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マウスピース矯正
最終更新日:2024年4月22日

アソアライナーとインビザラインの違いは?どちらを選ぶべき?

アソアライナーとインビザラインの違いは?どちらを選ぶべき?

マウスピース矯正を行うにあたって、インビザラインとアソアライナーのどちらを選ぶべきか悩んではいませんか。本記事では、アソアライナーとインビザラインの違い、その他の格安マウスピース矯正ブランドとの比較を紹介します。

木村 知克
歯科医師

木村 知克

日本歯科大学卒業後、複数の歯科医院で経験を積む。2007年、渋谷新南口歯科を開設。日本口腔インプラント学会日本歯内療法学会日本矯正歯科学会に所属。

歯科クリニックでインビザラインを勧められたものの、同じような効果を感じられるなら、費用の安いアソアライナーで治療をしたいと考えていませんか?

そこで本記事では、渋谷新南口歯科 の木村 知克先生監修のもと、アソアライナーとインビザラインの違いを徹底解説。加えて、その他の格安マウスピース矯正ブランドとの違いも比較しながら紹介します。

「安いマウスピース矯正を選びたいけど失敗はしたくない」「インビザライン以外のマウスピース矯正でも良かったと後悔したくない」という方はぜひ参考にしてください。

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アソアライナーとインビザラインの違い

アソアライナーとインビザラインはどちらもマウスピース矯正ですが、異なる点が複数あります。

なかでも大きく異なるのが治療の流れです。アソアライナーが厚みの異なる3種類のマウスピースを10日間ごとに交換するのに対し、インビザラインはシミュレーションによって制作されたマウスピースを1〜2週間ごとに交換します。

ここではアソアライナーとインビザラインの違いについて、8つのポイントに分けて詳しく解説します。

①適応症例の違い

適応症例の違い

アソアライナーもインビザラインも歯を移動させる仕組みは同じですが、適応症例範囲はインビザラインのほうが広いです。

1400万人以上の治療実績があるインビザラインでは、その膨大なデータに基づいて開発されたシミュレーションソフト「クリンチェック」を使って治療計画が立てられるほか、プログラムによって設計される特殊な形状のアタッチメントを使用して治療が行えます。

一方、アソアライナーは矯正後の後戻りや隙間を閉じるなど、軽度の歯並びの乱れを整えることを得意としているため、歯並びの状態によっては治療が適応されない場合があります。

②費用の違い

費用の違い

費用は症例により異なるため、一概には比較できませんが、治療回数が少ない簡単な症例の場合はアソアライナーのほうが安く治療を行えます。相場はアソアライナーが10〜40万程度、インビザラインが20〜100万程度です。

③装着時間の違い

装着時間の違い

マウスピース矯正を行う場合は歯に矯正力を継続的にかける必要があるため、マウスピースの装着時間を守らなければなりません。

マウスピースの装着時間はマウスピース矯正ブランドによって異なり、アソアライナーでは17時間以上、インビザラインでは20時間以上の装着が推奨されています。

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④形状の違い

形状の違い

アソアライナーは歯茎まで覆うような深い形、インビザラインは歯の部分のみを覆うような形をしています。

そのため、歯科矯正をはじめて間もない時期はアソアライナーのほうが違和感を覚えやすいです。ただ、数日で慣れるため、フィット感はどちらもさほど変わらないでしょう。

また、アソアライナーとインビザラインはマウスピースの厚みも異なります。インビザラインで用いられるマウスピースは全て厚さ0.05mmですが、アソアライナーはソフト0.5mm、ミディアム0.6mm、ハード0.8mmと、段階に応じて厚みの異なるマウスピースを装着します。

⑤制作国の違い

制作国の違い

型取りを行ったあと、アソアライナーは日本、インビザラインはアメリカで矯正装置が製作されます。そのため、製作期間はアソアライナーのほうがインビザラインよりも短いです。

治療計画によって個人差はありますが、型取りを行ってから矯正装置がクリニックに届くまで、インビザラインの場合はおよそ1ヶ月〜2ヶ月、アソアライナーは10日〜3週間の期間がかかります。

⑥型取りの違い

型取りの違い

アソアライナーとインビザラインはどちらもマウスピースを製作するにあたり、歯並びの型取りを行わなければなりません。

インビザラインの場合はコンピューターによりシミュレーションが行えるため、基本的には1回の型取りで全てのマウスピースを製作できます。一方、アソアライナーは30日ごとに型取りを行う必要があります。

⑦矯正期間の違い

矯正期間の違い

インビザラインの矯正期間は1年半〜3年程度、アソアライナーの矯正期間は4ヶ月〜1年半程度が目安となっています。

このように見るとアソアライナーのほうが短期間で治療を終えられるように感じますが、前述の通り、アソアライナーで治療できるのは軽度の前歯の歯並びの乱れのみです。インビザラインも簡単な症例であれば、さほど変わらない期間で治療を行えるでしょう。

なお、 「これからマウスピース矯正をはじめる」という方は、Oh my teethの無料カウンセリングをご利用ください。

3Dスキャナーで歯型を採取し、マウスピース矯正であなたの歯並びをなおせるか診断させていただきます。所要時間はおよそ30分。

予約も簡単1分で完了するので、ぜひお気軽にご予約ください。

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アソアライナーがおすすめな人

  • マウスピース矯正の費用をなるべく抑えたい

  • できるだけ早くマウスピース矯正をはじめたい

  • 矯正後の後戻りが気になる

  • 前歯のみを矯正したい

インビザラインがおすすめな人

  • 型取りを何回も行いたくない

  • 歯並び全体を改善したい(インビザラインにも、医院によってはインビザラインiGOという前歯の部分矯正を対象としたコースを採用している場合もあります)

  • 実績が多いマウスピース矯正ブランドを選びたい

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あなたの歯並びはアソアライナー?インビザライン?まずは矯正相談へ

【アソアライナーの特徴】

  • 厚みの異なる3種類のマウスピースを10日間ごとに交換

  • 部分矯正のみ、軽度の歯並びの乱れに適応

  • 歯茎まで覆うような深い形状

  • 国産で納期は10日~3週間ほど

  • その都度型取りが必要

【インビザラインの特徴】

  • シミュレーションによって制作されたマウスピースを1〜2週間ごとに交換

  • 部分矯正・全体矯正に対応、抜歯が必要な症例などもOK

  • 歯の部分のみを覆う浅い形状

  • 米国製で納期は1ヶ月~2ヶ月ほど

  • 基本的に型取りは1回

マウスピース矯正はアソアライナーやインビザラインのほかにも複数あり、人によって適した矯正方法が異なります。最も大切なのは、自身の歯並びの状態に合わせた治療方法を選ぶことです。

知識を持たない人が自身の歯並びの状態を自己判断するのはおすすめできません。まずは歯科矯正クリニックで歯並びの状態を診てもらい、その上で自身に適した治療方法を検討しましょう。

本記事の監修医師のクリニックはこちら

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