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最終更新日:2024年5月20日

歯間ブラシとフロスはどっちを使うべき?違いや使い方も解説

歯間ブラシとフロスはどっちを使うべき?違いや使い方も解説
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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

歯と歯の間は歯ブラシが届きにくいため、歯垢(しこう。プラークとも言う)を除去する際は歯間ブラシやフロスなどの補助清掃用具を使うのが効果的です。

しかし、なかには「歯間ブラシとフロスの両方を行うのは面倒」「どっちか一つを使えばいいのでは」と考えている人もいるでしょう。

そこで本記事では歯間ブラシとフロスのどっちを使うべきか悩んでいる人に向けて、それぞれの違いを詳しく解説します。使い方や併用する場合の順番も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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歯間ブラシとフロスはどっちがいい?

歯間ブラシとフロスはどっちがいい?

結論から言うと、歯と歯の間の歯垢を除去する際は歯間ブラシとフロスの両方を使うのがおすすめです。

なぜなら、歯間ブラシとフロスはそれぞれ得意とする清掃箇所が異なるためです。歯の状況に応じて、歯間ブラシとフロスを使い分けることで、歯垢除去効果の向上が期待できます。

歯と歯の間は歯ブラシの毛先が入りにくく、ある研究によれば歯ブラシのみを使用した場合は約60%しか歯垢を除去できないことがわかっています。

一方、歯ブラシとフロスを併用した場合は86%、歯ブラシと歯間ブラシを併用した場合は95%まで歯垢除去効果が向上するとされています。

参考: Interdental BrushとDental Flossの清掃効果について|日本歯周病学会会誌

そのため、もしどちらかだけを使用したいという場合は、歯垢除去効果がより高い歯間ブラシを選ぶといいでしょう。

歯間ブラシとフロスの比較に関しては、海外のいくつかの研究においても、歯間ブラシのほうが歯垢の除去効果が高いと報告されています。

ただし、歯の状況によっては、歯間ブラシよりフロスが適している場合もあります。基本的に歯と歯の間が広い人は歯間ブラシ、狭い人はフロスを使用するのがおすすめです。

どちらが適しているのかわからない場合は、歯科クリニックに相談してみましょう。歯の状況を見て、より適した補助清掃用具はどちらか教えてもらえます。

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歯間ブラシとフロスの違いは?

歯間ブラシとフロスの違いは?

歯間ブラシとフロスは、どちらも歯と歯の間の歯垢を除去するための器具ですが、形状や得意とする清掃箇所がそれぞれ異なります。

ここでは歯間ブラシとフロスの違いについて解説します。

歯間ブラシの特徴

歯間ブラシは、持ち手の先にある金属製のワイヤーにブラシがついた「ワイヤータイプ」と、先端の素材がすべてシリコンでできた「ゴムタイプ」の2種類があります。

ワイヤータイプはゴムタイプよりも強度があり、歯垢を除去する効果が高いです。一方、ゴムタイプはやわらかく、ワイヤータイプよりも歯茎が傷つきにくい特徴があります。

また、歯間ブラシは形状も「L字型」と「I字型」の2種類に大きく分かれます。L字型は奥歯、I字型は前歯の隙間の掃除に適しています。

サイズもいくつか種類があるため、自身の歯並びや口内環境に合わせた歯間ブラシを選ぶことが大切です。

フロスの特徴

フロス(デンタルフロス)は細い糸状の補助清掃用具で、大きく分けて「ロールタイプ」と「ホルダータイプ」の2種類があります。

ロールタイプは使う分だけフロスを切り取り、左右の指に巻きつけて使用するタイプです。

歯の輪郭に沿わせやすいため、ホルダータイプよりも汚れを落としやすいですが、一方で扱いがやや難しく慣れるまで時間がかかる場合があります。

ホルダータイプは持ち手が付いているタイプで、下の前歯に使いやすい「F字型」と、上の前歯や上下の奥歯に使いやすい「Y字型」の2種類があります。

F字型・Y字型ともに、フロス初心者でも簡単に扱えますが、ロールタイプに比べると操作性が低く、銀歯やセラミックなどに引っかかりやすいので注意しましょう。

歯間ブラシとフロスの使い方

歯間ブラシとフロスの使い方

前述の通り、歯と歯の間の汚れをしっかり落としたい場合は、歯間ブラシとフロスの併用が効果的です。ここでは歯間ブラシとフロスの使い方を解説します。

歯間ブラシの使い方

歯間ブラシは鉛筆のように持って使います。L字型の場合、前歯の隙間に使うときはハンドルの真ん中あたり、奥歯の隙間に使うときはハンドルの端の方を持つと使いやすいです。

一方、I字型の場合、前歯の隙間に使うときは短めに、奥歯の隙間に使うときは長めに持つと使いやすいでしょう。

歯間ブラシを使う手順は以下の通りです。

  • 歯と歯の間の広い部分に歯間ブラシを挿入する

  • 奥側の歯に沿わせて前後に2~3回ほど動かす

  • 手前側の歯に沿わせて前後に2~3回ほど動かす

  • 歯間ブラシを取り出す

  • 歯間ブラシを拭き取るか、水で洗い流す

  • 同じ手順でほかの歯と歯の間の清掃を行う

歯間ブラシは基本的に歯の外側から挿入して使いますが、歯の内側からも清掃すると、よりしっかりと歯垢を除去できます。

フロスの使い方

フロスはロールタイプとホルダータイプのどちらを使うかによって、やり方がやや異なります。

ロールタイプのフロスを使う場合は、まず使用するぶんのフロスを切り取ります。指の太さによって個人差はありますが、1回に必要な長さの目安は40センチほどです。

フロスを切り取ったら、左右の中指に2〜3回巻きつけ、指と指の間の長さが1〜2センチになるように調整しましょう。

ホルダータイプのフロスは、親指と人差し指でホルダーの柄の部分を持ちます。ほかの指で歯やあごを支えると、フロッシングしやすくなります。

フロッシングの手順は以下の通りです。

  • 歯と歯の間にフロスを当てる

  • スライドしながらフロスを歯茎のほうへ移動する

  • 奥側の歯にフロスを当て、上下に動かす

  • 手前側の歯にフロスを当て、上下に動かす

  • スライドしながらフロスを取り出す

1ヵ所の清掃が終わったら、ロールタイプは指と指の間のフロスがきれいになるよう、フロスを巻き直します。ホルダータイプは汚れを拭き取るか、水で洗い流しましょう。

フロスをきれいにしたら、あとは手順を繰り返し、すべての箇所を清掃します。

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歯間ブラシとフロスを併用するときの順番はどっちが先?

歯間ブラシとフロスを併用するときの順番はどっちが先?

歯間ブラシとフロスを併用する場合は、どちらから先に使用しても、汚れの落ち具合に大きな差はありません。

ただし、歯磨きは歯間ブラシやフロスのあとに行ったほうが効果的とされています。

なぜなら、先に歯間ブラシやフロスを使用することで、歯と歯の間や歯茎との境目に詰まった歯垢が押し出され、歯磨きで効果的に除去できるためです。

また、歯ブラシが届かない部分の汚れをしっかりと取り除いてから歯磨きを行うことで、歯磨き粉に含まれるフッ素が隅々まで行き渡りやすくなります。

絶対に歯間ブラシやフロスを先に使わなければいけないわけではありませんが、虫歯や歯周病、歯石ができやすい人は、この順番を意識してケアを行うのがおすすめです。

どっちを使うか悩むときは歯科クリニックに相談を

歯と歯の間の汚れをしっかり除去したい場合は、歯間ブラシとフロスの併用が効果的です。とはいえ、無理してケアを続けていると、途中で面倒に感じて挫折してしまう可能性も。

「両方やるのは面倒」「経済的な理由でどちらかだけにしたい」という場合は、好みの方法を選びましょう。

なお、歯間ブラシとフロスのどちらを選べばいいのかわからない場合は、歯科クリニックに相談するのがおすすめです。

歯科クリニックでは歯の状況に適した補助清掃用具だけでなく、歯磨きの指導なども受けられます。

また、歯並びが悪く、歯間ブラシやフロスを使ってもなかなか汚れが落とせない人は、歯科矯正を検討してみてはいかがでしょうか。

マウスピース矯正 Oh my teethでは、初回カウンセリング・精密検査・診断がすべて無料で受けられます。

「歯間ブラシやフロスを使っているのに虫歯や歯周病ができやすい」という方は歯並びが原因かもしれません。ぜひお気軽に無料診断へお越しください。

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