Oh my teeth
歯科矯正
最終更新日:2025年10月23日

歯科矯正のお金がない人でもOK!今すぐ矯正を始める方法

歯科矯正のお金がないときの4つの選択肢と安くする方法
「お金がないけどすぐに歯並びを治したい」
「やっぱりまとまったお金がないと矯正するのは難しいかな?」

実は、まとまったお金がなくても、無理なく歯科矯正を始める方法があります。
本記事では、「矯正したいけど一括で支払うのは難しい」という方に向けて、少ない負担で矯正を始める具体的な方法や、費用を抑える工夫のポイントをわかりやすく解説します。
学生の方はもちろん、社会人や子育て中の方など、 「矯正するお金がない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

お金がない人が今すぐ歯科矯正を始めるには?

「まとまったお金はないけど、今すぐ歯科矯正を始めたい」という方にとって、費用面での大きな味方になるのが「デンタルローン」と「トータルフィー制度」です。
この2つを上手に活用すれば、大きな出費を避けながら矯正治療をスタートできるだけでなく、治療中の急な追加費用にも悩まされにくくなります。ここでは、それぞれの仕組みやメリットについて解説します。

①デンタルローンを活用する

まとまったお金がないけど歯科矯正を始めたい方は、デンタルローンを活用するのがおすすめです。デンタルローンとは、矯正歯科をはじめ、歯科治療にかかる費用を分割で支払える制度のことです。
月々1万円以下の負担からスタートできる場合もあり、「数十万を一度に支払うのは無理だけど、今すぐ矯正を始めたい」という方に適しています。
ただし、デンタルローンは金利が発生するため、トータルの支払い額は一括払いより高くなるのが一般的です。そのため、「矯正費用を安くする方法」というよりも、「生活に無理なく矯正を始めるための方法」として認識しておくとよいでしょう。
なお、 マウスピース矯正 Oh my teethでも、デンタルローンを利用して矯正を始められます。上下前歯12本に特化したBasicプラン(税込33万円)の場合、月々3500円〜のデンタルローンに対応しており、学生やまとまったお金がない方にもご利用いただいております
デンタルローンの仕組みや支払いのシミュレーションに関しては初回の無料診断で詳しく説明しています。まずはお気軽にご相談ください。
お金がないけど歯科矯正を始めたい
また、デンタルローンを利用する際は審査が必要です。収入状況や信用情報によっては、利用できない場合もある点に注意しましょう。
デンタルローンの仕組みや審査のポイントについては「歯科矯正のローンは月々いくら?デメリットや審査のポイントで詳しく解説しています。こちらもあわせてぜひチェックしてみてください。

②トータルフィー制のクリニックを選ぶ

「初期費用は抑えたいけど、あとから追加料金がかさむのは不安…」という方は、トータルフィー制のクリニックを選びましょう
トータルフィー制とは、矯正治療にかかるすべての費用(診断料・装置代・調整料など)を最初にまとめて提示する料金体系のことです。治療途中に細かい追加費用が発生することが少ないため、総額が明確で、安心して治療を進めやすくなります。
デンタルローンと併用することで、毎月の支払い額を明確にイメージしやすくなるため、矯正するお金がない人はデンタルローンとトータルフィー制を組み合わせるのがおすすめです。
ちなみにOh my teethが行った独自調査では、都度払いよりもトータルフィーのほうが矯正治療の満足度が高いことがわかっています。
【料金体系】歯列矯正の支払い方法、満足度が一番高いのはどれ?答えは…toggle-arrow
矯正費用の支払い方法には、いくつか種類があります。
今回の調査では、「頭金+都度払い」が46.8%で最多、次いで「トータルフィー(一括払い)」が41.2%となりました。
都度払いは12%と少数派で、多くの方が歯列矯正の総額目安を事前に把握していることがわかります。
また、 支払い方法と満足度の関係を調べたところ、最も満足度が高かったのは、最初に治療費の総額を支払う「トータルフィー制度」。その満足度は、なんと92.2%にも達しています。
多くの人が選んでいた「頭金+都度払い」(46.8%)よりも、満足度で大きく差をつけた形です。
「後から追加料金が発生するかも…」という不安がない、この費用の透明性が安心して治療を受けられる満足感に直結していると考えられます。
歯列矯正費用の調査は「歯列矯正の費用を!矯正経験者250名に聞いてみた」で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

歯科矯正をもっとお得に!お金がない人がチェックしておくべきポイント

「お金がないけど今すぐ矯正をしたい」という方は、デンタルローンやトータルフィー制の活用に加え、以下のポイントもチェックしておきましょう。
  • モニター制度やキャンペーンが利用できるか
  • カウンセリングや精密検査が無料でできるか
  • 少ない通院回数で歯科矯正ができるか
  • 医療費控除が活用できるか
  • 部分矯正で治療ができるか
これらのポイントについて事前に確認しておくことで、歯科矯正の費用負担をさらに抑えられる可能性があります。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

モニター制度やキャンペーンが利用できるか

歯科矯正を始める際は、まず希望のクリニックでモニター募集やキャンペーンを実施していないか確認しましょう。モニター制度や期間限定キャンペーンを活用すれば、通常よりも費用を抑えて矯正を始められる場合があります。
モニター制度とは、クリニックの広告活動やデータ収集に協力する代わりにお得な特典が受けられる仕組みのことです。
条件や特典はクリニックによって異なりますが、歯科矯正のモニター制度は治療前後の写真撮影やアンケート回答などを条件に、矯正費用が割引されたり、ギフトカードが貰えたりすることが多いです。
また、特定の時期だけ実施されるキャンペーンでは、カウンセリング無料や矯正基本料の割引などの特典が用意されていることもあります。
マウスピース矯正 Oh my teethでも、アンケート回答で1万円分のギフトカードとホワイトニング1ヶ月分の特典が受けられる体験モニターを募集しています。デンタルローン×トータルフィー制で月額3,500円~マウスピース矯正ができるので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
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カウンセリングや精密検査が無料でできるか

カウンセリングや精密検査が無料でできるかどうかも見逃せないポイントです。見落としがちですが、カウンセリング料や精密検査料は初期費用として大きな負担になることがあります。
クリニックによっては、初回カウンセリングに5,000円程度、レントゲンや口腔内スキャンなどの精密検査に3〜5万円前後の費用がかかるケースも。これらの費用はデンタルローンの対象外であることが多く、「矯正の検討段階で思わぬ出費になってしまった」という声も少なくありません。
一方で、最近はカウンセリングや精密検査を無料で実施している矯正サービスも増えてきています。 Oh my teethもカウンセリング料・精密検査代・診断料はすべて無料です。
「お金がないけど矯正したい」と考えている方はもちろん、「まず相談だけしたい」「検査してから始めるか決めたい」という方にとっても、事前に無料でどこまで対応してくれるかはチェックしておきたいポイントの一つといえます。

少ない通院回数で歯科矯正ができるか

矯正治療では、通院回数が多くなるほど総額の費用が上がってしまう可能性があります。特にワイヤー矯正では、月に1回程度の頻度で通院が必要なことが多く、そのたびに調整費(数千円〜1万円程度)が発生するケースもあります。
トータルフィー制のクリニックでは、こうした調整費が最初から料金に含まれていることもありますが、それでも通院のたびに交通費や時間がかかるため、実質的な負担は少なくありません。
そのため、矯正にかかる二次的な負担も抑えたいのであれば、通院回数が少なくても治療が進められる矯正サービスを選ぶのがおすすめです。Oh my teethのように通院不要(※)または最小限で済む矯正サービスなら、金銭面に加え時間的なコストも抑えられます。
※マウスピース矯正 Oh my teethの「通わない」「通院不要」とは、矯正開始後の定期通院不要を示しています。

医療費控除が活用できるか

歯科矯正の費用は、条件を満たせば医療費控除の対象になることがあります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告で税金の一部が戻ってくる制度です。
例えば、噛み合わせや発音の改善など「治療目的」で行う矯正は控除対象となることがあります。一方で、見た目だけを整える「審美目的」の矯正は対象外となるケースもあるため注意が必要です。
医療費控除を受けられるかどうかは矯正の目的や医師の判断によって異なるため、事前にクリニックへ確認しておくと安心です。また、申告には領収書や明細が必要なので、治療費の記録は必ず保管しておきましょう。
歯科矯正の医療費控除については「歯科矯正は医療費控除の対象?戻ってくる金額や申請方法をわかりやすく解説」で詳しく解説しているので、こちらもぜひご覧ください。

部分矯正で治療ができるか

費用を抑えて矯正したい場合は、自身の歯並びが部分矯正で治療できるかどうも事前に確認しておきましょう。
前歯のズレなど、一部の歯並びのみを整えるケースでは、全体矯正よりも治療期間が短く、費用も抑えられる可能性があります。
以下は、ワイヤー矯正・マウスピース矯正それぞれの、全体矯正と部分矯正にかかる費用の目安です。
全体矯正
部分矯正
表側矯正
60万〜130万円
30万〜60万円
裏側矯正
100万〜170万円
40万〜70万円
ハーフリンガル矯正
80万〜150万円
35万〜65万円
マウスピース矯正
60万〜100万円
10万〜40万円
※Oh my teeth調べ(歯並びの状態や範囲により料金は異なります)
なお、部分矯正が適用できるかどうかは、歯並びの状態や治療の目的によって異なります
「見た目は気になるけど、機能的には問題ない」という方には適していることが多いですが、 噛み合わせの問題や骨格的な要因がある場合は、全体矯正が必要になることも。
まずは診断で自身の歯並びが部分矯正で改善できるかどうかチェックしましょう。
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歯科矯正したいけどお金がない!よくある質問(FAQ)

ここでは、「お金がないけど矯正をしたい」と考えている方から、よく寄せられる疑問をQ&A形式で解説します。

Q. 毎月1万円以下で矯正することは可能ですか?

A. 条件によっては可能です。
前歯だけの部分矯正や定額プランを利用すれば、月額9,800円程度で矯正治療を始められるケースもあります。
ただし、初回費用が必要な場合や、支払い回数によって月額が変わることもあるため、契約前に総額を確認しておきましょう。

Q. いくら貯まったら歯科矯正を始められる?

A. 矯正を始めるのに必要な貯金額は、治療方法や支払い方法によって大きく異なります。
一括払いで全体矯正を受ける場合は、60〜100万円前後の準備が必要になることが多いですが、分割払いを活用すれば、手元に大きな金額がなくても治療を始めることが可能です。
歯科矯正を始めるには事前のカウンセリングや精密検査・診断が必要となるため、5万円前後の初期費用を用意しておけば一括払いじゃなくても矯正を始められることが多いでしょう。

Q. 支払いはどのタイミングで発生しますか?

A. 初診時や契約時に費用が発生するケースが多いです。
精密検査・診断料は初診時に支払うのが一般的です。矯正費用については、一括払いなら契約時、分割払いなら初回費用+毎月の支払いというパターンが多くなっています。
支払いのタイミングや内訳はクリニックによって異なるため、事前に確認しましょう。

Q. デンタルローンを利用するのが不安です。注意点はありますか?

A. 金利や返済計画を事前に確認することが重要です。
月々の支払い額だけで判断せず、金利を含めた総額や返済期間にも注意を払いましょう。
また、生活費を圧迫しないかどうかも考慮したうえで、無理のないプランを選ぶことが大切です。

Q. 歯科矯正は保険適用になりますか?

A. 基本的に保険適用外ですが、特定の疾患に限り適用されることがあります。
例えば、顎変形症などの先天的な疾患がある場合は、保険適用となることがあります。一方、見た目の改善を目的とした矯正は自費診療となります。
自分が行いたい矯正が保険適用になるかは、事前にクリニックに確認してください。また、歯科矯正が保険適応となるケースについて、「歯列矯正は保険適用される?適用症例や費用を抑える方法を紹介 」で詳しく解説しているので、気になる方はあわせてチェックしてみましょう。

Q. 追加費用が発生するケースは?

A. 歯科矯正の費用はあらかじめ提示されることが多いものの、治療中の状況や行動によって、別途費用が発生するケースもあります。
以下は、よくある追加費用の例です。
  • マウスピースの紛失・破損
    マウスピース矯正では、装置の着脱や管理を自分で行う必要があります。万が一、紛失や破損があった場合は、新しい装置の再作成に数千円〜数万円の費用がかかることがあります。
  • 治療期間の延長
    歯の動きが予定より遅れたり、リテーナーの装着時間が足りなかったりすると、治療期間が延びることがあります。延長によって通院回数が増えると、その都度費用が発生します。
  • 装置や治療計画の変更
    治療中に想定外の不正咬合が見つかったり、患者側の希望で治療範囲を変更したりすると、追加の検査費や新たな装置代などが必要になることがあります。
想定外の出費に慌てないためにも、どのような場面で追加費用がかかる可能性があるのかを事前に把握しておくことが大切です。

Q. モニター価格にはどんな条件がありますか?

A. 写真提供や症例公開への同意が求められることがあります。
モニター価格は費用を抑えられるメリットがありますが、SNS投稿や治療写真の使用許可などが条件になる場合があります。
プライバシーや公開範囲についてしっかり確認し、納得できる場合に申し込むようにしましょう。

歯科矯正はお金がない人でも始められる!

歯科矯正=治療開始時に高額な料金を支払うイメージがありますが、最近では分割払いに対応したクリニックが非常に増えています。
あらかじめ総額を提示してくれるトータルフィー制のクリニックでデンタルローンを活用すれば、月々の負担を把握でき、無理なく矯正をスタートできるでしょう。
また、モニター制度や医療費控除を活用したり、カウンセリン・診断料が無料のクリニックを選べば、より費用を抑えて歯科矯正ができることもあります。
Oh my teethでは、デンタルローンの活用で月々3,500円~矯正を開始できます。トータルフィー制度を採用しているので、原則追加費用がかかる心配もありません。
学生はもちろん、新社会人や子育て中のママも始めやすいので、ぜひチェックしてみてください。
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