logo
歯科矯正
最終更新日:2024年2月29日

ガミースマイルを矯正で治すための費用はいくら?矯正以外の治療費相場も解説

「ガミースマイルを矯正で治したいけれど、いくらかかる?」

「矯正以外の治療法の費用も知りたい」

ガミースマイルの治療法には、歯科矯正やボトックス治療などのさまざまな選択肢があり、費用も異なるため、治療費を知りたいと気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ガミースマイルを歯科矯正で治す際にかかる費用を、矯正の種類別で徹底解説します

歯科矯正以外でガミースマイルを治療する際の費用も合わせて解説するので、「歯科矯正以外の治療法の費用も把握しておきたい!」という方も、ぜひ最後までご覧くださいね。

真由美さんアイコン
歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

ガミースマイルの治療にかかる費用は数万円~100万円

病院とお金の天秤イメージ

ガミースマイルの治療にかかる費用は数万円~100万円ほどといわれています。基本的にガミースマイルの治療は保険適用外になるため、どうしても高額になってしまいます

以下で治療にかかる目安の費用を表でまとめました。(各治療の概要は後述します)

ワイヤー表側矯正

60~130万円

ワイヤー裏側矯正

100~170万円

マウスピース矯正

60~100万円

セラミック矯正

1本5~10万円

ボトックス治療

1~5万円

歯冠長延長術

4~40万円

上唇粘膜切除術

4~30万円

費用は治療や自身のガミースマイルの程度によって異なります。もしガミースマイルの程度が軽度であれば、歯科矯正やボトックス治療が向いています。

ガミースマイルを歯科矯正で治す費用

歯にかかる費用

ガミースマイルを歯科矯正で治す場合、選択肢は大きく分けて以下の3つです。ここからは、それぞれの矯正治療にかかる費用を解説していきます。

ガミースマイルを歯科矯正で治療する選択肢
  • ワイヤー表側矯正

  • ワイヤー裏側矯正

  • マウスピース矯正

ワイヤー表側矯正

ワイヤー表側矯正とは、ブラケットという固定式の装置を歯の表面に貼り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。

固定式のため、矯正が終わるまでは装置を付けっぱなしで過ごします。費用は平均で60~130万円ほどかかり、月に1回ほどワイヤーの調整費用がかかります。

ワイヤー表側矯正についてくわしく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

あわせて読みたい

ワイヤー矯正とは?値段・期間・メリット・デメリットなど徹底解説

ワイヤー裏側矯正

ワイヤー裏側矯正は、表側矯正と同じブラケットやワイヤーを、歯の裏側(舌側)に貼り付けて歯を動かす矯正方法です。装置を裏側に付けるため、装置が目立ちにくいのが特徴です。

費用は平均で100~170万円ほどで、歯科矯正の中では高額になります。裏側矯正は装置がオーダーメイドで、患者様一人一人に合わせた装置を作る必要があり、大変な手間がかかるためです。

ワイヤー裏側矯正については、以下の記事を参考にしてください。

あわせて読みたい

裏側矯正とは?後悔しないためにデメリットや値段・期間を徹底解説

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、半透明のプラスチックでできたマウスピースを歯に装着して、歯を動かす矯正方法です。

ガミースマイルをマウスピース矯正で治す場合、全体矯正で治療することが多いです。マウスピース式のため、食事や歯磨きのときに自身で好きなときに装置を着脱できます。

費用は平均で60~100万円ほどで、月に1~2回マウスピースのチェックや交換などの費用がかかります。

以下の記事ではマウスピース矯正をさらに深掘りしているので、ぜひご覧ください。

あわせて読みたい

マウスピース矯正とは?メリットや後悔しないために特徴を徹底解説

セラミック矯正

セラミック矯正は、歯を削ってセラミックを被せる治療法で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように歯を動かして矯正する方法ではありません。そのため、セラミック矯正の治療だけでは、ガミースマイルの改善は難しいでしょう。

費用は1本5~10万円ほどかかり、一般的に歯茎を切開するなどの外科治療と組み合わせることでガミースマイルの改善を狙います。

セラミック矯正についての詳細は、以下の記事も参考にしてください。

あわせて読みたい

セラミック矯正とは?後悔しない?歯科矯正との違いや費用を解説

ガミースマイルを歯科矯正以外で治す費用

医療費控除・問診・診療

ガミースマイルは歯科矯正以外にも治療の選択肢があります。続いては、矯正以外で治す場合の費用を解説します。

ガミースマイルを歯科矯正以外で治す方法
  • ボトックス治療

  • 歯肉と骨を整形する治療(歯冠延長術)

  • 上唇粘膜に対する治療(上唇粘膜切除術)

歯科医院で「自分のガミースマイルが、歯科矯正で治せないと言われた」という方は、ぜひ参考にしてください。

ボトックス治療

上唇の筋肉が強いことがガミースマイルの原因になっている場合は、ボトックス治療が向いています。ボトックス治療とは、ボツリヌス菌から作り出される成分(天然のたんぱく質)を注射して、「上唇を持ち上げる筋肉の働き」を和らげる治療法です。

治療法は注射だけのため、ダウンタイム(手術や治療後に必要な回復期間)はほとんどありません。ただし、4~6か月ほどで効果が薄れてくるため、定期的に注射をする必要があります

費用は注射1回につき1~5万円程度です。

歯肉と骨を整形する治療(歯冠延長術)

歯冠長延長術は、歯茎と骨を整形する外科治療です。歯茎と骨の形を整える治療法のため、手軽に行えるボトックス治療と比較すると、後戻りしにくいといわれています

「ガミースマイルを根本的に治療したい」という方に特におすすめで、セラミック矯正と組み合わせて行うこともあります。

ダウンタイムは、手術から抜糸までの期間で「1~2週間ほどかかる」ことも覚えておきましょう。

費用は4~40万円と、クリニックによって大幅に変わります。

上唇粘膜に対する治療(上唇粘膜切除術)

上唇粘膜切除術とは、口内の粘膜の一部を切除することで、上唇が上がりすぎないようにする外科治療法です。

1回の施術で効果が長く持続しやすく、傷口が目立ちにくい傾向にあり、クリニックによっては、ボトックス治療と組み合わせて行う場合もあります。

費用に関しては4~30万円ほどで、クリニックやガミースマイルの程度によって大きく変わります。

子どものガミースマイル治療法は大人とは違う

歯科検診を受ける子供

子どもの場合、治療法は大人と少し異なります。子どものガミースマイルを治す際に行われる歯科矯正法には、以下のようなものがあります。

子どものガミースマイル治療法と費用
  • 噛み合わせの矯正:20~100万円

  • ヘッドギアによる矯正:20~30万円

  • MFT(口腔筋機能療法):3,000~1万円

ガミースマイルは噛み合わせが深すぎる(過蓋咬合)ことが多いため、噛み合わせを調整してガミースマイルの改善を目指します。また、出っ歯を改善するためにヘッドギアで上顎の発育を抑制するケースもあります。

そして、MFTは「口腔筋機能療法」と呼ばれる治療法です。歯を取り巻く周囲の筋肉の機能改善を図り、指しゃぶりをやめさせたり、舌の動きの癖を変えたりしてガミースマイルを緩和させていくこともあります。

噛み合わせの矯正の費用は、顎の骨格を矯正する「1期治療」か、歯並びを調整する「2期治療」なのかによって費用は大きく変わります。

ヘッドギアによる矯正は、一般的に1期治療です。

MFTは基本的に自由診療ですが、「口腔機能発達不全症」と診断された場合は、保険適用内で治療を受けられることも覚えておきましょう

以下の記事で、子どもの歯科矯正をさらに深掘りしていますので、合わせて参考にしてください。

あわせて読みたい

子どもの歯科矯正は何歳から?小児矯正と大人の矯正との違い

ガミースマイルの治療は費用を事前に確認することが大切

白衣を着た男性

ガミースマイルを歯科矯正で治す際にかかる費用は、矯正方法や歯並びや噛み合わせの状態によっても大きく異なります。これはガミースマイルの治療は原則として、自由診療だからです。

「ガミースマイルの程度が自分では軽度だと思っていても、実際に専門家に診てもらうと実は重度だった」ということもあります。

歯並びや骨格の状態によっては、歯科矯正でもガミースマイルの改善が期待できます。

「自分のガミースマイルが歯科矯正で改善できるかだけでも知りたい!」という方は、ぜひマウスピース矯正 「Oh my teeth」へお越しください。 Oh my teethは、基本的に矯正に必要な検査が無料で、原則矯正開始後の来院は不要です。

まずはお気軽に無料診断をご予約ください。

CTA_無料診断

矯正についてもっと知る

ドクター所属学会(一部)

矯正歯科治療にともなうリスクについて