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ホワイトニング
最終更新日:2023年10月10日

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

歯の黄ばみは、原因を知ることで効果的なホワイトニング方法がわかります。この記事では歯の黄ばみの原因や予防法を解説。自宅でのセルフホワイトニングと歯医者で行うホワイトニングとの違いも紹介しますので、参考にしてください。

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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

「歯の黄ばみをホワイトニングで白くしたい」
「歯医者でのホワイトニング以外で歯を白くすることはできる?」
「できれば市販のホワイトニング歯磨き粉などで安く済ませたいんだけど……」

こう考えていませんか?

この記事では歯の黄ばみの原因や、黄ばみを防ぐ方法、ホワイトニングで白くする方法を解説。自宅で市販のホワイトニンググッズ使用したホワイトニングと、歯医者で行うホワイトニングとの違いも紹介します。

自分の歯の黄ばみに合ったホワイトニング方法が知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

歯の黄ばみの原因は主に6つある

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

歯の黄ばみは大きく2種類に分けられます。それは内部要因と外部要因です。

  • 内部要因:加齢・抗生物質など

  • 外部要因:飲食物・タバコ・歯垢・歯石・虫歯など

加齢

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

そもそも歯は外側からエナメル質・象牙質という層で構成されています。そしてエナメル質は半透明で、象牙質は乳白色。つまり象牙質はもともと黄色っぽい色をしているのです。

このうち、エナメル質は加齢とともに徐々にすり減っていきます。するとエナメル質の層が薄くなり、内側にある象牙質の乳白色が目立つように。その結果歯が黄ばんで見えるようになるのです。

抗生物質

これはいわゆる「テトラサイクリン歯」のこと。テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質の影響で変色した歯のことを指します。重度のテトラサイクリン歯の場合、歯は灰色がかった色に変色しています。

テトラサイクリン系抗生物質とはかつて日本の風邪薬シロップに使われていたもので、多量摂取すると歯の色が変色する副作用を持ちます。そのため妊婦・授乳中の母親・歯の形成期(0〜12歳ごろ)にある子どもは避けるべきとされています。

飲食物

ここからは歯の黄ばみの外部要因について説明します。まずは飲食物による歯の黄ばみについてです。

歯の黄ばみが気になる人であれば「ステイン」をすでにご存知の方も多いのでは? ステインとは歯の着色汚れのこと。飲食物に含まれる色素(タンニンなどのポリフェノール)が、歯の表面を覆っている「ペリクル」に付着し、ステインとなります。

たとえば以下のような飲食物は、ステインの元となります。

  • 色の濃い飲み物:コーヒー・紅茶・ウーロン茶・赤ワイン・ぶどうジュース

  • 色の濃い調味料・食べ物:カレー・醤油・ケチャップ・ソース・チョコレート

タバコ

飲食物とあわせて気をつけるべきなのがタバコです。タバコのヤニで歯が黄ばんでしまうことは、すでにご存知の方も多いでしょう。

タバコのヤニに含まれるニコチン・タールは、変色すると唾液中のカルシウムなどと化学反応を起こし、歯の表面に固着してしまいます。これが喫煙による歯の黄ばみの原因です。

歯垢・歯石

口腔内が清潔に保たれていないと、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着してしまいます。歯垢は黄色っぽいため、付着したままだと歯が黄ばんで見える原因に。

歯垢の段階であればブラッシングで落とすことができます。しかし歯垢が唾液中のリンやカルシウムなどと反応し石灰化すると、硬い歯石になってしまいます。

歯石は表面がザラザラしており、さらに歯垢がつきやすく、着色もしやすい特徴があります。そのため歯の黄ばみの原因になりやすいのです。

歯石は硬いかたまりなので、クリニックで専用の器具を使用しないと除去できません

虫歯

虫歯は進行すると黒っぽくなりますが、虫歯の手前の状態が歯の黄ばみを目立たせる原因になっていることがあります。

そもそも虫歯は、エナメル質のミネラル成分が虫歯の原因菌が産生する酸によって溶け出し(脱灰)進行します。この脱灰が起きると、歯からミネラル成分が溶け出し、歯の表面が凸凹した状態に。

歯の表面が凸凹していると、外部からの光を乱反射させ、透明感が失われる原因になります。その結果歯本来の輝きを失い、黄ばみが目立ちやすくなることも。

また、初期の虫歯はチョークを歯の表面につけたように白く見えることも。これを「ホワイトスポット」と言います。進行すると黒っぽい虫歯となってしまうため、この段階で歯の再石灰化(歯の表面から失われたミネラル成分を取り戻す現象)を促せるよう、口腔内を清潔に保ったり、クリニックでのクリーニングを受けたりする必要があります。

▶︎ホワイトニングは虫歯があってもできる?治療後に施術する際の注意点も解説

歯の黄ばみが人に与える印象

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

歯科タウンが実施した調査によると、8割の人が「他人の歯の色が気になる」と回答しています。その理由としては、以下のような意見がありました。

・目に入るから(多数)
・白い方が清潔感があるから(多数)
・自分が気にしている部分は相手のも気になる(多数)
・歯の見た目で印象が変わるから(多数)
・綺麗だったら羨ましいと思う(20代 女性)
・笑った顔が素敵なのに歯が黄色いと少し引く(30代 女性)
・黄色いと臭そうだから(20代 男性)
・歯が大事だと思っているため(30代 男性)

出典元: 歯の色で第一印象が変わる?実はみんなが気にしている歯の黄ばみ 歯科タウン意識調査

また、同調査の「他人の歯の色で印象が変わったことはありますか?」という質問に対しては、49.5%の人が「歯が白くて素敵だなと思ったことがある」と回答。

さらに、以下のような回答もありました。

歯が黄ばんでいてもったいないと思ったことがある(24.9%)

歯が黄ばんでいてだらしがないと思ったことがある(12.7%)

歯があまりにも黄ばんでいて嫌悪感を抱いたことがある(11.9%)

出典元: 歯の色で第一印象が変わる?実はみんなが気にしている歯の黄ばみ 歯科タウン意識調査

つまり、歯の黄ばみは清潔感に大きな影響を与えると考えられ、だらしない印象や嫌悪感さえも与えるリスクがあることがわかりました。

逆に歯の黄ばみを取り除き白い歯を手に入れると、清潔感がアップし、初対面の人への印象もよくできると考えられるでしょう。

歯の黄ばみを防ぐ方法

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

歯の黄ばみの要因のうち、外部要因による黄ばみは普段からの意識や歯のお手入れで防ぐことができます。

歯の表面をツルツルに保つ

歯の表面をツルツルに保っていると、黄ばみの原因となる色素が付着するのを防げます。そのため普段のブラッシングを丁寧に行い、歯の表面をできる限りツルツルに保てていれば、色の濃い飲食物を口にしても、すぐに歯の着色が進むことはありません。

歯の表面をツルツルに保ち、歯の黄ばみを防ぐには、以下のような成分が含まれたセルフケアアイテムを使用してみましょう。

【着色汚れを除去する成分】

  • ポリリン酸ナトリウム

  • マクロゴール400

  • ピロリン酸ナトリウム

【歯の表面をコーティングする成分】

  • DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(PCA)

  • カオチン化セルロース(ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド)

▶︎ホワイトニング歯磨き粉は効果ある?市販品のおすすめの選び方を紹介!

飲食前に水を飲む

歯の表面が乾燥していると、飲食物の色素が付着しやすくなります。そのため飲食前に水を飲むと、歯の表面を濡らすことができ、着色をある程度は防ぐことができるでしょう。

飲食後にうがいやブラッシングをする

とくに色の濃い飲食物を口にしたあとは、ブラッシングによって口の中の汚れをきれいにしましょう。ブラッシングができないときは、うがいをするだけでも一定の効果は見込めます。

また、ブラッシングを行う際は、歯ブラシ以外のアイテムを使用することも大切。ネバネバした歯垢は歯と歯の間に蓄積しやすく、そのまま放置されると黄ばみだけでなく虫歯の原因にもなります。

歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどを使用して、歯のすみずみまできれいに磨けるようにしましょう。

定期的にクリーニングを受ける

普段から気をつけてブラッシングをしていても、どうしてもお口の中に汚れは残ってしまうもの。そこで重要になるのが、クリニックでの定期的なクリーニングです。

クリニックでは「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」という、プロによる歯のクリーニングを受けられます。普段のブラッシングでは取れない硬い歯石も、このクリーニングでは専用の器具によって除去できます。

また、PMTCでは市販の歯ブラシでは届かない歯と歯茎の間の汚れも専用の器具できれいにできます。さらに仕上げには高濃度のフッ素塗布を行い、虫歯に強い歯に導くことができます。

歯のホワイトニング方法

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

すでに黄ばんでしまった歯は、以下のような方法でホワイトニングできます。それぞれのホワイトニング方法の特徴をメリット・デメリットとあわせて紹介するので、違いを比較しながら参考にしてください。

市販のホワイトニンググッズを使用する

市販のホワイトニンググッズを購入し、自宅でセルフケアを行う方法です。市販のホワイトニンググッズには、以下のようなものがあります。

  • ホワイトニング用歯磨き粉・ジェル・パウダー

  • ホワイトニング用マウスウォッシュ

  • 歯の消しゴム

  • 歯のマニキュア

  • LEDを使用したアイテム

  • ホワイトニングシート

セルフホワイトニンググッズについては、以下の記事でも紹介しているので参考にしてください。

▶︎セルフホワイトニンググッズ7選!家でできるホワイトニングは効果ある?

市販のホワイトニンググッズを使用するメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 値段が安く気軽にできる

  • 自宅で自分のタイミングでできる

【デメリット】

  • 本来の歯の色よりも白くすることはできない

  • 長期間蓄積された着色汚れへの効果は低い

市販のホワイトニンググッズを使用するメリットは、初期コストが低く済む点や、自宅で気軽にスタートできる点です。

しかしこのようなホワイトニンググッズは歯の表面に付着した汚れを浮かせて落とす目的で使用するもの。そのため加齢による歯の黄ばみや象牙質の変色には対応できません。

ホワイトニングサロンに通う

エステサロンで自分でホワイトニングを行う方法です。エステサロンで自分でジェルを塗布し、ライトを照射してホワイトニングします。

エステサロンでのセルフホワイトニングのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 自分で行うため気軽にできる

  • 1回あたりの値段が安価

【デメリット】

  • 本来の歯の色よりも白くすることはできない

  • 定期的に通うとコストがかさむ

エステサロンに通うことにはなりますが、自分で行うため気軽にでき、クリニックで行うオフィスホワイトニングやクリニックで処方された薬剤を使用するホームホワイトニングよりも、1回あたりの値段は安価です。

一方、市販のホワイトニンググッズ同様、表面に付着した汚れを落とす目的で行われるホワイトニング方法のため、本来の歯の色よりも白くすることはできません。また、エステサロンにもよりますが、頻度は1〜2週間に1回が理想的とされており、1年間のメンテナンス費用を考えると意外と高額になるケースもあります。

各種ホワイトニング方法のメンテナンス費用については、以下の記事でも紹介しています。あわせて参考にしてください。

▶︎歯のホワイトニングの値段はいくら?料金相場やコスパのよい方法を紹介

クリニックでクリーニングを受ける

歯垢や歯石が原因で歯が黄ばんで見えている場合、クリニックでのクリーニングを受けるだけでも十分効果が見込めます。普段のブラッシングでは取りきれない歯の汚れを、プロの手によってスッキリさせられます。

クリニックでクリーニングを受けるメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 保険適用で受けられることがある(予防目的のクリーニングやPMTCは自費)

  • 虫歯・歯周病予防になる

【デメリット】

  • 本来の歯の色よりも白くすることはできない

こちらも歯の表面に付着した汚れを除去する目的で行われるものなので、本来の歯の色以上に白く見せることはできません。ただし虫歯・歯周病予防になるため、定期的なクリーニングが口腔内を健康に保ち、歯の黄ばみの予防にもつながるでしょう。

クリニックで処方された薬剤を自宅で使う(ホームホワイトニング)

ここから紹介するのは、歯の漂白作用があるホワイトニング方法です。1つ目はホームホワイトニング。歯科クリニックで診察を受け、ホワイトニング薬剤を処方してもらい、マウスピースに薬剤を注入・装着し、自宅でホワイトニングを行う方法です。

ホームホワイトニングのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 本来の歯の色よりも白くできる

  • オフィスホワイトニングよりも値段が安い

  • 自宅で自分のタイミングでできる

  • 色戻りがしにくい

【デメリット】

  • 自分で行うのが面倒

  • 慣れが必要

  • 効果が出るまでのスピードがオフィスホワイトニングよりも劣る

詳しくは以下の記事もあわせて参考にしてください。

▶︎マウスピースを使うホームホワイトニングとは?長所短所を解説

クリニックでホワイトニングを受ける(オフィスホワイトニング)

歯の漂白作用を持つホワイトニング方法としては、オフィスホワイトニングもあります。オフィスホワイトニングはクリニックで施術を受ける方法で、薬剤を歯に塗布し、特殊な光などを照射し漂白作用を促します。

オフィスホワイトニングのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 本来の歯の色よりも白くできる

  • 即効性がある

  • クリニックに通うだけでできる

【デメリット】

  • ホームホワイトニングよりも値段が高い

  • 通うのが面倒

  • ホームホワイトニングよりも色戻りしやすい

  • 知覚過敏のリスクが高め

詳しくは以下の記事もあわせて参考にしてください。

▶︎ オフィスホワイトニングとは?特徴やメリット・デメリットを解説

デュアルホワイトニング(オフィス+ホーム)

ここまで紹介したホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた「デュアルホワイトニング」という方法もあります。よりホワイトニング効果を実感したい、効果を持続させたいと考えている方におすすめの方法です。

デュアルホワイトニングのメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • 本来の歯の色よりも白くできる

  • 即効性と持続性を兼ね備えている

  • 芸能人レベルの歯の白さを目指せる

【デメリット】

  • 値段が高い

  • 通院と自分で行う手間がかかる

  • 知覚過敏のリスクが高め

詳しくは以下の記事もあわせて参考にしてください。

▶︎ デュアルホワイトニングとは?特徴やメリット・デメリットも解説

市販品のホワイトニングの注意点

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

市販品で行う歯のセルフホワイトニングは、手軽にできるメリットがあるでしょう。しかしホワイトニング歯磨き粉、歯の消しゴム、歯のマニキュアなどを使用してセルフホワイトニングを行う際は、以下のようなことに注意しなければなりません。

研磨剤の有無を確認する

歯の着色汚れを除去するためには研磨剤が必要と思う方も多いかもしれません。しかし研磨剤は歯の表面や歯茎にダメージを与えるリスクもあるため、あまりおすすめできません。また研磨剤によって歯の表面が削れると、かえって着色しやすくなることもあります。

そのためホワイトニング用の歯磨き粉を選ぶ際は、低研磨もしくは研磨剤不使用のものがおすすめ。とくに研磨剤配合の歯磨き粉を電動歯ブラシにつけて使用するのは避けるべきでしょう。

「重曹磨き」はやめよう

「重曹で歯を磨くと歯が白くなる」と聞いたことはありませんか? しかし歯磨きに重曹を使用するのは危険なのでやめましょう。

重曹の研磨効果によって歯が削れたり、ナトリウム過剰摂取になったりするリスクがあります。

すぐに効果がなくなることも

市販のホワイトニンググッズの中には「歯のマニキュア」と呼ばれるものがあります。歯のマニキュア自体はクリニックでも行えますが、市販のグッズを使用する場合は、ブラッシングで落ちてしまうため効果が長続きしません。

市販の歯のマニキュアを使用すると、ブラッシングなどによって一部だけマニキュア部分が落ち、色ムラになり、かえって見た目を損なう可能性も。あくまでも一時的に歯を白く見せる目的の商品であることを理解しておきましょう。

海外通販サイトに要注意

まれに個人輸入したホワイトニングアイテムを使用してトラブルになるケースがあります。国内では医療機関でしか取り扱えない成分が配合されたアイテムが、海外通販サイトでは流通しているケースがあるためです。

万が一オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで使用する薬剤に含まれる過酸化水素や過酸化尿素が含まれている商品を購入してしまった場合は、自己判断で使用するのはやめましょう。

歯の黄ばみに効果的なホワイトニングとは

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

ここまで紹介してきたように、自宅でホワイトニンググッズを用いたり、ホワイトニングサロンに通ったりして行うホワイトニングは、歯の表面に付着した汚れによる歯の黄ばみには効果が見込めます。しかし長期間付着して硬くなってしまった歯の汚れへの効果は低く、内部要因による歯の黄ばみへの効果は見込めません。

固着してしまった歯の着色汚れや、歯の外部要因や内部要因にも一定の効果が見込めるのは、ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングです。内部要因のうち、抗生物質による重度の歯の黄ばみは白くなりにくいですが、加齢による歯の黄ばみには効果が見込めます。

以下の記事ではホワイトニングの仕組みや、クリニックでのホワイトニング効果が高い理由などを解説していますので、あわせて参考にしてください。

▶︎ホワイトニングの仕組みを解説!クリニックでの施術が効果的な理由も紹介

歯科医院でもホワイトニングできないことがある?

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

クリニックで施術を受けるホワイトニングは効果が高いと言われています。しかしその中でも、以下のようなケースではホワイトニング効果が出にくかったり、そもそもホワイトニングができなかったりします。

ホワイトニング効果が出ないor出にくい歯がある

以下のようなケースでは、クリニックでのホワイトニングでも効果が出なかったり、効果が出にくかったりします。

  • 詰め物・被せ物・人工歯

  • テトラサイクリン歯

  • 歯の神経の治療を受けた歯

  • フッ素コーティングしている歯

  • 着色汚れがひどい・歯垢がこびりついている歯

重度のテトラサイクリン歯は、ホワイトニング効果が見込めません。代替手段としてはラミネートベニア(歯を薄く削って薄いセラミックを貼りつける)や歯のマニキュア(クリニックで行う場合、歯科用プラスチックを歯の表面に塗る)などがあります。

また、歯の神経の治療を受けた歯は、通常のホワイトニングによって黄ばみを改善するのが難しいです。代替手段としては、歯の内部にホワイトニング薬剤を注入するインターナルブリーチやウォーキングブリーチがあります。

フッ素コーティングをしている歯は、コーティングによってホワイトニング剤の浸透が阻害されてしまいます。着色汚れや歯垢が表面にこびりついている場合も、ホワイトニング剤の浸透が妨げられ、ホワイトニング効果が低くなってしまいます。

ホワイトニングを避けるべき人がいる

そもそもクリニックでのホワイトニングを避けるべき人もいます。それは以下のような人です。

  • 15歳未満の人

  • 妊娠中・授乳中の人

  • 無カタラーゼ症の人(ホワイトニング剤にアレルギーがある人)

歯の黄ばみの種類を知って適切なホワイトニングを

歯の黄ばみの6大原因!ホワイトニング方法や予防法を解説 

「歯の黄ばみ」と一口にいっても種類があり、種類に応じた対応が必要です。あなたも自分の歯の黄ばみの要因がわかれば、適切なホワイトニング方法がわかり、歯を白く美しく保ことにつながるでしょう。

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