【種類別】ホワイトニングの値段相場は?平均費用や安い手軽な方法も紹介
「ホワイトニングの値段相場は?」「種類別の平均的な料金は?」とホワイトニングの値段が気になっている方に向けて、本記事ではホームホワイトニングやオフィスホワイトニングなどの相場費用をご紹介します。歯医者のホワイトニング料金はなぜ高いのか、保険適用は可能かについても解説するため、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの値段は歯医者によって差があり、「値段相場はどのくらい?」「平均的な料金を知りたい」と思う方は少なくありません。
そこで本記事では、ホワイトニングにかかる種類別の値段相場をご紹介します。予定よりも高額な費用にならないためにも、歯医者のホワイトニングが高額な理由や値段を決めるポイントも併せてチェックしていきましょう。
「歯のホワイトニングをしてみたいけどどれくらいの値段なの?」
「オフィスホワイトニングやホームホワイトニングがあるけど、コスパがいいのは結局どれ?」
こう考えている方は必見です。

ホワイトニングの値段相場は、その種類によって異なります。
なぜなら、ホワイトニングの種類によって使用する機械や薬剤、さらに施術を行う場所が異なるからです。
ホワイトニングには、以下の方法があります。
ホームホワイトニング
オフィスホワイトニング
デュアルホワイトニング
セルフホワイトニング
各値段相場について見てみましょう。
※本記事でご紹介するホワイトニングの値段相場は、単発的にかかる大まかな費用です。およその費用をわかりやすく伝えることを目的にしているため、あくまでも参考程度にとどめてください。実際の費用は、歯科医院の料金設定などによって変動します。施術を受ける前に、料金に含まれる内容を必ず確認することをおすすめします。
ホームホワイトニング:20,000〜40,000円程度

値段相場:20,000〜40,000円程度
ホームホワイトニングとは、ドクターのサポートを受けながら、自宅で施術するホワイトニング方法のことです。手頃な料金でできることと、白さが比較的持続(1年ほど)する点に特徴があります。
そのため、「歯を白くしたいが忙しくて通院が難しい」「比較的安めの値段でホワイトニングを行いたい」といった方におすすめの方法です。
この方法は、最初に歯科クリニックでカウンセリングや歯の状態のチェックを受け、ホワイトニング用のマウスピースを作成してもらいます。
そして、自分で薬剤を塗布したマウスピースを装着(1日1~2時間が目安)して、ケアしていきます。
ホームホワイトニングにかかる費用の内訳は
マウスピースの製作費:10,000~30,000円程度
薬剤費(7日分):5,000~10,000円程度
です。
マウスピースの中には、1,000円以下で市販されているものもありますが、破れやすいなど品質に問題のあるものが多いため、ここでは除外しています。

ホームホワイトニングの値段の相場は?ほかのホワイトニングとの比較も
オフィスホワイトニング:20,000円〜50,000円程度

値段相場:20,000円〜50,000円程度
オフィスホワイトニングとは、ドクターまたは歯科衛生士が施術するホワイトニングのことです。
医療機関のみで使用可能な薬剤や機械を使い、理想の白い歯を目指します。1回の施術で歯が白くなったと効果を感じる人もいるほど即効性が高く、「結婚式の前など短期間で歯を白くしたい」「歯科医院で医師に施術してほしい」という人に向いています。
オフィスホワイトニングの値段相場には、施術に必要な費用(薬剤代や照射代など)が含まれています。
そのため、オフィスホワイトニングの値段は、
歯科医院の料金設定
使用する機械の種類
使用する薬剤の種類
などによって変動します。
追加料金として考えられる費用には、以下のものがあります。
診察料虫歯や歯周病の治療費
クリーニング料金(タバコのヤニや歯石など、ホワイトニング前に取り除く必要がある場合に実施されます)
追加で施術したい歯の料金・コーティング料金(汚れがつきやすいホワイトニング直後の歯に施します)
ただし、歯科医院によっては、診察料やクリーニング料金が基本料金に含まれている場合もあります。
オフィスホワイトニングを利用する場合は、費用の内訳を事前に確認することを忘れないようにしましょう。

オフィスホワイトニングとは?特徴やメリット・デメリットを解説
デュアルホワイトニング:50,000~80,000円程度

値段相場:50,000~80,000円程度
デュアルホワイトニングとは簡単に言うと、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法のことです。
歯科クリニックなどで施術を受けた後、自宅でマウスピースを使ったホワイトニングを行います。
ほかの方法よりもコストは高めですが、2種類の方法を併用することで、
歯の色を、限界値の白に変えられる可能性がある
施術後歯の色が戻りにくい
などの効果が期待できます。
そのため、「早く歯を白くできるなら料金は高くてもよい」「できるだけ色戻りを避けられるならお金をかけたい」などといった人に向いています。
デュアルホワイトニングの値段相場は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの施術に必要な費用を組み合わせるイメージです。
その内訳は、
歯科クリニックでの施術費
マウスピース製作費
薬剤費(2週間~1ヶ月分)
です。

デュアルホワイトニングとは?効果からデメリットまで徹底解説
セルフホワイトニング:500~5,000円程度

セルフホワイトニングとは、自分で歯をケアするホワイトニング方法のことです。
セルフホワイトニングには2種類のケア方法があり、値段相場はそれぞれ異なります。
値段相場
自宅:500~5,000円程度
サロン:2,000~5,000円程度
自宅 | ホワイトニングサロン | |
---|---|---|
どんな方法 | 市販のホワイトニンググッズを使用してケア | サロンへ通院し自分専用のライトを照射してケア |
使用する道具は? | ・歯のマニキュア | ・LED照射 |
値段相場は? | ホワイトニンググッズの購入代500円〜5,000円程度 | 1回の通院につき2,000円〜5,000円程度 |
自宅・サロンとどちらでも行え、歯科医院に通う必要がないので手軽にでき、費用も他のホワイトニングに比べると安いです。
そのため、「安く手軽に歯の着色汚れを落としたい」「歯科医院に通わずにホワイトニングを行いたい」という人に向いています。

前のセクションで紹介した4種類のホワイトニングの相場を見てもらえばわかるように、歯科クリニックで受けるホワイトニング(ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニング)は、セルフホワイトニングと比較するとコストが高いです。
この理由は、使用する薬剤の種類や濃度に違いがあり、効果にも差があるからです。歯の漂白効果について次で詳しく見ていきましょう。

歯医者のホワイトニングの効果・値段は?サロンとの違いやおすすめの選び方を解説
セルフホワイトニングでは「歯の漂白」ができない
クリニックで施術するホワイトニングと自分で行うセルフホワイトニングの最も大きな違いとしては、歯そのものを白くする効果があるかどうかです。
歯科クリニックで行うホワイトニングでは、漂白作用のある過酸化水素が主成分となった薬剤を使用できるため、歯そのものを白くできます。一方、ホワイトニングサロンや自宅でホワイトニンググッズを使って行うセルフホワイトニングでは、漂白作用のある薬剤は使えません。
セルフホワイトニングはあくまでも歯の表面に付着した汚れを落とし、歯本来の白さに近づける目的で行うものなのです。
そのためもともと歯が黄色がかっている場合、セルフホワイトニングではそれ以上の白さを目指すことはできません。
ホワイトニング方法は料金の安さだけでなく、このような効果の面にも注目して選ぶことが大切です。

以下は、歯が理想の白さに近づき、その状態をキープするために必要な総費用の項目をまとめた料金表です。
薬剤費 | 理想の白さに近づくまでの期間の目安 | メンテナンス費用(1年間) | |
---|---|---|---|
ホームホワイトニング | 5,000円〜10,000円 | 1〜3ヶ月 | 5,000円〜20,000円 |
オフィスホワイトニング | 500円〜4,000円 | 1回/1〜2週×3〜5回 | 20,000円〜70,000円 |
デュアルホワイトニング | 5,000円〜10,000円+500〜4,000円 | 1〜3ヶ月 | 25,000円〜80,000円 |
セルフホワイトニング | 500円〜5,000円(自宅) | 数週間〜数ヶ月(自宅) | 48,000〜120,000円 |
※価格はあくまでも目安です。オフィスホワイトニングは、上下12本で5,000円というように、セット価格を設定しているところもあります。その場合は、1本あたりで計算するよりも薬剤費は安くなります。
ホワイトニングの値段相場は、単発的な費用を把握するときに便利ですが、値段相場=ホワイトニングの総費用ではありませんので注意しましょう。
なぜ総費用は値段相場と異なるかと言うと、ホワイトニングの効果が現れるのには個人差がある上、希望する白さの程度も人によって違いがあるからです。
ホワイトニングの総費用は
使用する薬剤の種類
使用する薬剤の濃度
使用期間(理想の白さを目指すまでの目安となる期間)
メンテナンス費用
によって決まります。
それぞれの項目について見てみましょう。
- ホワイトニング薬剤の種類

ホワイトニングに必ずと言ってよいほど使用されるのが、専用の薬剤です。ホワイトニングの開始から終わりまで使い続ける薬剤は、ホワイトニングの総費用に大きく影響します。
使用する薬剤の種類によって価格は異なるため、ホワイトニングの期間が長くなれば、その分薬剤費もかかることになります。
ホワイトニング薬剤は、目的別に
歯の汚れを落とす薬剤(二酸化チタン・ポリリン酸・メタリン酸など)
歯を漂白する薬剤(過酸化水素・過酸化尿素など)
の2種類に分けられます。
歯の表面についた汚れを落とす薬剤と比べて、歯のエナメル質を漂白する薬剤は、高額になる傾向にあります。
たとえば、オフィスホワイトニングで歯を漂白する薬剤を使った場合、歯1本あたりの料金は、1,000~4,000円ほどです。
一方、ポリリン酸を使ったホワイトニングでは、歯1本あたりの料金は約500円と、料金は大きく異なります。
また、歯のエナメル質を漂白する薬剤は歯科医師の診療と処方を受けないと使えません。
- ホワイトニング薬剤の濃度
ホワイトニングに使われる薬剤の濃度は、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングで異なります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングで使用される薬剤の主成分は過酸化尿素です。濃度は10%~35%で歯への負担や白さの程度にあわせて、濃度を使い分けています。
過酸化尿素は「尿素」と「過酸化水素」に分解され、10%の過酸化尿素は「過酸化水素」としては3%となります。この濃度は歯科医師が判断して処方するので、自分で勝手に濃度を決めることはできません。
ホームホワイトニング薬剤の料金は歯科医院によって異なりますが、一般的に濃度が高くなればなるほど、費用も高くなる傾向があります。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングで使用される薬剤の主成分は過酸化水素で、濃度は23%〜35%程度です。ホームホワイトニングと比較すると、かなり過酸化水素の濃度が高いことがわかります。
オフィスホワイトニングの薬剤は35%の過酸化水素が元々多かったですが、比較的低濃度の23%の過酸化水素が近年は主流です。
ホームホワイトニング用の薬剤とは異なり、濃度が高いほど価格が高くなることはありません。
濃度が高い方がいいの?
たしかに、高い濃度の薬剤を使用するオフィスホワイトニングのほうが、歯が白くなるのにかかる期間は短いです。
しかし、濃度が高いと以下のようなデメリットもあります。
持続時間が短く色が後戻りがしやすい
歯質への刺激が大きく歯がしみる痛みが生じやすい
どれくらいの濃度を使用するのかは、メリット・デメリットの説明を歯科医師に受けてから、決めるようにしましょう。

ホワイトニングに危険性はある?リスクや副作用・避けるべき人を解説
- 期間

ホワイトニングをするなら、理想の白さに近づくまで続けたいですよね。
しかし、理想の白さには個人差がありますし、白くしようとすればするほど、ホワイトニングの期間は長くなり、コストがかかります。
理想の白さに近づくまでの期間は、ホワイトニングの種類によって異なります。
およその目安は、以下の通りです。
ホームホワイトニング:1~3ヶ月
オフィスホワイトニング: 1回/1〜2週×3~5回
デュアルホワイトニング:1〜3ヶ月
セルフホワイトニング:自宅は数週間~数ヶ月、サロンは1回/週×3~4回
値段相場を参考に計算すると、期間中にかかるおよその費用は以下のようになります。
ホームホワイトニング:20,000~40,000円程度
オフィスホワイトニング: 約20,000~50,000円程度
デュアルホワイトニング:約50,000~80,000円程度
セルフホワイトニング:自宅は約1,500~30,000円程度(500~5,000円の商品を、6週間~6ヶ月間使用した場合)、サロンは約6,000~20,000円程度
- メンテナンス費用
ホワイトニングで歯が白くなるのはうれしいことですよね。しかし、何もしないで放っておくと、歯は再び汚れて輝きを失います。
白い歯をキープしたいなら、メンテナンスは不可欠。つまり、メンテナンス費用も総費用を決める重要な要因なのです。
メンテナンス費用は、白さがどのくらい持続するかによって異なります。
およその持続期間は、以下の通りです。
ホームホワイトニング:6ヶ月~1年間
オフィスホワイトニング: 3ヶ月間~1年間
デュアルホワイトニング:1~2年間
セルフホワイトニングは、使用するホワイトニンググッズによって持続期間が大きく異なるため、持続期間の目安を出すことは難しいです。
例えば、歯のマニキュアは数時間~1日で元の色に戻ってしまいますし、ホワイトニングサロンでLED照射した場合、効果は2~3週間ほど継続する場合もあります。
各ホワイトニング方法の継続期間を参考に、1年あたりのメンテナンス費用を次のように算出してみました。
ホームホワイトニング:5,000~20,000円程度
オフィスホワイトニング:20,000~70,000円程度
デュアルホワイトニング:25,000~80,000円程度
セルフホワイトニング(月に2回の割合でサロンを利用した場合):48,000~120,000円程度
白い歯をキープするためには、ホワイトニングだけでなく、歯の定期的なクリーニングも欠かせません。
クリーニング料金の相場(自由診療)は、5,000~20,000円程度です。
利用する場合は、上記の費用に上乗せされることになります。

残念ながら、ホワイトニングには保険がききません。そもそもホワイトニングの料金に幅があるのは、ホワイトニングが自由診療だからです。
歯に関する診療で保険がきくのは、歯の機能を取り戻すために行われるもの。ホワイトニングは審美性(見た目の美しさ)を高める目的の施術であるため、保険診療ではありません。
そのためホワイトニングの料金は各クリニックによって自由に決められます。冒頭で紹介したように相場はあるものの、場合によっては大きく料金に差があるケースもあるため、「なぜその料金設定なのか」を各自で調べる必要があります。
たとえばオフィスホワイトニングやホームホワイトニングは、クリニックで導入しているホワイトニングシステムの種類によっても料金相場が異なります。以下の記事ではオフィスホワイトニングで主に使用されるホワイトニングシステム(ブライトホワイトニングやズームホワイトニングなど)と、その効果の目安や費用相場を紹介しています。ホワイトニングの料金比較の参考にしてください。

オフィスホワイトニングとは?特徴やメリット・デメリットを解説

オフィスホワイトニングは即効性はありますが、コストが高くかかるのがネックです。またセルフホワイトニングはそもそも歯の色が黄色がかっている人は、満足のいく効果は得られないかもしれません。
そこで提案したいのが、クリニックで処方された薬剤を使用して、じっくり自宅でホワイトニングができるホームホワイトニングです。ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングのように高い料金がかからず、安めの費用で効果を感じやすいため、「そこまで効果を急がないけど、着実に歯を白くしていきたい」という方におすすめの方法です。
ホームホワイトニングは即効性はオフィスホワイトニングに劣るものの、持続性が高いというメリットがあります。Oh my teeth Whiteningなら、最低0回の通院*で診療~開始、痛みが出た場合などのアフターケアまで、オンラインで簡単に行うことができます。また、通院の手間もないため、忙しい方でも手軽に始められます。
*マウスピースをお持ちの場合。
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たとえば、ホワイトニング中に痛みが出た場合は、知覚過敏抑制剤の使用など痛みの対処法について相談が可能です。
自宅でホワイトニングを考えているなら、まずは無料のオンライン診療で歯科医師に相談してみませんか?Oh my teethはみなさんのお口の悩みが改善されることを切に願っています。
Have a nice teeth!
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