ホワイトニングの頻度の理想は?効果を持続させる間隔を解説
歯のホワイトニングのおすすめの頻度は、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング ・セルフホワイトニングといった種類ごとに異なります。なぜならそれぞれ効果の持続期間の目安が異なるからです。
本記事ではホワイトニングの種類別に、適切な実施頻度や回数、効果を持続させるための方法を紹介します。この記事を読めば、あなたが検討しているホワイトニングで理想の歯の色になるためには何回やらないといけないのか、どれくらいの頻度で実施する必要があるのかがわかりますよ。
目次
- ホワイトニングの種類や効果の持続期間
- セルフホワイトニング:数時間〜3週間
- ホームホワイトニング:6ヶ月~1年間
- オフィスホワイトニング:3ヶ月~1年間
- デュアルホワイトニング:1~2年間
- 【種類別】ホワイトニングのおすすめ頻度・回数
- サロンでのセルフホワイトニング:1回/2週間
- ホームホワイトニング:1回/1週間
- オフィスホワイトニング:1回/1~3ヶ月
- デュアルホワイトニング:1回/1年
- 注意事項:最初のホワイトニングでは元の色に戻りやすい
- ホワイトニングの効果を持続させる方法
- 色の濃い飲食物に注意する
- 禁煙する
- 飲食前に水を飲む
- 飲食後にうがいやブラッシングをする
- コーティング作用のあるアイテムを使う
- 定期的にクリーニングを受ける
- ホワイトニングで目標とする歯の白さを決める方法
- 自然で美しい白さを目指すならA1
- ホワイトニングの注意点
- 虫歯や歯周病がある場合は治療が優先
- ホワイトニングができない歯もある
- 痛みが出たら頻度を下げる
- ホワイトニングの通院頻度を減らすには?
- 自宅でできるホームホワイトニング Oh my teeth Whitening
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ホワイトニングを行う適切な頻度を知るには、ホワイトニングの種類別の特徴や、どれくらいもつのか持続期間を知る必要があります。なぜなら行うホワイトニングは種類によって、作用する箇所や効果の持続期間が異なるからです。
ここでは4種類のホワイトニング方法別に、それぞれの特徴や効果の持続期間を紹介します。
種類 | 特徴 | 効果の持続期間(目安) |
---|---|---|
セルフホワイトニング | 自宅やホワイトニングサロンで自分でホワイトニングする方法。歯の汚れを除去し本来の白さに近づける。 | セルフホワイトニンググッズはアイテムによって異なる。ホワイトニングサロンは2〜3週間。 |
ホームホワイトニング | クリニックで処方された漂白作用のあるホワイトニング薬剤で自宅でホワイトニングを行う。オフィスホワイトニングよりも即効性は劣るが持続性がある。 | 6ヶ月~1年間 |
オフィスホワイトニング | クリニックでホワイトニングの施術を受ける。漂白作用のある薬剤を歯に塗布し、特殊なライトを照射する。即効性が高いが色戻りしやすい。 | 3ヶ月~1年間 |
デュアルホワイトニング | ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法。持続性と即効性を兼ね備え芸能人レベルの白さを目指せるが、費用が高い。 | 1~2年間 |
セルフホワイトニング:数時間〜3週間
自宅やホワイトニングサロンでホワイトニングする方法です。セルフホワイトニングは歯の汚れを除去し本来の白さに近づける目的で行われるもの。そのため本来の歯の色よりも白くすることはできません。
セルフホワイトニングの効果の持続期間(目安)は次の通りです。
自宅でホワイトニンググッズを使用する場合:使用するアイテムによって異なる(歯のマニキュアなどは数時間〜1日)
ホワイトニングサロンで行う場合:2〜3週間
ホームホワイトニング:6ヶ月~1年間
クリニックで処方されたホワイトニング薬剤で、自宅でホワイトニングを行う方法です。マウスピースにホワイトニングジェルを注入し、1〜2時間装着して歯を白くしていきます。
次で紹介するオフィスホワイトニングよりも即効性は劣りま すが、効果が長続きしやすい方法です。
ホームホワイトニングの効果の持続期間(目安)は6か月~1年間です。
ホームホワイトニングの症例
以下はホームホワイトニング「 Oh my teeth Whitening」の症例です。1ヶ月の効果がどれくらいなのかを知りたい方は参考にしてください。
ホームホワイトニングの効果や持続させる方法に関しては、下記の記事もあわせて参考にしてください。
ホームホワイトニングの効果はいつ現れる?白さを持続させる3つの方法
オフィスホワイトニング:3ヶ月~1年間
クリニックでホワイトニングの施術を受ける方法です。薬剤を歯に塗布し、特殊なライトを照射することで漂白作用を促します。
即効性が高く1回の施術で効果が実感しやすいですが、ホームホワイトニングよりも色戻りがしやすいです。
オフィスホワイトニングの効果の持続期間(目安)は3か月~1年間です。
デュアルホワイトニング:1~2年間
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法です。双方のメリットである持続性と即効性を兼ね備えた方法で、芸能人レベルの白さを目指したい人におすすめです。
2種類のホワイトニングを並行する方 法のため、コストが大きくなります。効果の持続期間(目安)は1~2年間です。
以下の記事では今回紹介したホワイトニングの種類別に、概要・期間・費用・効果などを表でまとめています。あわせて参考にしてください。
ホワイトニング種類別に期間・費用・効果を徹底解説!比較表も紹介
白く美しい歯を保つには、以下の頻度・回数でホワイトニングを行うのがおすすめです。
自宅でセルフホワイトニンググッズを使用する方法は、使用アイテムによっておすすめの頻度はさまざまです。
そのため今回はサロンでのセルフホワイトニング・ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングの4つに絞って、おすすめの頻度・回数を紹介します。
種類 | 効果が出るまでの頻度・回数 | 効果を持続させるための頻度・回数 |
---|---|---|
サロンでのセルフホワイトニング | 1回/週×3~4回 | 1回/2週間 |
ホームホワイトニング | 毎日2週間継続 | 1回/1週間 |
オフィスホワイトニング | 1回/1~2週×3~4回 | 1回/1~3ヶ月 |
デュアルホワイトニング | (ホームホワイトニング1~4週間+オフィスホワイトニング)×3~5回 | 1回/1年 |
サロンでのセルフホワイトニング:1回/2週間
サロンでのセルフホワイトニングの場合、週に1回の頻度で3、4回繰り返すと効果が実感できると言われています。また効果を持続させるためには、サロンにもよりますが、2週間に1回程度の間隔で継続するとよいでしょう。
歯医者のホワイトニングのほうがいい4つの理由!効果・値段やサロンとの違いを解説
ホームホワイトニング:1回/1週間
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比較すると即効性は劣ります。そのためホームホワイトニングで早く効果が実感したいのであれば、最初のうちは毎日ホワイトニングを行ってみましょう。
あくまでも目安ですが、ホームホワイトニングをスタートすると2週間ほどで白くなっていくのを実感できます。その後、白さを保ち続けるためには、少なくとも1週間に1度の頻度でホームホワイトニングを行うのがおすすめです。
オフィスホワイトニング:1回/1~3ヶ月
オフィスホワイトニングはホームホワイトニングよりも即効性があり、1回の施術でも効果を実感しやすいです。効果が出るまでに通う頻度には個人差はありますが、最初は1〜2週間に1回の間隔で、3〜5回繰り返すといいでしょう。
オフィスホワイトニングで白くなった歯をしっかりキープしていきたいのであれば、1〜3ヶ月に1回の頻度で通うのがおすすめです。
デュアルホワイトニング:1回/1年
デュアルホワイトニングにおけるホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを行う頻度は、目指したい歯の色やクリニックによって異なります。
おすすめなのは、ホームホワイトニングを1〜4週間行ったのち、オフィスホワイトニングを行う方法です。これを繰り返していくと効率的に理想の白さに近づき、芸能人レベルの白さを目指すことも可能です。
※今回紹介したホワイトニングのおすすめ頻度は、あくまでも目安です。実際にホワイトニングを行う場合は、ドクターの推奨する頻度を守りましょう。
注意事項:最初のホワイトニングでは元の色に戻りやすい
健康的な歯には必ず見られるものですが、ホワイトニングで歯を白くした後は、元の色に戻ろうとする力が働きます。特に最初のオフィスホワイトニングは、この力が強い傾向です。
ただしホームホワイトニングで色戻りを防ぐことで、2回目以降のオフィスホワイトニングの効果をより高めることができます。
デュアルホワイトニングは、色戻りをしにくいという点でも最も効果の高いホワイトニング方法と言えるでしょう。
ホワイトニングにはコストがかかるため「なるべく行う頻度・回数を下げたい」と思う人も多いでしょう。ホワイトニングの頻度・回数を下げるには、ホワイトニング後の白さをキープさせる習慣を身につけることが大切です。
ここでは、ホワイトニングの効果をできるだけ持続させる方法について紹介します。
色の濃い飲食物に注意する
ホワイトニング後は色の濃い飲食物に注意し、歯への着色を防ぎましょう。たとえば以下のような飲食物に気をつけなければなりません。
色の濃い飲み物:コーヒー・紅茶・ウーロン茶・赤ワイン・ぶどうジュース
色の濃い調味料・食べ物:カレー・醤油・ケチャップ・ソース・チョコレート
以下の記事ではホワイトニング後に避けるべき食事や、ホワイトニングの効果を持続するためにおすすめの料理レシピなども紹介します。あわせて参考にしてくださいね。
ホワイトニング後の食事制限はいつまで?食べていいものを紹介
禁煙する
ホワイトニングの効果を持続させるためには、やはり禁煙するの がおすすめ。タバコのヤニにはニコチンやタールといった歯の黄ばみの要因が含まれ、歯に固着するとブラッシングではなかなか落とせません。
以下の記事ではタバコ以外の歯の黄ばみの要因を紹介しています。あわせて参考にしてください。
歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説
飲食前に水を飲む
歯の表面が乾燥していると、飲食物の色素が着色しやすくなります。特に色の濃い飲食物を口に入れるときは、その前に水を含んで歯の表面を湿らせましょう。
飲食後にうがいやブラッシングをする
食事による歯の着色汚れを防ぐためには、汚れが定着してしまう前に除去するのが大切。毎食後丁寧にブラッシングをしたり、ブラッシングする暇がないときはうがいだけでもしたりしましょう。
コーティング作用のあるアイテムを使う
毎食後の歯磨きにコーティング作用のある成分が含まれたものを使用すると、歯の表面をツルツルに保て、着色汚れを防ぐことができます。たとえば以下のような成分に着目して歯磨き粉などを選んでみましょう。
DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(PCA)
カオチン化セルロース(ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド)
以下の記事では、ホワイトニング歯磨き粉をはじめとしたセルフホワイトニンググッズを紹介しています。あわせて参考にしてくださいね。
気軽に自宅で!セルフホワイトニングの賢い 選び方【おすすめ7選】
定期的にクリーニングを受ける
自宅でのブラッシングを丁寧に行っていても、どうしても歯の汚れは残ってしまいます。そこで大切になるのが、クリニックでのクリーニング。歯科クリニックでは専用の機械を使って、歯の汚れをきれいに除去してもらえます。
歯ブラシでは届かない歯と歯の間や、歯と歯茎の間の汚れなども除去してもらえ、着色汚れだけでなく虫歯や歯周病の予防にもなります。定期的に歯科クリニックのクリーニングを受け、きれいで健康的な歯を保ちましょう。
ホワイトニングでどのくらい白くしたいかによって、かかる頻度や期間は異なります。
歯の白さの具体的な指標として一般的に利用されているのが、16段階の明るさを示したVITA社のシェードガイド(歯の色見本)です。
赤茶系をA、赤黄系をB、灰色系をC、赤灰色系をDと、4つのグループ(同じアルファベットでは数字が少ない方が明るい)に分類されています。