前歯だけの部分矯正とは?治せる歯並びとメリット・デメリットを解説
「前歯だけ矯正したい」と考えていますか?本記事では前歯の歯並びを整えたい方に向けて、部分矯正のメリット・デメリット、費用・期間の目安、実際の症例などについて紹介します。

「前歯のみ治したい」
「前歯の部分矯正はどのくらい費用がかかる?」
「自分の歯並びは前歯だけの矯正で治せる?」
このような考えや疑問を持っている方もいるでしょう。気になる前歯を治すだけでも、自分に自信が持てるようになり、人に与える印象を変えられます。そこで本記事では、以下の内容を紹介します。
前歯だけ治す部分矯正とはどのようなものなのか
できる例・できない例
メリット・デメリット
費用や期間 など
部分矯正で前歯が整った症例も紹介しているので、前歯の歯並びが気になる方は必見です。
マウスピース矯正 Oh my teethの上下前歯の部分矯正プランは、月々9,800円から。矯正をはじめるための諸経費(初診料、歯型スキャン、レントゲン)は無料です。
※月々9,800円とは、上下前歯の部分矯正プラン料金を36回払い(初回13,054円)で支払う場合の分割支払い金額で、総額は356,054円(税込)です。
【本記事の要点】
前歯だけの矯正は、気になる部分のみの歯並びを治す「部分矯正」のことを指し、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類がある
部分矯正は、歯を動かす範囲が前歯だけに限定されるためできない例もあるが、全体矯正と比較すると費用を抑えられ、治療期間も短くて済む
軽度の凸凹、軽度の出っ歯、すきっ歯、軽度の反対咬合、後戻りは部分矯正で治せる可能性がある
- 前歯だけ治す部分矯正とは?
- 部分矯正できる範囲は犬歯~犬歯の間にある計6本
- 全体矯正との違い
- 前歯の歯並びが悪いのを放置すると?
- 虫歯・歯周病になりやすい
- 前歯が欠けたり割れたりしやすい
- 顎関節症になりやすい
- 体の歪みが生じやすい
- 胃腸に負担がかかりやすい
- 前歯だけの矯正治療で治せる歯並びの例
- 前歯だけの矯正ができる例
- 前歯だけの矯正ができない例
- 部分だけ矯正するメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
- 前歯(部分)矯正の治療の流れ
- 1.カウンセリング
- 2.精密検査・診断
- 3.契約
- 4.治療開始
- 5.保定期間
- 部分矯正で前歯が整った症例
- 下の前歯のガタガタが改善した症例
- 上の前歯のズレが改善した症例
- 前歯のすきっ歯が改善した症例
- 前歯のみを矯正する方法
- ワイヤー矯正
- マウスピース矯正
- セラミック矯正
- 部分矯正にかかる費用の目安
- 部分矯正にかかる期間の目安と通院頻度
- 前歯だけなら自分で矯正できる?
- 前歯だけの矯正は費用や期間を抑えられる
- 前歯だけの矯正ができるOh my teeth

部分矯正は前歯のみ・1本のみなど歯並びを部分的に治す矯正治療です。すきっ歯、出っ歯、ガタガタの歯並び、矯正後の後戻りなど、「気になる部分」だけを治すことができます。
部分矯正は、全体矯正と比較して費用が安く治療期間が短い特徴があります。
ただし、歯科矯正の費用は例外を除いて保険適応外の自由診療です。
部分矯正できる範囲は犬歯~犬歯の間にある計6本
部分矯正は一般的に、前歯部分になる前から3番目の 犬歯~犬歯の間にある計6本、上下で計12本 を動かします。この範囲内であれば、2~3本からでも部分矯正できることが多いです。

上の歯だけ歯科矯正できる?メリット・デメリットと目安費用・期間も解説
全体矯正との違い
歯科矯正は大きく分けて全体矯正と部分矯正があります。
部分矯正と全体矯正との違いは、まずは前述した矯正範囲です。部分矯正は犬歯〜犬歯の計6本を矯正することが多い一方、全体矯正は奥歯から動かすことが可能です。
また動かす範囲が異なる分、かかる費用や治療期間も異なります。 部分矯正の方が全体矯正と比較すると費用は安く、治療期間は短くなる 傾向にあります。
部分矯正の治療費・治療期間の目安に関しては、後ほど詳しく解説しますので参考にしてください。

部分矯正と全体矯正の違いって?メリットデメリットも解説

前歯の歯並びが悪いのを放置すると、虫歯や歯周病リスクが高くなる、前歯がかけたり割れたりしやすい、顎関節症になりやすい、体の歪みが生じやすい、胃腸に負担がかかりやすいといったデメリットにつながります。
虫歯・歯周病になりやすい
たとえば、出っ歯の場合は唇がうまく閉じることができないため、口の中が乾燥しやすくなります。口の中が乾燥すると唾液の分泌量が減ってしまい、食べかすや細菌を洗い流す「自浄作用」が働きにくくなります。その結果、口の中で細菌が繁殖し、虫歯・歯周病になりやすくなってしまうのです。また、ガタガタの歯並びの場合、重なり合っている箇所は歯ブラシが届きにくいため、虫歯・歯周病になるリスクが高まります。
前歯が欠けたり割れたりしやすい
出っ歯は前歯が前方に突出している状態のため、転倒やぶつけた際に前歯が欠けたり割れたりするリスクが高くなります。このような場合、詰め物や被せ物で治せることもありますが、歯の根っこまで歯が割れてしまうと抜歯が必要になってしまうことも。
顎関節症になりやすい
前歯の歯並びが悪いのは、見た目だけでなく噛み合わせにも問題が生じます。たとえば、出っ歯によって上下の前歯で噛めない場合は、奥歯で強く噛むようになり、顎に負担がかかってしまうことがあります。顎に負担がかかり続けると顎関節症を発症する原因に。顎が疲れやすい、朝起きると顎関節が痛い、口が開きにくいという方は注意が必要です。
体の歪みが生じやすい
噛み合わせが悪いと、筋肉と骨格のバランスが崩れて体の歪みにつながることがあります。たとえば、歯並びが悪く片側だけで噛む癖がある場合、片側だけの筋肉を使い続けるためバランスが崩れてしまいます。長期間続けてしまうと重心がズレたままバランスを維持するように。その結果、骨格のバランスにも影響を与え、体が歪んでしまうのです。
胃腸に負担がかかりやすい
前歯の歯並びが悪いと、食べ物をうまく噛むこと(咀嚼)ができません。特に前歯は、食べ物を噛み切る役割があり、機能しないと食べ物が大きいまま胃腸に運ばれてしまいます。そのため、胃腸に負担がかかって胃もたれや消化不良を起こす原因に。前歯の歯並びが悪いと口まわりだけでなく、全身にも影響を与えてしまうのです。

前歯だけの部分矯正は、できる例とできない例があります。
ここでは、前歯だけの矯正治療で治せる歯並びと治せない歯並びの例を紹介していきます。
ただし、例外もありますので確実な診断はクリニックを受診してドクターに診断してもらいましょう。
前歯だけの矯正ができる歯並び | 前歯だけの矯正ができない歯並び |
---|---|
・軽度の凸凹 | ・重度の凸凹 |
前歯だけの矯正ができる例
前歯だけの矯正ができる例は以下の症例です。
軽度の凸凹
軽度の出っ歯
すきっ歯
軽度の反対咬合
後戻り
前歯だけの部分矯正は、動かす範囲が前歯のみに限定されます。
そのため、前歯の移動で完結できる軽度の歯並び・不正咬合(悪い噛み合わせ)でしか適応されないことが多いです。
前歯だけに範囲が限定されるので、治療期間が短期間、費用も全体矯正と比較して低価格・発音に支障がないなどのメリットがあります。
しかし、中には部分矯正の適応と診断されても、前歯だけでは歯を動かすスペースが不足している場合があります。
このようなケースでは、歯を少し削って歯を並べるスペースを確保する「ディスキング」と呼ばれる方法でスペースを確保する場合が多いです。
歯を削る量は、髪の毛数本分なので歯の健康に支障はありません。
前歯だけの矯正ができない例
前歯だけの矯正ができない例は以下の通りです。
重度の凸凹
骨格に問題がある
歯周病や歯根破折など動かしたい歯に問題がある
開咬(オープンバイト)
前歯だけの部分矯正は歯を動かす範囲が前歯だけに限定されます。
そのため、たとえ前歯の歯並びの乱れや見た目のみ整えたい場合でも、前歯の移動だけでは改善されない重度の歯並びの乱れや、骨格から治す必要がある場合、抜歯が必要な症例は適応外に。
このような前歯の移動のみで解決できない場合は、全体矯正の適応となるでしょう。
また、重度の歯周病や歯根破折している歯は矯正で動かすと、抜歯のリスクが高くなるので歯科矯正の適応外となります。
前歯だけの部分矯正は、前歯のみ移動させて整える治療法なので、噛み合わせも一緒に治したい方や、奥歯から完璧な歯並びにしたい方には不向きな治療法と言えるでしょう。
部分矯正ができる例・できない例については以下の記事も参考にしてください。

部分矯正ができない例とは?できる範囲・向かない人も解説
部分だけ矯正するメリット・デメリット
部分矯正を検討している方にとって、部分矯正のメリット・デメリットは確認しておきたいポイントなのではないでしょうか?
ここでは、部分矯正のメリット・デメリットを紹介していきます。
部分矯正のメリット | 部分矯正のデメリット |
---|---|
・値段が安い | ・噛み合わせは改善できない |
メリット
値段が安い
治療期間が短い
発音などへの影響が少ない
部分矯正は、全体矯正と比較して費用が安く、治療期間が短期間であることがメリットです。
高額な費用や治療期間の長さから歯科矯正を諦めている方も、前歯だけの部分矯正を選択すれば、短期間で安価に歯並びを整えられるでしょう。
部分矯正で歯並びが整うことで、口元のコンプレックスが解消され自信にもつながります。
また、矯正治療中に起こりやすい発音のしにくさや違和感などのトラブルも、部分矯正なら全体矯正と比較して矯正範囲が限られるので影響が少ないでしょう。
デメリット
噛み合わせは改善できない
重度の歯並びの乱れには適応できない
歯を削る場合がある
部分矯正は、歯を移動させる範囲が前歯に限られているので希望してもできない場合があります。
噛み合わせから整えたい方や重度の歯並びの乱れがある方は、部分矯正では適応外となるでしょう。
なお、部分矯正の適応になっても症例によってはディスキングをおこなう場合があります。
ディスキングは、そのままの状態では歯を並べる十分なスペースがない場合、歯をわずかに削ってスペースを確保する方法。
歯を削る量は一箇所当たり最大0.5mm程度(髪の毛数本分程度)でわずかですが、健康な歯を削ることに抵抗がある方にはデメリットでしょう。
また、表側ワイヤー矯正のデメリットである目立ちやすさは、部分矯正でも同様にあります。
部分矯正のメリット・デメリットについては以下の記事でも詳しく解説しています。

部分矯正のデメリットとは?メリットやどこまで治せるのか解説

部分矯正は、一般的に以下の流れで行います。
カウンセリング
精密診査・診断
契約
治療開始
保定期間
1.カウンセリング
カウンセリングは、歯並びや噛み合わせの悩みを相談したり、部分矯正に関する説明を受けたりする機会のこと です。「自分の歯並びは部分矯正で治せるのか?」「治療期間や費用はどのくらいかかるのか?」といった疑問を解消するために行われます。
お口の中の状態を確認してからカウンセリングを行うことがほとんどなので、この段階で部分矯正が適応になるのかを判断してもらえることも。ただし、正確な診断や治療方針、詳しい治療期間・費用は精密検査を受ける必要があります。
2.精密検査・診断
部分矯正を行うことが決まったら、具体的な治療方針を決定するためにお口の中の精密検査を行います。
精密検査の内容は、以下の通りです。
レントゲン撮影
口腔内写真撮影
顔写真撮影
歯型・噛み合わせの採得
これらのデータをもとにドクターが診断を行い、治療計画を立てて治療方針を決定します。
3.契約
精密検査を受けたら、後日2回目のカウンセリングを行います。
この段階で以下の情報が明確になります。
部分矯正の治療可否
具体的な治療内容・手順
抜歯の有無
治療期間・費用、支払い方法
これらの説明を受け、納得したうえで契約に進みます。
4.治療開始
部分矯正は、ワイヤー矯正かマウスピース矯正で行います。それぞれ必要な装置をつけて矯正治療開始です。
矯正治療では、ワイヤー矯正は基本的に月1回、マウスピース矯正は1~3ヶ月に1回を目安に通院します。矯正方法や症例によって治療期間や通院頻度は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
5.保定期間
歯並びが整ったら、保定期間に移行します。保定期間とは、整えた歯並びが矯正前の歯並びに戻らないようにリテーナー(保定装置)を装着する期間のことです。
どの矯正方法も保定装置をつける必要があります。部分矯正できれいに整えた歯並びをキープするためにも、保定期間はリテーナーをしっかり装着しましょう。
部分矯正でどれくらい前歯が整うのか気になる人に向けて、ここではマウスピース矯正「Oh my teeth」の上下前歯の部分矯正プランの症例を紹介します。
それぞれ治療期間・治療総額・来院回数も記載しますので、参考にしてください。
下の前歯のガタガタが改善した症例

総額:33万円 (税込)
期間:2ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
上の前歯のズレが改善した症例

総額:33万円 (税込)
期間:4ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
前歯のすきっ歯が改善した症例

総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

このほかのマウスピース矯正 Oh my teethの症例は こちら からご覧いただけます。

前歯だけの歯科矯正治療には、大きく以下の二つの方法があります。
ワイヤー矯正
マウスピース矯正
また、前歯の見た目を整える治療法としては、補綴治療の一種である「セラミック矯正」もあります。
ここでは、それぞれの治療法を詳しく紹介します。
どの矯正方法が自身のライフスタイルに合っているか特徴をみていきましょう。
ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれるボタンのような装置を歯の表面に付けて、ワイヤーの力で歯を移動させる矯正方法。
歯科矯正といわれて一般的にイメージされるもっともオーソドックスな方法でしょう。
適応範囲が広い特徴があり、マウスピース矯正で適応外といわれた場合でもワイヤー矯正では適応になる場合があります。
ワイヤー矯正のデメリットは「固定式で取り外しができない」「前歯に使用すると矯正装置が目立つ」ことが挙げられます。
費用は上がりますが裏側矯正や審美ブラケット・白いワイヤーなど、目立たないようにする方法もあるので、見た目が気になる方は検討してみましょう。
マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明のマウスピースを使用して歯並びを整える矯正方法。
ワイヤー矯正と比較して適応となる範囲が狭いので、歯並びの状態やドクターの診断次第では適応外になる可能性があります。
マウスピース矯正は、取り外しが可能で自由度が高く、日常生活での負担が軽いことが特徴。
ただし、自由度は高いですが「1日20時間以上装着する」などの自己管理が必要になるので、ドクターの指示に従って使用することがポイントです。
代表的なマウスピース矯正には「インビザライン」というものがあります。インビザラインの部分矯正について詳しくは、以下の記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

インビザラインの部分矯正とは?適応症例から費用まで徹底解説
セラミック矯正

セラミック矯正は歯科矯正ではなく、セラミック治療を複数本おこなった際の名称。
セラミック治療は、歯の色や形・歯のサイズを変えることが可能です。
そのため、複数本まとめてセラミック治療を行えば歯並びも整えることができます。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように歯を動かす治療法ではないので、装置を付ける必要がなく治療期間も1ヶ月〜2ヶ月と短い点が特徴です。
また、矯正治療後のトラブルである後戻りもありません。
ただし、健康な歯を削る必要があるので、歯を削ることに抵抗がある方にとって大きなデメリットになるでしょう。
部分矯正にかかる費用の目安は矯正方法により変わります。
以下の表は、種類別で部分矯正にかかる費用の目安をまとめたものです。(※セラミック矯正は歯科矯正治療ではありませんが、歯並びの見た目を部分的に整える治療法として紹介しています)
| 全体矯正 | 部分矯正 | 通院頻度 |
---|---|---|---|
ワイヤー矯正(表側) | 1〜3年程度 | 2ヶ月〜1年程度 | 1ヶ月に1回 |
ワイヤー矯正(裏側) | 2〜3年程度 | 5ヶ月〜1年程度 | 1ヶ月に1回 |
マウスピース矯正 | 1〜3年程度 | 2ヶ月〜1年程度 | 1〜3ヶ月に1回 |
セラミック矯正 | - | 1ヶ月〜2ヶ月 | - |
費用は選択する矯正の種類やクリニックによって異なりますが、部分矯正は全体矯正の半分程度の費用で受けられる場合が多いです。また、ワイヤー矯正は金属製のブラケットを使用すると費用を抑えられますが、ジルコニアやセラミックなどの白いブラケットを使用すると費用は高くなる傾向があります。
部分矯正にかかる費用と期間の目安は矯正方法により変わります。
以下の表は、種類別で部分矯正にかかる期間、通院頻度の目安をまとめたものです。(※セラミック矯正は歯科矯正治療ではありませんが、歯並びの見た目を部分的に整える治療法として紹介しています)
| 全体矯正 | 部分矯正 | 通院頻度 |
---|---|---|---|
ワイヤー矯正(表側) | 1〜3年程度 | 2ヶ月〜1年程度 | 1ヶ月に1回 |
ワイヤー矯正(裏側) | 2〜3年程度 | 5ヶ月〜1年程度 | 1ヶ月に1回 |
マウスピース矯正 | 1〜3年程度 | 2ヶ月〜1年程度 | 1〜3ヶ月に1回 |
セラミック矯正 | - | 1ヶ月〜2ヶ月 | - |
奥歯から歯並び・噛み合わせを整える全体矯正は、1年〜3年の期間がかかるのが一般的です。
一方、前歯だけの部分矯正は、動かす範囲が前歯のみと限定されているので、短い期間で完了できます。
セラミック矯正に関しては、歯を動かす歯科矯正ではないので更に短い治療期間で完了します。

部分矯正の値段はいくら?前歯のみ・1本のみ治したい人必見

前歯だけのマウスピース矯正の期間や値段を解説【歯科医師監修】
質問サイトや掲示板サイトを閲覧していると、歯科矯正の情報も多く掲載されています。
中には「前歯の歯並びは自分で矯正できる」と記載されているサイトも存在します。
「軽度の出っ歯は割り箸を噛んだり指で押したりしたら治る」といった体験談が記載されていることもありますが、医学的根拠が乏しく信用性に欠ける場合が多いです。
インターネットの情報を信用して専門知識のないまま行うと、歯茎や口の周りの筋肉を痛める・歯が欠けるなどのリスクがあるので行わないようにしましょう。
インターネットの情報を鵜呑みにせず、前歯の歯並びが気になる方は、クリニックに相談して適切な治療法を提案してもらうことをおすすめします。
自分で矯正する危険性については以下の記事でも詳しく解説しています。

歯並びを自力で矯正するのは危険!市販マウスピースの注意点も解説

「前歯だけ、気になる1本だけを短期間に・リーズナブルに歯並びを整えたい」と考えている方にとって部分矯正は有効な手段といえるでしょう。
ただし、歯を動かす範囲が前歯だけに限られているので、重度の歯並びの乱れや骨格から治療する必要がある症例は、部分矯正では治療できません。
噛み合わせも整えたい・奥歯もあわせて完璧な歯並びを手に入れたい場合も部分矯正は不向きな治療になります。
前歯だけの部分矯正は、できる症例が限定されているので部分矯正に興味がある方は自身の歯並びが適応かクリニックを受診して確認してみましょう。
実際に部分矯正をした人のまとめは以下の記事をご覧ください。

部分矯正やってみたいけど実際どうなの?体験談や画像も紹介

「気になる前歯だけでも短期間でなおしたい」とお考えなら、マウスピース矯正 Oh my teethをご検討ください。
Oh my teethの上下前歯の部分矯正プランは33万円。治療期間は平均3ヶ月です。
さらに矯正をはじめるための諸経費(初診料、歯型スキャン、レントゲン)は無料。治療期間に関わらず、料金は一律です。
まずはお気軽に無料診断へお越しください。