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歯科矯正
最終更新日:2023年10月26日

ビーバー歯は矯正で治る?治療法や費用・期間を解説

前歯2本が大きくビーバーのように目立つ状態を「ビーバー歯」といいます。本記事ではビーバー歯の治療法や費用・期間について解説。前歯の大きさにコンプレックスを持っている方は必見です。

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歯科医師

太田 吏帆子

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニック 所属歯科医師。鶴見大学歯学部卒業。卒後、東京歯科大学にて研修。一般歯科、矯正歯科勤務。

前歯が大きくて目立ついわゆる「ビーバー歯」はコンプレックスになりやすく、歯科矯正で治るかどうか気になる人もいるでしょう。

結論からいうとビーバー歯は歯科矯正で治せます。しかしビーバー歯の状態によっては歯科矯正のみでは改善が難しいケースもあり、まずは原因を知ることが大切です。

本記事ではビーバーのように前歯が大きく見える原因や治療法、費用や期間について解説します。

ビーバー歯治療のための情報がほしい人はぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正Oh my teethでは、歯科医師に直接歯並びのお悩みを相談できます。前歯の悩みを解決したい方はお気軽に無料診断へお越しください。

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ビーバー歯は歯科矯正で治る?

前歯が大きい歯並び

真ん中の前歯2本が大きくて目立つビーバー歯。

ビーバーやリスなどの小動物に例えられ、日本では「ビーバーみたいでかわいい!」とチャームポイントに捉えられることも多いです。

しかしビーバー歯を持つ人たちの中には、他人も自分も目をひいてしまう大きい前歯がコンプレックスになっていることも。

また、ビーバー歯と歯列不正(歯並びが悪いこと)をともなっているケースもあり、「噛み合わせが悪い」「歯磨きがしにくい」などの問題も抱えている人もいます。

実はビーバー歯は歯科矯正で治すことが可能です。

前歯が大きくなるのには原因があり、原因に合わせた治療法もいくつかあるので、自身のライフスタイルに合った方法を選択できます。

ビーバー歯の原因とは?

悩む女性

「どうして自分の前歯はこんなに大きいの?」と疑問に思うこともあるでしょう。

前歯が大きく見える原因は3つ考えられます。

  • 遺伝的に歯が大きい

  • 隣の歯やあごが小さいから前歯が大きく見える

  • 前歯が前に出ていて目立っている

遺伝的に歯が大きい

両親、または父親母親のどちらかの歯が大きい場合は遺伝していることが考えられます。

日本人の平均的な前歯の大きさは幅8.5mm、縦10mm程度。この数字よりも前歯が大きければ、歯がそもそも大きいということ。

一般的に「巨大歯」と呼ばれています。

歯自体が大きいビーバー歯は削って小さくするしかありません。

隣の歯が小さいから前歯が大きく見える

大きいと思っていた真ん中の前歯が、実は普通の大きさなこともあります。

前歯の隣の歯が小さいために真ん中の歯が大きく見えているのです。

また、隣の歯の大きさも普通でも、歯並びが悪く引っ込んでいたり捻れていたりすると、正面から見える範囲が狭くなり歯が小さく見えることもあります。

隣の歯が小さいことが原因で前歯2本が大きく見えているのなら、歯科矯正や隣の歯を大きくすることでバランスがよくなります。

前歯2本が前に出ていて目立っている

いわゆる出っ歯の状態で前歯が悪目立ちしていることも。

出っ歯の原因は遺伝やあごの成長の仕方による先天的なものと、指しゃぶりや口呼吸などの悪癖による後天的なものがあります。

前歯2本だけの出っ歯の場合は後天的な悪癖によるものがほとんどでしょう。

歯科矯正で正しい位置に戻せば前歯が大きく見えるのも改善されます。

ビーバー歯と出っ歯の違い

ビーバー歯と出っ歯の違いは、真ん中の前歯2本だけが大きく見えるかどうか。

ビーバー歯は「歯」であることに対し、出っ歯は前歯が前に出ている「状態」のことを指します。

出っ歯であっても前歯2本のサイズが大きければビーバー歯といえます。

ビーバー歯の矯正方法と費用

ビーバー歯の治療法は基本的には「大きな前歯を小さくする」か、「小さな歯を大きくする」かの2択です。

奥歯の噛み合わせが安定していて歯並びも良く、前歯の大きさだけが問題の場合は部分矯正も可能になります。

出っ歯が原因で前歯が大きく見えているなら出っ歯を治す歯科矯正治療が必要です。

ディスキング(IPR)

前歯が大きいビーバー歯には横幅を削り小さくするディスキングという方法があります。

歯の表層はエナメル質でできており、0.5mm程度なら削っても支障はないとされています。削ってできた隙間は歯科矯正や詰め物などで埋めなければなりません。

歯科矯正で隙間を埋めるなら、ほとんどの場合、ディスキング費用は矯正費用の中に含まれています。

費用の目安は0〜5,000円、目安期間は即日です。

ディスキングについてこちらの記事で詳しく解説しています。

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マウスピース矯正の研磨処置(IPR・ディスキング)とは?リスクや必要な症例を紹介

ワイヤー矯正

ディスキングの隙間を埋めたり、ビーバー歯と一緒に全体的な歯並びも整えたい場合の矯正方法です。

ブラケットと呼ばれる小さな装置とワイヤーを歯の表面に付け歯並びを整えていきます。

矯正装置が目立つデメリットがありますが、適応範囲が広くどんな歯並びの悪さにも対応できます。

どうしても装置が目立つことがネックになる場合は、費用が少し上がりますが目立ちにくい白い装置や歯の裏側に装置をつける裏側矯正という方法があります。

費用の目安は60万〜170万円、目安期間は1〜3年です。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを自分で交換していく矯正方法です。

矯正していることがわからないくらい目立たないので、人前に立つことが多い職業の方などに人気があります。

ディスキングの隙間を埋めることや軽度な歯並びの悪さには対応できますが、抜歯が必要なほど歯並びが悪い場合はマウスピース矯正で対応できるかどうかドクターの診断が必要です。

費用の目安は60万~100万円、目安期間は1~3年です。

セラミッククラウン

歯を土台の形にしてセラミックを被せる方法です。

色味や形をある程度好みにでき、短期間でビーバー歯を小さくしたり、隣の小さな歯を大きくしたりできます。

デメリットは歯を大きく削ること。

知覚過敏のリスクが高くなり、場合によっては神経を取る処置が必要になります。

費用の目安は1本8〜15万円、目安期間は1ヶ月です。

ラミネートベニア

小さな歯を大きく見せる方法としてラミネートベニアがあります。

歯の表層だけ削ってネイルチップのように薄いセラミックを貼り付ける方法で、2〜3回程度の来院で終了できます。

セラミッククラウンと比べて歯を削る量が少ないメリットがありますが、強い噛み合わせには弱く割れてしまうなどのデメリットもあります。

ラミネートベニアは大きな歯を小さくすることはできませんが、前歯2本に隣り合う歯が小さい場合、その歯を大きく見せることでビーバー歯の印象を改善できる可能性があります。

費用の目安は1本10〜15万円、目安期間は1ヶ月です。

ダイレクトボンディング

ディスキングでできた隙間を埋めたり、小さい歯を大きく見せる詰め物です。

保険適用では1本2,000円程度と非常に安価ですが、材料がプラスチックなので変色するデメリットがあります。

プラスチックとセラミックの粒子を混ぜた1本3万〜5万円ほどの自費の材料もあります。セラミックが混ざっているぶん強度が上がりますが、プラスチックも入っているのでやはり変色の心配があります。

ダイレクトボンディングは詰める範囲が広いと対応できません。また、ビーバー歯を小さくすることもできませんが、ラミネートベニア同様、隣り合う矮小歯を大きく見せることによって、ビーバー歯の印象を改善できる可能性があります。

費用の目安は2,000円〜5万円、目安期間は即日です。

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ビーバー歯を治すメリット

デート中自然な笑顔を見せる女性

ビーバー歯は「かわいい」と言われることも多いので、治療を躊躇する人もいるでしょう。

もし前歯が大きいだけでなく噛み合わせや歯並びの問題もあるならば歯科矯正で整えることをおすすめします。

見た目が整う

最大のメリットは目立つビーバー歯が改善され見た目が整うことです。

前歯だけでなく全体的な歯並びも良くなれば、正面からだけでなく横から見たEラインも整う可能性があります。

口元のコンプレックスがなくなれば、手で隠すことなく笑ったりおしゃべりを楽しむことができますよ。

発音がよくなる

歯と歯の間に隙間ができていたり、前に突出しているビーバー歯の場合、しゃべると空気が抜けて発音がはっきりしないことも。ビーバー歯を治すことで発音が改善し、コミュニケーションがスムーズになる可能性があります。

よく噛める

ビーバー歯だけでなく全体の歯並びも悪い場合は奥歯の噛み合わせが安定していないことも多いです。

歯科矯正で噛み合わせが整うと食べ物がしっかり噛めます。よく咀嚼することで食事が美味しく感じたり、胃や小腸などの消化器官の負担が減ったりする効果があります。

また、口周りの筋肉が鍛えられるので表情が良くなるだけでなく、たるみ予防にもつながります。

ビーバー歯を治すデメリット

ビーバー歯が気になっているならビーバー歯を治すこと自体にデメリットはありません。

しかし、歯科矯正特有のデメリットはあるので、カウンセリングをしっかり受けて納得してから始めるとよいでしょう。

矯正中の見た目や痛み

ワイヤー矯正の場合、歯の表側にブラケットやワイヤーをつけると装置が目立ちます。目立ちにくい裏側矯正にすると舌が当たってしゃべりにくいなどのデメリットがあります。

マウスピース矯正の場合は見た目の問題はありませんが、1日20時間以上装着する必要があります。

また、歯が動くときの痛みはどちらの矯正にもあります。

このように、歯科矯正にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

矯正を始める前に理解しておくと「知らなかった」「聞いてない!」といったトラブルを回避できるでしょう。

長期間かかる可能性

軽度な歯並びの悪さなら数ヶ月〜1年程度で終わることも可能ですが、歯並びの程度、治す範囲によっては数年かかることも考えられます。

歯科矯正を始めると終了まで定期的にクリニックに通院しなければなりません。

また、急に装置が取れたり紛失したりするトラブルも考えられます。

ビーバー歯の歯科矯正を始める際は長期になることも予想して、通いやすさや相性のいいドクターを選び、矯正終了まで無理なく通院できるクリニックを選ぶことが大切です。

高額な費用がかかる

見た目の改善が目的の歯科矯正は保険適用外の自由診療なので高額な費用がかかります。

追加料金がかからないトータルフィーやデンタルローンという支払い方法もあるので、まずはカウンセリングでどのくらいの費用になりそうか相談してみるといいでしょう。

歯科矯正に年齢制限はありません。

まとまった費用が準備できてから矯正を始めても遅くはありませんよ。

前歯の悩みが歯科矯正で改善した例

マウスピース矯正 Oh my teethの上下前歯の部分矯正プランによって、前歯の悩みが改善した症例を紹介します。

マウスピース矯正 Oh my teethの症例(部分矯正)
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethの出っ歯の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

上記の症例はいずれも、矯正前は、歯のガタつきが原因で一番前の2本の前歯が相対的に目立っていました。歯科矯正によってガタつきが軽減されたことで、前歯が相対的に大きく見えるのも改善されました。

マウスピース矯正 Oh my teethの注意事項

このほかの症例は症例ページよりご覧ください。

ビーバー歯の悩みは歯科矯正で解決できる!

歯を見せて笑う女性

ビーバー歯の悩みは歯科矯正で解消できます。目立つ前歯が治ればコンプレックスが解消され、明るい気持ちになれるでしょう。

一方、前歯2本だけが大きかったり出たりしている原因によっては、歯科矯正以外の方法が適しているケースもあります。費用や期間、どの程度治したいのかなど自分自身としっかり向き合って、後悔のない治療法を選び、ビーバー歯の悩みを解決しましょう。

あなたの前歯のお悩みを歯科医師に直接相談してみませんか?

ビーバー歯以外にも受け口や八重歯など、他人からも自分からも見えやすい前歯の問題はコンプレックスになりやすいです。あなたの前歯に合った治療法を見つけるためには歯科医師による診察が必要です。

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニックの無料診断では、歯科医師に直接、矯正に関する疑問や歯並びの悩みを相談していただけます。

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