歯列矯正とホワイトニングはどっちが先?同時に進めることは可能?
歯列矯正とホワイトニングを検討しているものの、どちらを先に行うべきかわからずに悩んではいませんか。
歯並びと黄ばみの両方を改善する場合、ホワイトニングのタイミングは選択した歯列矯正の方法によって異なります。
当記事では、「歯列矯正とホワイトニングはどっちが先のほうがいい?」と悩んでいる方に向けて、一般的な順番や矯正方法別でのおすすめタイミングを解説します。
「少しでも早く自信の持てる口元になりたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。
Oh my teeth
マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。
目次
歯列矯正とホワイトニングはどちらが先という決まりがないため、自分の判断で優先順位を決めても特に問題ありません。
ただし、優先したほうがいい治療は歯の状態によって異なります。「どちらから先に行えばいいのかわからない」という方は、歯科医師や歯科衛生士に相談してから決めましょう。
「歯列矯正→ホワイトニング」の順番が一般的
歯並びと黄ばみの両方を改善する場合は、歯列矯正を先に行うのが一般的です。なぜなら、歯並びが悪いとホワイトニングを行った際に、色ムラが起こる可能性があるためです。
特に歯と歯が重なっている部分は、ホワイトニングの薬剤が届きにくく、照射器の光も当たりにくいため、理想の仕上がりにならない可能性があります。
ホワイトニングで光を当てるのはなぜ?
歯科クリニックで行うオフィスホワイトニングでは、歯に薬剤を塗った後、LEDなどの特殊な光を当てます。 これは、薬剤に含まれる漂白成分の作用を促すためです。
光照射による化学反応が起こることで、歯の表面の色素が分解されやすくなるため、ホワイトニング効果をさらに実感しやすくなります。
ホワイトニングの仕組みについては以下の記事で詳しく解説しています。
ホワイトニングの仕組みを知って本当に満足できる方法を選ぼう
ホワイトニングの仕上がりが気になる場合は、施術を受ける前に歯科クリニックへ相談することをおすすめします。
歯列矯正後のホワイトニングはいつから可能?
矯正完了後はいつからホワイトニングを開始しても問題ありません。
矯正装置を外した後は、歯の後戻りを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる装置を装着します。
リテーナーの装着期間は矯正期間と同じ程度ですが、ホワイトニングの施術には特に影響がありません。そのため、矯正完了後はすぐにホワイトニングがはじめられます。
歯列矯正とホワイトニングは同時に行える?
歯列矯正とホワイトニングは同時に行うことも可能です。ただし、同時に行う場合は矯正方法とホワイトニングの種類が限定されます。
また、歯の状態によってはホワイトニング効果が落ちる可能性も。歯列矯正とホワイトニングを同時に行いたい方は、メリット・デメリットをよく理解した上で判断しましょう。
マウスピース矯正中にホワイトニングは同時にできる?まだらを防ぐための注意点も解説
歯列矯正にはいくつかの方法があり、それぞれホワイトニングができるタイミングが異なります。ここでは歯列矯正の種類とホワイトニングができるタイミングを解説します。
なお、どの矯正方法が適しているか判断するには、歯科医師による検査・診断が必要です。歯列矯正とホワイトニングの両方を検討している方は、まずどの矯正方法が自分に適しているか、歯科クリニックで歯の状態を診てもらいましょう。
表側矯正:ホワイトニングができるのは矯正前後のみ
表側矯正は歯の表面にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。
基本的に矯正が完了するまでは矯正装置を外せないため、表側矯正中はホワイトニングができません。表側矯正を行う場合、ホワイトニングができるのは矯正の前後のみです。
仮に表側矯正中にホワイトニングを行うと 、矯正装置がついている部分に薬剤が塗布できず、色ムラが起こる可能性があります。また、光をしっかり照射できないため、ホワイトニング効果も落ちやすいです。
どうしても歯の黄ばみが気になる場合は、矯正前にホワイトニングを済ませておくのがおすすめ。矯正開始後は定期的に歯のクリーニングを受けて着色汚れを予防しましょう。
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裏側矯正:オフィスホワイトニングのみ矯正中も可能
裏側矯正は歯の裏側にブラケットやワイヤーをつけて歯を動かす方法です。歯の表面には何もつけないため、矯正中もホワイトニングを行えます。
ただし、裏側矯正中に行えるホワイトニングは「オフィスホワイトニング」のみ。オフィスホワイトニングとは、すべての施術を歯医者で行うホワイトニングです。
歯科クリニックで処方された薬剤を使って自分でホワイトニングを行う「ホームホワイトニング」は、マウスピースを使用するため裏側矯正中は行えません。
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マウスピース矯正:ホワイトニングの種類を問わずOK
マウスピース矯正は文字通り、マウスピース型の矯正装置をつけて歯を動かす矯正方法です。
自分の好きなタイミングで矯正装置を取り外せるため、マウスピース矯正中はオフィスホワイトニング・ホームホワイトニングともにいつでも施術が可能。
ただし、アタッチメント装着時は色ムラができやすいため、ホワイトニングを控えたほうがよいでしょう。アタッチメントとは、歯の動きを調整するために使う補助矯正器具です。
マウスピース矯正では歯並びの状態に応じて、アタッチメントを歯の表面につけることがあります。
アタッチメント装着時はホワイトニングの薬剤を均等に塗布できません。そのため、マウスピース矯正中のホワイトニングは、アタッチメントをつけていないタイミングで行うのがおすすめです。
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ここでは、歯列矯正を先に行う場合、ホワイトニングを先に行う場合、同時に行う場合それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
歯列矯正を先に行う場合
メリット:色ムラができにくい
デメリット:理想の口元になるまで時間がかかりやすい
歯列矯正で歯並びを整えてからホワイトニングを行うと、薬剤を均等に塗布できるため、色ムラができにくいです。
そのため、歯と歯が重なっている方や、重度の凸凹の方は歯列矯正を先にしたほうが満足できる仕上がりになりやすいでしょう。
一方、歯列矯正は1〜3年ほどの期間がかかるため、先に行う場合は理想の口元になるまで時間がかかりやすいです。
また、矯正方法によってはホワイトニングができない場合や、矯正装置により歯磨きが難しくなり、歯の黄ばみが余計に気になることもあります。
ホワイトニングを先に行う場合
メリット:ホワイトニング前より歯並びが良く見えやすい
デメリット:色ムラができやすい
ホワイトニングで歯全体が明るくなると、歯並びの凸凹が目立ちにくくなるため、ホワイトニング前に比べて歯並びが良く見える効果が期待できます。
特に歯並びの乱れが軽度の方は、ホワイトニングを行うことで歯並びが改善したように見えやすいでしょう。
一方、歯並びの乱れが中度〜重度の場合は、歯全体への薬剤の塗布や光照射が難しいため、色ムラができやすいです。
歯列矯正とホワイトニングを同時に行う場合
メリット:理想の口元に近づきやすい
デメリット:知覚過敏の症状が出やすい
歯列矯正とホワイトニングを同時に行うメリットは、理想の口元になるまでの期間を短縮できることです。
個人差はありますが、目安として歯列矯正は1〜3年程度、ホワイトニングは2週間〜1ヶ月程度の期間がかかります。
そのため、2つの施術を同時に進めることで、別々に行うよ りも理想の口元に近づきやすくなるでしょう。
ただし、歯列矯正中は歯にかかっている力によって痛みを感じやすいため、ホワイトニングを行うと痛みがより強くなる可能性があります。
また、矯正開始直後のホワイトニングは歯並びが整っていないため、色ムラができやすいです。
歯列矯正とホワイトニングを同時に行う場合は、ある程度矯正治療が進んでからホワイトニングを行いましょう。
歯並びと黄ばみの両方を改善する場合、一般的には歯列矯正から開始し、歯並びが整ってからホワイトニングを行います。
しかし、どっちが先という決まりはないため、悩みに合わせて順番を変更することも可能です。どっちを先に行えばいいか悩む場合は、歯科クリニックに相談してみましょう。
Oh my teethでは、通院不要のマウスピース矯正とホームホワイトニングサービスを提供しています。
マウスピース矯正は最短2ヶ月で理想の歯並びを目指すことができ、ホームホワイトニングは毎日2時間、1ヶ月継続で1〜2トーンの白さアップが期待できます。
ホームホワイトニングでは、マウスピース矯正の開始時に作成したマウスピースを使用することが可能。新たにマウスピースを作成する必要がなく、矯正完了後にすぐホワイトニングがはじめられます。
歯列矯正とホワイトニングに使うマウスピース作成に必要な検査・診断は無料です。歯並びと黄ばみで悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。