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マウスピース矯正
最終更新日:2024年4月15日

すきっ歯を自力で治す方法はある?短期間でできる3つの対策を紹介

すきっ歯をごまかす方法はある?短期間でできる3つの対策を紹介

本記事ではすきっ歯を自力で治す方法やごまかす方法を探している方に向けて、短期間で安くできる3つの対策を紹介します。記事の最後には、根本からすきっ歯を解決できるお得な方法も紹介しているので、「コンプレックスのすきっ歯をどうにかしたい」と思っている人は必見です。

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歯科医師/歯学博士

古川雄亮

大阪心斎橋矯正歯科 院長。歯学博士。東北大学歯学部卒業。九州大学大学院歯学府博士課程(歯科矯正学専攻)修了。日本矯正歯科学会所属。歯医者お悩み.com管理人。直近の研究実績「カンボジアのHIV感染感児におけるCD4細胞数と口腔内衛生管理の関連性について(2019, Scientific Reports)」。代表記事「ボリビアにおける歯科医療の実態とは?」。

「すきっ歯が気になって全力で笑えない」「すきっ歯を治したいけど矯正は高くてできないから、できれば自力で治したい」という悩みを持っていませんか?

すきっ歯を自力で治すのは、歯の根本が痛んだり、歯周病になりやすくなったりなどのリスクがあり危険です。

そこで今回は緊急措置として、短期間であまりお金をかけずにすきっ歯をごまかす方法をご紹介します。ですが、あくまで応急処置なので、危険も伴う上に根本的解決にはなりません。

そこで当記事では、すきっ歯をごまかす方法と、すきっ歯を根本的に治す必要性について解説します。

「矯正は高くてできないよ」と思っている人も、「低コストかつ短い時間ですきっ歯を治す方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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※実際にOh my teethが適合するかは歯科医師の診断が必要です。※上下前歯の部分矯正プランを120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額。総額420,019円(税込)

すきっ歯をごまかす方法

すきっ歯をごまかす方法

すきっ歯は矯正治療で改善できますが、治療期間や費用がかさむため、「できれば短期間で、安くごまかしたい」と考える人もいるでしょう。

そこで一時的にすきっ歯をごまかす方法としておすすめしたいのが、以下の3つです。

  • ダイレクトボンディング

  • ラミネートベニア

  • オールセラミッククラウン

ここでは矯正以外ですきっ歯の見た目を改善する方法を紹介します。

ダイレクトボンディング

プラスチックの詰め物で隙間を埋める方法で、値段は保険適用で1,500円〜2,000円程度です。

その日のうちに終了できるメリットがある一方で、歯が少し大きく見える、変色しやすいデメリットがあります。また、耐久性がなく、永久的なものではありません。

ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、セラミックを貼り付ける方法です。矯正ではなくセラミックを貼ってごまかす方法なので、短時間で終了でき、色や形も希望に近く再現できます。

自由診療で、値段は1歯あたり5万〜15万円程度が目安です。

オールセラミッククラウン

歯を削り、セラミックの被せ物を被せてすきっ歯を治す方法です。セラミックは噛むのに十分な強度がある上、変色や劣化が少なく、とても美しく仕上がります。

ただし、歯を大きく削るため、神経を取る治療が必要になる場合もあります。自由診療で、値段は1歯あたり8万〜15万円が目安です。

ここまで紹介してきたすきっ歯をごまかす方法は、あくまでも見た目を整えるもの。

詰め物や被せ物で見た目は隙間がなくなったように見えても、元々の隙間はなくなっていません。

隙間を根本的に埋めたい場合は、歯を移動させて隙間を埋めるなどの治療が必要です。

まずはあなたのすきっ歯の原因を知り、それに応じた治療を提案してもらいましょう。

通常の歯科医院は検査費(相場3万円)がかかってしまいますが、こちらのクリニックでは無料で受けることが可能です。

無理な勧誘がないので、「まずは自分のすきっ歯の原因を知りたいだけ」という人も、気軽に検査を受けてみてください。

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すきっ歯の原因に関しては次のセクションで解説していきます。

すきっ歯とは?原因を簡単解説

すきっ歯とは何らかの原因で歯と歯の間に隙間ができている状態です。

専門用語では、前歯の中心に隙間ができている状態を「正中離開(せいちゅうりかい)」、全体的に隙間ができている状態を「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼びます。

日本人の歯並びにおいて、すきっ歯はガタガタの歯並び、出っ歯の次に多い不正咬合とされています。

見た目が気になりやすいだけでなく、虫歯や歯周病のリスクが高い、発音に支障が出やすいなどのデメリットがあるため、すきっ歯を治すために歯科矯正をする人も多いです。

あなたのすきっ歯は何が原因?

すきっ歯の原因

すきっ歯になる原因は大きく分けて2つのパターンに分かれます。

  • 生まれつきの先天的なもの

  • 癖や歯周病、虫歯による後天的なもの

生まれつきの先天的なもの

  • 歯の大きさが平均より小さい

  • 歯の本数が本来より少ない

  • 上唇の裏のスジ(上唇小帯)が厚い

  • 過剰歯が隙間の下に埋まっている

癖や歯周病、虫歯による後天的なもの

  • 奥歯の欠損により、前歯でしか噛めなくなる

  • 指しゃぶりや舌の癖

あわせて読みたい

すきっ歯の原因と治療方法は?放置するリスクや影響を解説【歯科医師監修】

すきっ歯を自力で治す(ごまかす)方法はある?

すきっ歯を自力で治す(ごまかす)方法はある?

記事の冒頭ですきっ歯をごまかす方法として被せ物や詰め物での治療法を紹介しましたが、もしかすると「これくらいの隙間なら自分で前歯同士を輪ゴムでしばってぎゅっとしたら埋められるのでは?」と思っている方もいるかもしれません。

しかしすきっ歯を自力で治す方法はありません。インターネット上では歯に輪ゴムを巻く、指で押すなどの方法が紹介されていますが、自力で矯正を行うのは危険です。

すきっ歯を自分で治すリスク

仮にすきっ歯が治せたとしても、ほかの部分に隙間ができたり、歯がねじれたりする場合があります。

また、短期間で無理に歯を動かそうとすると、歯の根元や神経を傷めるほか、歯周病などのトラブルを招くことも。

また、市販のパテのようなものを使って、自分ですきっ歯をごまかそうと考えている人もいるのではないでしょうか?

この方法も、パテが外れて誤飲に繋がったり、無理やり外そうとして周囲の歯を痛めてしまったりする可能性があります。

そのような事態になると、歯科矯正よりも治療に高額な金額がかかりかねません。すきっ歯を自力で治そうとするのはやめましょう。

いつまでごまかし続ける?
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すきっ歯を矯正で改善する方法

すきっ歯を矯正で改善する方法

先に紹介したすきっ歯をごまかす方法は「補綴治療」といい、虫歯を削って埋める治療と同じ種類です。

短期間で歯並びの見た目を改善したいニーズに合った治療方法ですが、すきっ歯の程度によっては対応できないことがあったり、元々の歯よりも大きくなることで見た目のバランスが崩れる可能性があったりします。

見た目を改善する効果がないわけではありませんが、歯を削る場合はその分寿命が短くなる点や、補綴部分が割れたりかけたりするリスクは理解しておきましょう。

その点、歯を動かしてすきっ歯を改善する矯正治療は、歯を大きく削る必要がなく、かつすきっ歯の原因の根本を改善できる方法です。

すきっ歯を矯正で改善する方法には、大きくマウスピース矯正とワイヤー矯正の2種類があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正 Oh my teethのマウスピースを装着した女性

透明のマウスピースで歯を動かす方法。

矯正していることがわからないくらい目立たない特徴があります。

値段は10万円〜100万円、期間は2ヶ月〜3年が目安です。

以下は マウスピース矯正 Oh my teethのすきっ歯の症例を紹介する動画です。あわせて参考にしてください。

ワイヤー矯正

表側矯正(ワイヤー矯正)

ワイヤーとブラケットを使って歯を動かす矯正方法です。

適応範囲が広いため、さまざまなすきっ歯の状態にも対応できます。

値段は20万円〜150万円、期間は2ヶ月〜3年が目安です。

すきっ歯の矯正方法については、以下の記事も参考にしてください。

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すきっ歯矯正の「費用は安い?」「期間は短い?」わかりやすく解説!

マウスピース矯正ですきっ歯が改善した例

すきっ歯はマウスピース矯正で治せるケースが多いです。

またすきっ歯の多くは、費用や期間を抑えられる前歯のみの部分矯正で対応できます

マウスピース矯正は目立たない特徴があるので、矯正中の見た目の問題もなく社会人でも取り組みやすい矯正方法です。

よく見える前歯が整うと第一印象がよくなる効果も期待できるでしょう。

以下はマウスピース矯正「Oh my teeth」ですきっ歯が治った症例です。

マウスピース矯正 Oh my teethのすきっ歯(空隙歯列)の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethのすきっ歯(空隙歯列)の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:4ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethのすきっ歯(空隙歯列)の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethのすきっ歯の症例
  • 総額:33万円 (税込)

  • 期間:3ヶ月

  • 備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正 Oh my teethの上下前歯の部分矯正プラン(Basicプラン)は一律33万円(税込)。治療期間は平均3ヶ月です。これまでに多くの方が、Basicプランですきっ歯を改善されています。

※マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。治療期間・効果には個人差があります。※保険適用外の自由診療です。※効果には個人差があります。※自由診療マウスピース橋正(Oh my teeth含む)の主なリスク虫歯・歯肉炎・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的に咬み合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低1年間は20時間以上装着、その後徐々に着用時間を減らし、2年目以降歯夜間のみの装着推奨。

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マウスピース矯正の症例(ビフォーアフター)・治療例

すきっ歯のマウスピース矯正の値段・期間相場

すきっ歯のマウスピース矯正の値段・期間

すきっ歯のマウスピース矯正は、以下のような期間・費用がかかります。

※ここで紹介する値段・期間はあくまでも目安です。マウスピース矯正の費用は歯科医院ごとに異なり、治療期間にも個人差があります。

マウスピース矯正の値段相場

  • 部分矯正:10万〜40万円程度

  • 全体矯正:60万〜100万程度

さらにここから追加料金がかかってしまうことがあるので注意が必要です。

例えば、初診料や通院費、マウスピースの枚数が足りなかった時の追加マウスピース費用、保定器具費(リテーナー費)などが料金の中に含まれていないと、気が付いたら高額になっていた...なんてことも 。

そうならないために、必要な費用が提示料金に含まれているトータルフィー制度を導入しているクリニックがおすすめです。

マウスピース矯正の期間相場

  • 部分矯正:2ヶ月〜1年程度

  • 全体矯正:1年~3年程度

マウスピース矯正の広告でよくある「最短〇ヶ月!」などの表記には注意が必要です。

「最短」表記は、治療期間が短い一部の症例に過ぎないので、表記通りの期間で終わる可能性は低いです。

マウスピース矯正 Oh my teeth の場合、部分矯正はトータル33万円(追加料金なし)で、平均3ヶ月で治療が終わります。

※治療期間・効果には個人差があります。※マウスピースを破損、紛失の場合は別途料金が発生します。※上下前歯の部分矯正。※2020/1~2023/7 Basicプランの実績値(保定期間除く)

マウスピース矯正ですきっ歯が治る仕組み

マウスピース矯正 仕組み

すきっ歯の改善ではマウスピース矯正が行われることが多いです。マウスピース矯正ですきっ歯が治る仕組みを紹介します。

少しずつ形の異なるマウスピースを装着する

マウスピース矯正では、最初に歯型などのデータを採取し、そのデータから理想の歯並びへのシミュレーションを作成します。

そのシミュレーションを元に、少しずつ形の異なるマウスピースが作成され、その形のズレが歯への矯正力となり、少しずつ歯が動いていきます。

マウスピース1枚で動かせる範囲は約0.25mm程度。

理想の歯並びに近づけるために複数のマウスピースを使って矯正していきます。

段階的に歯を動かすため痛みが少ない

ワイヤー矯正と比べるとマウスピース矯正は痛みが少ないといわれています。なぜなら、マウスピース矯正は段階的に少しずつ歯を動かすからです。

ワイヤー矯正は月に1回程度、歯科医院でワイヤーを調整し強い力をかけます。一方、マウスピース矯正は1〜2週間ごとに新しいマウスピースに変えます

このように、マウスピース矯正は段階的に矯正力をかけていく方法のため、痛みが少ない傾向にあります。

すきっ歯を自力で治す方法を試す前に歯科クリニックに相談を

すきっ歯を自力で治すのは危険です。

インターネット上で紹介されている方法を鵜呑みにした結果、歯の根本を痛めて矯正治療よりも高額な治療が必要になる可能性もあるので注意しましょう。

すきっ歯を根本的に治すには矯正が必要ですが、時間や費用がない場合は以下の方法で、ごまかすことが可能です。

  • ダイレクトボンディング

  • ラミネートべニア

  • オールセラミックブラウン

ですが、歯の神経を抜くことで寿命を縮めたり、欠けてしまったりといったリスクがあります。

また、本記事に書かれている内容はあくまで一般的なものです。

患者さんのすきっ歯の状況により歯科医院の対応が変わる可能性があるので、まずは歯科医院で検査をして、自分のすきっ歯の原因を知り、適切な治療法を提案してもらうことが大切です。

通常は検査料(3万円~5万円)がかかるクリニックが多いですが、こちらのクリニックは無料で行っています。

無理な勧誘がないので、「とりあえず自分に合った治療法を知りたいだけ」という人が多く来院しています。

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