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マウスピース矯正
最終更新日:2023年12月1日

子供のマウスピース矯正は効果があるの?治療期間・費用について解説

子供の歯並びを整えるマウスピース矯正は、お口周りの悪い癖を改善するタイプ、歯並びを整えるタイプがあります。本記事では、子供のマウスピース矯正の効果、治療期間や費用の目安を紹介します。子供が矯正を始めた際の注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「子供のマウスピース矯正は効果があるの?」
「費用や期間はどのくらい?」
「何歳からどんなマウスピース矯正ができるの?」

など、子供のマウスピース矯正でお困りではありませんか?

子供のマウスピース矯正は、永久歯が正しい位置に生えるように導くだけでなく、お口周りの悪い癖の改善も期待できます。

本記事では、子供のマウスピース矯正はどのような効果があるのか、種類・費用・期間などをご紹介

本記事を読むことで子供のマウスピース矯正について理解でき、適切な治療方法を選択できますよ。子供の歯並びに関する悩みを持つ保護者の方は必見です。

子供向けマウスピース矯正とは?

マウスピースを持つ子ども

マウスピース矯正とは、取り外し可能なマウスピースを装着し歯並びを整える方法です。ワイヤー矯正と異なり、見た目への影響が少ないのがメリット。

成人矯正で用いられるマウスピース矯正は、歯を1本ずつ動かして歯並びと噛み合わせを整えます。それに対して子供向けのマウスピース矯正は、あごの骨の成長を促し、永久歯が正しい位置に生えるための土台作りに重点を置いているものが多いです。

子供向けマウスピース矯正は、既製品と一人ひとりの歯並びに合せてカスタムメイドされたものがあり、目的に応じて選択されます。

治療を開始できる年齢は、一般的に小学校1~2年生頃です。ただし、受け口の場合は3~5歳頃から開始することもあります。

マウスピースは日中1時間や就寝中に装着するものが多く、学校生活への影響がほとんどありません。

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子供向けマウスピース矯正の効果

歯科矯正の画像

子供向けマウスピース矯正は、あごの骨の成長を促し、お口周りの筋肉を鍛えて悪い癖を改善します。それにより、永久歯が正しい位置に生え、顔のバランスも整う効果も期待できます。

あごの骨の発達を促せる

やわらかい食べ物ばかり摂取していると噛む力が減少し、あごの骨の発達が不十分になります。その結果、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなることがあります。

子供向けマウスピース矯正を行うと、あごの骨の発達を促すことが可能です。永久歯が正しい位置に生えるのに必要なスペースを確保できます。

お口周りの悪い癖を改善できる

子供向けマウスピース矯正の中には、「筋機能矯正装置」と呼ばれるタイプがあります。これは、直接歯を動かすのではなく、お口周りの筋肉を鍛える装置です。

装着することにより、お口周りの筋肉に適度な刺激を与え、無意識に行っている口呼吸や舌で歯を押す癖を改善できます。

顔のバランスが整う

マウスピースを装着することで、お口周りの筋肉が鍛えられ、あごの骨の発育を促せます。永久歯が正しい位置で生える土台が作られると、顔の骨格に生じていた歪みが改善されてバランスが整います

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子供向けマウスピース矯正の種類

マウスピースをつける子供

子供向けマウスピース矯正は、さまざまなブランドから提供されており、代表的なものには以下の種類があります。

装置の種類

特徴

適応症例

装着時間

インビザラインファースト

あごの成長を促し、歯並びを整える

・ガタガタの歯並び

・出っ歯

・開咬

1日20時間以上

T4k

舌を突き出す癖や口呼吸などを改善し、あごの成長を促す

・ガタガタの歯並び

・受け口

・深い噛み合わせ(過蓋咬合)

日中1時間〜2時間+就寝中

プレオルソ

舌を突き出す癖や口呼吸などを改善し、あごの成長を促す

・出っ歯

・受け口

・ガタガタの歯並び

日中1時間〜2時間+就寝中

マイオブレース

舌を突き出す癖や口呼吸などを改善し、あごの成長を促す

・ガタガタの歯並び

・受け口

・深い噛み合わせ(過蓋咬合)

日中1時間〜2時間+就寝中

ムーシールド

舌や口周りの筋肉の状態を整え、受け口の改善を目指す

・受け口

就寝中

インビザラインファースト

インビザラインは、子供を対象にしたプラン「インビザラインファースト」を提供しています。

乳歯と永久歯が混合している時期に適応され、あごの成長を促すと同時に歯並びの改善もできます。1日20時間の装着が必要ですが、装置が透明なのでほとんど目立ちません。

T4K(生え代わりをサポート)

お口周りの筋肉を鍛えることで舌の癖や口呼吸を改善し、歯の生え替わりをサポートする装置です。日中1時間~2時間と就寝中に装着します。

プレオルソ(あごの成長をサポート)

舌を突き出す癖や口呼吸などを改善し、あごの成長をサポートする装置です。10歳頃までが対象としており、日中1時間~2時間と就寝時に装着します。

マイオブレース(あごの成長をサポート)

トレーナーと呼ばれるマウスピース型の装置を用いて、お口周りの筋肉を鍛えあごの成長を促します。日中1時間~2時間と就寝時に装着します。

ムーシールド(正常な噛み合わせへ導く)

受け口の改善を目指す装置です。お口周りの筋肉や舌の位置を正し、正常な噛み合わせに導きます。3~5歳頃から使用可能で、就寝時に装着します。

子供向けマウスピース矯正の費用(目安)

財布からお札を出す女性

子供の矯正治療は、6~12歳頃に行う「1期治療」と永久歯が生え揃った後に行う「2期治療」に分けられるのが一般的です。1期治療では、あごの成長を促す治療が行われ、2期治療は大人の同様の装置を使用し、歯並びと噛み合わせを整えます。歯科医院によっては3~5歳頃からはじめる0期治療を実施しているところもあります。

矯正時期によって費用は異なります。以下は矯正時期別の費用(目安)です。

矯正時期

費用(目安)

0期治療

3万〜10万円程度

1期治療

20万〜30万円程度

2期治療

30万〜100万円程度

1期治療のみで矯正治療が完了できれば、費用を抑えられます。歯科医院によっては1期治療から2期治療へ移行した際に、2期治療の費用を割引してくれることもあります。

子供向けマウスピース矯正の期間(目安)

マウスピース矯正中で飲み会を避けたいタイミング

矯正治療の期間は、歯並びの状態やあごの成長などによって異なります。また、1期治療のみで完了するかどうかは、実際に治療をはじめてみないと判断が難しい場合が多いです。

以下は子供のマウスピース矯正の治療期間の目安です。

矯正時期

期間(目安)

0期治療

1~2年程度

1期治療

10ヶ月~3年程度

2期治療

1~3年程度

子供がマウスピース矯正をはじめたときの注意点

注意マークの画像

子供がマウスピース矯正をはじめる際は、いくつか注意点があり保護者の協力も必要です。ここでは注意すべき点を4つ紹介します。

装着時間を守る

マウスピースは装着時間を守らないと効果が得られません。装置の種類によって異なりますが、子供向けのマウスピース矯正は日中1~2時間と就寝中に装着するものが多いです。ドクターの指示に従って装着時間を守りましょう。

使用後は手入れを怠らない

マウスピースはお口の中に入れるもののため清潔に保つことが重要です。使用後は水洗いをし、紛失しないように専用のケースに保管しましょう。

破損や変形に注意する

マウスピースはやわらかいプラスチックでできています。強い力が加わると破損する可能性があります。そのため、マウスピースを噛んで装着していないか保護者の方がチェックしましょう。また、乱暴に扱うと破損や変形することがあるため、丁寧に取り扱うように教えてあげてください。

MFTは毎日必要

マウスピース矯正を行う場合、お口周りの筋肉を鍛えるMFT(口腔筋機能療法)を行うことがあります。怠ると矯正効果が得られないこともあるため、保護者も協力しながらトレーニングに励むことが大切です。

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子供の歯並びは早めに相談を

子供のマウスピース矯正は、あごの成長を促し、将来生えてくる永久歯が正しい位置に生えるように導きます。しかし、あごの成長をコントロールできるのは、成長期に限定されています。そのため、子供の歯並びが気になったら早めにドクターに相談しましょう。

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