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最終更新日:2025年7月24日

部分矯正とは?特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説!

部分矯正 アイキャッチ

「前歯だけちょっと気になる…でも本格的な矯正は高そうで踏み出せない」

そんな方に選ばれているのが「部分矯正」です。

前歯のすき間や軽い出っ歯など、気になるところだけをピンポイントで整えられるため、費用を抑えつつ、見た目の変化を実感できるのが大きな魅力。

この記事では、部分矯正の特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

部分矯正とは?

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部分矯正とは、歯並びの一部だけを整える矯正方法のこと。

上下の前歯だけを動かすケースが一般的で、「前歯のすき間が気になる」「1〜2本だけ出ている」などのお悩みに向いています。

見た目に関わる部分をピンポイントで整えられるため、本格的な矯正よりも気軽にチャレンジしやすいのが特徴です。

また、動かす歯の本数が少ないぶん、治療期間や費用を抑えやすいのも大きな魅力。

次の章では、部分矯正ならではのメリットを3つ、くわしく解説していきます。

部分矯正3つのメリット

部分矯正2

前歯だけを整えたいという人にとって、部分矯正は魅力的な選択肢です。

ここでは、部分矯正を選ぶことで得られる3つの主なメリットを紹介します。

①矯正期間が短い

部分矯正は、前歯など限られた範囲だけを動かすため、全体矯正よりも短期間で完了します。

目安としては、数ヶ月〜1年以内で終わるケースが多いです。

「できるだけ早く治したい」「イベントまでに間に合わせたい」といったニーズにも応えやすいのが大きな魅力といえます。

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②費用を抑えられる

治療範囲が限定されているため、全体矯正と比べて費用を抑えやすいのも部分矯正の大きな魅力です。

Oh my teethでは、総額33万円(税込)で前歯の部分矯正が可能。

分割払いにも対応しており、「矯正したいけど、高額な治療費は払えない…」という人にも始めやすい料金設定になっています。

③見た目の変化を実感しやすい

部分矯正で整えるのは、笑ったときに目立つ「前歯」が中心。

そのため、短期間の治療でも見た目の印象に大きな変化を感じやすいのが特徴です。

「口元のコンプレックスを少しでも早く解消したい」、「写真写りや第一印象をよくしたい」という人にとって、変化が目に見えてわかるのは大きなメリットといえるでしょう。

部分矯正の3つのデメリット

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部分矯正はメリットの多い矯正方法ですが、すべての症例に適しているわけではありません。

治療範囲が限られるからこその注意点もあります。

ここでは、あらかじめ知っておきたいデメリットを3つみていきましょう。

①対応できる症例が限られる

部分矯正は、前歯の軽度な乱れやすきっ歯など、限られた症例にしか対応できないという制約があります。

奥歯を含む歯列全体のズレや、あごの骨格に原因があるようなケースでは、部分矯正だけでは十分な効果が得られないことも。

見た目だけで判断せず、歯科医師による精密な診断を受けたうえで治療方法を選ぶことが重要です。

部分矯正ができない症例について詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。

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【図解でわかる】部分矯正できない例|判断基準は?

②噛み合わせの改善には不向き

部分矯正では奥歯を動かすことがほとんどないため、噛み合わせのバランスを整えるのは難しいです。

たとえば「上下の歯がしっかり噛み合わない」「噛むとズレる感じがする」といった噛み合わせの問題を抱えている人には、別の治療方法を検討した方がよいでしょう。

③後戻りしやすい

部分矯正は、治療後に歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こりやすいといわれています。

その理由は以下の3つです。

① 動かす歯が少ない=周囲の歯とのバランスが崩れやすい

部分矯正では主に前歯だけを動かすため、全体の噛み合わせとのバランスが取りにくくなります。

特に前歯は、唇や舌からの圧力を日常的に受けるため、元の位置に戻ろうとする力が強いのが特徴です。

② 保定(リテーナー)を怠ると後戻りしやすい

これは部分矯正に限りませんが、矯正治療後の保定期間をおろそかにすると、歯は徐々に元の位置に戻ろうとします。

部分矯正は「気軽に始められる」印象が強いため、リテーナーの重要性が見落とされがちなので注意が必要です。

③ 噛み合わせの調整が不十分になりやすい

もともと噛み合わせに問題がある人が部分矯正だけを受けた場合、噛む力のバランス(咬合圧)によって後戻りが起きやすくなることもあります。

せっかく整えた歯並びをキープするためにも、保定の重要性を理解し、指示された期間しっかりリテーナーを使うことが欠かせません。

部分矯正のデメリットについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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部分矯正のデメリットとは?知っておくべき6つの注意点

部分矯正が向いている人の特徴

部分矯正4

「自分は部分矯正で治せるのかな?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

部分矯正には向いているケースとそうでないケースがあり、条件に合うかどうかの見極めが大切です。

ここでは、部分矯正に向いている人の特徴を5つご紹介します。

①前歯のすきっ歯や軽度の出っ歯が気になる人

部分矯正の多くは上下の前歯を対象とした治療です。

そのため、すきっ歯や前歯の軽い出っ歯など、目立つ部分の乱れを整えたい人に向いています。

「笑ったときに前歯の角度が気になる」「真正面から見たときの歯の並びをきれいにしたい」という方に部分矯正はぴったりの選択肢です。

②過去に矯正した歯が後戻りしてきた人

以前に矯正治療を受けたことがあるものの、保定を怠って歯が動いてしまったという人にも部分矯正は有効です。

「全体的には整っているけど、一部だけズレてきた」場合など、再治療として選ばれるケースも多くあります。

③全体矯正は不要・過剰だと感じている人

「そこまで悪くないし、大がかりな矯正はしたくない」

そんな人にとって、部分矯正は「ちょうどいい選択肢」になるでしょう。

治療範囲を必要最小限にとどめつつ、見た目を整えたいという希望を叶えられます。

④結婚式や就職活動など、明確な目的がある人

「大切なイベントまでに歯並びを整えたい」という人にも、部分矯正は向いています。

治療期間が短いことが多いため、目標が明確な人にこそおすすめです。

⑤矯正はしたいが、費用・通院時間を抑えたい人

「矯正には興味があるけど、高額な費用や頻繁な通院がネック…」

そんな人でも、部分矯正なら手が届きやすいケースが多くあります。

Oh my teethでは、総額33万円(税込)で前歯の部分矯正が可能です。通院不要・スマホ診療にも対応しているため、忙しい人にも選ばれています。

「私の歯並び部分矯正で治るかな?」と気になったら、まずは無料相談してみてください。

気になる部分をチェックしてもらうだけでも、治療のイメージがグッとつかみやすくなりますよ。

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部分矯正が向いていない人の特徴

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部分矯正は手軽に始められる一方で、治療の適応条件が限られているというデメリットも。

ここでは、部分矯正が合わない・満足のいく結果が得られにくい人の特徴を4つ紹介します。

①噛み合わせに大きなズレがある人

上下の歯がうまく噛み合っていない、奥歯がズレているなど、咬み合わせ全体に問題がある場合は、部分矯正では改善が難しいです。

こうしたケースでは、奥歯を含めた全体的な調整が必要になることが多く、部分矯正だけでは対応しきれません。

②骨格に起因する不正咬合がある人

あごの骨の成長や位置に問題がある「骨格性の不正咬合」も、部分矯正では改善できません。

骨格自体に原因がある場合は、ワイヤー矯正や外科的処置を含めた治療が検討されます。

③抜歯が必要な重度の歯列不正がある人

歯がきれいに並ぶスペースが足りないケースでは、抜歯をともなう本格的な矯正が必要になることもあります。

このような重度の歯列不正には部分矯正は適していません。

④奥歯の噛み合わせも含めて整えたい人

「見た目だけでなく、噛み合わせもちゃんと整えたい」という人は、部分矯正では満足できない可能性があります。

部分矯正はあくまで「前歯の見た目を整える」ことに特化しており、奥歯の位置や噛み合わせまで調整する設計にはなっていません。

部分矯正に関するよくある質問【FAQ形式】

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部分矯正に興味はあっても、「実際どれくらい費用がかかるの?」「全体矯正との違いは?」「保定は必要?」など、気になる疑問はたくさんあるはず。

ここでは、よくある質問にQ&A形式でお答えします。

部分矯正にかかる費用は平均いくらくらいですか?

一般的な相場は10万〜50万円程度です。

使用する装置や治療範囲、クリニックの方針によって変動しますが、全体矯正よりも費用を抑えやすいのが特徴。

Oh my teethでは、前歯の部分矯正を総額33万円(税込)で提供しています(※分割払いも可能)。

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部分矯正と全体矯正の違いはなんですか?

一番の違いは、動かす歯の範囲です。

部分矯正は、主に前歯など目立つ部分だけをピンポイントで整える治療。

一方、全体矯正は奥歯を含むすべての歯を動かして、歯並びと噛み合わせをトータルで調整する治療です。

そのため、「前歯だけきれいにしたい」という人には部分矯正が向いており、「噛み合わせも含めてしっかり治したい」という人には全体矯正が適しています。

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部分矯正でリテーナーは必要ですか?

はい、必要です。

部分矯正でも歯は動かしているため、治療後に何もしなければ元の位置に戻ってしまう後戻りのリスクがあります。

リテーナー(保定装置)を一定期間しっかり使うことで、きれいになった歯並びを長くキープすることが可能です。

「部分矯正=軽いから大丈夫」と油断せず、保定まで含めて治療の一部と考えることが大切になります。

部分矯正を考えているなら、まずは無料診断へ

「私の歯並び部分矯正で治るかな?」と気になったら、 まずは Oh my teethの無料歯型スキャン診断を試してみてください。

診断は約30分で完了し、あなたの歯並びが部分矯正で対応できるかどうかを歯科医師がチェック。

もちろん、診断後に無理な勧誘は一切ありません。安心してご予約ください。

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