可能性があります。しかしメリットだけでなくデメリットも知った上で検討することが大切です。
矯正相談に行く際は複数のクリニックに行ってみることをおすすめします。 マウスピース矯正 Oh my teethは診断が無料ですので、お気軽にご予約くださいね。