Oh my teeth
マウスピース矯正
最終更新日:2026年1月30日

マウスピース矯正のデメリットとは?後悔しないための注意点を解説

マウスピース矯正 デメリット
この記事のまとめ
マウスピース矯正は「目立ちにくい」「通院回数が少ない」といった理由から選ばれることが多い矯正方法です。
一方で、始めてから「思っていたより大変だった」「こんな制約があるとは知らなかった」と後悔する人がいるのも事実。
ただし、その多くはマウスピース矯正そのものに問題があったのではなく、事前にデメリットや注意点を十分に理解しないまま始めてしまったことが原因です。
この記事では、実際の体験談をもとに、マウスピース矯正でつまずきやすいポイントを具体的に解説し、「自分に合っているかどうか」を判断できる状態を目指します。
ぜひ最後までご覧ください。
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歯科医師

本多宣陽

福岡歯科大学卒業後、九州大学附属病院で研修医を経て、開業医のもと矯正歯科治療を専門に学び数多くの症例に携わる。KOGA ORTHODONTIC PROGRAM -Advance-研修終了。日本矯正歯科学会会員。

【実体験】マウスピース矯正経験者210名が感じたデメリットは?

Oh my teethのマウスピース矯正経験者210名に行ったアンケートで、「最も大変だと感じたデメリットは何か」を調査したところ、以下のような結果が出ました。
【マウスピース矯正のデメリットランキング】
  • 食事や間食のたびの着脱と歯磨き (85名 / 40%)
  • 装着時間を守る自己管理 (41名 / 20%)
  • マウスピース交換直後の痛み (34名 / 16%)
  • 思っていたより滑舌が悪くなった (20名 / 10%)
  • 歯を削った(IPR) (15名 / 7%)
調査概要toggle-arrow
  • 調査方法: LINEアンケート
  • 調査対象: Oh my teethマウスピース矯正の経験者(卒業者)
  • 調査実施期間:2025年9月17日~20日
  • 有効回答数: 210名(男性63名:女性146名)
この結果から、マウスピース矯正のデメリットとは、マウスピース矯正治療そのものにあるわけではないことが分かります。

多くの場合、「事前に知らずに始めたことで、想像とのギャップが生じた」ことが後悔の原因になっているケースが多いです。

実際に後悔した人の声を見ると、「そんなルールがあるとは知らなかった」「生活への影響を深く考えていなかった」といった意見が多く見られます。

ここからは、マウスピース矯正経験者210名が実際に「大変だった」と感じた点を、具体的に見ていきましょう。

1位:食事や間食のたびの着脱と歯磨き

マウスピース矯正では、食事や間食のたびに必ず装置を外し、歯磨きをしてから再装着する必要があります。

たとえば、仕事中にコーヒーを飲む、外出先でお菓子をつまむといった何気ない行動でも、マウスピースを外す→飲食→歯を磨く→装着する、という一連の流れが発生します。
外食が多い人や間食の習慣がある人ほど、「ここまで気を使うとは思わなかった」と感じやすいポイントです。
マウスピース矯正中のポイント💡
出かける際に使うカバンに、マウスウォッシュや小さい歯ブラシを入れておくと便利です。

2位:装着時間を守る自己管理

マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が必須です。つまり、食事・歯磨き以外の時間は基本的に装着している必要があります。
装着時間が不足すると歯が計画通りに動かず、治療期間が延びたり、仕上がりに差が出たりすることがあります。
マウスピース経験者の多くは、「今日は忙しいから外しておこう」「少しくらいなら大丈夫」と思ってしまうようです。
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歯科医師
本多宣陽
1日20~22時間の装着が必要というのは基本的なことなんですが、実際のカウンセリングでは、かなり多くの方がここを認識していない印象を受けます。

マウスピース矯正は装着時間を守らないと歯が動かない治療なので、装着時間の徹底は必須なんです。

3位:マウスピース交換直後の痛み

マウスピースは段階的に交換して歯を動かしていくため、新しいものに替えた直後は歯が押されるような痛みや違和感を感じることがあります。
これは、次の段階の動きに合わせて少しずつ力が加わるためで、多くの場合は数日で落ち着きます。まったく痛みがないと思って始めると、ここでギャップを感じやすいでしょう。
ただし、マウスピース矯正は1週間前後で装置を交換し、弱い力をこまめにかけて歯を動かす仕組みのため、1か月に1回調整を行うワイヤー矯正に比べると痛みが軽い・短期間で収まると感じる人も多いです。
強い痛みが長期間続くケースは少なく、違和感の出方には個人差があるものの、比較的コントロールしやすい点が特徴といえます。

4位:思っていたより滑舌が悪くなった

装着初期は、マウスピースの厚みによってサ行やタ行が話しづらくなることがあります。
日常会話ではすぐ慣れる人が多いものの、接客業や営業職など、話す機会が多い人はストレスに感じやすい点でしょう
数週間で改善するケースがほとんどですが、最初から知っておかないと不安になりやすいデメリットです。

5位:歯を削った(IPR)

歯を並べるスペースを確保するために、歯の側面をわずかに削る処置(IPR)を行うことがあります。
削る量は0.5mm程度で健康への影響はほとんどありませんが、「歯を削る」と聞いて強い抵抗を感じる人も少なくありません。
事前に説明を受けていないと、「聞いていなかった」「怖い」と感じやすいポイントです。
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【重要】マウスピース矯正は全ての人に適応するわけではない

マウスピース矯正は便利な治療方法ですが、すべての歯並びに対応できるわけではありません。歯の重なりが強い場合や、噛み合わせ・骨格に大きなズレがある場合は、ワイヤー矯正のほうが適していることもあります。

それにもかかわらず、本来は適応が難しい症状でも「マウスピースでできる」と提案されるケースがあるのも事実です。

だからこそ、マウスピースでできない症状はきちんと「できない」と伝えてくれる医院を選ぶことが重要で、セカンドオピニオンの意味でも複数の医院で相談するのが推奨されます。

ただし、精密検査には通常30,000円前後(※)の費用がかかることが多く、治療を始める前から金銭的負担がかかってしまうのがネック。

その点、Oh my teethでは精密検査を無料で行っており、マウスピース矯正が適応しない場合は治療を勧めない方針を取っています。

まずは自分の歯並びが本当にマウスピース矯正に向いているのかを、費用の心配なく確認してみませんか?
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マウスピース矯正のメリット5選

ここまでマウスピース矯正のデメリットをお伝えしましたが、もちろんメリットもあります。
同様に、経験者210名に「最も良かったと感じたメリットは何か」を調査した結果がこちらです。
【マウスピース矯正のメリットランキング】
  • 通院回数が少なくて済むこと (105名 / 50%)
  • 装置が透明で目立たないこと (45名 / 21%)
  • 食事の時に取り外せて、食べ物の制限がないこと (23名 / 11%)
マウスピース矯正のメリットとして知られる「目立たないこと」をダブルスコア以上で上回り、実に半数の方が「通院回数が少ない」ことに最も価値を感じていることがわかりました。
この結果を踏まえて、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

①通院回数が少なく、忙しくても続けられる

マウスピース矯正は、治療計画に沿って複数枚のマウスピースをまとめて受け取り、自宅で交換していくのが基本です。
そのため、毎月の細かい調整が必要なワイヤー矯正と比べて通院回数が少なく、仕事や学校が忙しい人でも治療を続けやすいという特徴があります。
特に「頻繁に通院するのが負担」「予定を組みにくい」という人にとっては、大きなメリットです。

②矯正装置が目立ちにくい

マウスピース矯正の最大のメリットは、透明に近いマウスピースを使用するため、矯正治療中であることが周囲に気づかれにくいことです。
ワイヤー矯正では、金属製の装置がどうしても目立ってしまい、特に接客業など人前に出る機会が多い方にとっては大きな悩みでした。
しかし、マウスピース矯正なら、結婚式や入学式などの大切なイベントを控えている場合でも、矯正治療中であることを気にせずに笑顔で特別な日を迎えられるでしょう。

③マウスピースが取り外せて、食事の制限が少ない

マウスピースは食事の際に取り外せるため、ワイヤー矯正のように「硬いものは避ける」「食べ物が装置に詰まる」といった制限がほとんどありません

好きな食事を我慢せずに続けられる点は、長期間の矯正治療において大きなメリットといえます。

ただし、マウスピース装着時は、水以外の飲食は避けるようにしましょう。マウスピースが変色したり、虫歯の原因となる可能性があります。また、食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着してください。

④治療前にシミュレーションでゴールの歯並びが見える

マウスピース矯正では、治療を始める前に「最終的にどんな歯並びになるのか」をシミュレーションで確認できるのが大きな特徴です。

歯型スキャンをもとに、歯がどう動いていくのか、どこがどの程度整うのかを事前に視覚的に把握できます。
ゴールをイメージしたうえで治療を始められるので、納得感を持って矯正に進みやすいでしょう。

⑤自分で歯磨きできて衛生的

マウスピース矯正は装置を取り外して普段どおり歯磨きができるため、ワイヤー矯正に比べて口の中を清潔に保ちやすいのが特徴です。

食事のたびに外せるので食べ物が装置に挟まる心配も少なく、磨き残しが起きにくくなります。
ワイヤー矯正は装置が固定されているため、ブラケットやワイヤーの周囲に汚れが溜まりやすく、歯磨きに手間がかかりがちです。
毎日のケアを無理なく続けたい人にとって、自分でしっかり歯磨きできる点はマウスピース矯正の大きなメリットといえるでしょう。

マウスピース矯正に適している人の特徴

マウスピース矯正は、誰にでも同じように向いている治療法ではありません。
満足度が高くなりやすいのは、治療の特性を理解したうえで、自分の生活スタイルと合っている人です。

歯並びの症状が軽~中程度の人

歯の重なりが軽いケースや部分的な歯並びの乱れであれば、マウスピース矯正で対応できる可能性が高くなります。

一方、骨格に大きなズレがある場合や、重度の噛み合わせ異常がある場合は、ワイヤー矯正の方がおすすめです。
ご自身がマウスピース矯正に適合するかどうかは、必ず精密検査で判断しましょう。
なお、Oh my teethでは、マウスピース矯正で十分な効果が見込めないような症例は無理に矯正を行うことはありません
その場合は、ワイヤー矯正を行っている提携クリニックをご紹介することも可能です。
ご自身の歯並びの状態を知るためにも、まずは無料診断をご予約ください。

装着時間をしっかり守れる・自己管理ができる人

マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が必須となります。

食事や歯磨きの時間以外は、基本的に常に装着している必要があるため、「つけ忘れない」「外したら必ず戻す」といった自己管理が欠かせません

決められたルールを守れる人ほど、歯が計画通りに動き、治療期間や仕上がりに満足しやすくなります。

口腔ケアをしっかりできる人

マウスピース矯正は、毎日長時間マウスピースを装着する治療です。
装着時間が長いぶん、口の中が乾きやすかったり、汚れが残った状態が続いたりすると、虫歯や歯ぐきのトラブルにつながりやすくなります。
また、マウスピース矯正は「計画通りに歯を動かして、次のステップに進む」治療なので、途中で虫歯治療が必要になると、マウスピースの作り直しや装着の中断が発生しやすく、結果として治療が進みにくくなります。
マウスピース矯正を検討している方は、今からでも口腔ケアをする習慣をつけておくとよいでしょう。

マウスピース矯正のデメリットに関するFAQ

最後に、マウスピース矯正のデメリットにまつわるよくある質問をご紹介します。

Q. ワイヤー矯正と比べた、マウスピース矯正特有のデメリットは何ですか?

主に以下の3点です。
  • 自己管理が必須:装着時間を守らないと歯が動きません。
  • 対応症例が限られる:ワイヤー矯正でしか対応できない複雑な歯並びがあります。
  • 奥歯の噛み合わせ:細かい噛み合わせの調整は、ワイヤー矯正の方が得意な場合があります。
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Q. 追加料金がかかるなど、費用のトラブルはありませんか?

トータルフィー制なら基本的に追加料金が発生しません。ただ、マウスピースの紛失・破損による再作成は自己負担になることが多いので、契約前に保証範囲をしっかり確認しましょう。

Q. 痛みがひどくてマウスピース矯正を続けられない、ということはありませんか?

新しいマウスピースに交換後2〜3日が痛みのピークですが、通常は数日で治まります。ワイヤー矯正の調整直後ほどの強い痛みは出にくいと言われています。
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Q. マウスピース矯正は「意味がない」というのは本当?

装着時間を守らないと計画通りに歯が動かず、治療効果が得られない可能性があります。常に装着されているワイヤー矯正と違い、結果が自己管理に大きく左右される点がデメリットです。

マウスピース矯正のデメリットを理解できたらカウンセリングに行ってみよう

マウスピース矯正のデメリットは、ほとんどが事前に理解していれば回避できるものです。

重要なのは、「自分の歯並びがマウスピース矯正に適しているか」「生活スタイル的に装着時間を守れるか」を始める前に確認すること。

後悔のない矯正治療のためにも、まずは信頼できるクリニックを見つけ、カウンセリングを受けてみることから始めましょう。
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