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最終更新日:2025年7月23日

口ゴボを自力で治す方法はある?セルフケア方法や注意点を解説

口ゴボ ほうれい線 画像②

口元が前に出て見える「口ゴボ」に悩んでいても、「できれば矯正はしたくない」「自力でなんとかならないかな」と考える方は少なくありません。

SNSやネット上では、マッサージやトレーニングなど、さまざまなセルフケアが紹介されていますが、本当に効果があるのか、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、口ゴボを自力で治す方法としてよく挙げられる4つの対処法とその注意点を解説します。

あわせて、医学的に有効な治療法や専門家に相談するメリットについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

口ゴボは自力で治せる?

口ゴボ ほうれい線 画像⑤

骨格や歯並びが原因の口ゴボを完全に自力で治すのは、基本的に不可能です。

「できれば矯正はしたくない」「お金をかけずにどうにかしたい」と考え、自力で口ゴボを治す方法を探している方も多いかもしれません。

しかし、口ゴボは歯や顎の位置に関わる問題であることが多く、医学的なアプローチなしに根本改善することは困難とされています。

とはいえ、むくみの解消や筋肉の使い方を見直すといったセルフケアで「口元の印象を少し和らげる」ことは可能です。

ただし、効果には限界があるため、無理に自己流の方法を続けるのはかえってリスクになる場合もあります。

口ゴボを自力で治す4つの方法と注意点

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インターネットやSNSでは、「口ゴボが自力で治った」という情報や、セルフケアを紹介する動画・記事も多く見られます。中には、実際に試してみた方もいるでしょう かもしれません。

しかし、すべての方法が安全で効果的というわけではありません。

むしろ、誤った方法を続けることで歯並びや顎に悪影響を与えてしまうリスクもあるため、注意が必要です。

ここでは、よく紹介されている4つの方法について、それぞれの目的・効果・注意点をわかりやすく解説します。

①口周りのマッサージ|むくみ解消にはOKでも根本改善はできない

口元の印象をすっきり見せたい場合、フェイスラインや口周りのマッサージによって一時的にむくみを取るのは有効です。

とくに、リンパの流れを促すことで口元のハリが出たり、フェイスラインが引き締まったように見えることがあります。

ただし、マッサージで変わるのはあくまで「筋肉の緊張」や「水分の滞留」によるむくみに限られます。

このため ゆえに、歯並びや骨格が原因の口ゴボを根本から治す効果はありません。

見た目の印象を一時的に整える補助的なケアとしては取り入れてもよいですが、「治療」として過度な期待を持たないよう注意が必要です。

②舌回しトレーニング|口周りの筋トレにはなるが口ゴボ改善はできない

舌を口の中でぐるぐる回す「舌回しトレーニング」は、表情筋や口周りの筋肉を刺激し、たるみ予防や滑舌改善を目的としたトレーニングとして知られています。

継続することで口元の血行が良くなり、輪郭が引き締まったように見えると感じる人もいます。

ただし、舌回しで鍛えられるのはあくまで軟部組織(筋肉)であり、歯や顎の位置には影響を与えません。

そのため、歯並びや骨格が原因の口ゴボを根本的に改善する効果は期待できないのが現実です。

③前歯を押す・壁に顔をつける|歯並びや顎に悪影響のリスクあり

「前歯を指で押す」「壁に顔を押しつけて口元を引っ込める」といった方法が、SNSなどで“自力矯正”として紹介されていることがあります。

しかし、これらの方法は歯や顎に不自然な力を加える行為であり、非常に危険です。

大人の歯や骨格は安定しているため、力を加えても整うことはありません。

それどころか、歯の傾きが悪化したり、顎関節や噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性もあります。

④セルフ骨格矯正|絶対NG!専門知識のない力加減は危険

インターネット上では、「小顔矯正」や「セルフ骨格矯正」といったワードとともに、自分で骨格を動かすような方法が紹介されていることがあります。

しかし、顔の骨格は非常に繊細で、素人が力加減や構造を理解せずに刺激を加えるのは極めて危険です。

誤った方法を続けることで、顎関節のズレや頭痛、噛み合わせの悪化などを引き起こすリスクがあります。

歯並びや噛み合わせ、骨格の問題は、歯科医師などの専門家による診断と治療が必要です。

口ゴボを自力で治すのには限界あり。他の対処法は?

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ここまで紹介したように、マッサージやトレーニングなどのセルフケアは、一時的な見た目の変化や印象を和らげる効果はあるものの、口ゴボを根本的に治すことはできません。

歯並びや骨格が原因となっている口ゴボを治すには、医療的なアプローチが必要です。

ここでは、口ゴボの改善に有効とされている3つの治療法(ワイヤー矯正・マウスピース矯正・外科手術)について簡単にご紹介します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付け、歯を理想的な位置へと少しずつ動かしていく矯正方法です。

前歯の傾きやデコボコ、噛み合わせのズレなど、歯並びが原因で口ゴボになっている場合に広く対応できる治療法として用いられます。

重度の歯並びの悪さや複雑な症例にも対応しやすいのが魅力です。

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マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを定期的に交換しながら歯を少しずつ動かしていく治療法です。

装置が目立ちにくく、取り外しもできるため、周囲に気づかれずに矯正を進めたい方に人気があります。

前歯の傾きなどが原因で起こる軽度〜中等度の口ゴボであれば、マウスピース矯正で改善できる可能性があります。

一方で、歯の重なりが強い場合や抜歯が必要なケースでは対応が難しいこともあるため、事前の診断で適応を確認することが重要です。

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外科手術

口ゴボの原因が歯並びではなく、顎の骨格にある場合には、矯正だけでの改善が難しく、外科手術を伴う治療(外科矯正)が必要になることがあります。

たとえば、上顎の骨が前方に大きく突き出している場合や、上下の顎のバランスに大きなズレがある場合は、骨格そのものを整える手術が必要になるケースもあります。

治療はワイヤー矯正と外科手術を組み合わせるのが一般的で、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや呼吸など機能面の改善にもつながるのが特徴です。

治療内容が大がかりになる分、費用や期間も長くなる傾向がありますが、重度の症例に対しては非常に有効な選択肢といえるでしょう。

口ゴボを治したいなら専門家への相談がおすすめ

「できれば自力でなんとかしたい」と思う方も多い口ゴボですが、歯並びや骨格が関係している以上、セルフケアだけで根本から改善するのは難しいのが現実です。

マッサージやトレーニングなどで一時的に印象を和らげることはあっても、本格的に改善を目指すなら、歯科医師による正確な診断と治療計画が必要不可欠です。

Oh my teethでは、提携クリニックでの無料診断を通じて、口元の状態や治療の必要性を丁寧にチェックしてもらえます。

診断後はオンラインで治療を進められるため、忙しい方でも無理なく継続できる体制が整っているのも大きな特長です。

「本気で治したいけれど、まずは自分の状態を知りたい」という方は、ぜひ一度、無料診断を利用して専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

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