セラミック矯正とは?後悔しない?歯科矯正との違いや費用を解説
セラミック矯正とは、虫歯治療などで使われるセラミックを自分の歯に被せることで、歯並びや色を整える治療のことです。
補綴(ほてつ)治療とも呼ばれ、治療範囲によっては7日〜10日程度と短い期間で終わる場合があります。
しかし、「歯を削る必要がある」「寿命がある」など知らないと後悔するようなリスクもあるため、慎重に検討しなければなりません。そこで本記事では、セラミック矯正の特徴や費用、引き起こされるリスクなどを分かりやすく解説します。
目次
- セラミック矯正とはどんな治療方法?
- セラミック矯正のメリット
- 歯の色や形・大きさが思い通りにできる
- 短期間で歯並びが整えられる
- 金属アレルギーの心配がない
- 治療中の痛みがほとんどない
- 治療中の見た目が気にならない
- 保定装置を装着する必要がない
- セラミック矯正のデメリット
- 歯を削らなければならない
- 神経の治療や抜歯が必要になる可能性もある
- 虫歯や歯周病になるリスクが高まる
- 定 期的なメンテナンスが必要
- 歯の向きが変わるとトラブルになりやすい
- セラミック矯正の費用・値段目安
- セラミック矯正の治療の流れ
- ①初診・カウンセリング
- ②検査
- ③土台作り
- ④仮歯のセット
- ⑤セラミッククラウンの型取り
- ⑥セラミッククラウンのセット
- ⑦定期検診
- セラミック矯正でなおせる歯並び
- セラミック矯正と歯科矯正との違いは?どっちがいい?
- セラミック矯正に向いている人
- 芸能人のような白い歯に憧れている人
- 歯の形・大きさにコンプレックスがある人
- 短期間で見た目を整えたい人
- 見た目を気にせずなおしたい人
- セラミック矯正で使うセラミッククラウンの寿命を縮める原因
- 歯ぎしり・食いしばりをしている
- 硬いものを好んで食べる
- 力強い歯磨きをしている
- セラミック矯正で起こり得るリスクは?何がやばい?
- セラミック矯正を安全に受けるためのポイント4つ
- ①多くの症例を扱っている
- ②メリット・デメリットなどを丁寧に説明をしてくれる
- ③適切な治療方法を提案してくれる
- ④噛み合わせも考慮してくれる
- セラミック矯正のリスクを理解しながら検討しよう
セラミック矯正とは、虫歯治療などで使われるセラミックで出来た被せ物を、削った歯に被せて整える矯正方法です。
セラミックの素材には、全てセラミックだけで作られていて天然歯のように見える「オールセラミック」と、人工ダイヤモンドのジルコニアを器として、セラミ ックを焼きつけて作られる「ジルコニアセラミック」の2種類があります。
セラミック矯正は歯を削って治療しなければならないものの、色・形・大きさなどを自由に決められ、治療内容によっては7日〜10日ぐらいで終わるのが特徴的です。
一方、比較としてあげられるワイヤー矯正・マウスピース矯正の場合は、すでにある歯をゆっくり動かして歯並びを整えるので2ヶ月〜1年、症例によっては3年に及ぶなど非常に時間がかかってしまいます。
セラミック矯正は短く終わる上に、表現の幅も広いため芸能人のような白い歯を手に入れたいと検討する人もいるでしょう。
しかし知らないことで後悔するようなリスクもあるため、次項でメリット・デメリットをご紹介します。
セラミック矯正のメリットは、以下の通りです。
歯の色や形・大きさが思い通りにできる
短期間で歯並びが整えられる
後戻りの心配がない
金属アレルギーの心配がない
治療中の痛みがほとんどない
治療中の見た目が気にならない
歯の色や形・大きさが思い通りにできる
セラミック矯正は、歯並びを改善しながら歯の色や形、大きさを思い通りにできます。歯科矯正では歯並びだけ、ホワイトニングは歯の色だけになるため、一度で見た目を大きく変えられるのは、セラミック矯正の最大のメリットと言えるでしょう。