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最終更新日:2024年4月13日

セルフでティースジュエリーはつけられる?自分でつけることの3つのリスク

ティースジュエリーはセルフでつけられる?

「ライブのためにティースジュエリーをつけたいけど、金欠だからセルフでつけようかな……」と思っていませんか?

ティースジュエリーは、セルフキットも販売されています。そのため、一見すると自分でも簡単につけられそうですが、実はリスクも潜んでいます。

本記事では、ティースジュエリーをセルフでつける3つのリスクについて解説します失敗しないためのポイントも合わせてご紹介するので「ティースジュエリーをつけるなら満足いく仕上がりにしたい」とお考えの方はぜひご覧ください

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

【結論】ティースジュエリーは歯科クリニックでつけたほうがいい

ティースジュエリーはセルフでつけられる?後悔しないために知っておくべき3つのリスク

ティースジュエリーは、歯科クリニックでつけるのが基本 。セルフキットに付属しているジュエリーや接着剤は、必ずしも安全性が担保されているわけではありません。

本来ティースジュエリーをつけるには、一般では購入できない歯科専用の接着剤や器具が必要です 。接着剤だけをとってもその種類は幅広く、仮歯や銀歯などの素材が劣化しないよう配合成分も異なります。そのため、素人が適切なものを選ぶのは簡単ではありません。

また、ティースジュエリーは口腔内の処置になることからも、歯科医師または歯科衛生士が行うのが望ましいとされています。

ティースジュエリーをセルフでつける3つのリスク

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ここからは、ティースジュエリーをセルフでつけた場合に起こり得るリスクを具体的に解説します。主なリスクは以下の3つです。

ティースジュエリーをセルフでつけるリスク
  • ジュエリーで口内が傷つきやすくなる

  • 自分で取り外せないことがある

  • 飲み込んだときに体へのリスクが大きい

ジュエリーで口内が傷つきやすくなる

1つ目のリスクが、ジュエリーで口内が傷つく可能性が高いことです。見た目を重視して、歯並びに合わないデザインや大きなジュエリーをつけると、違和感や痛みが出やすくなります 。それが引き金となり、口内炎になってしまうこともあります。

やりたいデザインが日常生活に支障をきたすかどうか、自分だけでは判断が難しいでしょう。そのため、クリニックで歯科医師や歯科衛生士と相談して、安心してつけられるデザインを選ぶことが大切です。

自分で取り外せないことがある

2つ目のリスクが、自分で取り外せない恐れがある点です。自分でジュエリーをつけられたとしても、取り外しには専用の器具が必要なため、結局歯科クリニックに受診しなければいけません 。費用は自費になることが多く、そうなれば金銭的な負担が大きくなってしまいます。

また、ティースジュエリーは日本ではまだ認知度が低く、取り扱うクリニックも決して多くありません。困ったときにすぐに外せず、受け入れを断られてしまう可能性もあるため注意しましょう。

飲み込んだときに体へのリスクが大きい

3つ目のリスクが、飲み込んだときの体への負担が懸念されることです。市販のティースジュエリーは、安全性が保証されているとは限りません。ジュエリーが体内を傷つけたり、接着剤の成分が化学反応を起こしたりして、健康への悪影響を及ぼす可能性も考えられます

対して、歯科クリニックで扱うジュエリーであれば、日本食品分析センターで安全が確認されているものがほとんどです。ティースジュエリーは気づかないうちに飲み込んでしまうこともあるため、一定の安全性が担保されたものを選びましょう。

ティースジュエリーで失敗しないためのポイント

ティースジュエリーはセルフでつけられる?後悔しないために知っておくべき3つのリスク

ティースジュエリーをセルフでつけるリスクを理解したところで、失敗しないためのポイントをご紹介します。ポイントは以下の4つです。

ティースジュエリーを大満足のデザインに仕上げて、周囲と差がつくおしゃれを思いっきり楽しみましょう。

デザインは見た目だけでなく機能性も考える

せっかくティースジュエリーをつけるなら、デザインにはこだわりたいもの。しかしデザインは見た目だけでなく、機能性も重要です 。見た目だけを考えてジュエリーをつけると痛みや違和感が出て、ストレスに感じることがあります。

日常生活に支障のないデザインにするには、歯並びや噛み癖などを考慮することがポイントです。自己判断は難しいため、歯科クリニックに理想のデザインを伝えつつ、自分に合うデザインを相談しましょう。

値段の安さにこだわりすぎない

施術費用の安さを重視しすぎるのも要注意 です。節約のために自分でジュエリーをつけて取り外しできないと、歯科クリニックで除去しなければいけません。費用は自費となるので、結局金銭的な負担が大きくなってしまいます。

なお、ティースジュエリーを歯科クリニックでつける場合の値段は「1歯あたり6,000円」が相場です。ジュエリーの数やつけたい歯の本数によっても値段は変わるため、クリニックの公式サイトを事前に確認してくださいね。

クリーニング・矯正・ホワイトニングもできるクリニックを選ぶ

美しい仕上がりを目指したい方は、クリーニング・矯正・ホワイトニングもできるクリニックを選ぶのがおすすめです。ティースジュエリーをつけると、口元に視線が集まりやすくなります。歯並びを整えたり、歯を白くしたりすると、口元により自信をもてるでしょう

マウスピースで矯正やホワイトニングをする場合は、マウスピースにジュエリーをつけることも可能です 。マウスピースを交換するたびにジュエリーのデザインを変えると、ネイル感覚でティースジュエリーを楽しめて、矯正治療中の気分も上げられます。

なお、マウスピースで矯正できるかどうかの判断には、診察や精密検査が必須です。「ティースジュエリーをつけるなら、まず歯並びをきれいにしたい」という方はOh my teethで無料診断を行っていますので、お気軽にご相談ください。

ティースジュエリーはセルフでつけられる?後悔しないために知っておくべき3つのリスクCTA

セルフキットの持ち込み可能なクリニックで施術する

「このジュエリーをつけたい!」「このデザインにしたい!」といったこだわりがある方は、ジュエリーが持ち込みできるクリニックを選びましょう。自分の理想に近いデザインにしやすく、仕上がりへの満足度も高まります

ただし、セルフキットが持ち込みできるかどうかは、クリニックにより異なります。衛生面の観点から、持ち込みできないクリニックもあるので注意しましょう。また持ち込みOKでも、施術費用は変わらないクリニックがほとんど。施術前に、ジュエリーの持ち込みの可否や費用を確認すると安心です。

ティースジュエリーをクリニックでつけるときの流れ

ティースジュエリー

ティースジュエリーをクリニックでつける場合、基本的に施術は1回で完了します。かかる時間は、トータルで30〜60分ほどを見込んでおくとよいでしょう。施術の流れは以下の通りです。

ティースジュエリーをつける流れ
  • デザインを決める

  • 歯科専用の接着剤でつける

  • 接着剤が固まるまで約5分待つ

施術の中でも、デザインの決定はジュエリーの種類やデザインが豊富で迷ってしまうことが多いです。事前に完成イメージをSNSなどで探しておくと、スムーズに施術を進められます。

ティースジュエリーを接着する強さは、調整できることがあります。長持ちさせたい方は強固につけてもらい、短期間楽しみたい方は少し弱めに接着してもらうとよいでしょう。

なお、ジュエリーをつけ終えた後も接着剤は完全に固まっているわけではありません。施術後30分間は飲食を控え、しっかり固定されるのを待ちましょう

ティースジュエリーはセルフではなくクリニックでつけよう

ティースジュエリーができるおすすめのクリニック

ティースジュエリーはセルフキットも販売されていますが、自分でつけるのはNG。歯科医師や歯科衛生士といった専門家につけてもらうのが基本です 。なぜなら、ティースジュエリーを正しくつけるには、歯科専用の材料や器具が必要だからです。

セルフでつけると、ジュエリーがすぐに取れてしまったり、取り外せなくなったりしてしまいます。市販のティースジュエリーは素材やデザインの安全性が必ずしも担保されていないため、飲み込んでしまったときの体への影響も心配です。

一方、クリニックであれば、仕上がりも美しく一定の安全性も期待できます。ティースジュエリーで後悔しないためにも、値段の安さだけでなく信頼性や機能性も重視しましょう。

なお、マウスピースを使った矯正やホワイトニングであれば、マウスピースをかわいくデコることもできます 。治療中のモチベーションを上げながら、ティースジュエリーをより映える美しい歯を手に入れましょう。

ティースジュエリーを施術するかどうかにかかわらず、歯並びを整えたい場合はマウスピースで矯正できるかの診察が必須 です。Oh my teethでは無料診断を行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ティースジュエリーはセルフでつけられる?後悔しないために知っておくべき3つのリスクCTA

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