ティースジュエリーのデメリットは?後悔しないためのポイントも解説!
日本でも話題沸騰中の「ティースジュエリー」。次世代アクセサリーとして、多くの海外セレブやK-POPアイドルも取り入れています。
しかし、「つけてみたいけど歯に悪いんじゃない?」「気になるけど似合わなかったら嫌……」と不安や疑問を感じる方も多いのでは。
ティースジュエリーをつけるのは口のなか。正しい知識を身につけておかないと、いざつけたときに後悔や不満が残ってしまうかもしれません。
そこで本記事では、ティースジュエリーのデメリットと注意点をくわしく解説します。実際のデザイン例も取り上げるので、「ティースジュエリーをつける予定だけどデザインに迷っている!」という方もぜひご覧ください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア 「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- あの芸能人もつけている?ティースジュエリーとは
- ティースジュエリーをつけるデメリットと注意点
- 似合うファッションや装着できるシーンが限られる
- 虫歯リスクが高まる
- 違和感や痛みが出ることがある
- セルフではつけられない
- きれいな状態を保つなら定期的に施術する必要がある
- ティースジュエリーをつけるメリット
- 周りと被らないおしゃれで差をつけられる
- 口元に自信をもてる
- 最先端のアクセサリーでおしゃれの幅が広がる
- 実際につけるとどう?ティースジュエリーの仕上がりをチェック
- はじめてさん におすすめ!シンプルなデザイン
- 派手めファッション好き必見!きらきらデザイン
- シーンに合わせて着脱OK!マウスピースデザイン
- ティースジュエリーができるおすすめのクリニック(東京)
- デメリットも理解してティースジュエリーでおしゃれ上級者になろう!
ティースジュエリーとは、歯の表面にラインストーンやダイヤモンドなどをつけて楽しむアクセサリーのこと です。「ティースピアス」や「トゥースジェム」(tooth gem)などとも呼ばれています。ジュエリーを一つだけつけたり、複数の歯につけたり、デザインの自由度が高く自分らしさを前面に出せる大注目のファッションアイテムです。
欧米ではすでに定着しつつあり、海外セレブやアーティストにも愛用されています。最近ではBLACKPINKリサさん、TWICE チェヨンさんなどK-POPアイドルがつけていることから、日本でもじわじわと人気が高まっています。
ちなみにティースジュエリーは歯科クリニックで装着でき、1歯あたり6,000円ほどが相場です。
ティースジュエリーとは?次世代アクセサリーの魅力や注意点を徹底解説【歯科医師監修】
「笑ったときにチラッと見えるジュエリーがかわいい!」と注目が高まるティースジュエリー。実は、デメリットも存在します。ここでは、ティースジュエリーをつける前に知っておくべきデメリットや注意点を解説します。
基礎知識としてデメリットと注意点を理解して、ティースジュエリーを満足いく仕上がりにしましょう。
似合うファッションや装着できるシー ンが限られる
ティースジュエリーのデザインによっては、似合うおしゃれや装着できるシーンがせまいと感じるかもしれません。ジュエリーの輝きは華やかさをプラスするため、派手なファッションやメイクによくマッチします。「普段のおしゃれはシンプルにまとめる」という方は、口元だけ浮いてしまう可能性があります。
また、ティースジュエリーは人気が高まっているとはいえ、日本ではまだまだマイナーなファッションアイテムです。ネガティブな印象を与えてしまう可能性があるのは、ティースジュエリーのデメリットの一つ。かっちりとしたビジネスの場では、あまり好まれないかもしれません。
TPOが気になる方は、ジュエリーを一つだけつけるシンプルなデザインや、マウスピースにジュエリーをつければ、シーンを選ばずティースジュエリーを楽しめるでしょう。
虫歯リスクが高まる
ティースジュエリーの周りは、虫歯リスクが高まります。歯の表面に凹凸ができることで、食べかすや歯垢がたまりやすくなるのはティースジュエリーのデメリッ トです。汚れをそのままにすると、虫歯の原因菌が増殖するため、普段よりも念入りな歯磨きが大切です。
なお、ティースジュエリーをつけたら、研磨剤不使用の歯磨き粉を使いましょう。研磨剤が入っていると、ジュエリーの表面が傷つきやすくツヤがなくなってしまいます。さらに、細かな部分の汚れを効率的に落とすなら歯ブラシに加えて、毛束が1本の「ワンタフトブラシ」を使うのもおすすめです。
違和感や痛みが出ることがある
歯の表面に凹凸ができて違和感や痛みが出るリスクがあるのも、ティースジュエリーのデメリット。特に、大きなサイズや尖った形のジュエリーは、口内を傷つけやすいでしょう。また、マウスピースジュエリーをする場合、マウスピースに慣れていないと最初は違和感があるかもしれません。
ティースジュエリーのデザインを決める際は、見た目だけでなく機能性を考えることも大切です。歯並びや噛み癖などを考慮して、普段どおり過ごせるデザインを選びましょう。しかし、デザインの機能性を自分で判断するのは難しいため、歯科医師や歯科衛生士に相談してくださいね。
セルフではつけられない
ティースジュエリーは、歯科クリニックでつけるのが基本です。セルフキットも販売されていますが、使用されているジュエリーの素材や接着剤の安全性が担保されているとは言い切れません。そのため、自分で気軽にティースジュエリーをつけられない点はデメリットといえるでしょう。
なお、ティースジュエリーを正しくつけるには、一般では購入できない歯科専用の材料や器具が必要です。歯科専用ではない素材や接着剤を使うと、仕上がりが悪くなったり、健康へ悪影響を及ぼしたりする可能性もあります。
加えて、ティースジュエリーは口腔内の処置になることからも、歯科医師や歯科衛生士につけてもらいましょう。
セルフでティースジュエリーはつけられる?自分でつけることの3つのリスク
きれいな状態を保つなら定期的に施術する必要がある
ティースジュエリーは、歯にずっとついていられるわけではありません。3ヶ月〜半年ほどで取れてしまうため、ティースジュエリーを常に楽しみたい方は数ヶ月に1回の交換が必要です。仕事やアルバイトで忙しいと、定期的な通院が負担に感じることがあるでしょう。
なお、ティースジュエリーを接着する強さは変えられるため、何度もクリニックで施術するのは面倒という方は強めに接着してもらうのも一つの手です。ただし長期間ジュエリーをつけていると、どうしても表面が傷ついて光沢が失われてしまい、見た目の悪さが気になってしまうかもしれません。
ティースジュエリーのデメリットを理解したところで、続いてはメリットを見ていきましょう。
周りと被らないおしゃれで差をつけられる
口元に自信をもてる
最先端のアクセサリーでおしゃれの幅が広がる
周りと被らないおしゃれで差をつけられる
トレンドの最先端であるティースジュエリーは、日本ではまだ知らない方も多く、周りとは違ったおしゃれを楽しめます。「自分らしいおしゃれを大事にしたい」「人とは違ったおしゃれを楽しみたい」という方は要チェックです。
ティースジュエリーの派手さはシーンによってはデメリットにもなりますが、逆にデザインの自由度が高いため、唯一無二のファッションを楽しめます。たとえば、前歯全体にジュエリーをのせる派手なデザインから、1本の歯だけにつける控えめなデザインなどさまざま。ネイル感覚で自分だけのおしゃれを身にまといましょう。
口元に自信をもてる
口元にかわいいティースジュエリーをつけると、気分が上がって自信をもてます。ジュエリーのきらめきを楽しみたいという思いから、自然に笑顔も増えるはず。
「さらに美しい仕上がりにして、口元に自信をもちたい」という方は、ティースジュエリーをつける前に矯正やホワイトニングをするのがおすすめです。歯並びを整えたり、歯を白くしたりすると、ジュエリーのきらめきが一段と映えます。
ちなみに、マウスピースを使った矯正やホワイトニングであれば、マウスピースにジュエリーをつけるという選択肢もあります。ただし、マウスピースで矯正したい場合は、診察や精密検査が必須です。Oh my teethでは無料診断を行っていますので、お気軽にご相談ください。
最先端のアクセサリーでおしゃれの幅が広がる
おしゃれの幅が広げられるのも、ティースジュエリーのメリットです。デザインの幅が広いため、ネイルやアクセサリーと合わせると、今までにないおしゃれの楽しみを感じられるでしょう。ティースジュエリーのもちは3ヶ月〜半年ほどなので、季節ごとにデザインを変えるのもおすすめです。
さらに、ティースジュエリーに合わせてリップメイクを変えるのもよいでしょう。ジュエリーのきらめきに合わせて、ラメ入りのグロスを使うと、おしゃれに統一感が出ます。ティースジュエリーをきっかけに、新たなネイルやファッション、メイクに挑戦してみてくださいね。
「ティースジュエリーをつけてみたいけど、実際どんな仕上がりになるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
ここではデザイン別に、ティースジュエリーの仕上がりをチェックしましょう。これから施術する予定の方も、デザインを決める際の参考にしてくださいね。
はじめてさんにおすすめ!シンプルなデザイン
ティースジュエリー初心者さんにおすすめなのが、シンプルで控えめなデザインです。たとえば1本の歯だけにジュエリーをのせたり、2本の歯に1粒ずつジュエリーをのせたりすると、派手になりすぎません。
たくさんつけると華やかになるものの、似合うファッションや装着できるシーンが限られるデメリットが生じます。シンプルなデザインであればTPOを選ばないので、「ティースジュエリーをつけたいけど派手になりすぎるのは嫌」という方に適しています。
加えて、シンプルなデザインは値段が抑えられるのもメリットです。1歯のみであれば6,000円〜が相場。2歯以上つけたい場合は、1万円以上を予算に考えましょう。
派手めファッション好き必見!きらきらデザイン
「せっかくティースジュエリーをつけるなら豪華にしたい!」という方は、ジュエリーをたっぷり使ったきらきらしたデザインがぴったりです。上下の前歯~犬歯にかけてジュエリーをのせたり、2〜3本の歯の表面を埋めるようにジュエリーをのせたりするデザインがあります。
とても華やかで非日常感があるので、ライブやイベント用にいつもと違うおしゃれにしたい方にもおすすめ。振り袖や袴、パーティードレスといった服装とも合いやすいため、ハレの日にとびっきりのおしゃれをしたい方も要チェックです。
ただし、ジュエリーの数やつける歯の本数が多いぶん値段が高くなるのはデメリット。たとえば、上前歯を含む6本の歯に1粒ずつジュエリーをつけると数万円かかることもあります。
シーンに合わせて着脱OK!マウスピースデザイン
休日だけ歯のおしゃれをしたい方は、マウスピースにティースジュエリーをつけるのがおすすめです。シーンに合わせて着脱できるため、ピアスやネックレスのようにティースジュエリーをより手軽に楽しめます。
透明なマウスピースにつけるため、仕上がりも歯に直接つけるタイプとほぼ変わりません。費用はマウスピースの作製費を含めて、2万円ほどかかります。
また、マウスピースで矯正やホワイトニングをしたい方は治療をしながらマウスピースジュエリーを楽しむ方法もあります。マウスピースを交換するたびにデザインも変えられるため 、治療中の気分も上がるでしょう。