部分矯正で前歯のねじれは治療できる?費用や治療方法を徹底解説!
![マウスピース矯正](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/59APuPG2WFgMehHMb5o2HF/7ab2220b754e811fbbf44e7cd4a8d2cc/27210037_m.jpg)
部分矯正は気になる前歯のみを矯正する治療方法です。
「ねじれている歯も前歯だから部分矯正で治せる?」このように考えている方もいるのではないでしょうか。
確かに部分矯正で前歯のねじれは治療できます。ただしねじれ具合いや骨格によってはできない場合も。
本記事では部分矯正で前歯のねじれを治す方法や費用・期間について解説します。
前歯のねじれが及ぼす影響や、部分矯正の失敗しないためのポイントも紹介しますので、参考にしてくださいね。
![真由美さんアイコン](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/7513i0xR0nMRd9YpUbpbuf/5634d8420da80b7b59a7e56c8e8bb8f9/s-2000x2000_v-frms_webp_0561251c-e69e-4359-8ff1-c01b1d35eca0_small.webp)
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- 部分矯正で前歯のねじれは治療可能※ただし例外あり
- 部分矯正で前歯のねじれを治す方法
- IPRで歯を並べるスペースを作る
- ワイヤーで部分矯正を行う
- マウスピースで部分矯正を行う
- 部分矯正が終わったら保定装置(リテーナー)を装着する
- 部分矯正で前歯のねじれを治す費用や期間の目安
- 前歯がねじれて生える原因
- 歯の大きさや骨格の遺伝
- 歯が並ぶスペース不足
- 指しゃぶりや舌癖などの悪習癖
- 過剰歯
- 前歯のねじれが及ぼす影響
- 見た目が気になって思いっきり笑えない
- 虫歯や歯周病のリスクが高まる
- ほかの歯に負担がかかる
- 前歯のねじれの部分矯正で失敗しないためのポイント
- 経験豊富な歯科医師が在籍しているかチェック
- カウンセリング・問診が丁寧かをチェック
- 複数の歯科クリニックを比較する
- 部分矯正と前歯のねじれに関するQ&A
- ねじれた前歯を自力で動かせませんか?
- 90度に大きくねじれた前歯を部分矯正で治療できますか?
- 自身の前歯のねじれが部分矯正で治療できるか相談してみよう
![「私のガタガタは治せる?」無料診断でわかる矯正](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/3zibmSSnu51g2RsexAlxDF/89b214f047356c75d2e44c32b987c4e0/________________________3_________________.png)
![部分矯正で前歯のねじれは治療可能※ただし例外あり](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/2WBD8LN92ncfIinYBlnVA2/d7e40eddce7a38c84912bef3b18acfa0/26907519_m.jpg)
部分矯正は軽度のねじれなら治療可能です。ただし歯並びの状態によってはできないケースもあります。
例えば前から2番目の歯は、歯が小さい上に回転速度を多く取らなければいけません。
特にマウスピースでの部分矯正は、歯の頭をつかんで動かしていく治療です。歯が小さいとコントロールが難しくなるため、部分矯正では対応が難しいケースがあります。
そして全体的な噛み合わせに問題がある場合は、全体矯正や外科矯正が必要になる可能性があることを覚えておきましょう。
「部分矯正ができるか知りたい」という方は、Oh my teethの無料カウンセリングをご利用ください。
3Dスキャナーで歯型を採取し、マウスピース矯正であなたの歯並びをなおせるか診断させていただ きます。所要時間はおよそ30分。
予約も簡単1分で完了するので、ぜひお気軽にご予約ください。
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![矯正シミュレーション](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/7Ij4hc3M8Uv2TTAfxdEx7s/66a7e1c85a45643690de6e024270d9b0/______________________________.gif)
![部分矯正で前歯のねじれを治す方法](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/CL8DfwgoE29idbkgnG9qV/069f18e64d47e0f3b1187fedb9860f33/23521944_m.jpg)
部分矯正で前歯のねじれを治すには、歯を並べるスペースを作る必要があります。スペースを確保してからワイヤーもしくはマウスピースを用いて、矯正を進めていきます。
それぞれの工程が理解できるように、詳しく見ていきましょう。
IPRで歯を並べるスペースを作る
![IPRで歯を並べるスペースを作る](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/14gfxYKl3JJLwp0EvUqFmj/478b7d35d752765f442c746a4c72ed4b/stripping001.png)
部分矯正で歯を並べるには、歯を動かすスペースが必要です。スペースを確保するために歯を薄く削り、隙間を作ります。
この隙間を作る処置をIPR(ディスキング)と言います。
エナメル質の厚みは2~3mmあり、IPRで削る量は最大でも0.5mm程度です。歯を削るというよりも、ヤスリをかけるという感覚に近いでしょう。
ワイヤーで部分矯正を行う
![ワイヤーで部分矯正を行う](/cdn-cgi/image/quality=75/https://images.ctfassets.net/m1i3lr99rtt2/RZT2pnay0MZm9AS6ThcDq/19f5ef81a14b5c187190402802ea7e60/22165677_m.jpg)
ワイヤー矯正は歯科矯正の中で最も歴史の深い治療法で、幅広い症例に対応しています。
矯正する範囲にもよりますが、部分矯正は基本前歯の8本にブラケットを装着。ワイヤーを通して、力を加えることで歯を動かしていきます。
ワイヤー矯正は固定式で、矯正が終了するまで装置を付けっぱなしにしておかなければいけません。
矯正装置が目立つ・歯磨きや食事がしにくいなどのデメリットはありますが、固定式なぶん自己管理が不要です。
もし矯正装置の見た目が気になる場合は、装置を歯の内側に装着する裏側矯正を検討してみてください。
マウスピースで部分矯正を行う
マウスピースでも部分矯正ができます。
マウスピース矯正の一 番のメリットは目立ちにくい点。マウスピースは半透明のプラスチックで作られているので、会話で口を開いた時でも見えにくいです。
また、金属を使用していないので金属アレルギーの方でも装着可能。自身のタイミングで着脱できるので、食事や歯磨きに支障が出ないなどのメリットもあります。
しかし、着脱が自由にできる文、自己管理が重要です。
一日20時間以上の装着が必要で、装着時間が守られていないと、予定通りに治療が進まなくなる恐れも。
場合によってはマウスピースの作り直しが必要になることもあります。