マウスピース矯正
最終更新日:2026年2月24日
マウスピース矯正で「噛み合わせが悪くなる」は本当?違和感の正体と対処法

「マウスピース矯正をしたいけど、噛み合わせが悪くなるという噂を聞いて不安…」
「マウスピース矯正で噛み合わせも治せるの?」
「マウスピース矯正で噛み合わせも治せるの?」
このように悩んでいませんか?
結論から言うと、マウスピース矯正は見た目を整えるだけでなく、正しい噛み合わせへの改善も十分可能です。
しかし、なかには適応外のケースや、治療過程で一時的に噛み合わせに違和感が出るのも事実です。
この記事では、マウスピース矯正で「治せる噛み合わせ・治せない噛み合わせ」の違いや、治療中に「噛み合わせが悪くなる理由」をわかりやすく解説します。
不安を解消し、納得して矯正を始めるための判断材料としてお役立てください。

歯科矯正ブログ編集チーム
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- なぜ「マウスピース矯正で噛み合わせが悪くなる」と言われるの?
- 理由1:歯が移動する過程での一時的な「噛み合わせのズレ」
- 理由2:マウスピースの厚みによる「圧下(あっか)」現象
- 理由3:顎の位置の変化と筋肉の慣れ
- これって失敗?マウスピース矯正中の噛み合わせトラブル対処法
- 奥歯が浮いて噛めない時
- 前歯が当たってしまう時(早期接触)
- 左右で噛み心地が違う時
- 噛み合わせが悪いまま放置してはいけない理由
- あなたの歯並びはマウスピース矯正が必要?噛み合わせの7つのチェックポイント
- マウスピース矯正と噛み合わせに関するよくある質問(FAQ)
- Q 出っ歯や受け口、ガタガタ(叢生)などの噛み合わせも治せる?
- Q 1日20時間装着できないと噛み合わせに影響する?
- Q そもそも噛み合わせが悪くなる原因(遺伝など)は?
- まずは無料診断で「あなたの噛み合わせ」をチェックしよう
なぜ「マウスピース矯正で噛み合わせが悪くなる」と言われるの?

「マウスピース矯正で噛み合わせが悪くなる」という噂の多くは、治療過程で起こる一時的な変化を指しています。
なぜ治療中に違和感が生じるのか、主な3つの原因を解説します。
理由1:歯が移動する過程での一時的な「噛み合わせのズレ」
矯正治療では、すべての歯を一度に動かすのではなく、計画に沿って段階的に動かしていきます。
そのため、先に動いている歯と、まだ動いていない歯の高さや位置に一時的なギャップが生じます。これにより、一時的にどこかの歯が強く当たったり、逆に当たらなくなったりして、噛み合わせが崩れたように感じることがあります。
これは、リフォーム中の家のように理想の歯並びに向かうための「工事中」の状態です。最終的には全体が噛み合うように設計されていますので、過度な心配はいりません。
理由2:マウスピースの厚みによる「圧下(あっか)」現象
マウスピース矯正特有の原因として、「臼歯部(きゅうしぶ)圧下」があります。
以下の写真のようにマウスピースには厚み(約0.5mm)があり、装着中は上下の歯の間に常にプラスチックが挟まっている状態です。

これを長時間噛みしめる力が加わることで、奥歯が歯茎の方向に沈み込んでしまう(圧下する)ことがあります。
その結果、マウスピースを外した時に「奥歯が浮いて噛み合わない」と感じることがありますが、これは治療終了後に自然に戻るか、調整で改善できることが一般的です。
理由3:顎の位置の変化と筋肉の慣れ
歯並びが変わると、下顎が収まる「正しい位置」も変化します。
これまで悪い歯並びに合わせてバランスをとっていた顎の筋肉や関節が、新しい噛み合わせの位置に順応するまでには時間がかかります。
この適応期間中は「どこで噛めば正解かわからない」といった違和感を覚えやすいですが、筋肉が新しい環境に慣れるにつれて、徐々に解消していくことが多いです。
これって失敗?マウスピース矯正中の噛み合わせトラブル対処法

治療中に噛み合わせの違和感を感じると「失敗したのでは?」と不安になるかもしれません。
しかし、多くの場合適切な対処で改善が可能です。症状別のチェックポイントと対処法を見ていきましょう。
奥歯が浮いて噛めない時
マウスピースを外した食事中に「奥歯がふわふわして噛み合わない」と感じる場合、マウスピースが歯にしっかりハマっていない「アンフィット(浮き)」や、装着時間不足が疑われます。
【対処法】
- チューイーの使用を徹底する:装着時にシリコン製のチューブをしっかり噛み込み、マウスピースを歯に密着させる。特に奥歯は浮きやすいので念入りに。
- 装着時間を守る:1日20〜22時間の装着時間を厳守する。
前歯が当たってしまう時(早期接触)
奥歯が沈み込む(圧下する)ことで、相対的に前歯だけが先に当たってしまう現象(早期接触)が起きている可能性があります。前歯に過度な負担がかかると痛みの原因になります。
【対処法】
- 無理に噛みしめない:意識して歯を離すようにし(TCHの是正)、負担を減らす。
- 担当医に報告する:噛み合わせの微調整が必要な場合があるため、続く場合は早めに相談する。
TCH(上下歯列接触癖)の改善トレーニング
- 自己自覚と環境づくり
正常な安静時の口は「唇は閉じていても、上下の歯は2〜3mm離れている(接触しない)」状態です。
「歯を離す」「リラックス」などと書いた付箋を、テレビ、パソコン、冷蔵庫など目につきやすい場所に貼ります。
- リラックス行動(脱力)
付箋を見た瞬間に、歯が接触していたら、肩を上げてグッと噛み締め、一気に「あっ」と口を開けて脱力します。
鼻から息を吸い、口を大きく開けて息を吐きながら肩をストンと落とす動作も有効です。
- 日常の意識
スマートフォンやデスクワーク中など、仕事や勉強に集中しているときに歯を合わせがちです。定期的に休憩を取り、緊張をほぐします。
舌が上顎に軽く触れている位置が正常な位置です。
左右で噛み心地が違う時
「右側だけ高く感じる」「片方だけ浮いている」といった左右差は、マウスピースの装着ズレや、普段の「片側噛み(へんそくがみ)」の癖が影響していることがあります。
【対処法】
- 鏡を見て浮きを確認:左右どちらかのマウスピースが浮いていないか確認し、浮いている方を重点的にチューイーで噛み込む。
- 均等に噛む意識を持つ:食事の際、意識して両側の歯を使って噛むようにする。
上記の対策を行っても1〜2週間以上違和感が続く、あるいは痛みが強くて食事ができない場合は、治療計画の修正(リファインメント)が必要な可能性があります。
自己判断でマウスピースの使用を中止したり、無理に使い続けたりせず、必ず担当医に連絡して指示を仰いでください。早期の相談がトラブルを最小限に抑える鍵です。
Oh my teethなら、24時間いつでもLINEで専属医療チームに相談可能。

「この噛み合わせの違和感は平気なの?」と不安に思ったその瞬間に、スマホからメッセージや口元の写真を送って相談できます。
歯科医師を含む専属医療チームがあなたの矯正生活を並走してサポートするため、自宅での矯正も安心して続けられます。
Oh my teethではマウスピース矯正の初回診断が無料なので、「歯並び・噛み合わせをなおしたい」という方はぜひご相談ください。
噛み合わせが悪いまま放置してはいけない理由

「食事はできるから大丈夫」と放置するのは危険です。
噛み合わせが悪い状態(不正咬合)が続くと、特定の歯や顎に過剰な負担がかかり、お口だけでなく全身の健康を損なう原因になります。
主なリスクは以下の通りです。
- 歯を失うリスク:歯磨きがしにくく虫歯・歯周病に歯が割れたりすり減ったりしやすくなります。
- 全身の不調:顎のズレが関節や筋肉に負担をかけ、顎関節症や慢性的な頭痛・肩こりを引き起こすことがあります。
将来の健康を守るためにも、早めの対処が大切です。
あなたの歯並びはマウスピース矯正が必要?噛み合わせの7つのチェックポイント
鏡を用意して、奥歯でカチッと噛んだ状態でご自身の歯を確認してみてください。

いかがでしたか?
もし「当てはまらない項目がある」「自分ではよく分からない」という場合は、専門的な診断が必要です。
さらに詳しく知りたい方は、「正しい噛み合わせとは?セルフチェックと改善法」の記事も参考にしてください。
マウスピース矯正と噛み合わせに関するよくある質問(FAQ)
「私の歯並びはマウスピース矯正で治るの?」「サボったらどうなる?」など、検討中の方が抱えることの多い疑問にお答えします。
噛み合わせは全身の健康に関わる大切な要素ですので、正しい知識を持っておきましょう。
Q 出っ歯や受け口、ガタガタ(叢生)などの噛み合わせも治せる?
出っ歯やガタガタ、すきっ歯など、歯の位置異常が原因で噛み合わせが悪くなっているケースは、マウスピース矯正が得意とする分野です。
あなたの歯並びがマウスピース矯正で治るかどうかは、歯科医師による精密検査(CTやレントゲン)が必要です。
- Oh my teeth 無料スキャンの流れや口コミはこちら
Q 1日20時間装着できないと噛み合わせに影響する?
マウスピースの装着時間は、噛み合わせに大きく影響します。
装着時間が短いと歯が目的の位置まで動かなかったり、あるいは元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起きたりして、上下の歯が正しく噛み合わなくなる原因になります。
Q そもそも噛み合わせが悪くなる原因(遺伝など)は?
主に「遺伝的な骨格」と「日常の癖(生活習慣)」の2つが考えられます。
- 遺伝(先天的な要因):アゴの大きさや形、歯の大きさは親から遺伝する傾向があります。
- 生活習慣(後天的な要因):幼少期の指しゃぶり、口呼吸、舌で歯を押す癖(弄舌癖)、頬杖などは、歯に持続的な力をかけ、噛み合わせを悪くする原因になります。また、大人になってから「親知らず」が他の歯を押して歯列を乱すケースもあります。
まずは無料診断で「あなたの噛み合わせ」をチェックしよう

ここまでセルフチェックの方法をお伝えしましたが、歯の根っこの向きや、顎の骨の状態までを正確に把握することは、自分自身では不可能です。
「私の噛み合わせはマウスピース矯正で治るの?」「外科手術まではしたくないけれど、どこまで改善できる?」といった疑問を解消するには、歯科医師による精密検査を受けることが最短の近道です。
マウスピース矯正 Oh my teeth では、あなたの歯並びや噛み合わせがマウスピース矯正で改善できるかどうかを見極める「矯正プラン適合診断」を無料で実施しています。

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