【マウスピース矯正できない例6つ】あなたは当てはまる?【歯科医師監修】
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「私の歯並びはマウスピース矯正できない例に当てはまる?」
「できない人だと言われたときはどうしたらいいの?」
と悩んでいませんか?
目立たない矯正として人気のマウスピース矯正。ワイヤー矯正と比較すると対応できる症例が限られるため、「治療が難しい」と診断される人は少なくありません。
本記事では実際の症例写真とともに、マウスピース矯正できない歯並びを具体的に解説します。
あなたの歯並びはマウスピース矯正で改善できそうか
できないと言われたときの別の歯列矯正治療法
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![万樹さんアイコン](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/6a15Dn9ac4sIzCQOrbYRvw/cf2ded0ba8562eac2db0f086c25c94db/s-512x512_webp_9abd1f09-9406-4b7f-8207-1ab3f78fb94e.webp)
目次
- マウスピース矯正できない例6つ
- ①重度の歯周病がある
- ②あごの骨格に問題がある
- ③歯を大きく動かす必要がある
- ④多くのインプラントが入っている
- ⑤埋 まっている歯がある
- ⑥自己管理が難しい生活習慣
- 【マウスピース矯正できない場合】ほかの歯列矯正治療法2選
- ①目立たないワイヤー矯正を検討してみる
- ②外科手術の後にマウスピース矯正を適用できることも
- マウスピース矯正できない例でよくある疑問
- Q.八重歯は治せないの?→A.程度によっては治せません
- Q.前歯だけ治すことはできる?→A.できます
- Q.年齢制限はある?→A.ありません
- あなたの歯並びはマウスピース矯正できない例に当てはまる?
- マウスピース矯正できない歯並びかどうか無料で検査してみよう
「私の歯並び、マウスピース矯正できる?」 Oh my teeth 導入クリニックで無料診断
![マウスピース矯正ができない6つの例](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/6E2nVxzFJrklCu4narlQHc/a781b9e5005c83ffaa18003230b0e68a/20230916_____.png)
このうち、1〜5に当てはまる場合、「あごの外科手術が必要になる」、「ワイヤー矯正が適切」のような診断が下り、マウスピース矯正ができなくなります。
ただしこれらに当てはまらなければ、基本的にマウスピース矯正は可能です。
一方、6つ目の「生活スタイルが不規則」は、サポート体制が充実した歯科医院やサービスを利用することで解決できることも。
詳しくは「⑥不向きな生活習慣→サポートが充実した歯科医院を利用する」で解説しています。
ここからはマウスピース矯正ができない6つの例をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
①重度の歯周病がある
![歯周病](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/514e5358-7ec5-4a5c-ae2b-90c41be2d5c1/322afc4da6c502ecf2fb5e24162d93a4/s-500x500_webp_e57d36df-6aec-4dfe-82da-253c9f356794.png)
歯周病とは、歯の周辺組織である歯茎が腫れたり、歯を支えるあごの骨が溶けてしまう病気です。
重度の歯周病であごの骨(歯槽骨)が溶けている場合、マウスピース矯正を含め、すべての歯科矯正を行うのが難しいです。理由は、歯科矯正で安定して歯を動かすためには歯槽骨の再生(と破壊)が必要になるためです
対応策
ただし、歯周病が軽度~中等度の場合は、以下のことを行ってからマウスピース矯正を行うことは可能。
歯周病を治してから矯正を行う
ふだんの歯磨きやデンタルケアをしっかり行う
歯周病は軽度であれば歯磨きや歯科医院で受けるクリーニング(歯石取りなど)で症状を改善できる場合があります。ふだんから歯磨きをしっかり行い、あわせて歯科クリニックで定期検診・クリーニングを受け、歯周病の症状を悪化させないように心がけましょう。
また、虫歯がある場合も、矯正よりも虫歯治療が優先されることがあります。ただしごく初期の虫歯の場合、経過観察しながら矯正を開始できることも。
現時点で痛みのある虫歯がある場合は治療が優先される可能性が高いので、検査を受けて治療をしてから矯正を開始することをおすすめします。
詳しくは以下の記事もあわせて参考にしてくださいね。
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矯正歯科では虫歯を教えてくれない?矯正中の虫歯予防法4つ
②あごの骨格に問題がある
![受け口(下顎前突)](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/7ef6e0ec-9ae2-4e83-a4d1-7831079f3d06/beb6611c7023a16d9a1e832dd8e9d321/s-500x500_webp_bc2208b5-d8ff-4f67-bc81-3b472b288974.png)
顎が前に突き出しているような、先天的な骨格が原因で歯並びが乱れることがあります。あごの骨格が原因の不正咬合(歯並びや噛み合わせがよくない状態)はマウスピース矯正を含め、歯科矯正だけでの対応は困難です。
対応策
骨格が原因の対応策としては、歯科矯正と外科手術を組み合わせて治療を受けることです。
あごの骨格が原因で歯並びが乱れている場合、歯科矯正に加えて外科手術を受けることで、骨格と歯並びを改善できるケースがあります。
③歯を大きく動かす必要がある
![マウスピース矯正は大きく平行に歯を動かすのが苦手](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/3VgGlnnXf7j6NfLFyFhoDC/36aa32f66e821362f402190b4df3818f/20230916_____.png)
重度の受け口・出っ歯・叢生(ガタガタ歯)の治療で、歯を大きく動かす必要がある場合、マウスピース矯正だけでは対応できないことがあります。
それは重度の不正咬合の治療で必要な、「歯を大きく移動させる矯正」は苦手だからです。
一方、マウスピース矯正は歯を内側や外側に動かすのは得意です。自分の歯並びがマウスピース矯正でできるかを知りたい場合、まずは検査に行ってみるのがおすすめです。
実際に「マウスピース矯正はできないかなと思っていたけど、検査してもらったらできると言われた」というケースも珍しくありません。
マウスピース矯正 Oh my teeth導入クリニックなら無料で検査できるので、以下の赤いボタンからお気軽にお申し込みください。
予約は24時間いつでも受け付けています。
対応策
大きく歯を動かす矯正が必要な場合には、以下の選択肢があります。
ワイヤー矯正に変更する
ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせる
ワイヤー矯正は軽度から重度の不正咬合や抜歯をともなう複雑な矯正までの、幅広い症例に対応可能です。そのためマウスピース矯正で対応できない場合は、ワイヤー矯正になる選択肢が生まれます。
そして、マウスピース矯正だけでは対応できない症例の場合、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせる方法も。前半の時期にワイヤー矯正で歯を大きく動かし、後半になってからマウスピース矯正を行います。
④多くのインプラントが入っている
![多くのインプラ](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/QAF7414yzwcR4fP8XQxCU/516fd9f70bd3837b31ab0e7f677ac835/____1__________________.jpg)