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コラム ホワイトニング
最終更新日:2024年11月13日

ホームホワイトニングで歯の黄ばみは落とせる?市販品との効果の違いは?

ホームホワイトニングで歯の黄ばみは落とせる?市販品との効果の違いは?

ホームホワイトニングに対して「どんな歯の黄ばみも改善できる?」「市販品との違いは?」という不安や疑問を抱えてはいませんか。

本記事では、歯の黄ばみの原因や、ホームホワイトニングで改善できる黄ばみの種類を解説します。併せて、歯科で処方されるホワイトニング剤と市販のホワイトニング製品との違いも紹介。

理想の白さを手に入れたい方が、納得して自分に合った方法を選べるよう、歯の黄ばみ対策の基礎から効果的なケア法までしっかりとお伝えします。

Oh! Black
歯科矯正ブログ編集チーム

Oh my teeth

マウスピース矯正「Oh my teeth」ホームホワイトニング「Oh my teeth Whitening」を提供するOh my teethのコンテンツチームです。Oh my teeth導入クリニックのドクターと連携し、歯科矯正やホワイトニング、自社ブランドに関する確かな情報を発信しています。

歯の黄ばみの主な原因

歯の黄ばみの主な原因

歯が黄ばむ原因にはさまざまな要因が関係しています。日々の食事や生活習慣、加齢などが重なり、知らず知らずのうちに歯がくすんでしまうことも多いです。

ここでは歯が黄ばむ主な原因を解説します。

着色しやすい食べ物・飲み物

コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどの色が濃い飲食物は、歯に着色を残しやすい代表的な食品です。

これらの飲み物や食べ物には強い色素が含まれており、特にコーヒーの「クロロゲン酸」や紅茶の「タンニン」といったポリフェノールが歯の表面に定着しやすいとされています。

また、 酸性の飲食物もエナメル質を一時的に弱めるため、歯が着色しやすくなります​​。

タバコ

タバコを吸う習慣がある場合、歯の黄ばみが強く現れやすくなります。 これはタバコに含まれるタールやニコチンが歯の表面に付着し、黄ばみや黒ずみを引き起こすためです。

長期的な喫煙は歯の色に大きな影響を与え、ホームホワイトニングでも改善が難しい深い黄ばみの原因となることがあります​。

不十分な歯磨き

不十分な歯磨きによるプラーク(歯垢)の蓄積も、歯が黄ばむ原因の一つです。

プラークとは、食事によって歯の表面に付着した色素や汚れが固まったものです。ブラッシングによって取り除けますが、磨き残しにより蓄積すると、歯の黄ばみの原因となることがあります。

加齢

年齢を重ねると、歯の黄ばみが目立ちやすくなります。 これは加齢により、エナメル質が徐々に薄くなることで、歯の内側にある象牙質の色が透けて見えやすくなるためです。

象牙質はもともと黄色がかっているため、エナメル質が薄くなることで歯全体が黄ばんで見えるようになります。加齢による歯の黄ばみは自然な現象であるため、日々のケアだけでは防ぎにくいです。

過度なブラッシングなどによるエナメル質の摩耗

エナメル質の厚さには個人差があり、もともとエナメル質が薄い方は、象牙質が透けやすく、歯が黄ばみやすい傾向があります。

強すぎるブラッシングによる摩耗や、頻繁な酸性の飲食物摂取によりエナメル質の溶解が進むと、黄ばみが強くなりやすいです。

ホームホワイトニングで改善できる歯の黄ばみは?

ホームホワイトニングで改善できる歯の黄ばみは?

ホームホワイトニングは歯の黄ばみを改善し、元々の色よりも白くする効果が期待できますが、どのようなケースに対しても同じ効果を発揮できるわけではありません。黄ばみの原因によっては、ホームホワイトニングでの改善が難しい場合もあります。

ここではホームホワイトニングの効果が期待できる黄ばみと、改善が難しい黄ばみについて、それぞれ詳しく解説します。

ホームホワイトニングが効果的な黄ばみ

ホームホワイトニングは、飲食物やタバコなどによる「外因性の黄ばみ」への効果が特に期待できます。

たとえば、コーヒーや紅茶などの着色しやすい飲み物や、タバコに含まれるニコチンやタールが歯の表面的に付着することで発生した黄ばみは、ホームホワイトニングで改善できることが多いです。

また、年齢によってエナメル質が薄くなり、軽度の黄ばみが現れた場合にもある程度の改善が見込めます​​。

ホームホワイトニングで改善が難しい黄ばみ

歯の内部に原因がある「内因性の黄ばみ」や、遺伝的な要因による黄ばみは、ホームホワイトニングでの改善が難しいことが多いです。

たとえば、幼少期に服用したテトラサイクリン系抗生物質による黄ばみや、歯の構造自体が黄色味を帯びている場合、ホームホワイトニングでは効果が限られます。

また、長期的な喫煙習慣によって深く染み込んだ黄ばみにも同様です。これらのケースでは、長期間ホームホワイトニングを行うか、歯科医院で行うオフィスホワイトニングも併用する必要があります​。

【歯医者vs市販】ホワイトニングの違いは?

【歯医者vs市販】ホワイトニングの違いは?

歯の黄ばみが気になっても、どのホワイトニング方法を選べばよいか悩む方は多いのではないでしょうか。

歯科医院で行うホームホワイトニングは効果が高い反面、費用が気になることもありますし、手軽に始められる市販品でも十分に効果があるのか、迷ってしまうかもしれません。

歯医者のホームホワイトニングと市販品を使うホワイトニングは、有効成分・効果・費用がそれぞれ異なります。

歯医者のホームホワイトニング

市販品を使ったホワイトニング

有効成分

・過酸化水素
・過酸化尿素など

・ポリリン酸ナトリウム
・ハイドロキシアパタイトなど

期待できる効果

歯の表面の着色汚れ、歯の内部の黄ばみを改善する効果

歯の表面の着色汚れを改善する効果

費用

2~5万円程度

500~5000円程度

歯科医院で行うホームホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素などの漂白成分を歯の内部に浸透させて白くするのが特徴です。費用は2~5万円程度と比較的高いですが、 歯を本来の色よりも白くする効果が期待できます。

一方、市販のセルフホワイトニング製品には、ホワイトニング歯磨き粉やホワイトニングテープなどさまざまなタイプがあり、500~5000円程度で購入できる手軽さが魅力です。

特に日本では、歯の表面にハイドロキシアパタイトやポリリン酸ナトリウムといった成分を配合した製品が多く、 歯の表面汚れの除去やエナメル質の修復効果が期待されます。

アメリカや海外の市販ホワイトニング製品には過酸化尿素が含まれるものもありますが、日本では法律で制限されているため、漂白効果は限定的です。歯の表面をケアする目的で手軽に始めたい方に向いています。

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ホームホワイトニングで黄ばみを効果的に落とすコツ

ホームホワイトニングで黄ばみを効果的に落とすコツ

ホームホワイトニングは以下のコツを押さえることで、黄ばみをより効果的に落としやすくなります。

  • 事前に歯のクリーニングを受ける

  • 毎日続けて行う

  • アフターケアを徹底する

それぞれについて解説します。

事前に歯のクリーニングを受ける

これからホームホワイトニングをはじめる場合は、まず歯科クリニックで歯のクリーニングを受けましょう。

なぜなら、歯の表面に付着したプラークや歯石をクリーニングで除去することで、薬剤がエナメル質にしっかりと行き渡り、過酸化尿素の漂白効果が発揮されやすくなるためです。

特にコーヒーや紅茶、喫煙などで強く着色している場合は、クリーニングを受けることで黄ばみがより落ちやすくなります。

毎日続けて行う

ホームホワイトニングは、低濃度の過酸化尿素をじっくり浸透させるため、1日数時間程度の装着を一定期間続けることで理想的な白さに近づきやすくなります。

開始後すぐに効果を実感するのは難しいですが、 毎日継続することで、黄ばみが改善されやすくなるでしょう。

アフターケアを徹底する

ホームホワイトニングを終えた後は、歯が再び黄ばみやすくなるため、しっかりとアフターケアを行いましょう。

ホワイトニング直後は歯の表面が一時的に荒くなり、色素が付着しやすい状態です。コーヒーやワイン、カレーなどの色素の強い食べ物は避け、フッ素配合の歯磨き粉で歯を保護することが大切です。また、ポリリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉を使用することで、再着色防止の効果も期待できます。

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ホワイトニング後は歯が黄ばみやすくなるって本当?

ホワイトニング後は歯が黄ばみやすくなるって本当?

ホームホワイトニングは歯の黄ばみを改善する効果が期待できますが、一方で 歯が黄ばみやすくなるリスクもあります。 なぜなら、ホワイトニング直後は歯の表面が着色しやすい状態になるためです。

ホワイトニングの薬剤に含まれる漂白成分には、歯の保護膜である「ペリクル」を一時的に剥がす作用があります。ペリクルは歯の表面を保護し、色素の付着を防ぐ役割を持つため、漂白成分により剥がれると再形成されるまで着色しやすくなります。

ホームホワイトニングは継続して行うことが推奨されているため、期間中はなるべく着色しやすい飲食物(コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど)を控えるのが理想です。

また、処置後すぐは特に着色しやすいため、少なくとも2時間程度は着色しやすい飲み物や食べ物を避けましょう。

自分に合うホワイトニング方法で歯の黄ばみを改善しよう

歯の黄ばみは飲食物や生活習慣、加齢などによって誰にでも起こり得る悩みです。

改善策として、歯科でのホームホワイトニングを行うか、市販品のセルフホワイトニング製品を使用するか、迷う方も多いでしょう。それぞれに特長があり、ニーズや目的に合わせた選択が重要です。

確かな漂白効果と持続性を求める場合には歯科のホームホワイトニング、手軽なケアを希望する場合には市販品が向いています。

もしコーヒーや紅茶、たばこによる黄ばみ、不十分な歯磨きで蓄積してしまった汚れが気になる方は、Oh my teeth Whiteningでのホワイトニングケアもぜひご検討ください。以下はOh my teeth Whiteningの症例写真です。

Oh my teeth Whitening(ホームホワイトニング)の症例
Oh my teeth Whitening(ホームホワイトニング)の症例
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