歯がガタガタで気になる!大人になってから治す方法はある?
以前から歯のガタガタが気になってはいたものの、さまざまな理由で治療ができず、そのまま大人になってしまったという人は少なくありません。
しかし、ガタガタの歯並びは心身の不調につながる恐れがあるため、可能であれば早いうちに治すのが好ましいです。
当記事では、歯がガタガタの状態を放置するデメリットや、大人になってからガタガタの歯を治す方法、治療する際の注意点について解説します。
「大人になってから歯のガタガタは治す方法はないの?」
「歯のガタガタが気になって人前で笑えない」
このような疑問や悩みを抱えている方はぜひ参考にして ください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
歯がガタガタに並んでいる状態は、専門用語で「叢生(そうせい)」といいます。
叢生は歯並びや噛み合わせが悪いことを指す「不正咬合(ふせいこうごう)」の一種で、日本人の歯列トラブルで最も多い症状です。治療するには、歯科矯正で歯並びを整える必要があります。
とはいえ、歯科矯正はお金と時間がかかるもの。さまざまな理由で子どもの頃に歯科矯正ができず、今までガタガタの歯並びのまま過ごしてきたという大人も少なくありません。
平成29年に実施された政府の統計データによると、大人になってから歯科矯正をしている人は6900人と、全体の約4割を占めています。
統計データからもわかる通り、歯のガタガタは大人になってから治す人も多いです。リスク回避の観点から、できるだけ早めに治すのが好ましいですが、大人になってからといって矯正できないわけではありません。
マウスピース矯正 Oh my teethでも、大人になってから歯のガタガタを治した症例が多数あります。
総額:33万円(税込)
期間:4ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
総額:66万円(税込)
期間:10ヶ月
備考:非抜歯/部分矯正/研磨処置込
歯がガタガタの状態を放置すると、見た目だけでなく、健康面にもデメリットをもたらします。具体的には以下のデメリットが挙げられます。
コンプレックスで悩み続ける
ガタガタの歯並びに対してコンプレックスを抱いている人は少なくありません。中には「歯並びが気になって人前で笑えない」「相手の視線が気になって口元を隠してしまう」という人もいるでしょう。
歯のガタガタは自然に治るものではありません。放置すると、ずっとコンプレックスで悩み続けることになってしまいます。
歯科矯正によって歯並びが整うと、コンプレックスが解消されて、自分に自信が持てるようになります。それだけでなく、自然と笑顔になる回数も増えて、対人関係におけるストレスも減るでしょう。
口腔トラブルのリスクが高まる
歯がガタガタの状態を放置すると、虫歯や歯周病、口臭など、口腔トラブルのリスクが高まります。なぜなら、ガタガタの歯並びは歯と歯が重なっている部分など、歯ブラシが届きにくい箇所があり、磨き残しが発生しやすいからです。
現時点で歯磨きをしっかりと行っているにもかかわらず、虫歯・歯周病・口臭などが起こりやすい人は、歯並びを整えることで口腔トラブルのリスク軽減が期待できます。
身体の不調につながる
歯がガタガタの人は、上下の歯が正しく噛み合っていないことが多いです。噛み合わせが悪い状態を放置すると、さまざまな身体の不調を引き起こす可能性があります。
なぜなら、人間の身体は全身の筋肉が筋膜でつながっており、一部の筋肉に負担がかかると、ほかの部位にも影響が出るからです。
噛み合わせが悪いと、顔の筋肉に負担がかかるため、首や肩、腰などの筋肉にも影響が及び、肩こりや腰痛を招く恐れがあります。筋肉が緊張することで血行不良が起こり、頭痛を招くことも。
また、噛み合わせが悪く、左右で均等に噛めない状態が続くと、首の骨(頚椎)がズレて不定愁訴(ふていしゅうそ)を引き起こす場合もあります。
不定愁訴とは、身体の不調を感じるものの、原因となる病気や異常がわからない状態のことです。噛み合わせの悪さが原因で起こる不定愁訴には、手足のしびれや耳鳴りなどが挙げられます。
既に原因不明の身体的不調に悩まされている場合は、ガタガタの歯を治すことで症状が和らぐ可能性があります。