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オーラルケア マウスピース矯正
最終更新日:2024年6月23日

マウスピース矯正中の歯磨きのやり方は?できないときの対処法も紹介

マウスピース矯正中の歯磨きのやり方は?できないときの対処法も紹介
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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

マウスピース矯正を行う際、治療をスムーズに進めるカギとなるのが矯正中の歯磨きです。

この記事では、これから矯正をはじめる方に向けて、マウスピース矯正中の歯磨きのやり方を解説します。

あわせて、マウスピース矯正中に歯磨きができないときの対処法も紹介しているので、「外食の機会が多い」「歯磨きするのが難しい職場で働いている」という方もぜひご覧ください。

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マウスピース矯正中は食後の歯磨きが不可欠

マウスピース矯正中は食後の歯磨きが不可欠

マウスピース矯正中は、食後の歯磨きが欠かせません。口の中が汚れた状態でマウスピースを再装着すると、治療をスムーズに進められなくなる可能性があるためです。

通常、歯に付着した汚れは、唾液の自浄作用によってある程度洗い流されます。しかし、マウスピース装着中は唾液が歯に触れにくくなるため、歯磨きを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

虫歯や歯周病に罹患した場合は病気の治療が優先となるため、マウスピース矯正を計画通りに進められなくなる可能性が高いです。

また、歯と歯の間やアタッチメント周辺に食べかすなどの汚れが残っていると、歯の移動の障害となり、適切に歯を動かせません。

そのため、マウスピース矯正中は歯磨きを行ってからマウスピースを再装着することが好ましいです。職場や飲み会などで歯磨きが難しい場合でも、食後はできるだけ汚れを取り除いてからマウスピースを再装着したほうがよいでしょう。

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マウスピース矯正中の歯磨きのやり方

マウスピース矯正中の歯磨きのやり方

マウスピース矯正は矯正装置を自由に取り外せるため、従来と同じように歯磨きができます。

ただし、歯磨きする際は取り外したマウスピースの洗浄も行わなければなりません。マウスピース矯正中の歯磨きのやり方は以下の通りです。

  • マウスピースを外す

  • 従来と同じように歯磨きをする

  • マウスピースを洗浄する

  • マウスピースを再装着する

マウスピース矯正中に歯磨きができないときの対処法

マウスピース矯正中に歯磨きができないときの対処法

マウスピース矯正中は毎食後に歯磨きを行うのが理想ですが、外出先では食後の歯磨きが難しい場合もあります。しかし、歯磨きができないからといって、食後にそのままマウスピースを装着するのは、治療を遅らせる原因につながるためおすすめできません。

マウスピース矯正中にどうしても歯磨きができない場合は、次に紹介する方法で口の中に残った汚れを取り除くことが大切です。

水で口をゆすぐ

口腔ケアアイテムを持っていない場合は、水で口をゆすぐのが有効です。頬を動かして口内を洗浄する「ぶくぶくうがい」を行うことで、口の中に残った汚れや食べかすの一部を除去できます。

ただし、水で口をゆすぐだけでは、歯磨きのように歯垢(プラーク)を落とせません。あくまでも一時的な対処法なので、できるだけ早めに歯磨きを行いましょう。

マウスウォッシュを使う

マウスウォッシュも水で口をゆすぐのと同じく、口の中に残った汚れや食べかすの一部を除去できます。アルコールが含まれているマウスウォッシュは爽快感も得られるでしょう。

ただ、マウスウォッシュも歯垢を落とす効果はほとんどありません。仮に殺菌成分が配合されている商品であっても、細菌の塊である歯垢が歯に残った状態では十分な効果を期待できないでしょう。

なお、マウスウォッシュはマウスピースを装着した状態でも使用可能ですが、食後はマウスピースを再装着する前に使用するのがおすすめです。

歯磨きシートを使う

歯磨きシートは歯の汚れを拭き取る専用のシートです。シートには口内の清掃に適した薬剤が含まれており、表面も歯の汚れを絡め取れるような工夫が施されています。

歯磨きシートは歯磨きのように水を使用しないため、外出先の口腔ケアにおすすめです。歯だけでなく、マウスピースをすぐに洗浄できない場合にも活用できます。

ただし、歯磨きシートで落とせるのは、歯の表面の汚れのみです。すきま汚れは落とせないため、虫歯・歯周病リスクを考えるのであれば、できるだけ早めに歯磨きをしたり、歯間ブラシやデンタルフロスを併用したほうがよいでしょう。

マウスピース矯正中に歯磨きをするときのポイント

マウスピース矯正中に歯磨きをするときのポイント

矯正治療をスムーズに進めるには、以下のポイントを意識して歯磨きを行うことが大切です。

歯と歯の間やアタッチメント周辺をしっかり磨く

マウスピース矯正では、治療中に歯と歯の間が広くなることがあります。治療が進むにつれて改善されるため、とくに心配はいりませんが、この期間はより丁寧な口腔ケアが必要です。

食後の口腔ケアでは歯間ブラシやデンタルフロスを併用し、汚れを徹底的に除去することが大切です。

また、マウスピース矯正では歯の移動を細やかに調整するため、「アタッチメント」と呼ばれる補助矯正器具を歯の表面に装着することがあります。

アタッチメント装着後は歯の表面の一部が突起するため、磨き残しが増えやすいです。

蓄積された汚れは虫歯・歯周病のリスクを高めるため、アタッチメント装着後は鏡を見ながら丁寧に歯磨きを行いましょう。

歯磨き後はマウスピースを洗ってから装着する

食後は歯磨きだけでなく、マウスピースの洗浄も必要です。マウスピースは口の中に長時間装着されるため、細菌が繁殖しやすく、洗浄を怠ると虫歯・歯周病のリスクを高めたり、破損や変形の原因につながったりします。

歯磨き後はマウスピースを早めに装着する

歯磨き後はできるだけ早くマウスピースを装着しましょう。歯を適切に動かすには、持続的に矯正力を加える必要があります。

マウスピース矯正中は、マウスピースを1日20時間以上装着しなくてはなりません。マウスピースの装着時間が短いと、歯に適切な力がかけられず、治療に遅れが出やすいです。また、歯が元の位置に戻る「後戻り」が起こることもあります。

マウスピースの洗浄方法と注意点

マウスピースの洗浄方法と注意点

マウスピースの扱いには次の点に注意しましょう。

  • 熱湯消毒はNG

  • つけ置きタイプのクリーナーに長時間つけておくのはNG

  • 歯磨き粉や歯ブラシでこするのはNG

マウスピースの洗浄方法は、基本的に指でやさしくこすりながら水で汚れを洗い流すだけです。熱に弱いため、熱湯で消毒(煮沸)するのはやめましょう。

もしマウスピースの汚れや臭いが気になる場合は、専用のクリーナーを使うのが効果的です。専用のクリーナーがない場合は、食器などを洗う中性洗剤を代用してもよいでしょう。

つけ置きタイプのクリーナーは商品によってつけ置き時間が異なるため、必ず説明書に従って使用することが大切です。しっかり汚れや臭いを落としたいからといって、長時間つけ置きすると、マウスピースの劣化につながるため注意してください。

また、マウスピースの洗浄に歯磨き粉を使うのはNGです。なぜなら、歯磨き粉に含まれる研磨剤によって、マウスピースに傷がつく恐れがあるためです。同様に、歯ブラシもマウスピースを傷つけやすいため、洗浄にはおすすめできません。

ただし、やわらかい歯ブラシであれば使用可能です。マウスピースの凹凸部分は汚れが溜まりやすいため、指でこすって汚れが落ちない場合はやわらかい歯ブラシでやさしく洗いましょう。

マウスピース矯正中は歯磨きを徹底することが大切

マウスピース矯正中は食後の歯磨きを徹底することで、治療をスムーズに進められる可能性が高くなります。

毎食後に歯磨きするのが難しい場合でも、うがいや歯磨きシートの使用など、できるだけ口腔内を清潔に保てるように工夫しましょう。

また、マウスピース矯正中は食後の歯ブラシだけでなく、マウスピースの洗浄も欠かせません。

正しい歯磨きのやり方やマウスピースの洗浄方法がわからない場合は、矯正治療を開始する前にぜひ歯科クリニックで指導を受けましょう。

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