セラミック矯正の費用相場は?種類からメンテナンス費用まで徹底解説!

セラミック矯正は、見た目の美しさと耐久性を兼ね備えた治療法ですが、費用は素材や本数によって大きく変わります。
さらに、治療費以外にも仮歯やメンテナンスなどの追加費用がかかる場合も。
本記事では、素材別の費用相場から治療以外にかかる費用、よくある質問までわかりやすく解説します。
自分に合った予算感をつかむ参考にしてください。

Oh my teeth
マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。
目次
- セラミック矯正の費用は素材と本数で決まる
- セラミック矯正の費用相場│素材別
- オールセラミック(E-max):10万~20万円/本
- オールジルコニア(フルジルコニア):10万~15万円/本
- ジルコニアセラミック(PFZ):10万~20万円/本
- ハイブリッドセラミック:5万~15万円/本
- メタルボンド:8万~15万円/本
- セラミック矯正では「治療以外にかかる費用」も確認が必要
- ①初診・カウンセリング費用:0円~
- ②仮歯・調整費用:5,000〜1万円/本
- ③メンテナンス・補償対応費:5,000〜1万円/回
- セラミック矯正の費用に関するよくある質問(FAQ)
- セラミック矯正は保険適用になりますか?
- セラミック矯正とラミネートべニアの違いはなんですか?
- セラミックの寿命はどのくらいですか?
- セラミック矯正をするか迷ったらまずは歯科医師に相談を

セラミック矯正の費用は、大きく分けて「どの素材を使うか」と「何本治療するか」、「追加処置の有無」で決まります。
オールセラミック(E-max):透明感が高く、天然歯に近い見た目
オールジルコニア(フルジルコニア):非常に硬く割れにくい
ジルコニアセラミック(PFZ):ジルコニアの強度とセラミックの美しさを兼ね備える
ハイブリッドセラミック:樹脂とセラミックを混ぜた柔らかめの素材
メタルボンド:金属の土台に セラミックを焼き付けた耐久性の高い素材
高品質な素材ほど加工や技工に手間がかかるため、1本あたりの単価も高くなる傾向があります。
特に本数による総額の差は大きく、2本の場合は約20万〜40万円、4本で約40万〜80万円、6本で約60万〜120万円、全顎(上下12〜14本程度)では100万円以上が目安です。
まとめて治療することで1本あたりの単価がやや割安になるケースもありますが、素材や追加処置の有無によっても総額は変動します。
このように、素材と本数、必要な追加処置の組み合わせによって費用は変動するため、予算を立てる際は両方を考慮することが大切です。

セラミック矯正は、使用する素材ごとに見た目や耐久性、加工のしやすさが異なり、それが費用にも反映されます。
ここでは、代表的な5種類の素材ごとの費用相場を見ていきましょう。
オールセラミック(E-max):10万~20万円/本
オールセラミックは透明感が高く、天然歯に近い見た目を再現できる素材です。
金属を一切使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
審美性に優れる分、費用は比較的高めで、1本あたり10万~20万円程度が相場です。
オールジルコニア(フルジルコニア):10万~15万円/本
オールジルコニアは非常に硬く、割れにくい素材です。
強度が求められる奥歯の治療に選ばれることが多く、1本あたりの相場は10万~15万円程度。
透明感はやや劣りますが、耐久性を重視する場合に向いています。
ジルコニアセラミック(PFZ):10万~20万円/本
ジルコニアセラミックは内側にジルコニアを使い、その上からセラミックを焼き付けた二層構造。
ジルコニアの強度とセラミ ックの美しさを兼ね備えています。
相場は1本あたり10万~20万円程度です。
ハイブリッドセラミック:5万~15万円/本
ハイブリッドセラミックは樹脂とセラミックを混ぜ合わせた素材で、天然歯に近い硬さを持ちます。
費用は比較的抑えやすく、1本あたり5万~15万円程度が相場。
ただし、長期使用で変色やすり減りが起こる場合があります。
メタルボンド:8万~15万円/本
メタルボンドは金属のフレームにセラミックを焼き付けた素材で、高い強度が特徴です。
費用は1本あたり8万~15万円程度。
長持ちしやすい反面、金属アレルギーや歯茎の変色リスクがあります。

セラミック矯正の総額を正しく把握するには、素材や本数による治療費だけでなく、その他に発生する費用も考慮する必要があります。
例えば、初診・カウンセリング費用、仮歯の作製や調整費用、治療後のメンテナンス費用などです。
ここからは、それぞれの費用相場を順に見ていきましょう。
①初診・カウンセリング費用:0円~
初めて受診する際やカウンセリングを受ける際にかかる費用です。
セラミック矯正を検討する際、多くの歯科医院では初回カウンセリングを無料で提供していることが多いですが、診察料として数千円かかる場合も。
口腔内の検査やレントゲン撮影を行う場合は、別途費用が発生することもあります。
②仮歯・調整費用:5,000〜1万円/本
本歯を装着する前には「仮歯」で見た目や噛み合わせの確認を行います。
この仮歯自体の作製費用が1本あたり5,000〜1万円程度かかるのが一般的です。
さらに、仮歯の期間中に行う微調整(咬合調整や形の修正など)ごとに、3,000円前後の調整料が発生することもあります。
本歯の完成後でも、形状の違和感や噛み合わせの不調によって再調整が必要になる場合があるため、「何回まで無料か」などの条件は事前に確認しておきましょう。
③メンテナンス・補償対応費:5,000〜1万円/回
セラミックの表面を磨くメンテナンスや、破損・欠けがあった場合の補償対応にかかる費用です。
保証期間や補償範囲はクリニックごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
治療費以外の費用を含めた総額は、人によって大きく変わります。
Oh my teeth導入クリニックでは、無料診断を実施。精密検査であなたに合った治療法や費用を提案します。
セラミック矯正と比較して検討したい方は、まずは気軽にご相談ください。

セラミック矯正の費用については、保険適用の可否や他の治療法との違い、寿命の目安など、よくある疑問があります。
ここでは特によく寄せられる3つの質問を見ていきましょう。
セラミック矯正は 保険適用になりますか?
セラミック矯正は見た目を整えることを目的とした自由診療のため、健康保険は適用されません。
費用は全額自己負担となります。
セラミック矯正とラミネートべニアの違いはなんですか?
セラミック矯正は歯を大きく削って被せ物を装着し、歯並びや形を整える方法。
一方、ラミネートべニアは歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄い板 を貼り付ける方法で、削る量が少ないのが特徴です。

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セラミックの寿命はどのくらいですか?
適切なケアを行えば、セラミックは10年以上もつ場合もあります。
ただし、かみ合わせや歯ぎしりなどの習慣によって寿命は短くなることがあるため、定期的なメンテナンスが重要です。
セラミック矯正は、短期間で見た目を整えられる一方で、費用や歯を削るリスクなど、事前に理解しておくべき点もあります。
素材や本数、追加処置の有無によって総額は大きく変わるため、自己判断で決めてしまうのは避けましょう。
歯科医師に実際に口腔内を診てもらい、仕上がりのイメージや費用の見積もりを確認することで、納得感のある選択ができます。

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歯型スキャンや口腔内チェックをもとに、あなたに合った治療法や費用の目安を提案します。

セラミック矯正とマウス ピース矯正の違いを比較しながら検討したい方は、まずは気軽にご相談ください。