マウスピース矯正の効果は?症例写真や歯が動く仕組みを徹底解説

マウスピース矯正の効果はどれくらい?自分の歯並びはマウスピース矯正で治る?本記事ではマウスピース矯正を検討中の方に向けて、期待できる効果や実際の症例写真をご紹介。あなたの歯並びもマウスピース矯正で改善できるのか、確認してみましょう。

マウスピース矯正を試してみたいけれど、自分の歯並びが治るのか不安ではありませんか?
本記事では、気になるマウスピース矯正の効果について、実際の症例(出っ歯・すきっ歯・八重歯など)・変化・歯が動く仕組みを解説します。
最後にはマウスピース矯正を試す際の注意点も5つ紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- マウスピース矯正とは
- マウスピース矯正は効果あるの?
- 効果の実感度合いは人それぞれ
- 治療期間の目安は1〜3年
- 【症例別】マウスピース矯正の効果は?
- 出っ歯の症例
- すきっ歯の症例
- 八重歯の症例
- デコボコの歯並びの症例
- マウスピース矯正で歯が動く仕組み
- ①データを元にマウスピースを作製
- ②1〜2週間ごとにマウスピースを交換する
- ③歯が動く根本的な仕組みはワイヤー矯正と同じ
- ④チューイーで効果的に歯を動かす
- 【マウスピース矯正の効果を実感するための】5つの注意点
- ①1日20時間以上装着しなければならない
- ②歯科医師の指示通りにマウスピースを交換する
- ③矯正中のセルフケアに気をつける
- ④マウスピース矯正できない例を知っておく
- ⑤コミュニケーションがしっかり取れる矯正歯科を選ぶ
- マウスピース矯正の効果があるか知りたいときは?
マウスピース矯正とは、理想の歯並びに近づけるように設計されたマウスピースを装着していく矯正方法です。
半透明のマウスピースなので目立ちにくい
着脱ができるので食事やブラッシングが今まで通りできる
上記のような特徴があり、学生や社会人からの注目が集まっています。マウスピース矯正についての詳細は、以下の記事をご参考ください。

マウスピース矯正とは?メリットや後悔しないために特徴を徹底解説

せっかく高い費用と時間をかけて歯科矯正するなら、効果を実感したいもの。ここでは本当にマウスピース矯正で効果を実感できるのか解説します。
効果の実感度合いは人それぞれ
マウスピース矯正の効果の実感度合いは人それぞれ。なぜならもともとの歯並びや歯が動くスピードは人によって異なり、効果の感じ方には個人差があるからです。
とはいっても、マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較して歯並びの変化をシミュレーションできる矯正方法です。
矯正途中の変化がわかりやすく、効果が実感できるよう細かい軌道修正ができます。
そして効果をしっかり実感できるようにするには、歯科医師の指示をきちんと守り、装着時間を満たすことが大切。
マウスピースの装着時間を守っていれば、シミュレーション通りに歯が動いていく可能性が期待できます。
治療期間の目安は1〜3年
全体矯正でのマウスピース矯正にかかる治療期間の目安は、1〜3年程度です。部分的な矯正の場合はもっと治療期間が短く済むケースもあります。

マウスピース矯正にかかる期間を歯並び別に解説!1ヶ月の変化も紹介

マウスピース矯正のシミュレーションとは?気軽に使えるアプリも紹介
マウスピース矯正はどのくらい効果があるのか、実際の症例が気になりませんか? そこで、Oh my teethのマウスピース矯正によって、歯並びが改善した症例をご紹介します。
自身の歯並びと照らし合わせて見ていきましょう。
出っ歯の症例
総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

総額:33万円 (税込)
期間:4ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

マウスピース矯正で出っ歯は治せる?適応症例や費用目安を紹介
すきっ歯の症例

総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

総額:33万円 (税込)
期間:3ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込

すきっ歯をごまかす方法はある?矯正治療以外の効果・期間・費用目安を紹介
八重歯の症例

総額:33万円 (税込)
期間:5ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
デコボコの歯並びの症例

総額:33万円 (税込)
期間:4ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
上記のほかにも、マウスピース矯正の症例を以下記事で紹介しています。

マウスピース矯正の症例(ビフォーアフター)・治療例


インビザライン矯正の期間はどれくらい?短縮する6つの方法

マウスピース矯正で歯が動く仕組みは以下の4つです。
データを元にマウスピースを作製する
1~2週間ごとにマウスピースを交換する
歯が動く根本的な仕組みはワイヤー矯正と同じ
チューイーで効果的に歯を動かす
①データを元にマウスピースを作製
マウスピース矯正では、口腔内スキャナーで採取したデータをもとに、理想の歯並びに近づけるシミュレーションを作成します。
そして現在の歯並びから理想の歯並びに向けて、少しずつずらしていくようにマウスピースを作製します。
②1〜2週間ごとにマウスピースを交換する
マウスピース矯正では、完成したマウスピースを1〜2週間ごとに新しいものに交換して、少しずつ歯を動かしていきます。
使用するマウスピースの数は数十組程度(歯並びの状態によって異なる)で、少しずつ理想の歯並びに近い形のマウスピースを装着していきます。
③歯が動く根本的な仕組みはワイヤー矯正と同じ
マウスピース矯正で歯が動く根本的な仕組みは、ワイヤー矯正と同じです。歯は歯槽骨という骨で支えられていますが、歯槽骨は力が加わることで少しずつ変形する特徴があります。
マウスピース矯正やワイヤー矯正で歯に力が加わると、歯は圧力が加わった方向の骨を少しずつ吸収しながら移動していきます。

そのためマウスピース矯正の場合、新しいマウスピースに交換したときに違和感を感じやすいです。しかし1〜2日程度経つと徐々に新しいマウスピースがなじみ、違和感も和らいでいくでしょう。
④チューイーで効果的に歯を動かす
マウスピース矯正では、マウスピースが歯から浮くのを防ぐために「チューイー」というものを用います。
チューイーとは、シリコン製のロール状チューブ。マウスピースを装着してチューイーを噛むことで、マウスピースが歯から浮くのを防ぎしっかりフィットするため、歯を効果的に動かすことができます。

「マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて効果がない」と言われることがあります。しかし決してそんなことはありません。
ただ、以下のような注意点を知っておかないと、ワイヤー矯正よりも効果がないのでは?という不安につながることがあります。
1日20時間以上装着しなければならない
歯科医師の指示通りにマウスピースを交換する
矯正中のセルフケアに気をつける
マウスピース矯正できない例を知っておく
コミュニケーションがしっかり取れる矯正歯科を選ぶ
①1日20時間以上装着しなければならない
マウスピース矯正は、1日20時間以上装着しなければならないルールがあります。それは、決められた通りに装着しないと、歯が予定通りに並ばなくなってしまう恐れがあるからです。
マウスピースは自分で着脱が可能なので、そのぶん自己管理が大切。マウスピースは、1日20時間以上の装着が必要です。
つまり、基本的には食事のとき以外は装着しなければなりません。
その点ワイヤー矯正は、自分の意思で矯正装置を外すことはできず、固定式なのでマウスピース矯正のように「外したまま過ごしてしまった」ということは起こらないでしょう。
※2022年に開始した方の実績値

マウスピース矯正の装着時間が守れないリスク!足りないときの対処法は?
②歯科医師の指示通りにマウスピースを交換する
マウスピース矯正では少しずつ自分の理想の歯並びに近づくように設計されたマウスピースを、順番通りにはめていくことで歯を移動させます。
マウスピース1枚の装着期間は1〜2週間程度ですが、歯の移動量には個人差があるため、歯科医師の指示に従って交換しなければなりません。
もし自己判断でマウスピースを交換してしまったり、交換するのを忘れてしまったりすると、歯に無理な力がかかってトラブルの元になったり、治療計画からズレてしまったりする原因に。
マウスピース矯正でしっかり効果を得るには、歯科医師の指示通りにマウスピースを交換するのが大切です。
③矯正中のセルフケアに気をつける
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも虫歯や歯周病のリスクが低いと言えます。なぜなら食事や歯磨きのときには、装置を外せるからです。装置がつきっぱなしのワイヤー矯正より、オーラルケアがしやすい矯正方法です。
ただし食後に歯磨きをせずにマウスピースをつけてしまうと、虫歯や歯周病のリスクは当然高まります。マウスピース矯正中に虫歯になってしまうと、虫歯の進行度合いによっては矯正を中断しなければならず、計画通りに矯正が進みません。
普段からももちろんですが、マウスピース矯正中もしっかりセルフケアを行うように心がけましょう。
④マウスピース矯正できない例を知っておく
マウスピース矯正は、歯並びの状態によっては適応されない可能性があります。
そもそも矯正方法の中で最も適応範囲が広いのが、ワイヤー矯正の表側矯正(ブラケットを歯に装着してワイヤーを通す矯正方法)です。このほかの矯正方法は、ワイヤー矯正の表側矯正よりも、徐々に適応範囲が限られると理解しておきましょう。
特に抜歯が必要な矯正は、マウスピース矯正のみの治療は難しいことが多いです。
⑤コミュニケーションがしっかり取れる矯正歯科を選ぶ
マウスピース矯正で理想通りの効果を得るには、カウンセリングの時点で治療ゴールを明確にしておく必要があります。さらにその治療ゴールを、歯科医師としっかり共有しなければなりません。
このステップを怠ってしまうと、ゴールがわからないまま矯正を進めてしまうことになりかねません。コミュニケーションがとりやすく、マウスピース矯正であなたが目指す理想の歯並びを伝えやすいクリニック・歯科医師なら、理想通りの効果も得やすいでしょう。
また、はじめてのマウスピース矯正は、「痛くなったらどうしよう」「ちゃんと続けられるかな」という不安を抱えがち。
小さな疑問や不安でも、気軽に相談しやすいクリニックを選ぶことがおすすめです。
日本発のマウスピース矯正D2Cブランド Oh my teethは、クリニックの予約や来院なしに、24時間LINEで気軽に矯正中の不安や悩みを相談できます。
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小さな疑問はサクッと解消できるから、自宅でもスムーズにマウスピース矯正をすすめられます。
まずはお気軽にご予約ください。予約は以下の赤いボタンから簡単1分で完了します。

マウスピース矯正には「透明で目立たない」といったメリットはあるものの、ワイヤー矯正よりも適応範囲が狭まる特徴があります。自分の歯並びがマウスピース矯正で適応できるのか、知りたい人も多いでしょう。
マウスピース矯正を本格的に考えている人は、まずは矯正歯科相談してみましょう。自分の歯並びの矯正にはワイヤー矯正、あるいはマウスピース矯正が適しているのかを、プロの目で判断してもらえます。
また、もし「まずは気軽に自分の歯並びについて相談したい」という場合は、Oh my teethのLINE歯並び相談を試してみてください。Oh my teethで矯正ができそうかどうか、歯科医師がレビューします。
※写真相談は簡易的なものであり、診断のためには導入クリニックへの来院が必要です。不適合となった場合は、提携クリニックのご紹介も可能です。