「歯の矯正期間が長すぎる」と言われる理由は?対処法3つを紹介
「歯科矯正の期間が長すぎる」
「矯正が10年以上終わらない」
インターネットやSNS上でこのような声を聞いたことはありませんか?
一般的に歯科矯正にかかる期間は1〜3年が目安です。しかし、実際には4年目に突入したり、5年以上矯正を続けている人も一定数います。歯科矯正を検討中にこのような話を聞くと「そんなに期間が長すぎるなら続ける自信がない」と不安になってしまいますよね。
そこで本記事では「歯科矯正の期間が長すぎる」と言われる理由を、3つの対処法や長くなるケースと合わせて解説します。
矯正期間を長引かせないためのポイ ントも紹介しているので「できるだけ早く矯正を終わらせたい」と考えている人も、ぜひ参考にしてください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
歯科矯正にかかる期間は1〜3年程度です。ただし、この期間はあくまでも目安で、矯正範囲や矯正方法などの要素によっても大きく異なります。また、歯の動きやすさには個人差があるため、提示された期間より長くなることもあります。
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矯正範囲:歯を動かす範囲が広いほど長くなる
矯正方法:ワイヤー矯正の場合は従来の表側矯正より目立たない裏側矯正の方が長くなる
抜歯の有無:抜歯が必要な場合、歯を動かす距離が大きくなるため期間は長くなる
年齢:大人よりあごの骨が柔らかく新陳代謝が活発な子どもの方が歯は動きやすい傾向にある
【矯正方法・矯正範囲別の治療期間の目安】
部分矯正 | 全体矯正 | |
---|---|---|
マウスピース矯正 | 2ヶ月〜1年程度 | 1〜3年程度 |
表側矯正(ワイヤー矯正) | 2ヶ月〜1年程度 | 1〜3年程度 |
裏側矯正(ワイヤー矯正) | 5ヶ月〜1年程度 | 2〜3年程度 |
外科的矯正治療 | ー | 2~4年程度 |
歯科矯正の治療期間は1~3年!最短で終わらせる3つのポイントを紹介
前述したように歯科矯正は長期間かかるのが一般的です。しかし、歯科矯正には矯正前や矯正後にも期間を要するため、インターネットやSNS上で「矯正期間が長すぎる」という声を目にすることもあります。
ここからは「歯の矯正期間が長すぎる」と言われる3つの理由を詳しく見ていきましょう。