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最終更新日:2025年8月11日

大きい前歯を削る費用はいくら?4つの方法と値段の相場を解説

分割払い 費用

大きい前歯の形を整える治療法は、歯の表面を少しだけ整える簡単な処置から、大きく削って被せ物をする治療までさまざまです。

治療法によって費用や歯を削る量、将来的なリスクが異なります。

本記事では、大きい前歯を削るための費用相場をわかりやすく解説

さらに、大きい前歯を削る治療費の内訳や費用を抑える方法、後悔しないために知っておくべきリスクも紹介しているので、最後までご覧ください。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

【方法別】大きい前歯を削る費用相場

大きい前歯を削って形を整える治療法は、一つだけではありません。主に4つの方法があり、それぞれ削る量や目的、費用が異なります。

大きい前歯を削る治療法と費用についてみていきましょう。

①歯の形や長さを整える「形態修正」の費用

形態修正とは、歯の形や長さを少しだけ整える治療法です。

保険適用なら1歯あたり3,000円前後、審美目的の自由診療でも1歯1万~2万円程度で受けられることが多いでしょう。

形態修正は、「前歯の先端がギザギザしているのを滑らかにしたい」「隣の歯と比べて、ほんの少しだけ長いのが気になる」といった悩みに適用されます。

処置は、歯の表面にあるエナメル質という硬い組織の範囲内で行うため、麻酔も不要で短時間で完了します。

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②セラミックを貼る「ラミネートベニア」の費用

ラミネートベニアは、歯の表面を0.3mm〜0.5mmほど薄く削り、その上からセラミック製の薄い板を貼り付けて形や色を改善する治療法です。

費用相場は、1本あたり10万~20万円程度。技術と高品質な材料が必要なため、治療は保険適用外の自由診療となり、費用も高額になります。

ラミネートベニアは、「前歯の形を整えたい」という希望に加えて、「歯の色も白くしたい」「歯と歯の間のわずかな隙間も同時に閉じたい」といった、複数の悩みを一気に解決することもできます。

③歯を大きく削る「セラミッククラウン」の費用

セラミッククラウンは、歯を全体的にひと回り小さく削って土台の形にし、その上からセラミックで作られた被せ物(クラウン)をすっぽりと被せる方法です。

自由診療となり、費用相場が1本あたり12万円~25万円程度。神経の治療(根管治療)が必要になれば、追加で数万円の費用がかかることもあります。

「前歯が他の歯と比べて明らかに大きい」「捻じれて生えているなど、歯並びの乱れも同時に治したい」といった、変化を求める場合に適しています。

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④矯正用のスペースを作る「IPR」の費用

IPRとは、歯と歯の間の側面をヤスリのような器具でほんの少し削り、歯を動かすためのスペースを作る処置です。

歯科矯正の一環として行われるため、処置自体の費用相場は1,000円~5万円程度が目安になります。しかし、矯正治療全体の料金に含まれていたり、オプションとして別途請求されたりするため、事前に確認しておくことが大切です。

大きい前歯でお悩みなら、まず矯正治療を検討してみませんか?

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Oh my teethのマウスピース矯正なら、自然に歯並びと歯の見え方を改善できる可能性があります。歯科医師による診断は無料です。お気軽にご相談ください。

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大きい前歯を削る費用の内訳【何にいくらかかる?】

歯科医院で提示される治療費は、歯を削る費用や詰め物・被せ物の費用だけでなく、診断からメンテナンスまでのさまざまな項目で構成されています。

内訳を知っておくことで、見積もりの内容を正しく理解し、後から「話が違う」といったトラブルを防げます。

一般的な自由診療の内訳は以下の通りです。

項目

費用

説明

カウンセリング・検査診断料

無料〜5万円程度

レントゲン撮影や歯型の採取、治療計画の立案にかかる費用です。

施術料・材料費

1万~25万円

ラミネートベニアやセラミッククラウン自体の費用や、それを取り付ける技術料です。

仮歯代

1本3,000円〜1万円程度

最終的な被せ物が完成するまでの間、日常生活に支障がないように装着する仮の歯の費用です。

調整料・メンテナンス料

1回3,000円〜1万円程度

治療後の噛み合わせのチェックや、クリーニングにかかる費用です。

治療を契約する前には、提示された金額にこれらの費用がどこまで含まれているのかを確認することが安心して治療を進めるためのポイントです。

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大きな歯を削る費用を安く抑える方法

高額になりがちな審美治療ですが、以下の方法を賢く利用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

治療費を安く抑える方法
  • わずかな調整で満足できるなら保険適用の「形態修正」を検討する

  • 2〜3の医院でカウンセリングを受け、費用と治療内容を比較検討する

  • 医療費控除を利用する

  • デンタルローンや院内分割払いを利用する

医療費控除は、噛み合わせの改善など治療目的の側面も大きいと税務署に認められれば、所得税が還付される可能性があります。

また、一括での支払いが難しい場合、月々の負担を抑えて治療を始められるデンタルローンや院内分割払いも活用するのも良い方法です。

ただし、ローン会社によっては金利や手数料が発生するため、総支払額は一括払いより多くなる点には注意しましょう。

なお、審美治療は技術や材料の質が仕上がりに直結するため、安さだけで歯科医院を選ぶのは危険です。

質の低い治療は、見た目の不満だけでなく、後々の健康トラブルに繋がるリスクもあります。歯科医院選びは慎重に行いましょう。

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費用だけで判断してはいけない!大きい歯を削るリスク

治療法を選ぶ際、費用以上に「歯を削ることの健康上のリスク」を必ず理解しておく必要があります。

具体的には、以下のようなリスクが考えられます。

  • 削ることで神経に刺激が伝わりやすくなり、冷たいものや風がしみるようになる

  • 削ることで歯の構造が弱くなり、将来的に割れたり欠けたりするリスクが高くなる

  • 大きく削る場合、神経を抜く処置が必要になることがある

  • 一度削った歯は二度と戻ることはない

費用と効果、リスクを天秤にかけ、本当に自分にとって必要な治療なのかを慎重に判断することが大切です。

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大きい前歯を削る費用に関するよくある質問(FAQ)

FAQ

ここでは、大きい前歯を削る費用に関して、多くの方が抱く疑問にQ&A形式でお答えします。

Q. 削る本数が増えると、1本あたりの値段は安くなりますか?

A. 基本的に、治療本数が増えても1本あたりの単価が安くなるケースは少ないです。

その理由は、セラミック治療のような自由診療では、歯科技工士が1本1本オーダーメイドで製作するため、本数が増えても1本あたりの手間やコストは変わらないからです。

ただし、歯科医院によっては複数本の治療で総額から少し割引するキャンペーンを行っている場合もあるため、カウンセリングの際に一度確認してみましょう。

Q. 前歯が大きい場合、矯正と削るのではどちらが費用を抑えられる?

A. ケースバイケースです。

たとえば、他の歯並びは問題なく、前歯2本の形だけが気になるなら、ラミネートベニア(約20〜40万円)の方が全体矯正(約70〜100万円)より安価です。

ただし、削る治療は気になる歯だけをピンポイントで治す対症療法、矯正は歯並びや噛み合わせを根本から治す原因療法。

自分の歯を削らずに根本から解決できる矯正治療の方が、長期的に見て価値ある投資と言えるかもしれません。

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Q. 大きい歯を削る治療費は保険適用外?

A. はい、基本的に見た目をきれいにする審美目的の治療は、保険適用外の自由診療となります。

日本の国民健康保険制度は、虫歯や歯周病といった病気の治療など、機能的な問題を回復させることを目的としています。そのため、美しさを追求する審美治療は、その対象にはなりません。

大きい前歯は削る前にしっかりと効果とリスクを検討しよう

歯を削るという行為は、一度行ってしまえば二度と元には戻せない「不可逆的な治療」です。情報が不十分なまま勢いで決めてしまうと、後から「知覚過敏に悩まされるようになった」「理想の形にならなかった」と後悔するリスクがあります。

今回ご紹介した4つの方法は、それぞれメリット、デメリット、費用が異なります。あなたの理想のゴールは何か、どこまでのリスクなら許容できるのか。ご自身の価値観と照らし合わせながら、じっくり考える時間を持つことが大切です。

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