白いワイヤー矯正のデメリットとは?注意点を徹底解説

矯正中の見た目が気になる方に人気の「白いワイヤー矯正」。
金属色のワイヤーに比べて目立ちにくく、口元の印象が自然に見えるのが魅力です。
しかし、メリットばかりではありません。コーティング剥がれや変色、通常のメタルワイヤーよりも高額になるなど、事前に知っておきたい注意点も。
この記事では、白いワイヤー矯正の代表的なデメリットとケアのポイント、さらに他の目立たない矯正方法についても詳しく解説します。

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目次
白いワイヤー矯正は、金属製のワイヤーに白や乳白色の加工を施し、装置を目立ちにくくした矯正方法。
歯やブラケットの色になじみやすく、口元の印象を自然に保てるのが大きなメリットです。
加工の種類には、主に次の2つがあります。
ロジウムコーティング:銀白色の光沢を持つロジウム(金属)で表面をコーティングする方法。変色やサビに強く、色持ちが良いのが特徴
白い塗装:金属ワイヤーの表面に白い塗料を塗り、歯の色になじませる方法
通常のメタルワイヤーと同じく歯の動きをコントロールしやすく、幅広い症例に対応できます。
ただし、塗装やコーティングは長期間の使用で剥がれや変色が起こることもあるため、見た目をきれいに保つには日常のケアが欠かせません。

白いワイヤー矯正には見た目のメリットがある一方で、気をつけたい点もあります。ここでは代表的な5つのデメリットを紹介します。
①コーティング剥がれ・変色
白いワイヤーは、金属の表面に白や乳白色のコーティングを施して目立ちにくくしています。
しかし、飲食やブラッシングを繰り返すうちにコーティングが少しずつ剥がれ、下地の金属色が見えてくることも。
また、コーヒーやカレーなど色の濃い飲食物によってコーティング部分が着色し、最初の白さが保てなくなることもあります。
見た目をきれいに保つには、食事内容や日々のケアに気を配ることが必要です。
②ワイヤーとブラケット間で起こる摩擦で歯の動きが遅くなる
白いワイヤーは、表面のコーティングによって通常のメタルワイヤーよりも摩擦が大きくなる傾向があります。
これは、コーティング素材が金属より滑りにくく、ブラケットを通るときに引っかかりやすくなるためです 。
摩擦が増えると歯の動きがやや遅くなり、症例によっては治療期間が長引く可能性があります。
また、摩擦によってコーティングが削れやすくなる場合もあるため、見た目とスムーズな歯の動きとのバランスを考えることが大切です。
③歯の色とワイヤーの色が合わない場合がある
白いワイヤーは目立ちにくく作られていますが、コーティングの色味はメーカーや種類によって異なります。
そのため、自分の歯の色と完全には一致せず、かえってワイヤーの色が浮いて見える場合も。
特に歯が黄みがかっている場合や、ホワイトニングで白さを強調している場合は差が目立ちやすく、色合わせに工夫が必要です。
④通常のメタルワイヤーより費用が高い
白いワイヤーは見た目を自然にするために特殊なコーティング加工が施されており、その分コストがかかります。
一般的に、同じ矯正内容でもメタルワイヤーより数万円ほど高くなることが多いです。
長期間の治療では費用差も積み重なるため、予算や見た目の優先度を考えて選びましょう。

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⑤着色しやすいためケアが必要
白いワイヤーのコーティング部分は、メタルワイヤーに比べて色を吸着しやすい性質があります。
コーヒーや紅茶、カレーなど色の濃い飲食物を頻繁にとると、少しずつ黄ばみやくすみが目立つケースも。
着色を防ぐには、食後のブラッシングやうがいを習慣づけ、必要に応じてクリーニングを受けることが大切です。

矯正中の見た目を気にする方には、白いワイヤー以外にも目立ちにくい方法があります。
ここでは、代表的な2つの矯正方法を見ていきましょう。
裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正は、歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを装着する方法です。
表からは装置がほとんど見えないため、周囲に気づかれずに矯正を進められます。
ただし、装置が舌に触れることで違和感や発音のしづらさを感じることがあり、慣れるまでに時間がかかる場合も。
費用も表側矯正より高くなる傾向がありますが、見た目を最優先したい方には適した方法です。

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マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の装置を使って歯を少しずつ動かす方法です。
装置は取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすく、見た目も自然なのが特徴。
ただし、装着時間が不足すると予定通りに歯が動かず、治療が長引くことがあります。
そのため、自己管理がしっかりできる人に向いている方法です。

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診断は約30分で、歯型スキャンやカウンセリングを通して、治療方法や費用の目安を確認できます。
白いワイヤー矯正は見た目を自然に保ちながら治療を進められる方法ですが、費用やケアの手間、仕上がりの色味など注意すべき点もあります。
裏側矯正やマウスピース矯正など、他にも目立ちにくい選択肢はあるため、自分の歯並びや生活スタイルに合う方法を選ぶことが大切。
まずは歯科医師に相談し、メリットとデメリットを比較して検討しましょう。

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