歯並びが悪い原因とリスクを解説!あなたの歯並びはどの種類?
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「鏡や写真で歯並びをみると何だか気になる」「自分の歯並びって悪いのかな?」
このように自分の歯並びについて、悩み・不満を感じていませんか?
本記事では、出っ歯や受け口などの悪い歯並びの種類や、歯並びが悪くなる原因について分かりやすく解説。図解もあるので、あなたの歯並びが本当に悪いのか照らし合わせながらご覧ください。
また悪い歯並びを放置するリスクや治療法・予防法などもまとめています。今以上に歯並びを悪くしたくない方も必見です。
![万樹さんアイコン](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/6a15Dn9ac4sIzCQOrbYRvw/cf2ded0ba8562eac2db0f086c25c94db/s-512x512_webp_9abd1f09-9406-4b7f-8207-1ab3f78fb94e.webp)
目次
- 【歯並びが悪い(不正咬合)7種類】あなたはどれ?
- 上顎前突(出っ歯)
- 下顎前突(受け口)
- 空隙歯列(すきっ歯)
- 過蓋咬合(深い噛み合わせ)
- 交叉咬合(一部反対の噛み合わせ)
- 叢生(八重歯などのガタガタ)
- 開咬(上下の前歯が噛み合わない)
- 【歯並びが悪い原因】15選
- 頬杖
- 噛み癖
- 爪を噛む癖
- 食いしばり・歯ぎしり
- 柔らかいものばかり食べる
- 口呼吸
- 舌癖
- 虫歯・歯周病
- 親知らず
- 歯科治療の中断
- 加齢による口まわりの筋力の低下
- 生まれつき歯が多い・少ない
- 生まれつき歯が大きい・小さい
- 指しゃぶり・おしゃぶり
- 乳歯の虫歯
- 悪い歯並びを放置する6つのリスク
- 咀嚼不足で胃腸へ負担がかかる
- 口臭・虫歯・歯周病になりやすい
- 発音に支障をきたす
- 口呼吸でドライマウスになる
- 見た目のコンプレックスにつながる
- 頭痛や肩こりの原因になる
- 歯並びが悪い場合で日常生活に支障をきたす場合は要相談
- 【歯並びが悪い】予防法8選
- 口呼吸をやめる
- 指しゃぶりをやめる
- 仰向けで寝る
- 頬杖をつかない
- 爪噛みをやめる
- 噛みごたえのあるものを食べる
- 歯科治療を中断しない
- 正しい舌の位置を知る
- 歯並びが悪いのを治す方法
- ワイヤー矯正
- マウスピース矯正
- MFT(口腔筋機能療法)
- 歯並びが悪いのを改善するクリニックの選び方
- 質問・相談がしやすい
- メリットもデメリットも教えてもらえる
- 複数の選択肢を提示してもらえる
- 歯並びが悪いのが気になるなら早めに相談してみよう
あなたの歯並びの悪さの原因や適した治療方法は、詳しく検査しないとわかりません。 マウスピース矯正 Oh my teethの無料診断は、歯科医師による口腔内診査・3D歯型スキャン・レントゲン撮影が無料です。あなたの今の歯並びのお悩みをヒアリングした上で、最適な治療方法をご提案しますので、まずはお気軽にご予約ください。
![歯並びが悪くなる原因と種類・治療方法を解説](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/b753e0e4-5722-47a9-a65e-9a1755918e5e/4f419b9d80199e09c5f5506d3cbcdb37/s-1500x1121_v-fms_webp_4fb5498e-67d4-4ba5-b7ae-6de1bfb7f336.jpg)
歯の位置やあごの大きさ、上下の噛み合わせなど に乱れが生じている悪い歯並びを、専門用語で「不正咬合(ふせいこうごう)」と言います。
ここからは7つの不正咬合と、それぞれの特徴・原因を解説します。あなたの歯並びがどの不正咬合なのか、鏡を見ながらチェックしていきましょう。
上顎前突(出っ歯)
下顎前突(受け口)
空隙歯列(すきっ歯)
過蓋咬合(深い噛み合わせ)
交叉咬合(一部反対の噛み合わせ)
叢生(八重歯などのガタガタの)
開咬(上下の前歯が噛み合わない)
上顎前突(出っ歯)
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上顎前突(出っ歯)とは、上の前歯が前に突出している状態のことです。上顎前突(出っ歯)には、歯自体が前に出っぱっているものと、上顎全体が前に出ている骨格性のものがあります。
そして横から見たときに、口元がゴボっと前に突き出たような状態(いわゆる口ゴボ)になっていることも。
出っ歯の原因には、生まれつきの歯の大きさによるもの、上あごの骨の過成長や下あごの劣成長などがあります。後天的な原因では、指しゃぶりや舌で前歯を押す癖などもあげられます。
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口ゴボとは?セルフチェック方法や治し方を徹底解説
下顎前突(受け口)
![歯並びが悪くなる原因と種類・治療方法を解説](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/ff41d4be-8391-4d80-8e24-4b05f806e4bf/b316809b3013a076ec27c0be4ffeedb2/s-1788x550_v-fms_webp_bcb6958f-4bb7-4d17-9cb9-28bcfc7c3b19.png)
下顎前突(受け口)とは、下あごが上あごより前に出ている状態です。
正常な骨格は下あごよりも上あごが前に出ている状態のため、それが逆になっているこの不正咬合は、「反対咬合」とも呼ばれます。
受け口は、生まれつきのあごの発育不全などによって、上あごよりも下あごが大きくなってしまったときに起こることが多いです。
また、子どもの頃から舌癖(舌で前歯を押す癖)があると、骨格に異常がなくても歯が前に押し出されてしまい、成長と共に受け口になってしまうことがあります。
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受け口の治し方とは?矯正や手術が必要なタイプを解説
空隙歯列(すきっ歯)
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空隙歯列(すきっ歯)は歯と歯の間に隙間が空いている歯並びのことです。生まれつき歯の本数が少なかったり(先天性欠如歯)、成長の段階で歯を失ってしまったりすることがあります。
また「歯とあごの骨とのバランスの悪さ」や、「舌で歯を前に押し出す癖」が原因になることもあります。
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すきっ歯の原因と治療方法は?放置するリスクや影響を解説【歯科医師監修】
過蓋咬合(深い噛み合わせ)
![歯並びが悪くなる原因と種類・治療方法を解説](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/fccaa957-9fbb-4580-b396-c4e382cf5975/2d26923fbfa1bf18eed22065d14a5b38/s-2060x1068_v-frms_webp_1a33af74-213e-4aee-99a8-11d4f8807514.jpg)
過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上下の歯を噛み合わせたときに、下の歯が上の歯に隠れてほぼ見えない状態の不正咬合のことです。
嚙み合わせが深いことから「ディープバイト」と呼ばれることもあります。
上あごよりも下あごが大きく後方にあるときに起こり、出っ歯を併発している場合も。
また、乳歯の虫歯などで早期に奥歯を失い、永久歯が十分に生えないと、噛み合わせが深くなることもあります。
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噛み合わせが深い状態をマウスピース矯正でなおしたい方必見!過蓋咬合の原因・治療方法を解説
交叉咬合(一部反対の噛み合わせ)
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交叉咬合とは、一部分が反対の噛み合わせになっている不正咬合のことで、別名「クロスバイト」と呼びます。
生まれつきのあごの大きさのアンバランスや、舌癖(舌を前歯に押し付ける癖)などが原因です。
子どもの頃の交叉咬合は、奥歯の噛み合わせが横にズレていることで引き起こされているケースが多いです。
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噛み合わせが悪いと出る症状は?治し方と噛み合わせの確認方法を紹介
叢生(八重歯などのガタガタ)
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ガタガタの歯並びは、歯と歯が部分的に重なっている状態で、「叢生(そうせい)」や「乱ぐい歯」とも呼ばれる不正咬合です。いわゆる八重歯もこの叢生の一種です。
厚生労働省の調査によると、日本人の不正咬合のうち4割以上が叢生というデータもあります。
![歯並びが悪くなる原因と種類・治療方法を解説](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/e45e065c-0351-4a1d-a945-2d0a534be173/ae719a6ced9e9a7cdc06759634f93c24/s-815x335_v-fs_webp_bbe57292-4460-49ca-bec2-1b724793e503.png)
画像出典元:e-ヘルスネット
叢生は基本的に、歯が生えるスペースが足りないことで起こることが多いです。例えばあごのスペースに対して歯が大きすぎたり、歯の大きさに対してあごのスペースが小さいなどです。
また、指しゃぶりや舌で歯を押す癖などによって、部分的に歯並びが悪くなってしまうこともあります。
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八重歯と犬歯との違いは?治療方法や期間・費用も解説
開咬(上下の前歯が噛み合わない)
![歯並びが悪くなる原因と種類・治療方法を解説](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/a5949617-8645-47fe-9fbe-7874fdafbffb/080a4caca610ebc250ecc17c223fee55/s-500x302_webp_3405cc31-d6ed-4bec-b90f-c42e91573ac3.png)
開咬とは、奥歯を噛み合わせたときに、上下の前歯が噛み合わない不正咬合のことです。
下あごの発育不全や、あごの成長期における指しゃぶりや口呼吸、舌を前に出す癖などで起こります。
以下の記事では歯並びが悪くなる癖について解説しています。あわせて参考にしてください。
![【歯並びが悪い原因】15選](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/7AWxFjXtliVjQAT09BF8PU/eb1a92eb486637c14a7a8f0654bd58ff/____1______________.jpg)
歯並びが悪くなる原因とには、生まれつきの歯の本数やあごの大きさとのバランス、無意識に行っている習慣などがあります。
頬杖
頬杖をつくと、あごの関節や骨に強い力がかかるため、歯並びや噛み合わせに影響が出ると言われています。
同じ側でばかり頬杖をついてしまうと、歯並びはもちろん、左右の顔のバランスも損なわれる可能性があるので注意が必要です。
一例を挙げると、ペンのお尻を頬に当てるのが癖になっていたユーザーさんは、ちょうどその箇所の歯が内側に入っているケースがありました。断続的に力がかかり続けると、歯は動いてしまいます。
噛み癖
食べ物を噛むときの癖は、歯並びが悪くなる原因になり得ます。
片方の歯ばかりで噛んでいると、力の加わり方がアンバランスになり、歯並びが悪くなったり、あごの歪みにつながったりします。
また、虫歯や歯周病で痛みがある場合、痛くない方の歯で噛んでしまう癖がある人もいるでしょう。治療で痛みを取り除き、左右均等に噛めるようにすることは、歯並びを維持する上で重要です。
爪を噛む癖
爪を噛む癖は、子どもに多いと思われがちですが、大人になっても癖がなおらずに噛んでしまう人がいます。
固い爪を噛むと、歯に強い力がかかり、歯並びが乱れる原因になってしまいます。
食いしばり・歯ぎしり
食いしばりや歯ぎしりは、歯に強い力がかかるため、歯並びが悪くなる癖の一つです。
就寝中に無意識のまま食いしばり・歯ぎしりを行ってしまう方も多く、毎日続けると「歯がすり減る」「動く原因になる」ため注意が必要です。
柔らかいものばかり食べる
柔らかいものばかり食べていると、あごの成長・発達が損なわれてしまう原因になります。その結果あごが小さくなると、歯が正常に並べずに歯並びが悪くなる恐れがあります。
口呼吸
口呼吸は、口が開いた状態が長く続きやすく、舌やあごの位置が下がります。正しい位置に舌やあごがないと、口周りの筋肉のバランスが崩れ(舌の圧力よりも頬の圧力が優位になり)、歯並びが悪くなる原因になってしまいます。
また、口呼吸は歯並び以外にも虫歯や風邪のリスクを高めたり、口臭の原因になったりすることもあるので注意しましょう。
舌癖
無意識に行っている舌の癖は、歯並びを悪くする原因になり得ます。
正しい舌の位置は、前歯の付け根の少し盛り上がった「スポット」と言われる場所についている状態ですが、舌癖があると、舌で前歯を押し出してしまうことに。
よって、舌癖が習慣になってしまうと、歯に力が加わり歯並びを悪くすることがあります。
虫歯・歯周病
虫歯や歯周病によって歯が欠けたり抜けたりしている場合、周辺の歯の生え方や歯並びに影響することがあります。
また、歯周病により歯を支えている骨が溶かされると、歯並びが不安定になり、歯並びの乱れにつながることもあります。
親知らず
親知らずは、10代後半以降、あごの成長が完了した後に生えてくるため、正常に生えてくるスペースがないことが多 いです。スペースがないと、ほかの歯を圧迫したり、横向きに生えたりして、歯並びに悪い影響を与えることがあります。
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親知らずは歯並びを悪くする?矯正するなら抜いた方がいいの?
歯科治療の中断
歯科治療を中断した歯は、うまく噛むことができず、周囲の歯に負担をかけるため、歯並びに悪影響を及ぼします。
抜歯した歯を放置しておく場合も同様です。抜歯で空いたスペースに周辺の歯が倒れてきて、噛み合わせが乱れることもあります。
歯科治療は自身の判断で中断せず、完了することが重要です。
加齢による口まわりの筋力の低下
加齢とともに起こる筋力低下は、腕や脚だけではなく、口周りの筋肉でも起こり得ます。
口まわりや舌の筋力が低下すると、舌の位置が下がり下の前歯を押してしまったり、食べ物を飲み込む際に舌で上の前歯を押してしまったりする原因に。その結果歯に不要な力が加わり、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。