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オーラルケア
最終更新日:2026年6月9日

ワイヤー矯正中のフロスの使い方|スーパーフロス・スレッダーの選び方と手順を解説

フロス
「矯正を始めてから、デンタルフロスが急に難しくなった」。こう感じている方は少なくありません。
ブラケットとワイヤーが入ったことで、歯と歯の間への「入り口」がふさがれ、以前のようには使えなくなります。
この記事では、ワイヤー矯正中のフロスの正しい使い方を、必要な道具の選び方から手順まで具体的に解説します
Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

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マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

ワイヤー矯正中にフロスが難しい理由

フロスが使いにくくなる直接の理由は、金属ワイヤーが歯と歯の間の入り口をふさいでいるからです。
通常のフロスは歯と歯の間に上から差し込みますが、ワイヤーがある場合はその下をくぐらせる必要があります。この工程が加わることで、1本1本の歯間をケアするのに時間がかかり、慣れないうちは全体をフロスするのに20〜30分以上かかることも。
ブラケット周辺は食べかすや歯垢(プラーク)が溜まりやすい構造でもあります。装置の凸凹に汚れが引っかかり、通常の歯ブラシだけでは除去しきれない部分が生まれます。

ワイヤー矯正中には、虫歯・歯周病リスクが高まる

ワイヤー矯正中は、口腔内の清掃が難しくなるぶん、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすい状態です。
特に注意が必要なのは、ブラケットと歯の境目、ワイヤーの下、歯と歯の間の3カ所です。
これらの部分に汚れが残り続けると、脱灰(歯の表面が溶けはじめる状態)や歯肉炎が起こりやすくなります。矯正終了後に装置を外したとき、矯正前より虫歯が増えていたというケースもゼロではありません
フロスを怠らずに続けることは、矯正の成果を守るためにも重要です。

矯正中のフロスに使うアイテムの選び方

ワイヤーがある状態では、通常のフロスをそのまま差し込もうとしてもうまくいきません。専用のアイテムを使うことで、ケアの手間と時間を大幅に減らせます。

スーパーフロス

ワイヤー矯正中に最も使いやすいアイテムの一つです。
硬い先端・やわらかいスポンジ・通常のフロスが一体になっており、先端をワイヤーの下にくぐらせやすい設計になっています。
ドラッグストアやネット通販で手に入り、矯正専門クリニックでも補助ケアとして案内されることが多いアイテムです。1本あたりのコストが通常のフロスよりやや高めですが、手軽さを重視する方にはおすすめです。

フロススレッダー

普段使っているフロスをワイヤーの下に通すための補助器具です。針の目のような穴にフロスを通し、ワイヤーの下をくぐらせることができます。
繰り返し使えるタイプが一般的で、手持ちのフロスをそのまま活かしたい方に向いています
スレッダー自体はコスト的に手に入りやすく、好みのフロスを組み合わせて使える点がメリットです。ただし、スーパーフロスに比べると操作に少し慣れが必要です。

ウォーターフロス(ジェットウォッシャー)

水流でブラケット周辺の食物残渣を洗い流すのに有効です。ケア後のすっきり感が高く、モチベーションの維持に役立つという声もあります
ただし、水流だけでは歯と歯の間のプラークを完全には除去できません。単独での使用では不十分なため、スーパーフロスやスレッダーとの組み合わせで使うのが基本です。

スーパーフロスを使ったステップ別の手順

スーパーフロスを使ったフロスの手順を説明します。最初は時間がかかりますが、1〜2週間で手順が体に馴染んできます。

Step 1: 先端(硬い部分)をワイヤーの下に通す

隣り合うブラケットの間にあるワイヤーの下に、先端の硬い部分をゆっくり差し込みます。このとき、ワイヤーに力をかけすぎないように注意してください。
無理に引っ張ると装置が外れる可能性があります。

Step 2: スポンジ部分を歯と歯の間に引き込む

先端をくぐらせたら、続くスポンジ状の部分を歯と歯の間に引き込みます。歯茎のラインまでしっかり届かせることが目標です。

Step 3: 「C」字型に動かして歯面をこする

フロスを歯の側面に沿わせて「C字型」に曲げながら、上下に2〜3回動かします。片方の歯だけでなく、隣の歯の側面も同様にケアしてください。
歯茎の際(ポケット)まで届かせるのがポイントです。

Step 4: すべての歯間で繰り返す

1カ所あたり30秒前後を目安に、全歯間を順番にケアします。奥歯も含めて全部で14〜16カ所あります。
慣れないうちは奥歯から始めると、難しい箇所を先に終わらせられて気持ちが楽になりますよ。

フロスだけでは届かない場所は補助清掃アイテムの活用がおすすめ

フロスはとても重要ですが、ブラケット周辺など、フロスだけでは届きにくい部分があります。補助器具を組み合わせることで、より丁寧なケアができます。

歯間ブラシ

ブラケットの周囲や歯と歯の間の隙間が大きい部分に有効です。サイズ(SS〜Lなど)の選択が重要で、大きすぎると歯茎を傷め、小さすぎるとプラークを取り切れません。
担当の歯科医や歯科衛生士に、自分に合ったサイズを確認してもらうのがおすすめです。

タフトブラシ

1束の毛が集中した小さなブラシです。ブラケット周辺・歯と歯茎の境目・奥歯の裏側など、通常の歯ブラシが届きにくい部分に使います。
矯正中は特に重宝する道具で、通常の歯磨きの後に仕上げとして使うのが一般的です。

よくある質問(FAQ)

ここからは、ワイヤー矯正中のケアについてよくある質問にお答えします。

Q. フロスはどれくらいの頻度でやるべきですか?

毎食後が理想ですが、現実的な目標として「就寝前の1回」を習慣にするところから始めるのがおすすめです。
睡眠中は唾液の分泌が減り、口腔内が乾燥しやすくなるため、就寝前のケアが最も重要です。毎食後が難しい場合でも、夜だけは欠かさないようにしましょう。

Q. ウォーターフロスだけでケアは十分ですか?

ウォーターフロスは食物残渣の除去には有効ですが、歯と歯の間のプラーク(歯垢)を完全に取り除く力は不十分です。
スーパーフロスやスレッダーとの組み合わせが基本で、ウォーターフロス単独の使用は推奨されていません。補助として活用するのが適切な使い方です。

Q. フロスをかけたときにワイヤーが外れることはありますか?

ワイヤーに無理な力を加えると、装置が外れる可能性があります。ワイヤーの下に先端をくぐらせるときは強く引っ張らず、ゆっくり操作してください。
もし装置が外れた場合は、早めに担当の歯科医に連絡してください。

Q. どうしてもフロスができない日はどうすればよいですか?

時間がない日も、1〜2カ所だけでも行う方が、まったく行わないよりも効果的です。完璧を目指して途中でやめてしまうよりも、少しでも続けることを優先してください。
口腔ケアは積み重ねが大切なので、「今日は2カ所だけ」でも習慣を途切れさせないことが重要です。

まとめ

ワイヤー矯正中のフロスは、スーパーフロスやスレッダーを使うことで正しくケアできます。
  • 道具の選び方:スーパーフロスが最も使いやすい。スレッダーは手持ちのフロスを活かしたい方向け。ウォーターフロスは補助として活用
  • 基本手順:先端をワイヤーの下にくぐらせ、C字型に動かして歯面をこする
  • 補助器具:歯間ブラシとタフトブラシをフロスと組み合わせると、ブラケット周辺のケアがより丁寧になる
矯正方法ごとにケアの手間は異なります。「日常のフロスケアのしやすさも含めて、自分に合う矯正方法を確認したい」という方は、Oh my teethの無料診断からお気軽にご相談ください。
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