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マウスピース矯正
最終更新日:2024年4月11日

マウスピース矯正の装着時間が守れないリスク!足りないときの対処法は?

マウスピース矯正は寝る時だけでも効果はある?

マウスピース矯正の装着時間が守れないとどんな影響があるのでしょうか?本記事では、マウスピース矯正の装着時間が守れないことで起こるリスクや装着時間が足りないときにできる対処法を紹介します。装着時間が守れないとお悩みの方は必見です。

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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

マウスピース矯正で装着時間が守れない場合

「このまま進めて大丈夫なの?」
「マウスピースがはまらなくなってしまう?」

など不安になりますよね。

そこで本記事では、マウスピース矯正の装着時間が守れないとどうなるのかや、どうしても装着時間が足りないときの対処法をご紹介します。

現在マウスピース矯正中で装着時間が守れないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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マウスピース矯正は装着時間を守るのが重要

時計

マウスピース矯正はマウスピースを1日20時間以上装着するのが重要です。1日20時間以上というと、食事や歯磨きのとき以外はマウスピースを装着し続けなければいけません。

長時間の装着が必要なため、最初から「無理だ」と言う人もたくさんいます。特に外食が多い人や間食が好きな人は、20時間以上の装着が難しいと感じるでしょう。また、ついつい外したまま忘れてしまうという方も少なくありません。

1日20時間以上の装着が必要な理由

マウスピース矯正で1日20時間以上もの装着が必要な理由は、マウスピースを装着することで歯に力を加え動かすからです。マウスピースを外した状態では、歯に力を加えることはできません。

その点、ワイヤー矯正など装置がついたままの矯正方法は、1日24時間ずっと歯に力が加わっている状態です。

また歯科矯正では歯に力を加えるだけでなく、それを持続することも重要。一度力を加えて歯が動いても、力を加えるのをやめると元の位置に戻ろうとするからです。これを後戻りと言います。

そのため「半日外す」「1日つけ忘れた」ということが頻繁に起きてしまうと、せっかく動きはじめた歯が元の位置に戻ってしまうことも。

このような理由から、マウスピース矯正で理想の歯並びを目指すには、マウスピースの装着を1日20時間、毎日継続することが重要なのです。

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マウスピース矯正の装着時間が守れないリスク

マウスピース矯正の装着時間が守れない場合、以下のようなリスクがあります。

治療期間が長引く

マウスピース矯正は、装着時間を守ることを前提に治療計画が作成されます。装着時間が足りない日が続くと、計画通りに歯を動かせません。

また、歯を動かせないだけでなく、せっかく動かした歯が矯正前の状態に戻る後戻りをしてしまう可能性も。後戻りをしてしまうと、一つ前のマウスピースを再びつけたり、治療計画を立て直したりしなければならず、その分治療期間が長引いてしまいます。

マウスピースが合わなくなる

マウスピース矯正は、治療段階に合わせて作製したマウスピースを順番通りにつけ替えて、少しずつ歯を動かします。装着時間が足りないと計画通りに歯が動かず、マウスピースが合わなくなってしまうことも。

マウスピースのずれが大きくなってしまうと、新しく作り直しになることもあります。マウスピースを作り直している間は治療が中断し、治療期間が長引くことに。クリニックによってはマウスピース作り直しの費用も余分にかかることになるでしょう。

歯茎が下がる

不安そうに鏡で口元を見る女性

マウスピースの装着時間が足りず、歯が動いていない状態で次のStepの新しいマウスピースを装着しても、しっかりとはめ込めません。不適合のマウスピースを無理にはめ込むと、強い痛みや圧迫感があることも。

また不適合のまま新しいマウスピースを使っていると、歯に矯正力が強くかかる原因に。歯に無理な力がかかると、歯肉退縮(歯茎が下がって歯の根っこが露出してしまう)のリスクが高まってしまいます。

1日つけ忘れた程度なら影響はほとんどない

マウスピース矯正を1日でもつけ忘れると「影響が出てしまうのでは?」と心配になる人もいるかもしれません。しかし1日つけ忘れた程度なら影響はほとんどありません。1つのマウスピースで歯が動く距離は1週間で約0.25mm、1日だと約0.036mm程度だからです。

1日で歯が動くのはわずかな距離ですので、仕事の関係で半日外していたり1日つけ忘れた程度では、大きな影響がないと考えてよいでしょう。ただそれが頻繁に続くと、治療計画からずれる原因になります。

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マウスピース矯正の装着時間が守れないときの対処法

考える女性

マウスピース矯正の装着時間を守ることの重要性を紹介してきましたが、どうしても難しい場合もあるでしょう。

ここでは、マウスピース矯正の装着時間が守れないときの対処法をご紹介します。

担当のドクターに相談する

すでにマウスピース矯正の装着時間が守れない日が続いている場合、当初の計画通りに歯が動かせなくなっている可能性が。まずは早めにドクターへ相談しましょう。

歯の移動状況によっては、治療計画の立て直しやマウスピースの作り直しをすることもあります。装着時間を守るのが難しい場合は、ワイヤー矯正・裏側矯正などほかの矯正方法を検討する必要も出てくるかもしれません。

長期間で装着時間を守れなかったときはもちろんですが、1日つけ忘れた場合も念のためドクターへ報告しておくことをおすすめします。

マウスピースの交換時期を見直す

週に何回も装着時間が守れない場合は、マウスピースの交換時期を延ばすことで、治療計画からずれるリスクを軽減できる可能性もあります。

ただし自己判断でマウスピース装着日数を伸ばさず、ドクターにまず相談して指示に従いましょう。

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マウスピース矯正の装着時間を守れない場合に自分でできること

治療計画に少なからず影響するマウスピース矯正のつけ忘れは、できることなら避けたいですよね。

そこで、マウスピースの装着を忘れてしまう場合に、自分でできる工夫をご紹介します。

スマホのアラームを利用

マウスピースを外すタイミングは、基本的に食事と歯磨きのときだと思います。毎日の食事時間をあらかじめ決めておき、スマホのアラーム機能を活用してつけ忘れを防止するのも有効な方法です。

また、マウスピース矯正をサポートするアプリもあります。毎日の装着時間を確認できたり、マウスピースの交換時期を教えてくれたりするので、矯正治療をスムーズに進められるでしょう。

参照:TrayMinder

予備のマウスピースを持っておく

現在装着している前後のマウスピースをお持ちの場合は、外出するときは予備として持っておくのがおすすめです。

もし出先でマウスピースのつけ忘れに気づいたり紛失してしまった場合でも、前後のマウスピースを代わりに装着することで、つけ忘れの影響を最小限に抑えられます。

マウスピースを正しく装着する方法

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マウスピース矯正では装着時間を守るだけでなく、正しく装着できているかもチェックする必要があります。マウスピースを20時間以上装着しているのに歯から浮く場合は、しっかりとはまっていない可能性も。

マウスピースを正しく装着するためには、以下のポイントに気を付けましょう。

チューイーを必ず使う

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マウスピースを装着するときは必ずチューイーを使ってしっかりと歯にフィットさせることが大切です。マウスピースを手で装着した後、前歯から奥歯まで全体的にまんべんなくチューイーを噛みましょう。

チューイーを噛むことでマウスピースと歯を密着させられます。チューイーを噛む時間の目安は、少なくとも1日30分。特に新しいマウスピースに交換したときは、しっかり噛むようにしてください。

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1mm以上の浮きが見られた場合は相談する

マウスピースと歯との間に1mm以上の浮きが見られる場合は注意しましょう。

特に新しいマウスピースに交換して1週間程度経過しても1mm以上の隙間が見られる場合、以下のような問題が起こっている可能性があります。

  • 計画通りに歯が動いていない

  • マウスピースの形状に問題がある

早めにクリニックに相談してみましょう。

マウスピースが歯から浮く原因や浮きの許容範囲については、以下の記事をあわせて参考にしてください。

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保定期間中も装着時間を守るのが大切

歯科矯正では、矯正完了後も保定装置(リテーナー)の装着時間を守らなければなりません。矯正完了直後は歯が不安定で、何もしていなければ元の位置に戻ろうとするからです。

マウスピース矯正完了後、きれいになった歯並びを維持するためには、保定期間中になってもリテーナーの装着時間が1日20時間必要です。装着時間は徐々に減らしていき、最終的には就寝時のみ装着するような形になります。

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マウスピース矯正で装着時間を守れない場合は早めに相談を

マウスピース矯正は自分で取り外しできるからこそ、装着時間が足りないことがないように、自己管理が不可欠です。装着時間を守れないと、歯が動かせず治療期間が長引くこともあります。

マウスピース矯正で装着時間を守れない場合は、早めにクリニックに相談しましょう。

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