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歯科矯正
最終更新日:2023年8月10日

「裏側矯正はおすすめしない」と言われる6つの理由!後悔を防ぐには?

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歯科医師

吉良 佳子

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニック 所属歯科医師。福岡歯科大学歯学部卒業。卒後、東京歯科大学にて研修。在学中、イギリス、リヴァプール大学にて研修。

裏側矯正は「矯正をしたいけれど目立つのは嫌」という方に人気の方法です。しかし、いろいろ調べていると「おすすめしない」「やめたい」などネガティブな声もあり、不安になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、「裏側矯正はおすすめできない」と言われる理由や、マウスピース矯正・ハーフリンガル矯正など、ほかの目立たない矯正方法についても解説します。

この記事を読めば、裏側矯正とほかの目立たない矯正方法のメリット・デメリットが比較でき、あなたに合った矯正方法が把握できますよ。

マウスピース矯正Oh my teethでは、歯科医師に直接歯並びのお悩みを相談できます。歯が少ないことで歯並びに不安があるなら、まずはお気軽に無料診断へお越しください。

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「裏側矯正はおすすめしない」と言われる理由

「裏側矯正はおすすめしない」と言われている理由は、以下のようなデメリットがあるからです。

口腔内の違和感が大きい

常に歯の裏側に矯正装置がついている裏側矯正は、特に装着した直後は違和感や異物感が大きいです。装置に舌が触れやすい状態のため、舌が傷ついたり口内炎ができることもあり「やらなきゃよかった」と後悔する人もいます。

個人差はありますが、2週間~1ヶ月ほどで装置に慣れてくることが多いです。最近は厚みが薄く比較的違和感の少ない装置を取り扱っているクリニックもあります。

食べにくい

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裏側矯正は「食べにくい」と、食事の際にストレスを感じている方も多いです。上の歯の裏側についた装置に下の歯があたり噛みにくかったり、舌が装置にあたって動かしにくいため飲み込みにくいと感じることもあります。

また食べ物によっては、矯正装置に挟まったり外れやすくなるものも。具体的には、以下のようなものを食べる際は注意が必要です。

  • 粘着性のあるもの(矯正装置にくっつきやすい):お餅・ガム・キャラメルなど

  • 繊維質の多いもの・麺類(矯正装置に挟まりやすい):細いパスタ・えのき・ニラなど

  • 硬いもの(矯正装置が外れる・破損する可能性がある):せんべい・フランスパン・りんごなど

歯磨きが難しい

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ワイヤー矯正中は装置をつけたまま歯磨きをしなければならないため、口腔ケアがしにくくなります。特に裏側矯正の装置は鏡で見づらいため、歯磨きが難しいです。

装置のまわりに磨き残しがあると、虫歯や歯周病になるリスクも高まります。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやタフトブラシなども利用して丁寧に磨く必要があり、時間もかかるため「歯磨きが面倒」と感じる人も多いです。

話しにくい

裏側矯正は舌が矯正装置にあたり動きが制限されるため、滑舌に影響が出て話しにくく感じるケースも多いです。特に歯の裏側や歯茎に舌をあてて発音する「サ行」「ザ行」「タ行」「ダ行」「ナ行」「ラ行」は影響を受けやすいです。

話しにくさも1ヶ月ほどで慣れてくるケースが多いですが、個人差があります。営業や教師といった人と話すことの多い職業の方は、事前にドクターと相談し、ほかの矯正方法も含めて検討した方がよいかもしれません。

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費用が高額になる

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裏側矯正の費用相場は部分矯正40〜70万円、全体矯正100〜170万円です。ほかの矯正方法と比べて高額になる傾向にあります。

部分矯正

全体矯正

裏側矯正

40~70万円

100~170万円

表側矯正

30~60万円

60~130万円

ハーフリンガル矯正

35~65万円

80~150万円

マウスピース矯正

10~40万円

60~100万円

裏側矯正が高額になるのは以下のような理由があります。

  • 表側に矯正装置をつけるよりも高い技術を必要とするため

  • 患者さん一人ひとりにあわせたオーダーメイドで矯正装置を作成するため

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治療期間が長くなる傾向にある

裏側矯正の治療期間は部分矯正5ヶ月〜1年程度、全体矯正2〜3年程度です。費用が高額になるのと同じ理由で、ほかの矯正方法と比べて若干長くなる傾向にあります。

部分矯正

全体矯正

裏側矯正

5ヶ月〜1年程度

2〜3年程度

表側矯正

2ヶ月〜1年程度

1〜3年程度

ハーフリンガル矯正

5ヶ月〜1年程度

2〜3年程度

マウスピース矯正

2ヶ月〜1年程度

1〜3年程度

裏側矯正の治療期間が長くなる理由としては、歯の裏側の形に合わせてオーダーメイドの矯正装置を作る必要があったり、表側矯正と比較して矯正装置が外れやすかったり、歯並びの微調整に時間を要したりすることが関係しています。

ただし裏側矯正だと必ず治療期間が長くなるわけではなく、歯並びの状態にもよります。

裏側矯正についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

裏側矯正を途中でやめたらどうなる?

ここまで紹介したような理由から「裏側矯正をやめたい」と考えてしまう方もいます。しかし、矯正治療を途中でやめると以下のようなリスクがあるため、余程のことがない限りおすすめできません。

歯並びが後戻りする

矯正治療を途中でやめてしまうと、歯並びや噛み合わせが中途半端なままになってしまいます。また、ある程度見た目が整った段階でやめても、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることも。

途中で矯正をやめると、後戻りをして治療前の歯並びに戻ってしまったり、場合によっては治療前より歯並びが乱れてしまうリスクがあります。

支払った治療費が無駄になる

お金とスマホ

クリニックによっても異なりますが、それまでに行った治療費は返金されないケースが多いです。やめるタイミングやクリニックの料金体系によっては、矯正治療費の大半を占める精密検査費や装置装置代が戻ってこない可能性も。

矯正治療を途中でやめてしまうと、きれいな歯並びも手に入れられず、支払った治療費も無駄になってしまいます。

裏側矯正で後悔しないためには

矯正治療をやめてしまうとリスクがあるため、最後まで治療を受けることが大切です。「裏側矯正をやらなきゃよかった」と後悔しないためにも、以下のようなポイントを押さえましょう。

矯正方法についてしっかり理解する

裏側矯正には目立ちにくいというメリットがありますが、前述したように違和感や食べにくさといったデメリットもあります。事前にどのようなリスクがあるかをしっかりと理解しておくことで、覚悟をした上で矯正をはじめられます。

そのためにも少しでも不安に思うことは、矯正をスタートする前にドクターに相談し、クリアにしておきましょう。

信頼できるクリニックを選ぶ

歯科医院のカウンセリング

些細なことでも相談するためには、安心して通えるクリニックを選ぶことが重要です。「費用が安い」「口コミの評判がよい」といった理由のみで判断せず、実際に矯正相談へ行って、自分に合ったクリニックを見つけましょう。

信頼できるクリニックを選ぶには、以下のポイントを意識してみてください。

  • 裏側矯正の実績が豊富

  • メリットのみでなくデメリットについても教えてくれる

  • 複数の選択肢を提示してくれる

  • トラブルに対応してくれる

  • コミュニケーションが取りやすい

裏側矯正のほかにも目立たない矯正がある

目立たない矯正比較表

見た目を重視した矯正治療を考えている人にとって裏側矯正は魅力的な方法でしょう。しかし裏側矯正のデメリットが気になるなら、ほかにも目立たない矯正方法はあります。

それぞれメリット・デメリットがありますが、比較検討した上で自分に最適な矯正方法を選ぶことで、長い矯正治療期間も乗り越えていけるはずです。

ここでは、ほかの目立たない矯正方法を紹介します。

目立ちにくい素材を使用した表側矯正

通常の表側矯正は、金属製のメタルブラケットとワイヤーを使用しており、目立ちやすいのが特徴です。しかし最近では、セラミックやプラスチックを使用した審美ブラケットや、白いワイヤー(ホワイトワイヤー)といった、目立ちにくい素材のものも登場しています。

メリット

デメリット

・金属製より目立たない

・滑舌への影響が少ない

・歯磨きが行き届きやすい

・幅広い症例に対応可能

・裏側矯正より費用が安い

・裏側矯正より目立ちやすさが劣る

・口が閉じにくい

・挟まった食べかすが目立つ

・金属製より耐久性が劣る

・金属製より費用が高い

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正で行うワイヤー矯正の一つです。表側矯正と裏側矯正両方のメリット・デメリットを兼ね備えています。

メリット

デメリット

・表側矯正より目立ちにくい

・裏側矯正より滑舌へ影響が出にくい

・裏側矯正より費用が安い

・下の歯の矯正装置が見えることがある

・上の歯の歯磨きが難しい

・表側矯正より費用が高い

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、治療段階に応じて作られた透明で薄いマウスピースを、順番に装着することで歯を動かしていきます。ワイヤー矯正とは違い、自分で取り外せるのが特徴です。

メリット

デメリット

・透明で目立ちにくい

・取り外して食事や歯磨きができる

・ワイヤー矯正より痛みが少ない

・リーズナブルなブランドもある

・毎日20時間以上の装着が必要

・対応できない症例もある

・つけたまま飲食できない

・マウスピースのお手入れが必要

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矯正方法ごとの特徴を比較して検討しよう

裏側矯正は「目立たない矯正」をしたい方から人気の方法です。しかし「違和感が大きい」「食べにくい」「歯磨きが難しい」などの理由から、おすすめできないという声もあります。

目立たない矯正にもさまざまな種類がありますので、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で検討することが大切です。ただし検査をした結果、希望した方法では適応できないと診断されるケースも。

まずはカウンセリングで、あなたの歯並びに最適な矯正方法はどれなのか相談してみてはいかがでしょう。

透明マウスピースの通わない矯正 Oh my teeth

マウスピース矯正 Oh my teethのマウスピースを装着した女性

※上の画像は実際にOh my teethのマウスピースを装着しています。

Oh my teethは、薄く透明なマウスピースを使った矯正。自宅に届く矯正キットには、理想の歯並びに向けて少しずつ形を変えたマウスピースが入っています。

筆者もマウスピース矯正 Oh my teethの卒業生ですが、家族にバレないくらい、マウスピースは目立ちませんでした。もし「裏側矯正をしようと思っていたけど、マウスピース矯正も気になる」という場合、まずは無料診断へお越しください。

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニックの無料診断では、歯科医師に直接、矯正に関する疑問や歯並びの悩みを相談していただけます。

「裏側矯正とマウスピース矯正はどう違うの?」
「私の歯並びはどっちでなおすのがいいの?」

こんな疑問もぜひお気軽に投げかけてみてくださいね。

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※マウスピース矯正 Oh my teethの「通わない」「通院不要」とは、矯正開始後の定期通院不要を示しています。矯正プラン適合診断は歯科医師が直接診察した上で出しますのでご安心ください。矯正開始後も歯並びの状態に応じて前処置を行ったり、歯科医師が必要と判断した場合には直接口腔内の状況を診させていただきます。

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