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マウスピース矯正
最終更新日:2024年6月29日

マウスピース矯正は差し歯があってもできる?治療可能な条件や注意点を解説

マウスピース矯正は差し歯があってもできる?治療可能な条件や注意点を解説
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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「マウスピース矯正をしたいけど、差し歯の部分は矯正できる?」
「マウスピース矯正のせいで差し歯が取れたらどうしよう」

マウスピース矯正を検討しているなかで、差し歯がある方の多くはこのような疑問や悩みを抱えているのではないでしょうか。

当記事では、差し歯があってもマウスピース矯正ができる条件や注意点を解説します。

差し歯以外の補綴治療を行った場合にマウスピース矯正ができるかも解説しているので、ブリッジやインプラントを行っている方もぜひ参考にしてください。

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差し歯があっても条件付きでマウスピース矯正はできる

差し歯があっても条件付きでマウスピース矯正はできる

差し歯がある場合でも、条件を満たしていればマウスピース矯正ができます。マウスピース矯正に限らず、歯科矯正を行う際は歯根部が残っているかが重要です。

歯科矯正は、装置を使って歯根部に圧力をかけ、歯周組織の代謝を利用して歯を動かす治療法です。

そのため、歯の根元や周辺組織の健康状態に問題がなければ、差し歯があっても治療に影響はありません。

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なお、差し歯の有無でマウスピース矯正の値段が大きく変わることはありません。

ただし、治療開始にあたって差し歯を仮歯(一時的に装着する被せ物)に置き換える必要があると判断された場合は、治療後に差し歯を作り直さなければならないため、そのぶんの費用が発生します。

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差し歯のある人がマウスピース矯正を行うときの注意点

差し歯のある人がマウスピース矯正を行うときの注意点

差し歯があってもマウスピース矯正は可能ですが、差し歯の状態や口周りの癖によっては、矯正治療中にトラブルを引き起こすこともあります。

ここでは、差し歯のある人がマウスピース矯正を行うときの注意点を解説します。

治療中に差し歯が取れる可能性がある

通常、マウスピースの矯正力で差し歯が取れることはありません。

しかし、差し歯の強度が劣化している方や、食いしばりの癖がある方は、マウスピース矯正で差し歯が取れやすくなるため注意が必要です。

差し歯の強度は治療開始前に歯科クリニックで確認し、仮歯に置き換えてもらうことで対処できますが、食いしばりの癖は自分で意識して直すしかありません。

もしマウスピース矯正中に差し歯が取れた場合は、無意識に食いしばりを行っている可能性があるため、歯科医師に相談しましょう。

歯根破折の可能性がある

金属製の差し歯の土台(メタルコア)は強度が高いため、マウスピース矯正中は歯根に負担がかかりやすく、「歯根破折(しこんはそん)」のリスクがあります。

歯根破折とは、歯根部がひび割れや破断している状態を指します。症状にもよりますが、マウスピース矯正で歯根破折が起こった場合は抜歯するケースが多いです。

そのため、マウスピース矯正を検討している場合は、あらかじめ差し歯の土台を非金属にしておくことも検討してみましょう。

既に金属製の土台を使用している方は、治療前に歯根破折のリスクについて歯科医師に相談することが大切です。

アタッチメントが付けられない

マウスピース矯正では、マウスピースのフィット感を高めたり、歯の動きを細かく調整したりするため、歯の表面にアタッチメントを装着することがあります。

ただし、アタッチメントが装着できるのは天然歯のみです。差し歯には付けられないため、差し歯の本数によってはアタッチメントが適切な場所に装着できず、歯の移動が制限される可能性があります。

治療後に差し歯の再作成が必要となる可能性がある

マウスピース矯正で全体的に歯並びを整えると、差し歯の部分のみが不揃いになり、噛み合わせが悪くなることがあります。その場合は、差し歯の再作成が必要です。

一方、噛み合わせに問題がない場合は、治療前と同じ差し歯をそのまま使います。

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差し歯以外の補綴治療をしててもマウスピース矯正はできる?

差し歯以外の補綴治療をしててもマウスピース矯正はできる?

欠けたり失ったりした歯を人工物で補う「補綴治療(ほてつちりょう)」には、差し歯のほか、ブリッジやインプラントといったものもあります。

ここでは差し歯以外の補綴治療をしててもマウスピース矯正ができるか解説します。

ブリッジ治療を行っている場合

ブリッジは失った歯の両隣にある歯を削って土台にし、橋(ブリッジ)のように連なった人工歯を被せる治療法です。

ブリッジ治療を行っている場合もマウスピース矯正は可能ですが、矯正治療を行う際は土台と人工歯の間を切断したり、ブリッジを外して仮歯に置き換えたりすることが多いです。なぜなら、矯正治療では歯並びに合わせ、歯を1本ずつ動かす必要があるためです。

ただし、ブリッジを入れている場所や治療の適用範囲によっては、ブリッジを切断せずにマウスピース矯正を行えます。

例えば奥歯にブリッジがあり、前歯のみを整える「部分矯正」を行う場合は、ブリッジを切断しなくても問題ありません。

また、奥歯から歯並びを整える「全体矯正」を行う場合も、治療内容によってはブリッジを切断せずにマウスピース矯正ができることがあります。

インプラント治療を行っている場合

インプラントは歯根部に金属製のパーツを埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

インプラント治療を行っている場合は歯根部が残っていないため、マウスピース矯正は行えません。ただし、インプラントがある位置によってはマウスピース矯正ができることもあります。

例えば奥歯にインプラントがある場合、前歯のみを整える部分矯正であれば問題なく治療を受けられます。

一方、動かす必要がある歯がインプラントの場合は、一度インプラントを抜き、マウスピース矯正を終えてから再度インプラント治療を行わなければなりません。

差し歯ありでもマウスピース矯正は可能!まずは適性診断を受けてみよう

差し歯がある状態でマウスピース矯正ができるかは、歯の根元や周辺組織の健康状態によります。

マウスピース矯正を検討している方は、まず歯科クリニックで歯の健康状態を確認してもらいましょう。

マウスピース矯正 Oh my teethでは、矯正治療に必要な検査・診断を無料で行っています。

「マウスピース矯正をしたいけど、差し歯があってなかなか治療に踏み出せない」という方は、ぜひお気軽にお越しください。

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