歯科矯正のお金がないときの4つの選択肢と安くする方法
歯科矯正のお金がないときはどうしたらいいのでしょうか。本記事では、歯科矯正はいくらあればできるのかや、歯並びを治したいけどお金がないときの対処法を解説。高校生や大学生など、矯正費用が払えないと悩んでいる人は必見です。
「歯並びを治したいけど、歯科矯正のお金がない……」
「歯科矯正したいけどお金がない人が歯並びを治すにはどうしたらいい?」
歯科矯正を検討しはじめると、このように悩む方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、最初にまとまったお金がなくても、歯科矯正を始めることはできます。
しかし歯科矯正は基本的に自由診療でクリニックごとに料金設定が異なります。
自分の歯並びのタイプはいくらかかるのか
いつどのタイミングで支払いが発生するのか
最初の支払い以降に追加費用は発生するのか
などをきちんと理解することが重要です。
本記事では、子供と大人それぞれで歯科矯正に必要な費用や、お金がないときの選択肢を紹介します。
中学生や高校生、大学生など、「歯科矯正したいけれど費用が高すぎできない」と悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
歯科矯正は基本的に保険がきかないため100万円程度かかると見積もった方がいいが、部分矯正に適応するとリーズナブルな値段で矯正できる
歯科矯正のお金がないときは、貯金してからはじめたりデンタルローンを活用したりするのも手
一般的な金属製の装置や、モニター募集している歯科クリニックを選択すると歯科矯正の費用は抑えられる
- 歯科矯正のお金がない!いくら貯まったらできる?
- 従来の方法は100万円だが近年はリーズナブルな矯正もある
- 歯の矯正はなぜ保険がきかない?
- 矯正したいけどお金がないときの4つの選択肢
- お金が貯まってから歯科矯正をはじめる
- デンタルローンを利用する
- 両親・祖父母・保護者からの援助を受ける
- カードローンを利用して分割払いする
- 歯科矯正のお金を抑える5つの方法
- ①安い矯正装置を選ぶ(コストダウン例:裏側→表側で135万円→95万円)
- ②部分矯正を選ぶ(コストダウン例:全体→部分で88万円→33万円)
- ③モニター価格で治療を受ける(コストダウン例:モニター適用で1万円引き)
- ④保険診療の対象症例か確認する
- ⑤確定申告して医療費控除を受ける
- 子供と大人それぞれの歯科矯正でかかるお金
- 子供の歯科矯正にかかるお金
- 大人の歯科矯正にかかるお金
- そのほか歯科矯正にかかるお金
- 歯科矯正のお金がないときに知っておくべき支払い方法
- 一括払い
- 分割払い
- トータルフィーシステム
- 歯科矯正はお金がない人でも検討できる
※コーヒー1杯分とは約300円のことを示しています。1日あたり約300円とは上下前歯の部分矯正プランの料金を36回払い(初回13,054円)で支払う場合の分割料金を日割りした金額。総額356,054円(税込)。再矯正1回までが料金に含まれます。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。
歯科矯正治療にかかる費用は高いものとして認識されていますが、具体的にいくらあればできるのでしょうか。ここでは、歯の矯正にはどれくらいお金が必要なのか、なぜ高いのかを紹介します。
従来の方法は100万円だが近年はリーズナブルな矯正もある
矯正をスタートする時期や装置の種類などによっても差がありますが、100万円は見積もっておいた方がいいでしょう。ただし矯正範囲が前歯部分などに限られる部分矯正の場合、比較的リーズナブルに矯正治療が受けられます。
さらにカウンセリングや精密検査が矯正基本料金に含まれるトータルフィー制度を導入していたり、基本的に通院不要で自宅で矯正できる(通院ごとに発生する費用が不要な)サービスもあります。基本的に通院不要のサービスの場合、人件費等のコストカットができるためよりリーズナブルに。
マウスピース矯正 Oh my teethも上下前歯の部分矯正プランに適合すると一律33万円(※)。事前のカウンセリングや精密検査の料金はプラン料金に含まれ、矯正を開始したあとの定期的な通院は原則不要です。まずはお気軽に無料診断へお越しください。お申し込みはこちらから24時間受け付けています。
※33万円とは、上下前歯の部分矯正プランの料金です。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。※矯正開始後の定期通院は原則不要ですが、矯正プラン適合診断は歯科医師が直接診察した上で出しますのでご安心ください。矯正開始後も歯並びの状態に応じて前処置を行ったり、歯科医師が必要と判断した場合には直接口腔内の状況を診させていただきます。
歯の矯正はなぜ保険がきかない?
矯正治療は、治療目的で行われる場合を除き、基本的に自由診療です。これが「歯の矯正は高すぎる」と言われる理由です。自由診療は歯科クリニックで料金を設定できるため、同じ部分矯正でも「A医院では30万円だったけど、B医院では50万円だった」ということもあります。
治療目的で保険が適用されるケースとは、「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療など、一部に限られます。
歯列矯正は保険適用される?適用症例や費用を抑える方法を紹介
このように、矯正治療はほとんどの方が自由診療で受けることになります。治療費は全額自己負担になるため、本記事の「矯正したいけどお金がないときの4つの選択肢」や「歯科矯正のお金を抑える5つの方法」を参考に、治療費を抑えていきましょう。
「歯並びを治したいけどお金がない」
「学生だから自腹で矯正を受けられない」
このようにお悩みの方が矯正治療をスタートしようとする上で選択肢となるのは大きく以下の二つでしょう。
お金が貯まってから歯科矯正をはじめる
デンタルローンを利用して歯科矯正をはじめる
お金が貯まってから歯科矯正をはじめる
確かに高校生・大学生などのうちに歯科矯正を考えはじめ「社会人になってお金が貯まったから」と矯正をスタートする人もいます。その場合、貯金する前に矯正相談を受けておくと「どれくらい貯めるべきか」「お金が貯まるまでどのくらいの期間がかかるか」がわかり、貯金へのモチベーションも上がります。
ただし、実際に矯正相談に行ってみると、早く矯正を開始したい気持ちが高まることも。実は筆者自身も矯正をするかどうかも決めていない状態で矯正相談に行ったのですが、シミュレーションで自分の歯並びがどのくらいきれいになるのかを目の当たりにし、「矯正したい!」と気持ちが固まってしまいました。
このように、「まとまったお金はあまりない」「でも早く歯並びをなおしたい」というケースで選択肢となるのが、次の「2. デンタルローンを利用して歯科矯正をはじめる」です。
デンタルローンを利用する
※1日コーヒー1杯分(約300円)とは、マウスピース矯正 Oh my teethの上下前歯の部分矯正プランを36回払い(初回13,054円)で支払う場合の分割料金を日割りした金額。総額356,054円(税込)。
33万円の歯科矯正でもまとまったお金を準備できないという人もいます。そういった方は、デンタルローンを利用することが多いです。
実際にマウスピース矯正 Oh my teethでも、3割以上の方がデンタルローンを利用しています。(2023年8月の実測値)
ちなみに、マウスピース矯正 Oh my teethの上下前歯の部分矯正プランに適合すると、デンタルローンの利用で1日あたり約300円で矯正を行うことも可能(※)です。「1日あたりコーヒー1杯分」と考えると、一気にハードルが下がりませんか?
また、矯正治療は早くはじめればはじめるほどコスパがいいのも事実。部分矯正であれば1年以内で矯正が完了することもあるため、お金が貯まるまで5年かかってからスタートするケースと比較すると、かなりタイムラグが生まれることに。
たとえば、25歳からはじめて25歳で矯正を完了するケースと、25歳から5年間かけて貯金してから矯正をスタートするケースを考えてみましょう。
25歳〜31歳という期間を考えると、結婚や子供の誕生といった大きなライフイベントも起こりやすいです。ほかにまとまったお金が必要なイベントが発生し、矯正治療を受けること自体が困難になるかもしれません。
1日でも長くきれいな歯並びで過ごしたいか、それとも確実にお金が準備できてから矯正をしたいのか。自分自身やご家族とも相談してみてくださいね。
※コーヒー1杯分とは約300円のことを示しています。1日あたり約300円とは上下前歯の部分矯正プランの料金を36回払い(初回13,054円)で支払う場合の分割料金を日割りした金額。総額356,054円(税込)。再矯正1回までが料金に含まれます。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。
両親・祖父母・保護者からの援助を受ける
「矯正したいけどお金がない」という中学生・高校生の場合、両親・祖父母・保護者からの援助が受けられないか相談してみるのも一つの方法でしょう。
カードローンを利用して分割払いする
銀行やクレジットカードのカードローンは金利が年15〜20%と高めですが、審査は緩いところもあります。ただし、返済のことを考えておかないと苦労する可能性もあるため、同じローンならデンタルローンの利用をおすすめします。
最後に矯正費用を安くする方法を紹介します。
①安い矯正装置を選ぶ(コストダウン例:裏側→表側で135万円→95万円)
矯正中の見た目を気にしない方であれば、安い矯正装置を検討してみましょう。ワイヤー矯正の場合、表側矯正よりも裏側矯正のほうが費用は高額です。
矯正装置を表側矯正にし、ブラケットとワイヤーを金属製のものにすると、費用を抑えられます。また近年は安いマウスピース矯正を提供しているブランドも増えています。
②部分矯正を選ぶ(コストダウン例:全体→部分で88万円→33万円)
部分矯正とは、前歯の隙間だけなおすなど気になる部分のみ矯正する方法です。部分矯正は全体矯正と比較すると費用を抑えられます。
しかし、部分矯正を希望しても歯科医師の診断により全体矯正が必要になることも。部分矯正を視野に入れる場合はドクターとよく相談しましょう。
部分矯正は10万円でできる?安い理由と選ぶ際の注意点
③モニター価格で治療を受ける(コストダウン例:モニター適用で1万円引き)
症例写真の利用やアンケートの回答、SNSの口コミ投稿などを条件に、通常料金よりも安いモニター料金で歯科矯正を受けられるクリニックもあります。
ただし、歯科クリニックによって年齢制限があったり矯正方法に指定があったりなど条件はさまざま。条件を満たしていればお得に歯科矯正が受けられますが、写真利用の範囲など事前によく確認しておきましょう。
歯科矯正モニター募集を利用したい!トラブル回避のための5つのポイント
④保険診療の対象症例か確認する
保険診療の対象であれば、保険がきくため負担は減ります。ただし前述したように、矯正治療で保険がきくケースは限られています。また、マウスピース矯正は対象外です。
⑤確定申告して医療費控除を受ける
歯科矯正では、噛み合わせの悪さが原因で歯の健康や機能に問題が生じていると診断されれば医療費控除の対象になります。一方、見た目の改善を目的とした矯正治療では医療費控除の対象になりません。
医療費控除とは、 その年の1月1日から12月31日までの間にご自身や家族の医療費を一定額以上支払った場合、確定申告をすることで税金の一部が戻ってくる制度です。そのため一旦は治療費を負担しなければならならず、「最初に手出しする分の治療費をできる限り抑えたい」という場合は、初めに紹介した以下の方法がおすすめです。
もちろん、医療費控除の対象になる場合は、忘れずに確定申告をしてくださいね。
歯科矯正の医療費控除はいくら戻る?計算方法や必要書類を詳しく解説
歯科矯正のお金がない場合、開始時期を検討してみるのも手。なぜなら早めに開始すると費用が安く済むケースもあるためです。
ここからは子供と大人の歯科矯正にかかるお金を紹介していくので参考にしてみてくださいね。
子供の歯科矯正にかかるお金
子供の歯科矯正(小児矯正)ははじめる時期によって以下のように分類されます。
矯正時期 | 矯正費用 | 矯正期間 |
---|---|---|
0期治療(3〜5歳ごろ) | 3万〜10万円 | 1年〜2年 |
1期治療(6〜12歳ごろ) | 20万〜30万円 | 10ヶ月〜3年 |
2期治療(13歳以降) | 30万〜100万円 | 1〜3年 |
矯正費用の目安がそれぞれ違うのは、子供の矯正治療ははじめる時期によって使用する装置が異なるためです。0期治療や1期治療ではワイヤーやブラケットといった装置はほぼ使用しません。
顎の成長期にある子供の場合、お口周りの筋肉と舌を鍛えるマウスピース型の装置や、あごを拡大する床矯正装置などで治療ができるため、費用を抑えられます。そのため「子供に歯科矯正を受けさせたいけどお金がない」という場合は、早め(顎の成長を活用できる時期)に相談に行くことで、矯正費用を抑えられる可能性があります。
2期治療はワイヤーとブラケット、マウスピースといった装置で歯並びと噛み合わせを整えるため、大人と同等の費用がかかるのが一般的です。
中学生・高校生の歯の矯正の値段はいくら?種類別に費用目安を紹介
学生でも歯科矯正費用を分割払いできる?条件や注意点を解説
大人の歯科矯正にかかるお金
大人の歯科矯正(成人矯正)では、装置の種類や歯並びをなおす範囲によって費用に大きな幅があります。
全体矯正 | 部分矯正 | |
---|---|---|
表側矯正 | 60万〜130万円 | 30万〜60万円 |
裏側矯正 | 100万〜170万円 | 40万〜70万円 |
ハーフリンガル矯正 | 80万〜150万円 | 35万〜65万円 |
マウスピース矯正 | 60万〜100万円 | 10万〜40万円 |
※Oh my teeth調べ(歯並びの状態や治療範囲により料金は大きく異なるため、あくまでも目安としてご覧ください)
成人矯正は見た目を重視すると費用は高額になります。たとえば、表側矯正の場合、セラミックやプラスチックといった白いブラケットやワイヤーを選択すると追加で費用がかかります。
また、装置を歯の裏側に装着する裏側矯正も費用が高いです。その理由としては、複雑な歯の裏の形に合わせてブラケットをオーダーメイドで製作すること、治療の難易度が高く歯科医師の技術が必要になることが挙げられます。
そのほか歯科矯正にかかるお金
歯科矯正では以下のような費用が発生します。
歯科矯正の流れ | 内訳 | 値段(目安) |
---|---|---|
矯正前 | カウンセリング | 無料〜5,000円 |
矯正前 | 精密検査・診察 | 10,000〜65,000円 |
矯正前 | 虫歯・歯周病治療 | 1,500〜10,000円/回 |
矯正前 | 抜歯 | 5.000〜15,000円/本 |
矯正中 | 矯正費用 | 10万〜170万円 |
矯正中 | 調整料 | 3,000〜10,000円/回 |
矯正後 | 保定装置料 | 10,000〜60,000円 |
矯正後 | 保定観察料 | 3,000〜5,000円/回 |
中でも初回カウンセリングと精密検査・診断料は、歯科矯正の契約をする前に行うもので、矯正治療とは別にお金が必要です。
また、矯正前に虫歯や歯周病になっていると治療を優先することも。この場合は保険適用になるため安く済みます。
しかし、歯を並べるスペースが不足して抜歯が必要と診断された場合は、健康な歯を抜くため自由診療になります。
ほかにも毎回の通院や矯正後の後戻りを防ぐための保定装置など別途で費用が発生することも。
矯正の準備期間から完了後の保定期間まで、トータルでいくらくらいかかるのかを契約前によく確認しておくことが大切です。
※満足度保証:治療完了後、装着時間を守っていたにも関わらずシミュレーション通りに歯が動かなかった場合。1回までコースをまるごとお受けいただけます。
歯科矯正の費用についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。
歯列矯正の平均費用まとめ!種類別の平均相場や支払い金額の抑え方も分かりやすく解説
歯科矯正にかかるお金は、歯科クリニックによって現金一括払いのところもあれば、クレジットカードで分割払いができるところも。ここでは歯科矯正の一般的な支払い方法を紹介します。
一括払い
一括払いは、ほとんどの歯科クリニックで導入している一般的な支払い方法です。歯科クリニックによっては、クレジットカードによる一括払いもできます。
その場合、自分が持っているカード会社のクレジットカードがクリニックで使用できるか窓口で確認しておきましょう。
分割払い
分割払いは、処置あるいは通院ごとに支払う方法です。たとえば、毎月3万円ずつといったように歯科矯正のお金を分割で払えます。
また、クレジットカード会社を通さず院内での分割払いに対応している歯科クリニックであれば、利息や手数料などは必要ありません。まとまったお金を支払うのが難しい方にとって分割払いはメリットといえるでしょう。
トータルフィーシステム
トータルフィーシステムとは、歯科矯正に必要なすべての費用をあらかじめ提示してもらえる制度です。最初に提示された金額以外は基本的に発生しません。
歯科クリニックによって分割で支払えるところもあります。治療期間が延びても追加費用は発生しないメリットはありますが、治療期間が予定よりも短くて済んだ場合は返金されないデメリットがあります。
こちらのクリニックでは、トータルフィーの2つのプラン(一律33万円/66万円)を用意しています。どちらのプランに適合するかを調べる検査・診断料や、通院のための費用もかからないので、まずはお気軽にご相談ください。
歯科矯正は子供の場合3万~30万円程度、大人の場合60万~170万円程度かかります。費用が高額になるため、矯正治療を躊躇してしまう方も少なくありません。しかし、分割支払いに対応しているところを選択したり、矯正装置の種類を比較的安価なものにしたりすることで、矯正にかかる費用は抑えられます。
マウスピース矯正 Oh my teethも、上下前歯の部分矯正プランに適合すれば、一律33万円で治療を受けられます。矯正開始前のカウンセリングや精密検査の費用も込みの料金で、追加費用はかかりません。デンタルローンを利用すれば、月々3,500円、1日あたり約300円で矯正を行うことも可能です。
まずは無料診断へお越しください。あなたの歯並びはいくらでなおせるのか、歯科医師が歯並びのお悩みを丁寧にお聞きした上で提示いたします。無理に契約をすすめることはいたしませんので、ご安心ください。
無料診断の予約は以下の赤いボタンから1分で完了します。
※月々3,500円とは、上下前歯の部分矯正プランを120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額。総額420,019円(税込)。1日コーヒー1杯分(約300円)とは、この分割支払い金額を日割りしたものです。再矯正1回までが料金に含まれます。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。33万円とは、上下前歯の部分矯正プランの料金です。