部分矯正で出っ歯は治る?できない例・費用目安も解説
出っ歯を部分矯正で治すことは可能です。
しかし「自分の出っ歯は部分矯正できる?できない?」「実際に治った症例を見てみたいな...」「費用はどれくらいだろう...」など心配がつきまとうことも事実。
そんなあなたのために本記事では、実際に治った出っ歯の症例、出っ歯の部分矯正できる例・部分矯正できない例を詳しく解説します。
そのほかにも部分矯正の種類とそれぞれの費用目安、メリット・デメリットについても紹介するので、後悔なくあなたにあった矯正ができますよ!
目次
- 出っ歯の部分矯正ができる例・できない例
- 部分矯正で治せる出っ歯の特徴は?
- 部分矯正で治せない出っ歯の特徴は?
- あなたの出っ歯は部分矯正できる?
- 部分矯正で出っ歯が治った症例を4つ紹介
- 症例1 治療期間2ヶ月・治療総額33万円
- 症例2 治療治療期間3ヶ月・治療総額33万円
- 症例3 治療期間4ヶ月・治療総額33万円
- 症例4 治療期間4ヶ月・治療総額33万円
- 部分矯正できない場合【全体矯正】となることもある
- 部分矯正で出っ歯を治す4つの 方法
- ①表側矯正(ワイヤー矯正)
- ②裏側矯正(ワイヤー矯正)
- ③マウスピース矯正
- ④セラミック矯正※
- 出っ歯の部分矯正のメリット・デメリット
- 部分矯正のメリット
- デメリット
- 出っ歯の矯正でよくある質問
- 出っ歯は自力でなおせる?
- 出っ歯をなおすと顔つきは変化する?
- 出っ歯の治療は保険適用にならない?
- 自分の出っ歯が部分矯正で治せるか無料相談してみよう
自分にあった矯正方法を判断するには歯科医師の検査・診断 が必須です。
マウスピース矯正 Oh my teethでは、矯正をはじめるための検査・診断を無料で実施しています。無理な勧誘はなく、診断結果はLINEに届くので、自宅でじっくり検討できます。少しでも自分の歯並びや矯正について不安や疑問がある方は、まずはお近くのクリニックでお気軽にご相談ください。
「自分の出っ歯は部分矯正で治せる?」と疑問に思っている方に向けて、ここでは部分矯正で治せるレベルを紹介します。
部分矯正で治せる出っ歯の特徴は?
部分矯正で治せる出っ歯は、その度合いが軽度である場合が一般的。この場合の「軽度」とは、たとえば以下のようなケースです。
歯並びの乱れの原因が骨格にない
噛み合わせが正常
歯と歯が重なり合っている部分が少ない
上記のような条件に当てはまる場合、出っ歯の部分矯正が適応となる可能性があります。
部分矯正で治せない出っ歯の特徴は?
骨格に問題がある
奥歯の噛み合わせに問題がある
一方で「上下のあごのバランスが悪い」など骨格に問題がある場合は、基本的に部分矯正では対応が難しいでしょう。
また、奥歯の噛み合わせに問題がある場合も部分矯正では対応できないことがあります。
ただ、ここで述べたケースはあくまでも目安。出っ歯の状態は一人ひとり異なるからです。
部分矯正で対応できるかどうかは、各種検査を行った上でドクターに診断してもらう必要があります。
【部分矯正】できない例・できる例をイラスト&写真でわかりやすく解説!
あなたの出っ歯は部分矯正できる?
記事でひとりひとりの歯並びについての説明をすることは限界があることも事実です。各種検査を行った上でドクターが診断することで、あなたの出っ歯が部分矯正プラン適合になるかどうかを正しく判断できます。
まずは無料診断にお気軽にお申し込みください。
「自分の出っ歯は部分矯正で治る?」という疑問をお持ちの方に向けて、ここではマウスピース矯正Oh my teethのBasicプランの症例を紹介します。
Basicプランは上下前歯の部分矯正で、矯正期間は平均3か月*。
※マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。治療期間は2020/1~2023/7 Basicプランの平均です(保定期間除く)。
症例1 治療期間2ヶ月・治療総額33万円
総額:33万円 (税込)
期間:2ヶ月
備考:抜歯なし/部分矯正/研磨処置込
症例2 治療治療期間3ヶ月・治療総額33万円
総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:抜歯なし/部分矯正/研磨処置込
症例3 治療期間4ヶ月・治療総額33万円
総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:抜歯なし/部分矯正/研磨処置込
症例4 治療期間4ヶ月・治療総額33万円
総額:33万円 (税込)
期間:4ヶ月
備考:抜歯なし/部分矯正/研磨処置込
部分矯正できない場合【全体矯正】となることもある
以下はOh my teethのProプラン(奥歯からなおす全体矯正)適合と なった出っ歯の症例です。
総額:66万円 (税込)
期間:12ヶ月
備考:抜歯なし/全体矯正/研磨処置込
出っ歯を部分矯正できれいにする方法には、大きくワイヤー矯正(表側・裏側)とマウスピース矯正の2種類あります。
さらに、矯正治療とは異なりますが、出っ歯を削ってセラミッククラウンを被せて見た目を整える、「セラミック矯正」と呼ばれる方法もあります。
①表側矯正(ワイヤー矯正)
「ブラケット」と「ワイヤー」と呼ばれる矯正装置を歯の表面に装 着し、歯を動かす矯正方法です。さまざまな歯並びに対応でき、一般的な矯正方法のため実績が多いメリットがあります。
一方で、歯の表面に装置を装着するため矯正装置が目立ちやすいデメリットもあります。
②裏側矯正(ワイヤー矯正)
ブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着し、歯を動かす矯正方法です。歯の裏側に矯正装置を装着するため、表側矯正よりも目立ちにくいメリットがあります。
一方で、歯の裏側に装置がつくため、舌が装置に当たって発音への影響が出やすいです。また、ブラッシング時に装置を目視しにくいため食べかすが残りや すく、虫歯や歯周病に気をつけなければなりません。
③マウスピース矯正
透明のマウスピース型の矯正装置を装着し、歯を動かしていく矯正方法です。薄く透明に作られた矯正装置を装着するため目立ちにくいメリットがあります。
また、マウスピース矯正は基本的に自分で新しいマウスピースに交換しながら矯正を進められます。そのため、ワイヤー矯正と比べると通院頻度を減らすことができるメリットも。
以下はワイヤー矯正とマウスピース矯正の通院頻度の目安です。
ワイヤー矯正の通院頻度:1ヶ月に1回
マウスピース矯正の通院頻度:1〜3ヶ月に1回
一方で、表側矯正よりも対応できる歯並びが限られる点には注意が必要です。また、矯正装置を取り外せるため、紛失のリスクがあったり、1日20時間以上の装着管理を自身で行う必要があったりします。
マウスピース矯正 Oh my teethでは、毎日届くLINEメッセージに答えるだけで、前日の装着時間を自動でトラックできます。装着時間が足りない場合はアドバイスも行い、ユーザーが無事にマウスピース矯正を完走できるようサポートしています。
④セラミック矯正※
※セラミック矯正は矯正治療ではなく補綴治療です。前歯の並びの見た目を整える方法の一つとして参考にしてください。
セラミック矯正は、ここまで紹介した矯正方法とは異なり、歯を動かさずに見た目を整える方法です。歯を削り、セラミックの被せ物を被せて見た目をきれいにします。
歯を移動する期間を要しないため、歯科矯正とは異なり比較的短期間で終了するメリットがあります。ただし健康な歯を削るデメリットがあります。
「部分矯正は見た目をよくするだけだから全体矯正の方がいい」といった話を聞いたことがありませんか?
確かに部分矯正にはできないこともあり、対応が難しい場合は全体矯正の方が適すると診断されることがあります。部分矯正を受ける前にメリットとデメリット双方を理解し、納得した上で矯正を開始することが大切です。
部分矯正のメリット
部分矯正は全体矯正と比較すると短期間で完了する、矯正費用が安い、抜歯をしないというメリットがあります。
短期間で完了する
部分矯正は全体矯正(奥歯から整える矯正方法)と比較すると短期間で完了します。具体的な目安は以下の通りです。
全体矯正の期間:1〜2年程度
部分矯正の期間:2ヶ月〜1年程度
このため結婚式や子どもの七五三などのイベント前に気になる部分だけ整えたいというニーズにも対応しやすいでしょう。
費用が安い
部分矯正は全体矯正と比べて矯正費用が安く済みます。以下は全体矯正と部分矯正の費用目安です。
全体矯正の費用:60〜170万円程度
部分矯正の費用:10〜70万円程度
それぞれの費用目安に大きな幅があるのは、矯正装置の素材によっても費用目安が異なるためです。基本的に目立ちにくい素材の装置は費用が高くなります。
抜歯をしない
出っ歯の部分矯正は、基本的に抜歯をせずに対応することが多いです。部分矯正が適合されるということは、歯並びの乱れが軽度な場合が多いからです。
抜歯が必要になるのは、歯並びの乱れが大きく「抜歯をしないと歯がきれいに並ばない」とドクター判断した場合です。
「矯正は抜歯が必要と聞いて不安」となっている人にとって、部分矯正は抜歯が不要なケースが一般的である点はメリットと言えるでしょう。
デメリット
部分矯正は全体矯正と比較すると完璧を求める人には向かない、噛み合わせに問題があると適応されない、抜歯の代わりに歯の表面を少しずつ削る処置が必要になることがあります。
完璧を求める人には向かない
出っ歯の部分矯正は、あくまでも「気になる部分を短期間・安価に整えたい」というニーズに応えるもの。そのため「どこから見ても完璧に整えたい」という方には適さない可能性があります。
噛み合わせに問題があると適応されない
歯が前に突出しており、噛み合わせにも不具合が出ている場合、部分矯正で噛み合わせを改善するのは難しいです。
たとえば出っ歯の原因が顎の骨格にある場合、全体矯正でも対応が難しく、外科手術が必要になるケースがあります。
歯の表面を削る処置が必要なことがある
部分矯正では抜歯を行わない代わりに、歯の表面を少し削る処置=IPR(ディスキング・ストリッピング)が必要になるケースがあります。
「歯を削る」と聞くと抵抗感があるかもしれませんが、IPRで削るのは歯の一番外側の「エナメル質」と呼ばれる組織のほんの数ミリ程度(1ヶ所・1回あたり最大0.5mm程度)です。
なお、エナメル 質の厚みは1〜1.5mmですが、個人差があるため歯や歯列の状態にあわせて削る量を調整しながら処置を行うのが一般的です。
これまでの研究結果や論文で、IPRによって虫歯になりやすくなるといった報告はされていません。