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歯科矯正
最終更新日:2023年10月11日

ワイヤー矯正のデメリットの解決方法は?メリットとともに解説

ワイヤー矯正のデメリットには、痛みや見た目が気になる点があります。本記事ではワイヤー矯正のデメリットを解消する方法や、目立たないワイヤー矯正のデメリットについても紹介します。

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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

ワイヤー矯正のデメリットは、痛みの原因を取り除いたり、目立たないワイヤー矯正(裏側矯正や白い装置)を選択したりすることで、解決につながります。

本記事では以下の内容を紹介します。

  • ワイヤー矯正のデメリット・メリット

  • ワイヤー矯正のデメリットを解決する方法

  • 目立たないワイヤー矯正(裏側矯正や白い装置)のデメリット

【本記事の要点】

  • ワイヤー矯正のデメリットには痛みや見た目が気になる点がある

  • 痛みの原因を取り除く方法や目立たない装置があることを知っておくと、ワイヤー矯正のデメリットに対応できる

  • 目立たないワイヤー矯正には目立つワイヤー矯正と比較するとデメリットになる点が存在する

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ワイヤー矯正のデメリット5つ

ワイヤー矯正の診察を受けている画像

ワイヤー矯正の痛みや見た目を不安に感じますか?ここでは、ワイヤー矯正経験者の多くがデメリットに感じる点をまとめたので、参考にしてください。

ワイヤー矯正のデメリットは、以下の通りです。

  • 矯正装置が目立つ

  • 食事がしにくい

  • 歯磨きがしにくい

  • 痛みや違和感が出やすい

  • 矯正装置で口腔内を傷つけるリスクがある

上記は一例です。ワイヤー矯正は、表側矯正が一般的です。装置が表側につくことで、見た目の印象が変わり、日常生活に影響することも。また、ワイヤー矯正は装置の取り外しができないため、歯磨きがしにくいです。磨き残しが原因で虫歯・歯周病リスクが高まります。

ワイヤー矯正は歯を動かす治療のため、少なからず痛みがともないます。痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの人が2、3日目で痛みのピークを迎え、1週間もすれば徐々に慣れてくるでしょう。また、歯を動かす痛みだけでなく、装置で口腔内が傷つくことによる痛みもあります。

痛みを我慢すると悪化してしまうこともあるので、事前にリスクや対処法を確認しておくと安心ですね。痛みを解決する方法は、後ほど改めて紹介します。

ワイヤー矯正について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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ワイヤー矯正のメリット5つ

ワイヤー矯正中の女性

ワイヤー矯正のデメリットを理解したところで、ワイヤー矯正のメリットも見てみましょう。ワイヤー矯正のメリットは、以下の通りです。

  • 矯正装置の取外しが不要

  • 適応症例が多い

  • 細かな調整がしやすい

  • 効率的に歯を動かせる

  • 目立ちにくい種類を選択できる

上記は一例です。ワイヤー矯正のデメリットでは、矯正装置の取り外しができない点を紹介しました。しかし、取り外せる矯正装置は自己管理が必須です。生活習慣によって自己管理が難しい方は、取り外しが不要な点がメリットになるでしょう。

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正と比較すると、細かな調整がしやすく効率的に歯を動かせます。適応症例も多いため、たとえば抜歯が必要なほど大きく歯並びが乱れている場合なども、ワイヤー矯正なら治療可能になるケースが多いです。

画像リンク

ワイヤー矯正のデメリットを解決する方法

「ワイヤー矯正の痛みってどんな痛み?」
「ワイヤー矯正の見た目を気にしない方法はある?」

そんな不安を感じている方に、ワイヤー矯正のデメリットを解決する方法を紹介します。

ワイヤー矯正の痛みを解決する方法

ワイヤー矯正の痛みには、種類があります。痛みの主な種類は以下の通りです。

【ワイヤー矯正の痛みの種類】

  • 歯が動くときの痛み

  • 矯正器具による痛み

  • 噛むときの痛み

  • 抜歯による痛み

  • 口腔トラブルによる痛み

ワイヤー矯正は、少なからず歯を動かす痛みがあります。抜歯をすることで、歯を動かすスペースが広がり、より強く痛みを感じることも。また、矯正器具によって口腔内が傷ついたり、食事のときに噛むことで痛みを感じたりすることもあります。

ワイヤー矯正の痛みは、我慢すると症状を悪化させることがあるので注意しましょう。痛みを我慢しないためには、以下の対処法を試してみてください。

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【痛い時の対処法】

  • ワイヤーを調整してもらう

  • 鎮痛剤の処方を相談する

  • 硬い食べ物を避ける

  • 痛みの原因を取り除く

ワイヤー矯正装置をつけると、徐々に違和感や痛みが出てきます。痛みのピークは2、3日目が多く、ほとんどの場合が1週間すると徐々に馴れていきます。痛みの感じ方には個人差があり、我慢すると症状が悪化したり、日常生活に影響が出たりします。

装置が原因で傷ができている場合、痛みを我慢せず装置を調整してもらいましょう。食事はなるべく硬いものは避け、軟らかい食事から試してみてください。歯を動かす痛みが心配な場合、予め鎮痛剤を処方してもらうと安心です。

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ここではワイヤー矯正で痛いときの対処法を紹介しましたが、それでも痛みが不安な場合、痛みが比較的少ないマウスピース矯正を検討する選択肢もあります。

ワイヤー矯正の見た目を解決する方法

ワイヤー矯正の見た目が気になりますか?ワイヤー矯正の見た目は、以下の方法で解決できます。

  • 目立たない装置を検討する

  • 裏側矯正を検討する

ワイヤー矯正の装置は、金属でできている装置(メタルブラケットとメタルワイヤー)が一般的ですが、白いワイヤーやプラスチックブラケットなど、目立たない装置もあります。また、裏側矯正を選択することで、見た目が改善されます。

裏側矯正は、ドクターの技術や経験が必要です。目立たない装置や裏側矯正は、クリニックによって取り扱いが異なるため、矯正の相談時に聞いておきましょう。

目立たないワイヤー矯正にデメリットはある?

審美ブラケットを使ったワイヤー矯正

ワイヤー矯正の見た目を解決する方法として、目立たないワイヤー矯正を紹介しました。

ただし目立たないワイヤー矯正は目立つワイヤー矯正と比較するとデメリットになる点も。目立たないワイヤー矯正を検討している方の参考になれば幸いです。

裏側矯正のデメリット

ワイヤー矯正の見た目を解決してくれる裏側矯正ですが、以下のデメリットがあります。

  • 値段が高い

  • 滑舌に影響が出やすい

  • 期間が長くなる傾向がある

  • 歯磨きがしにくい

上記は一例です。裏側矯正は、ドクターの高い技術と豊富な経験が必要なため、表側矯正よりも治療期間が長く、値段が高い傾向があります。また、裏側矯正は舌を傷つけるリスクが高く、装置を目視しにくいため表側矯正よりも歯磨きの難易度が高いです。

ほかにも、滑舌に影響が出やすい特徴があります。仕事や日常生活に影響がないか確認し、生活に合った矯正方法を選択しましょう。

目立たない装置のデメリット

目立たない装置には、以下の種類があります。

  • 白いワイヤー(ホワイトワイヤー)

  • 審美ブラケット(プラスチックやセラミックなどでできたブラケット)

白いワイヤーのデメリットとしては、種類や使用状況によって塗装が剥げる点があります。また、審美ブラケットは素材によってはメタルブラケットと比較すると破損しやすく、変色することも。

このような装置の劣化は、歯ぎしりや噛み合わせの強さも影響するため、不安な場合は事前にドクターに相談しましょう。

ワイヤー矯正のデメリットが気になるならマウスピース矯正も検討してみよう

ワイヤー矯正は、種類や装置を選べば目立つデメリットを解消できます。ただし、いずれにせよ装置がつけっぱなしになるため、歯磨きの難易度が上がります。工夫をしなければ虫歯・歯周病リスクが高くなるため、注意が必要です。

ワイヤー矯正による虫歯・歯周病リスクの上昇が気になる場合は、取り外し可能なマウスピース矯正も検討してみてください。

ただし、マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも対応できる歯並びには限りがあります。まずは、近くのクリニックなどで歯並びの状態を見てもらい、ワイヤー矯正かマウスピース矯正どちらが適しているか診断してもらいましょう。

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