ホワイトニングに危険性はある?リスクや副作用・避けるべき人を解説
「ホワイトニングって危険性はないの?」
「歯がしみると聞いたけど、それって歯によくないのでは?」
こう考えていませんか?
本記事ではホワイトニングで使用する薬剤に配合される、過酸化水素・過酸化尿素・酸化チタン・窒素といった成分の危険性や、考えられるリスクと副作用を解説。
国内で市販されている歯のマニキュアや、海外製のホワイトニングシートなど各アイテムの注意点も解説します。本記事を読めば、薬剤の成分の違いについてわかり、歯科医院や自宅でのホワイトニングを安全に行えますよ。
目次
- ホワイトニングに危険性はある?
- クリニックで正しく処方される薬剤は問題ない
- ホワイトニング剤の成分とその危険性
- 過酸化水素
- 過酸化尿素
- 酸化チタン
- 窒素
- 自宅で行うセルフホワイトニングは安全?
- 歯のマニキュア
- ホワイトニングスポンジ
- ホワイトニングを避けるべき・注意すべき人
- 無カタラーゼ症の人
- 光線過敏症(日光アレルギー)の人
- 歯の形成過程の子供
- 妊娠・授乳中の人
- ホワイトニングを注意すべき人
- ホワイトニングのリスク・副作用
- 歯の表面が荒れる
- 歯がしみる
- 色ムラになる
- 色戻りが起こる
- 白くなりにくい歯がある
- 海外製のホワイトニングアイテムは要注意?
- 海外製のホワイトニングシート
- 濃度・成分が不明確なホワイトニング
- 安全性の高いホワイトニングをリーズナブルに行う方法
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ホワイトニングには多少なりとも危険性があります。なぜなら歯を白くするには薬剤を使用しなければならず、その薬剤の成分の作用にはリスクをともなうものがあるからです。
そもそもホワイトニングに使われるホワイトニングジェルには、以下のような成分が含まれます。
過酸化水素
過酸化尿素
酸化チタン
窒素
これらの成分についての危険性について詳しくは、後ほど詳しく紹介します。
クリニックで正しく処方される薬剤は問題ない
上記で紹介した成分を含んでいても、ドクターの指示のもと適切な濃度で処方・使用されるホワイトニングジェルは問題ありません。
ただしそもそもホワイトニングを避けるべき人もいます。ホワイトニングを行うと危険性のある人や、避けるべき人について詳しくは後ほど紹介しますので、参考にしてください。
ホワイトニング剤に含まれる成分には以下のようなものがあります。それぞれの危険性についても紹介しますので参考にしてください。
過酸化水素
主にオフィスホワイトニング(歯科クリニックで施術を受けるホワイトニング)で使われる成分で、漂白作用によって歯を白くします。
オフィスホワイトニングの薬剤では、過酸化水素35%以下の濃度のものが一般的で、安全性が考えられた濃度になっています。ただし歯以外の部分、たとえば皮膚や歯茎などに薬剤が付着すると炎症の原因になるため、取り扱いは慎重に行う必要があります。
そのため国内では、過酸化水素が配合されたホワイトニングジェルや歯磨き粉は市販されていません。歯を漂白できる濃度の過酸化水素が配合されたホワイトニングジェルの取り扱うには、歯科医師免許が必要です。
過酸化尿素
主にホームホワイトニング(歯科クリニックで処方してもらった薬剤を使った、自宅で行えるホワイトニング)の薬剤に含まれる成分です。
ホームホワイトニングの薬剤には、10%濃度の過酸化尿素が配合されているのが一般的です。過酸化水素よりも歯を白くする作用の即効性は劣りますが、時間をかけて白くしていく分、白さが長続きしやすい特徴があります。
過酸化尿素は水分に触れるとすぐに分解される性質を持つため、過酸化水素よりも危険性が低い成分と言えます。そのため自身で薬剤を取り扱う必要があるホームホワイトニングの薬剤の成分として採用されています。
酸化チタン
酸化チタンは、ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングの薬剤の成分として配合されることが多いです。
ここまで紹介した過酸化水素・過酸化尿素には漂白作用があるのに対し、酸化チタンには漂白作用はありません。酸化チタンが含まれる薬剤によるホワイトニングは、光触媒作用を用いたものです。
そのため酸化チタン配合ジェルによるホワイトニングは、歯に付着した汚れを落とし、歯本来の白さに近づける目的で行われます(オフィスホワイトニングジェルに過酸化水素とともに配合されるケースもある)。
酸 化チタンが配合されるホワイトニングジェルでは歯そのものを漂白することはできませんが、その分安全性は高いです。そのため市販の歯磨き粉などにも配合されている成分です。
窒素
酸化チタン同様、ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングのジェルに配合されることが多い成分です。また、オフィスホワイトニングの効果を上げるため、薬剤の中に酸化チタンとともに配合されることもあります。
窒素は酸化チタンと同様、触媒作用によって歯の汚れの除去します。窒素の濃度が高すぎると体への悪影響が考えられますが、ホワイトニング剤にそれほど高い濃度で窒素が配合されることはありません。
自宅で行うホワイトニングにはホームホワイトニングがありますが、それ以外にも市販のアイテムを使用したホワイトニングがあります。このようなホワイトニングには危険性はあるのでしょうか。
歯のマニキュア
歯のマニキュアとは、歯の表面に塗料を塗って歯を白く見せるもの。クリニックでのホワイトニングが受けられない人や、安く気軽に歯を白く見せたい人に選ばれているセルフホワイトニング方法です。
歯のマニキュアはドラッグストアでも購入できるもので、危険性が少ない成分で作られています。ただしクリニックで行うホワイトニングのような歯の漂白作用はなく、塗料はブラッシングで落ちてしまいます。
そのため色ムラが発生しやすく、マニキュアが残った部分には着色汚れや歯垢が溜まりやすい点に注意すべきでしょう。また誤って唇や歯茎に付着すると、なかなか落とせないこともあります。