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最終更新日:2025年7月18日

歯並びは良いのに口ゴボ?そう見える原因と改善方法を詳しく解説!

歯列矯正で横顔の印象は変えられる?

「歯並びは悪くないはずなのに、なんだか口元が出ている気がする」

そんな違和感を覚えたことはありませんか?

実は、歯がきれいに並んでいても、骨格や唇の厚みなど、さまざまな要素によって口ゴボに見えることがあります。

この記事では、歯並びは良いのに口ゴボに見える理由と、その原因ごとの改善方法をわかりやすく解説します。

「自分の口元の状態をきちんと把握したい」「本当に必要な治療方法を知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

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歯並びが良いのに口ゴボに見えるのはなぜ?

悩む女性

一見すると歯並びが整っているのに、「口元が出て見える」「横顔に違和感がある」と感じる方も少なくありません。

実は、歯並びが良いからといって、必ずしも口元のバランスが整っているとは限らないのです。ここでは、口ゴボに見える原因として考えられる主な要素を解説します。

歯並びが「良く見える」だけの場合がある

歯がきれいに並んでいるように見えても、実際には前歯の傾きや位置にズレがあり、「見た目だけ整っている」ケースもあります。

特に、上下の前歯が前方に傾いていると、正面からは整って見えても、横顔では口元が出て見えることがあります。

こうしたケースは、“歯並びは良いのに口ゴボ”と感じてしまう原因になりがちです。

骨格に原因がある

歯並びそのものに問題がなくても、顎の骨格のバランスによって口元が前に出て見えることがあります。

特に、上顎や上下の顎が前方に出ている「骨格性の上顎前突」や「上下顎前突」といった状態では、歯がきれいに並んでいても、横顔のラインが乱れ、いわゆる“口ゴボ”に見えてしまうのです。

唇や皮膚に厚みがある

歯や顎の骨に問題がなくても、唇や口元の皮膚に厚みがあると、それだけで口元が前に出て見えることがあります。

特に、唇が分厚い、あるいは顔全体の軟組織にボリュームがある方は、歯並びが整っていても“口ゴボ”に見える原因となることがあります。

歯並びは良いけど口ゴボが気になる場合の対処方法

噛み合わせの治療方法は大きく3種類

口ゴボの原因は人それぞれ異なり、歯や顎の骨格だけでなく、唇や皮膚の厚みなどさまざまな要素が関係しています。

ここでは、原因別にどのような治療や対策が考えられるのかを詳しく解説します。

診断を受け、口ゴボの原因を把握する

口ゴボの要因には、歯の傾きや骨格、唇・軟組織など複数の可能性があり、見た目だけでは判別できません。

そのため、まずは歯科医院で専門的な診断を受けることが大切です。

診断では、レントゲン撮影や「セファロ分析」と呼ばれる頭部X線規格写真の分析を行い、顎や歯の位置関係を客観的に評価します。

原因がはっきりすれば、歯列矯正で改善できるのか、外科的な処置が必要なのかといった判断ができるようになります。まずは専門医の診断を受けることが、最適な治療への第一歩です。

口ゴボ 歯並びは良い CTA①

歯並びが原因なら「歯列矯正」

前歯が前方に傾いている、あるいは歯が全体的に前に押し出されていることが口ゴボの原因である場合は、歯列矯正によって改善が期待できます。

特に、歯が骨格に対して突出している「歯槽性上顎前突(しそうせいじょうがくぜんとつ)」などは、骨の手術を伴わなくても、歯の位置を調整することで口元のバランスが整うケースが多く見られます。

治療方法としては、「ワイヤー矯正」または「マウスピース矯正」のいずれかが一般的です。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、ほとんどの歯並びの乱れに対応できる矯正方法です。固定式のブラケットとワイヤーを使って、歯を少しずつ理想的な位置へと動かしていきます。

特に、前歯が強く前に倒れているケースや抜歯を伴う矯正が必要な場合には、ワイヤー矯正の方が精密なコントロールが可能とされています。

とはいえ、マウスピース矯正は歯にワイヤーを取り付ける方法であるため、「見た目が気になる」という人も多いでしょう。

とりわけ、口ゴボで悩んでいる人が歯にワイヤーを取り付けると、より口元の盛り上がりが強調されるため、見た目へのストレスを感じやすい傾向があります。

そのような場合には、歯の裏側に装置をつける「裏側矯正(舌側矯正)」という選択肢もあります。表側からは装置が見えないため、目立たずに治療を進めたい方に適しています。

また、歯の裏側につけるため今以上に口元が盛り上がることはなく、口ゴボの印象を悪化させることなく治療を進められるのもメリットです。

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マウスピース矯正

透明で目立ちにくいマウスピース矯正は、見た目に配慮したい方や、装置を取り外したい方に人気の治療法です。

特に軽度〜中等度の症例には効果的で、最近では技術の進歩により、前歯の突出や歯列の全体的な前方傾斜にも対応できるケースが増えています。

ただし、重度の前突や骨格的なズレが大きい場合には適応が難しいこともあるため、医師の総合的な診断のうえで判断されます。

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骨格が原因なら「外科手術」

上顎や下顎そのものが前方に出ている「骨格性の口ゴボ」は、歯列矯正だけで改善するのが難しい場合があります。

たとえば、上顎が過剰に前に突出していたり、下顎が後退していたりすると、歯の位置を整えるだけでは口元の突出感を十分に解消できません。

このようなケースでは、「外科矯正手術(顎の骨を切って移動させる手術)」が必要になることもあります。

そして、外科矯正はワイヤー矯正と併用して行われるのが一般的で、術前・術後での矯正治療を含めて数年単位の治療期間がかかることがあります。

体への負担もあるため、矯正専門の歯科医師としっかり相談し、治療法を決定することが大切です。

唇や皮膚の厚みが原因なら「整形手術」

歯や骨格に問題がないにもかかわらず口元が前に出て見える場合は、唇や周囲の皮膚、筋肉といった軟組織の厚みが影響している可能性があります。

こうした軟組織による口ゴボは、歯列矯正や顎の骨の手術では十分な改善が見込めないケースもあり、美容外科での整形手術を検討する場合もあります。

具体的には、唇のボリュームを調整する施術や、口元の皮膚・筋肉にアプローチする施術などが挙げられます。

美容整形を検討する際は、仕上がりのイメージやメリット・デメリットについて事前に医師と十分に相談することが大切です。必要に応じて、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較するのも良いでしょう。

歯並びは良いと思っていても、口ゴボが気になるならまずは診断を

カウンセリング

「歯並びは良いのに、なぜか口元が気になる」という場合、その違和感の正体は、歯の傾きや骨格、唇の厚みなどの要因が関係している可能性があります。

まずは専門的な診断を受け、自分の口元に本当に必要な対策を知ることが大切です。

Oh my teethでは、歯科医院での初回診断を受けたあとは、原則オンラインで治療を進められるマウスピース矯正サービスを提供しています。

通院の手間を減らしながら、専門的なサポートを受けられるのが特徴です。

「口元の印象を少しでも変えたい」「本当に自分に合った治療法を知りたい」と感じている方は、まずは気軽に無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。

口ゴボ 歯並びは良い CTA②

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