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最終更新日:2025年7月24日

部分矯正の失敗事例は?失敗のリスクを減らす対策を徹底解説

部分矯正 失敗 アイキャッチ

「前歯だけ治したい」「費用を抑えて気になる部分だけ整えたい」

このような理由から人気の部分矯正ですが、思わぬ失敗につながるケースもあるため注意が必要です。

本記事では、部分矯正でよくある失敗例とその原因を解説し、失敗を防ぐためのポイントをわかりやすくまとめました。

これから矯正を検討する方は、後悔しないための参考にしてください。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

部分矯正でよくある失敗例4つ

部分矯正 失敗1

部分矯正は気になる箇所だけを短期間で整えられる治療方法ですが、治療の進め方によっては、思い通りの結果にならないこともあります。

ここでは、実際によくある失敗例を4つ見ていきましょう。

①噛み合わせが悪化した

部分矯正で前歯だけを動かした結果、上下の歯のかみ合わせがずれてしまうケースがあります。

これは、奥歯の位置や顎の動きとのバランスを考慮せずに治療を進めてしまったことが原因です。

「見た目は整ったのに、噛みにくくなってしまった…」「矯正前より食事がしづらい」など、仕上がりに違和感を覚えて後悔するケースもあります。

②歯並びが不自然に見える・歯列全体が崩れた

前歯のガタつきだけを整えた結果、周囲の歯とのバランスが悪くなり、「歯並び全体がいびつに見える」というケースがあります。

部分矯正は動かす歯の範囲が限られるため、全体の歯列や顔の印象との調和がとれなくなることも。

「気になる前歯はきれいになったけど、なんだか歯並び全体が変に見える…」と仕上がりにモヤモヤする方も少なくありません。

③期待通りの効果を実感できなかった

「前歯の重なりをもっと整えられると思っていたのに…」「もう少し見た目が変わると思っていた」など、仕上がりに物足りなさを感じるケースもあります。

これは、部分矯正にできること・できないことを理解しないまま治療を始めてしまったことが原因です。

部分矯正はあくまで「部分的な改善」を目的とした治療。全体矯正のような大きな変化は難しいため、希望とのギャップがあると「思ってたのと違う…」と後悔につながりやすくなります。

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④歯の後戻りが早かった

部分矯正で整えた歯が、治療後すぐに元の位置へ戻ってしまうケースもあります。

特に前歯だけを動かす部分矯正では、周囲の歯とのバランスが取りにくく、後戻りが起こりやすい傾向があります。

「せっかく歯並びが整ったのに、あっという間に戻ってしまった…」という声も少なくありません。

治療後の保定を怠ったり、もともとの噛み合わせの問題が解消されていなかったりする場合は、後戻りのリスクがさらに高まります。

ここまでで、自分の歯並びは部分矯正に向いているのか不安に感じた方もいるかもしれません。

Oh my teethの無料診断なら、30分で部分矯正に適合しているかをチェックできます。まずは気軽に自分の歯並びを見てもらうことから始めてみませんか?

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部分矯正の失敗はなぜ起こる?原因を解説

部分矯正 失敗2

「なぜ思ったような結果にならなかったのか?」部分矯正の失敗には、いくつかの共通する原因があります。

後悔を防ぐには、事前にこうしたリスク要因を知っておくことが大切です。

噛み合わせや骨格など、適応外の症例だった

部分矯正はすべての歯並びに対応できるわけではありません。

もともとの噛み合わせや骨格のバランスに問題がある場合、前歯だけを整えても全体の調和が崩れ、かえって悪化してしまうこともあります。

本来、全体矯正が必要な症例だったのに、部分矯正を選んでしまったことで失敗につながるケースもあるため、専門的な診断で適応を見極めることが重要です。

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経験が少ない歯科医院で治療を受けた

部分矯正は「動かす範囲が小さいから簡単」と思われがちですが、実際は限られた範囲の中で理想の歯並びをつくる繊細な調整力が求められます。

適応の見極めや、動かす歯の選定・力のかけ方などに誤りがあると、仕上がりが不自然になったり噛み合わせに問題が出たりすることも。

部分矯正の経験や実績が少ない歯科医院では、こうした細かい調整が不十分になりやすく、失敗のリスクが高まる可能性があります。

治療前の説明不足で認識のずれがあった

「もっと整うと思っていたのに…」「こんな仕上がりになるとは聞いていなかった」

このような後悔の声は、治療前の説明不足が原因であることも少なくありません。

特に部分矯正は、動かせる歯が限られているぶん、どこまで改善できるかを事前にしっかり共有することが重要です。

ゴールのイメージが歯科医師と患者のあいだでずれていると、「思っていたのと違う…」というミスマッチが起きやすくなります。

保定装置の装着が不十分だった

部分矯正後にリテーナー(保定装置)をきちんと使わなかったことで、歯が後戻りしてしまうケースも多く見られます。

矯正で動かした歯は、元の位置に戻ろうとする性質があるため、治療後の保定期間はとても重要です。

「もうキレイになったから大丈夫」とリテーナーの装着を怠ってしまうと、短期間で歯並びが崩れ、せっかくの矯正効果が台無しになってしまうこともあります。

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部分矯正の失敗を防ぐための5つのチェックポイント

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部分矯正は、条件さえ合えば短期間・低コストで効果を得られる可能性がある治療法ですが、適応外の症例や準備不足でスタートすると失敗のリスクが高まります。

ここでは、後悔しないためにチェックしておきたい5つのポイントを見ていきましょう。

①「歯科医師の診断」で適応を判断してもらえるか

部分矯正が自分に合っているかどうかは、専門的な診断を受けないとわかりません。

ネットの情報やSNSの体験談だけで自己判断せず、歯科医師に実際に歯並びを診てもらって、治療の適応かどうかを見極めてもらうことが大切です。

「本当は全体矯正が必要だったのに、部分矯正を選んでしまった…」という後悔を防ぐ第一歩になります。

Oh my teethでは、AIと歯科医師によるW診断で症例を厳選。明確な総額提示・保定込みの定額制プランで、安心して矯正をはじめられます。

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②治療計画とゴールをしっかり確認できるか

部分矯正は動かせる歯の範囲が限られているため、「どの歯をどう動かすか」「どこまで整えるか」といったゴール設定がとても重要になります。

そのため治療前にシミュレーション画像など、どのような仕上がりになるのかを視覚的に確認できるかは、後悔を防ぐうえでの大きなポイントです。

納得できるゴールを共有できていないと、「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチが起こる可能性があります。

③全体矯正も含めた提案があるか

部分矯正を検討する際も、「全体矯正を含めた複数の治療プラン」を提示してくれるかは大切なポイントです。

一見、部分矯正で対応できそうに見えても、根本的な原因まで改善するには全体矯正が必要なケースもあります。

患者側が希望を伝えるだけでなく、医師側からも全体のバランスを踏まえた提案があるかどうかをチェックしておきましょう。

④通院や相談しやすい体制があるか

矯正治療は、治療中の調整や治療後の保定など、定期的なフォローが必要になります。

そのため、無理なく通える距離・スケジュールで対応できるかは、治療の継続や満足度に大きく関わってきます。

また、困ったときに相談しやすい体制が整っているかも重要なチェックポイント。

LINEやオンラインなどで気軽にやりとりできる体制があると、治療中の不安も軽減されやすくなります。

⑤保定期間まで含めたサポート体制があるか

矯正治療は、歯並びを整えて終わりではありません。

治療後にリテーナー(保定装置)を使って歯の位置を安定させる「保定期間」まで含めて矯正治療といえます。

保定をしっかり行わないと、せっかく整えた歯並びが短期間で戻ってしまうことも。

治療費にリテーナーまで含まれているか、定期健診や装着に関するサポートがあるかなど、後戻りを防ぐための体制も事前に確認しておきましょう。

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部分矯正の失敗リスクや対策をしっかり説明してくれるクリニックへ相談することが大切

部分矯正は、限られた範囲で歯を動かす治療だからこそ、事前の診断・治療計画・アフターケアの質が仕上がりを大きく左右します。

不安なく治療に進むためには、リスクや適応条件についても丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶことが大切です。

まずは、自分の歯並びが部分矯正に適しているかを知ることから始めましょう。

Oh my teethでは、AIと歯科医師によるダブル診断で適応を正確に判断。通院不要・明確な総額提示・保定込みのプランで、安心して治療を進められます。

まずは気軽に無料診断へ足を運んでみるのがおすすめです。

※矯正中の通院は原則不要。歯並びの状態によっては複数回の通院が必要です。

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