矯正歯科では虫歯を教えてくれない?矯正中の虫歯予防法4つ
「虫歯があると矯正はできないの?」「矯正歯科では虫歯を教えてくれないって本当?別の歯医者で治療するの?」「矯正中に虫歯にならない方法って?」
こんな疑問を持っている方に向けて、本記事では以下の内容を紹介します。
矯正と虫歯はどっちを先に治療するのか
矯正中の虫歯の治療方法
矯正中に虫歯にならないための方法
矯正と虫歯に関するよくある疑問や虫歯になりにくい矯正方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【本記事の要点】
虫歯があっても矯正はできるが、虫歯の治療後に矯正をすることが多い
矯正中に虫歯ができたときは、虫歯の様子を見ながら矯正治療を続けることもあるが、進行度合いによって一旦矯正器具を外して虫歯の治療を優先するケースもある
矯正中に虫歯にならない方法は「プロから歯磨き方法を学ぶ」「歯だけでなく歯科装置も清潔にす る」「専門的な口腔ケアをしてもらう」「虫歯になりにくい食生活を意識する」の4つがある

目次
- 矯正歯科では虫歯になっても教えてくれないの?
- 矯正をはじめる前に虫歯の治療をすることが多い
- 虫歯の治療をする前に矯正クリニックに見せた方がいい理由
- 歯科矯正中に虫歯ができたときは?
- ごく初期の虫歯:経過観察しながら矯正を続ける
- 大きな虫歯:矯正を一旦中止して虫歯治療を優先
- 矯正歯科クリニックドクターと相談して決める
- 歯科矯正中の虫歯予防法4つ
- プロから歯磨き方法を学ぶ
- 歯だけではなく歯科装置も清潔にすること
- 半年に一度は専門的な口腔ケアをしてもらう
- 虫歯になりにくい食生活を意識する
- 矯正と虫歯に関するよくある疑問
- 矯正の痛みと虫歯の痛みのとの違いは?
- 虫歯になりにくい矯正方法とは?
- マウスピース矯正なら取り外して歯磨きできる
- マウスピース矯正には注意点も
- 矯正前に虫歯がないかどうか確認してもらおう
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「かかりつけの矯正歯科クリニックで虫歯を教えてくれなかった」という声を聞くことがあります。これは、矯正歯科クリニックでは矯正を優先することがあるためだと考えられます。
矯正中の虫歯が気になる場合は、半年に一度の口腔ケアで歯科クリニックでチェックしてもらうことが大切です。
虫歯があっても、治療を済ませれば歯科矯正ができます。ただしごく初期の虫歯の場合、そのまま矯正を進めることもあります。

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矯正をはじめる前に虫歯の治療をすることが多い
虫歯だらけでも、歯を支える骨に問題がなければ基本的に矯正はできます。ただ虫歯の治療をした後で矯正を開始する必要があります。
なぜなら虫歯だらけのまま矯正をスタートすると、歯や歯茎が不必要に痛くなったり、矯正がスムーズに進まなかったりする可能性があるため。

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もし 現段階で目に見える虫歯があり、痛みなどの自覚症状がある場合、矯正よりも虫歯の治療が優先される可能性が高いです。虫歯治療の分、矯正のスタート時期が遅れることを頭に入れておきましょう。
虫歯の治療をする前に矯正クリニックに見せた方がいい理由
矯正方法によっては歯を抜くことがあります。そのため、歯を抜く予定の歯が虫歯になっていた場合、治療をする必要がなくなることも。
矯正ドクターも矯正前に患者の口腔内を把握できるので、虫歯の治療前に矯正クリニックに見せる方がいいでしょう。

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矯正中に虫歯ができることは珍しくありません。虫歯ができたときに治療するかどうかは、虫歯ができた場所や虫歯の大きさ、矯正の過程によって異なります。
矯正中は、矯正装置が入っていることでいつも以上に歯磨きがしにくく、磨き残しが多く出やすくなります。ここからは、矯正中に虫歯ができたときにできる対策を詳しく紹介します。
ごく初期の虫歯:経過観察しながら矯正を続ける
矯正中に小さな虫歯ができたときには、経過観察しながら矯正治療を続けることもあります。
矯正に影響がない場合は、矯正器具を使用したまま歯科クリニックで簡単に虫歯の治療を終わらせる場合もあります。
大きな虫歯:矯正を一旦中止して虫歯治療を優先
虫歯の規模が大きいときや、放置していては矯正にも影響が出る場合、先に虫歯の治療をすることも。場合によっては、一旦矯正器具を外して矯正を中止し、虫歯の治療に専念するケースもあります。
なぜなら大きな虫歯を放っておくと、矯正がスムーズに進まない・痛みがひどい・歯並びが完成した頃には虫歯が悪化しているなどのリスクが生じるからです。
