歯科矯正で輪郭が変わるって本当?顔の変化が現れやすい5つの症例で解説!
「歯科矯正で輪郭が変わった」
このような話を聞いて本当なのか気になる人もいるでしょう。
結論からいうと、歯列矯正で輪郭が変わることがあります。そこで本記事では、歯科矯正で輪郭が変わる理由やどのくらい変化するのかなどを解説。
逆に顔が歪んでしまうのが怖い方に向けて、どのようにすれば失敗しないかも紹介します。
輪郭の変化以外にも期待できる歯科矯正によるポジティブな変化についても解説していくので、これから歯科矯正に臨む方は必見です。
目次
- 歯科矯正で輪郭がスッキリ!? SNSの投稿より
- 歯科矯正で輪郭が変わる4つのケース
- ❶Eラインが整うから
- ❷噛み合わせのバランスが整って輪郭の歪みがなくなるから
- ❸エラ張りが解消するから
- ❹歯科矯正をすることでダイエットになったから
- 歯科矯正で輪郭が変わるのは約半年から1年後!
- 歯科矯正で輪郭が変わりやすい5つの症例
- ❶出っ歯・口ゴボ
- ❷受け口
- ❸過蓋咬合(噛み合わせが深い)
- ❹顔の下半分の筋力が衰えている症例
- ❺外科手術をともなう歯科矯正が必要な症例
- 歯列矯正で顔が歪むことも?
- 輪郭以外も!歯科矯正で現れる6つのポジティブな変化
- ①口が閉じられる
- ②表情がよくなる
- ③滑舌がよくなる
- ④姿勢がよくなる
- ⑤ダイエットにつながる場合も
- ⑥オーラルケア意識の変化
- 矯正後の変化を3Dシミュレーションで見てみませんか?
歯科矯正をした人が実際どのくらい輪郭に変化が現れたのか、SNSに投稿されていた画像を紹介します。
特にInstagramでは細かく矯正の変化を載せている方が多いので、歯並びだけでなく輪郭の変化についても参考になります。
この方は横顔の輪郭の変化がはっきりとみられます。
体重は同じということですが、下顎のラインがくっきりと現れていて小顔に見えますね。
この方も顎のラインに変化が出てスッキリとした輪郭に変わったことがわかります。
矯正前は少し出っ歯で開 咬(前歯が噛み合わない)の症例でした。抜歯ありのワイヤー矯正をされていたようです。
では、どのような人の輪郭が変わりやすいのでしょうか?
歯科矯正で歯が本来の位置に戻ると、伸びていた皮膚や筋肉の歪みが整い、輪郭が変わることがあります。
ただし、輪郭の変わりやすさは歯並びの悪さの重症度や矯正方法などによります。また、歯科矯正は基本的に口腔内での歯の移動なため、外科手術を行わない限り骨格が大きく変わることはありません。
つまり、通常の歯科矯正だけでは小顔に見えることはあっても、骨格的に小顔になるわけではないということを理解しておきましょう。
歯並びの悪さが原因で輪郭に影響が出ている場合は、輪郭が変わることがあります。たとえば、出っ歯で口が閉じにくく無理に唇を閉じることで鼻の下が伸び、面長になっている状態などです。
Eラインが整うから
噛み合わせのバランスが整って輪郭の歪みがなくなるから
エラ張りが解消するから
歯科矯正をすることでダイエットになったから
❶Eラインが整うから
横から見て鼻先から 顎先を結んだラインは「Eライン」と呼ばれ美しい横顔の基準の一つです。日本人の場合、Eラインに口先が触れるくらいが理想的とされています。
歯並びが悪い人の横顔はEラインが整っていないことが多いです。例えば出っ歯で口元が出ていると、美しいEラインが描けない原因に。
この場合、歯科矯正で出っ歯が改善すると、横から見たときの輪郭も変化し、美しいEラインが描けるようになります。
【症例】マウスピース矯正でも出っ歯の矯正は可能!
ワイヤー矯正に比べて、期間も費用も抑えられると話題のマウスピース矯正ですが、実は出 っ歯のような前歯の乱れと相性が良いんです。
こちらは出っ歯が引っ込んだことでEラインが整った症例です。
口元がすっきりして、横顔の変化が分かりやすいですよね。
コチラのマウスピース矯正では、無料でドクターに相談できます。ぜひ一度、ご自身の場合にどのように顔が変化するのか確かめてみましょう。
❷噛み合わせのバランスが整って輪郭の歪みがなくなるから
歯並びが悪いと噛み合わせが不安定で、左右で噛みやすさが違う人がいます。この場合、よく噛める方の筋肉が発達するため輪郭が左右非対称になりがちです。
歯科矯正で噛み合わせが整うと左右とも同じ力で噛めるようになります。筋肉の左右差がなくなるので輪郭の歪みが改善されていきます。
❸エラ張りが解消するから
深く噛み込んでいる歯並びの人は噛む力が強すぎることがあります。噛む力が強いと頬からエラにある咬筋が鍛えられ、いわゆる「エラが張った」輪郭になります。
歯 科矯正で噛む力が整うとエラ張りが解消され輪郭がシャープにみえるようになります。ただし、骨格に問題のあるエラ張りの場合は外科手術が必要です。
歯列矯正でエラは変化する?変化する人・変化しない人の特徴まとめ
❹歯科矯正をすることでダイエットになったから
歯科矯正中、食事に変化がある方も少なくありません。たとえば虫歯や歯周病を気にして甘いものを 控えたり、矯正装置による食べにくさから少食になったりするケースがあります。
結果的に歯科矯正がきっかけで摂取カロリーが減り、体重が減ることで輪郭がスッキリする人もいます。