歯列矯正治療に途中で行かなくなったら?再開できる?
「矯正治療に途中で行かなくなったらどうなるのだろう?」
一般的に1〜3年と長期間かかる歯列矯正。最後まで完走できるのか、途中でやめてしまっても再開できるのか、不安ですよね。
結論から言うと、歯列矯正治療に途中で行かなくなったとしても、再開して矯正を終えることは可能です。
ただし矯正再開時にはいくつか注意点があるので、本記事でポイントを押さえておきましょう。
後半では矯正を完走する4つのコツも紹介します。
確実に歯列矯正を終えてきれいな歯並びを目指したい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
- 歯列矯正に途中で行かなくなったらどうなる?
- 途中で行かなくなった後に矯正治療を再開する方法
- ①受診していたクリニックに相談する
- ②セカンドオピニオンを受ける
- 歯列矯正を再開する際のポイント
- ①受診していたクリニックで再開する場合
- ②セカンドオピニオンを希望する場合
- 途中で行かなくなった歯列矯正を再開する際の注意点4つ
- ①新たに治療費がかかることがある
- ②転医が困難になることがある
- ③治療期間が長引く可能性がある
- ④治療費を返金してもらえない可能性がある
- 歯列矯正を中断せずに完走する4つのコツ
- ①信頼できるクリニックを探す
- ②コミュニケーションを取りやすいドクターを探す
- ③モチベーション維持のための工夫をする
- ④サポート体制が整ったクリニックを選ぶ
- 途中で行かなくなった歯列矯正は再開できる
一般的に長期間かかる歯列矯正治療。1〜3年はかかるので「途中で行かなくなった」という人は珍しくありません。
しかし歯列矯正治療を途中でやめてしまうのにはリスクがあります。具体的には以下のようなリスクです。
歯並びの後戻りが起こる
治療をなかなか再開できない
虫歯や歯周病リスクが高まる
治療費が無駄になる
せっかく高額な費用を払って歯列矯正を始めたのに、途中でやめてしまって歯並びが再び悪くなるのは避けたいですよね。中断期間が長ければ長いほど、再開のきっかけを失ってしまいます。
歯列矯正できれいな歯並びを目指すには、たとえ途中で行かなくなったとしても、できるだけ早く再開させることをおすすめします。
では途中で行かなくなった歯列矯正を再開させるにはどうしたらいいのでしょうか。次のセクションで解説します。
【歯科医師監修】歯科矯正を途中でやめるのは危険?デメリットや避ける方法を紹介
途中でやめてしまった矯正治療を再開することは可能ですが、当初の治療計画のまま進めるのか、新たに治療計画を立てる必要があるのかどうかを再度診査・診断しなければなりません。
また、歯並びの状態によっては、当初よりも治療期間が延びたり、追加の費用が発生する場合もあるので、それを理解したうえで新たに歯列矯正に取り組む覚悟が必要です。
①受診していたクリニックに相談する
まずは、受診していたクリニックに相談しましょう。その際、中断した理由をしっかり伝えることで、再開に向けたアドバイスやサポートが受けられる可能性があります。
とは言え、行かなくなったクリニックに連絡するのは、怒られてしまうのではないかと不安になる方も多いです。しかし、担当のドクターやスタッフは、矯正を中断しているあなたのことを心配しています。そのため、多くの場合、相談することで解決することが多いです。
どんな理由があろうとも再開を望んでいるのであれば、ほんの少し勇気を出してクリニックに連絡し、再開への一歩を踏み出しましょう。
②セカンドオピニオンを受ける
「閉院した」「ドクターとの間にトラブルが発生した」といった理由で受診していたクリニックで再開や引き継ぎができない場合は、セカンドオピニオンを受けて転医を検討しましょう。
ほかのドクターの意見を聞くことで、再開の方法や治療の選択肢が広がる可能性があります。その際、下記のセクションを参考に自分の状況を詳しく説明することが大切です。
こちらのクリニックでも、矯正治療を中断した方からの相談を受け付けています。LINEでの問い合わせも可能なので、気軽に相談できますよ。
歯列矯正の中断は珍しいことではありません。さまざまな理由で矯正を一時中断する方は多く、ドクターも理解を示してくれることがほとんどです。
しかし、途中で行かなくなってしまった場合「クリニックに連絡するのが気まずい」「どうやって再開する旨を伝えたらいいか、わからない」という方もいるでしょう。
ここでは、歯列矯正を再開したいと伝えるときのポイントを紹介します。