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歯科矯正
最終更新日:2024年6月25日

口ゴボは歯科矯正で治る?治療方法や費用について解説

口ゴボ 矯正で治る?治らない?
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歯科医師

西尾万樹

東京表参道矯正歯科 院長。北海道医療大学歯学部卒業。2018年歯科医師免許取得。旭川医科大学病院口腔外科にて研修後、矯正歯科勤務。2020年コスメコンシェルジュ取得。

口ゴボは歯科矯正でも治る可能性があります。

しかし、歯並びや骨格によっては、美容整形が必要です。

本記事では「口ゴボは治らないのかな…」「矯正で治せるの?」というお悩みの方へ、口ゴボのタイプ別に治療方法を解説します。

症例写真もあわせて紹介するので、口元や横顔がきになる方はぜひ最後までご覧ください。

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口ゴボはマウスピース矯正で治る可能性もある!

結論から言うと、マウスピース矯正でも口ゴボは治せます。ただし度合いによります。

以下は実際の症例です。

EラインBA症例

マウスピース橋正(Oh my teeth含む)の主なリスク:虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・リテーナーを最低1年間は1日20時間以上装着、その後徐々に着用時間を減らし、2年目以降は夜間のみの着用推奨。

マウスピース矯正で治せる例の一つは、出っ歯が原因で口ゴボになっている場合です。

上記の症例写真では、出っ歯を治すことで口の出っ張りが改善しました。

あなたの口ゴボもマウスピース矯正で治療できるか一度歯科医師に相談してみましょう。

通常、相談には初診料や検査料がかかるクリニックが多いですが、Oh my teethでは0円で気軽に相談できます。

→ Oh my teethの無料カウンセリングで「口ゴボ」の悩みを相談する

私の口ゴボも歯科矯正で治る??CTA

※実際にOh my teethが適合するかは歯科医師の診断が必要です

口ゴボをセルフチェックする方法

口もとの出っ張りに悩んでいる方は、「Eライン」を確認して口ゴボのセルフチェックをしてみましょう。

Eラインとは、鼻の先端と下顎の先端を1本線で結んだラインです。そしてEライン上に口先があると、横顔もきれいに見えます。

口ゴボかどうかは、人差し指を鼻先と顎先に当てる方法で確認しましょう。

Eラインセルフチェック

もしEラインより口先がはみ出ていれば、口ゴボの傾向にあるといえるでしょう。

口ゴボの特徴
  • 口が閉じにくい

  • 口を閉じたときに下顎に梅干しのようなシワができる

  • 口を閉じたときに鼻の下が長い

  • 口元が盛り上がっている

口ゴボは自分では治せないので注意

口ゴボは自分で治せないので注意してください。

歯並びや噛み合わせの異常によって口ゴボになっている場合は、基本的に矯正治療が必要です。

自力で引っ込めるために口元を押したりすると、歯が折れるなどトラブルの原因になるため避けましょう。

口ゴボのタイプ別治療方法4選

口ゴボのタイプ4種類と治療方法

口ゴボと一口に言っても以下のような4つのタイプがあります。

矯正で治るか治らないかは、どのタイプに当てはまるかで決まります。

【口ゴボのタイプ】

  • 出っ歯(前歯が前に突き出している)

  • 上下顎前突(上下の顎が前に出ている)

  • 下顎が小さい

  • 歯や顎以外が原因(鼻が相対的に低い・唇が分厚くボリュームがある)

A. 出っ歯タイプ:歯の生え方が原因なら歯科矯正向き!

口ゴボ type A

出っ歯が原因の口ゴボは、前歯が前に突き出しているのが特徴です。前に突き出した前歯に上唇が引っ張られ、鼻の下が長く見えたり、意識しないと口が閉じられないことがあります。

上顎前突には2つのタイプがあります。

  • 歯の生え方に問題があるタイプ

  • 骨格に問題がある(上顎の骨ごと前に出ている)タイプ

歯の生え方に原因がある口ゴボは歯科矯正のみで治すことが可能。

しかし、骨格に問題がある場合は、外科手術と歯科矯正の両方が必要になるでしょう。

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B. 上下顎前突タイプ:原因によって歯科矯正 or 手術

type B

上下の顎が前に出ているタイプの口ゴボです。

正面から見たときの歯並びはきれいなことが多いため、「出っ歯じゃない口ゴボ」と言われることも。

上下の顎が前に出る原因は2つあります。

  • 上下の前歯が前に突き出している

  • 骨格に問題がある(上下の顎が骨ごと前に出ている)

出っ歯タイプと同様、歯の向きが原因の場合は歯科矯正で治せますが、骨格に問題がある場合は外科手術が必要になります。

→ Oh my teethの無料カウンセリングで「口ゴボ」の悩みを相談する

AかB特別モニター

※実際にOh my teethが適合するかは歯科医師の診断が必要です

C. 下顎が小さいタイプ:手術が必要な場合も

type C

上顎に対して下顎が小さすぎるタイプの口ゴボもあります。このような横顔は「アデノイド顔貌」と呼ばれていて、外科手術が必要になるのが一般的です。

アデノイド顔貌とは?

アデノイドとは鼻の奥にあるリンパ組織のこと。

子供の頃にこのアデノイドが肥大化することがあります。アデノイドが肥大化すると鼻呼吸がしにくくなるので、口呼吸になってしまいます。

通常は次第に治癒していくのですが、先天的にアデノイドが大きかったり、細菌やウイルスの感染でさらに肥大化してしまうことがあります。

そうなると口呼吸が常態化してしまい、口元の筋肉が育たずに常に口がポカンと空いた状態に。

下顎の筋肉も育たず、骨の成長も十分に起こらないため下顎が小さい大人になってしまいます。

このタイプの口ゴボは、下顎を前に出したり、上顎を後ろに下げないと横顔のラインが整いません。

そのため、外科手術が必要になるのが一般的です。

また、口呼吸から鼻呼吸に治したり、アデノイド肥大に原因がある場合は抗生剤を服用したり、重度の場合はアデノイドの切除手術が必要になることもあります。

D. 鼻が相対的に低い・唇が分厚いタイプ:美容整形も検討

type D

鼻が相対的に低いタイプの口ゴボは、鼻に高さがないことからEラインから口元が前に出てしまいます。歯並びやあごの骨格に問題がない場合、鼻に高さを出す美容整形によって横顔のバランスを整える方法があります。

唇が分厚く口元にボリュームが出て口ゴボに見えるタイプは、歯科矯正や口周りのトレーニングで唇を薄くできる可能性があります。

しかし、遺伝が原因と考えられる場合は美容整形外科で唇のボリュームを少なくする相談をするとよいでしょう。

※ここまで紹介した口ゴボのタイプはあくまでも目安です。自分の口ゴボが矯正で治るタイプなのか、治らないタイプなのかを知るには、まずは歯科医院に相談に行ってみることをおすすめします。

マウスピース矯正 Oh my teethの無料診断では、歯科医師に直接歯並びのお悩みを相談いただけます。無料診断について詳しくはこちらをご覧ください。

口ゴボ、治るって

※実際にOh my teethが適合するかは歯科医師の診断が必要です

歯科矯正で治る口ゴボ3例

歯科矯正で治る口ゴボは以下のような3つのケースで考えられます。

  • 出っ歯によって口先が出ている

  • 歯並びの乱れによって受け口になっている

  • 歯並びはそこまで悪くないのに口先が出ている

歯科矯正で治る口ゴボの例

①出っ歯によって口先が出ている

出っ歯によって口先が出ている口ゴボは、歯科矯正で治る可能性があります。出っ歯が改善されると口元も引っ込み、Eライン上、あるいは内側に収まるからです。

②歯並びの乱れによって受け口になっている

歯並びの乱れにより受け口になっていて口ゴボは、骨格に問題はないケースが多いので歯科矯正で治せる可能性があります。歯科矯正で受け口が改善されれば、理想的なEラインに近づきます。

③歯並びは悪くないのに口先が出ている

一見歯並びの乱れはなくても、全体的に口元が出ている口ゴボは、歯科矯正で治る可能性があります。この場合は抜歯をして歯が動くスペースを作って矯正を行い、全体的に口元を後ろに下げる方法があります。

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歯科矯正で治らない口ゴボ

歯科矯正では治らない口ゴボは、大きく以下の4つのケースです。

  • 骨格に原因がある場合

  • 整形が必要な場合

  • ガミースマイル

  • アデノイド顔貌

矯正で治らない口ゴボの原因

骨格に原因がある場合

骨格に原因がある口ゴボとは、上顎あるいは上下の顎ごと前に出ているタイプのこと。

骨格ごと前後させないと口ゴボが改善されない場合、歯科矯正のみでの治療は困難です。

このタイプは歯科矯正と外科手術を併用する外科的矯正治療が必要になります。

整形が必要な場合

整形が必要な口ゴボとは、鼻に高さがなかったり、唇が分厚かったりするタイプです。

鼻に高さがないことで相対的に口ゴボに見える場合、鼻翼基部にプロテーゼを入れるなど鼻に高さを出す美容整形によって横顔のバランスが改善できます。

また、唇が分厚く口ゴボに見える場合は、唇の内側の余分な組織を切除・縫合する施術によって唇のボリュームを下げる美容整形が選択肢として挙げられます。

ガミースマイル

ガミースマイルとは、笑ったときに歯茎が多く見える状態。

ガミースマイルは、上唇の筋肉のつき方や、唇のボリュームなどが原因です。これらが原因であれば、歯科矯正のみでガミースマイルを改善させ、口ゴボの状態をなおすのは困難かもしれません。

歯科矯正以外のガミースマイルの治し方としては、粘膜や骨の調整を行う外科手術が挙げられます。

アデノイド顔貌

アデノイド顔貌とは、喉の奥の上部(上咽頭)にあるリンパ組織のかたまりであるアデノイドの肥大によります。

歯科矯正以外のアデノイド顔貌の治し方としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 口呼吸から鼻呼吸に変える

  • アデノイド肥大の治療

  • 骨格を修正する外科手術

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口ゴボの矯正方法!治療にかかる費用・期間を紹介

歯科矯正と一口に言っても種類があり、それぞれでかかる費用と期間の目安は異なります。

以下は4種類の矯正それぞれの特徴や、全体矯正・部分矯正にかかる費用と期間の目安をまとめたものです。


表側矯正

裏側矯正

ハーフリンガル矯正

マウスピース矯正

特徴

歯の表側に装置をつけるワイヤー矯正

歯の裏側に装置をつけるワイヤー矯正

上の歯は裏側、下の歯は表側に装置をつけるワイヤー矯正

透明のマウスピースを使った矯正方法

費用

全体矯正:60万〜130万円
部分矯正:30万〜60万円

全体矯正:100万〜170万円
部分矯正:40万〜70万円

全体矯正:80万〜150万円
部分矯正:35万〜65万円

全体矯正:60万〜100万円
部分矯正:10万〜40万円

メリット

・幅広い症例に対応できる
・自己管理が不要

・正面から見えない

表側矯正と裏側矯正それぞれのメリットを兼ね備えている

・目立ちにくい
・取り外して食事や歯磨きができる
・ホワイトニングも同時進行できる

デメリット

・目立つ
・食べかすが引っかかりやすい

・費用が高い
・滑舌が悪くなりやすい

表側矯正と裏側矯正それぞれの欠点を被る可能性があ

自己管理が必要

矯正期間

全体矯正:1〜3年程度
部分矯正:2ヶ月〜1年程度

全体矯正:2〜3年程度
部分矯正:5ヶ月〜1年程度

全体矯正:2〜3年程度
部分矯正:5ヶ月〜1年程度

全体矯正:1〜3年程度
部分矯正:2ヶ月〜1年程度

通院頻度

1ヶ月に1回

1ヶ月に1回

1ヶ月に1回

1〜3ヶ月に1回

全体矯正とは、奥歯を含めた歯並びを全体的に整える方法で、部分矯正は笑ったときに見える前歯などを部分的に整える方法です。

部分矯正は一般的に抜歯をしないため、Eラインを整えるのが目的である場合は適応されない可能性があります。理由は非抜歯矯正は抜歯矯正よりも口元に変化が出にくいからです。

抜歯や検査にかかる費用

上記の表で示した費用のほか、歯科矯正には以下のような費用もかかります。

あくまでも目安にはなりますが、参考にしてください。

歯科矯正の流れ

内訳

費用目安

モデルケース(合計:98万円)

プレ矯正期間

カウンセリング

精密検査・診察

虫歯・歯周病治療

抜歯

無料~5,000円

10,000~65,000円

1,500~10,000円/回

5,000~15,000円/本

カウンセリング:無料
精密検査・診察:30,000円
虫歯・歯周病治療:なし
抜歯:4本(5,000円/本)

合計50,000円

矯正期間

矯正費用

調整料

10万~170万円

3,000~10,000円/回

矯正装置料:75万円
調整料:5,000円/回
矯正期間:2年間
矯正中の通院頻度:1ヶ月に1回

合計87万円

保定期間

保定装置料

観察料

10,000~60,000円

3,000~5,000円/回

保定装置料:20,000円
観察料:5,000円/回
保定期間:2年間
保定期間中の通院頻度:3ヶ月に1回

合計60,000円

保定にかかる期間

上記の表で示した期間のほか、歯科矯正には保定期間が必要です。

保定期間とは、矯正で整えた歯並びを固定するために必要な期間。

ここでしっかりと保定しなければ、ほぼ100%後戻りしてしまいます。

保定期間中はリテーナーという保定装置を装着して、歯並びが元に戻らないように骨が固まるまでキープします。

保定期間は最低でも矯正期間と同期間は必要で、その後も就寝時はリテーナーをつけ続けるのが理想的です。

マウスピース矯正で治せる口ゴボは?

口ゴボは必ずしも抜歯が必要というわけではありませんが、顔のバランスがより変化しやすいのは抜歯をともなう歯科矯正を行ったときです。

ただ、マウスピース矯正は抜歯をともなう症例を治すのはあまり得意ではありません。

では、抜歯をしないとEライン改善を見込めないケースと、非抜歯でもEライン改善が見込めるケースとはどのようなものなのでしょうか。

段階でみる口ゴボ治療方法

抜歯をしないと口ゴボ改善が見込めないケース

抜歯をしないと理想的なEラインができないのは、以下のようなケースです。

  • 出っ歯・受け口・歯列の乱れが重度の場合

  • 口が常に開いており抜歯をしないと閉じられない場合

  • 上下のあごともに大きく突出している場合

  • 歯のサイズが大きくあごに対して収まりきらない場合

  • 歯の移動にともない親知らずの抜歯が必要と判断される場合

歯並びの乱れが重度の場合や、そもそもあごが小さく歯が収まりきらない場合は、抜歯によって歯を移動するスペースを確保する必要があります。

健康な歯を抜くことに抵抗を感じる方も多いでしょうが、そもそも歯はきちんと噛み合わせられる状態で十分に機能するもの。

たとえ抜歯をしたとしても、歯科矯正によって噛み合わせが改善されれば、全身の健康状態にも好影響を与えられます。

また、歯並びが整うことですみずみまでブラッシングが行き届きやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも抑えられます。

抜歯せずに口ゴボ改善が見込めるケース

抜歯をせず矯正で口ゴボの改善が期待できるのは、以下のようなケースです。

  • 口先の突出の原因となっている歯並びの乱れが軽症の場合

  • 抜歯以外の方法で歯を移動させるスペース確保が可能な場合

たとえば「歯の軽度のねじれ」や「歯の傾き」が原因で出っ歯や受け口になっている場合、抜歯による歯のスペース確保は不要になります。

上記のような症例であれば、マウスピース矯正で口ゴボを改善できる可能性があります。

口ゴボが矯正で治るか確認してみませんか?

自分の口ゴボは矯正で治るのか、美しいEラインを描けるようになるのかを確認するには、実際に歯科医院に相談に行ってみることが大切です。

マウスピース矯正 Oh my teethは、相談・診断が無料です。あなたの口ゴボがマウスピース矯正でどれくらい改善できるのか、シミュレーション動画で確認できます。

矯正シミュレーション

まだ矯正をするかどうか決めていない方でも、まずはお気軽に無料診断へお越しください。

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