歯科矯正
最終更新日:2025年6月26日
八重歯を抜くと顔はどう変わる?抜歯して後悔しないためにメリット・デメリットを解説

見た目の印象や噛み合わせに影響を与える八重歯は、矯正治療の一環として抜歯を勧められることもあります。
しかし実際には、八重歯は基本的に抜かないほうが良い歯として知られており、慎重な判断が必要です。
一方で、「抜いたら口元がすっきりした」「横顔のラインが整った」といった声もあり、判断に迷う方も多いでしょう。
本記事では、八重歯を抜いたときに起こりうる顔の変化や、後悔につながるリスク、抜歯が必要なケースや矯正方法の選び方までを丁寧に解説しています。

目次
- 八重歯を抜くと顔はどう変わる?期待できる良い変化
- 唇の盛り上がりがなくなる
- ほうれい線がなくなる
- 横顔(Eライン)が整う
- 顔の歪みが改善されて笑いやすくなる
- 八重歯を抜いた後に後悔するケースも?注意したい3つのリスク
- ①たるみ・シワが目立つようになる
- ②ほうれい線が目立つようになる
- ③あごや奥歯に負担がかかる
- 八重歯は基本的に抜かないほうがいい理由
- 咬み合わせを支える「ガイド役」の歯だから
- 根が深く強いため、「長く使える頼れる歯」と言われているから
- 前歯と奥歯の“つなぎ役”として全体のバランスを保っているから
- 八重歯を抜かないほういい代表的な症例5つ
- ①小臼歯を抜歯することでスペースが確保できる場合
- ②歯と歯の間を削ることでスペースが確保できる場合
- ③奥歯や親知らずを後方に移動できる場合
- ④歯列を側方に広げてスペースを確保できる場合
- ⑤顎関節症を患っている場合
- それでも八重歯を抜歯したい場合、後悔しないために知っておきたいメリット・デメリット
- 八重歯を抜くメリット:スペースが確保できて矯正がスムーズになる
- 八重歯を抜くデメリット①:噛み合わせの崩れにより他の歯や顎に負担がかかる
- 八重歯を抜くデメリット②:一度抜歯すると元に戻すことはできない
- 八重歯を改善するための3つの矯正法
- ①マウスピース矯正
- ②ワイヤー矯正
- ③セラミック矯正
- 八重歯は抜かずに歯科矯正を検討しよう
- Oh my teethなら原則通院不要&無料相談で八重歯を治療できる

八重歯を抜いて歯並びを整えることで、口元や横顔のバランスが変わり、見た目に大きな変化が現れるケースもあります。
以下では、八重歯を抜いたことによって期待されるポジティブな変化を具体的に紹介します。
唇の盛り上がりがなくなる
八重歯を整えることで、口元の盛り上がりがすっきりし、唇の突出感が目立たなくなることがあります。
もともと、八重歯は本来の歯列から外側に飛び出していることが多く、無意識のうちに唇を内側から押し上げる原因になっています。
しかし、矯正によって八重歯を正しい位置に整えることで、歯列のアーチが滑らかになり、唇にかかる圧力が軽減されます。
その結果、口元のボリューム感が落ち着き、横顔の印象がシャープになることもあるのです。