マウスピース矯正中でもディズニーへGO!行く前に知るべき5つの楽しむヒント
本記事では、マウスピース矯正中でもディズニーランドを満喫するポイントについて解説。持っていくと便利なものや、痛みがあるときにおすすめの食べ物もご紹介します。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの来場者数は年間2,000万人以上。
なんと日本人の6人に1人が、年に1度は東京ディズニーリゾートを訪れていることになります。
なかには、マウスピース矯正中にディズニーへ行く方もいるでしょう。しかし、矯正中はなにかと気にしないといけないことが多いもの。
「食べ歩きのたびにマウスピースを外すの?」「マウスピースをつけてアトラクションに乗っても大丈夫?」など疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、マウスピース矯正中のディズニーを楽しむためのポイントを解説。用意すると便利なアイテムやよくある疑問もまとめています 。本記事を参考に、矯正をしっかり進めながらディズニーを満喫しましょう。
- マウスピース矯正中でもディズニーに行ってOK!
- 一日中マウスピースを外すのは避けよう
- 歯が後戻りすることで起きるリスク
- マウスピース矯正中でもディズニーを楽しむ5つのヒント
- 食べ歩きのときでもマウスピースを外す
- 食後は必ず歯磨きをする
- アトラクションに乗る前はマウスピースをしっかり装着する
- 一緒に行く人にマウスピース矯正中であることを伝える
- お手洗いの場所を事前に確認しておく
- マウスピース矯正中にディズニーで持ち歩くと便利なもの
- こんなときどうする?マウスピース矯正中のディズニーでよくある疑問
- マウスピース矯正が痛いときにディズニーで食べやすいものは?
- マウスピースを外し忘れて食事したときはどうすればいい?
- 飲み物はストローを使えばマウスピースをつけたままでも大丈夫?
- マウスピース矯正中でもディズニーを満喫しよう!
結論、マウスピース矯正中にディズニーへ行っても問題ありません。
しかし、ディズニーランドやディズニーシーを満喫するとしても、マウスピース矯正は普段通り進めることが大切です。
最初に、マウスピース矯正中にディズニーに行く際に理解しておきたい大前提のルールを確認しておきましょう。
一日中マウスピースを外すのは避けよう
「ディズニーに行く日はマウスピースを外そうかな……」と考えている方も多いのではないでしょうか? しかし、長時間マウスピースを外すのはおすすめできません 。
ディズニーに行くとなると、丸一日アトラクションや食べ歩きなどを楽しむ場合がほとんどです。マウスピースをずっと外していると、少なからず歯の後戻りが生じてしまいます 。
そもそもマウスピース矯正は、マウスピースを装着したまま過ごすのが基本。マウスピースを1日20時間以上装着することを前提として、治療計画が組まれています。装着時間が足りないと、歯が想定通りに動かず、治療の進行が遅れる可能性もあります。
歯が後戻りすることで起きるリスク
歯が元の位置へ戻ってしまうと、マウスピースが合わなくなってしまうのが大きなデメリットです。マウスピースの不適合が起きると、さまざまなリスクが生じます。
マウスピースを再度つけたときに痛みが出やすい
歯茎が下がりやすい
治療期間が長引く可能性がある
代表的なリスクが、マウスピースを装着したときに痛みや圧迫感が出ること です。さらに不適合のマウスピースを無理に装着すると、歯への負担が大きすぎてしまい、歯肉退縮(歯茎が下がり、歯の根元が露出する現象)のリスクが高まります。
加えて、歯が治療計画通りに動いていないため、治療期間が長引いてしまう可能性もあります 。状態によっては、一つ前のマウスピースを再度つけたり、治療計画を練り直したりする必要があるでしょう。
そのため、たとえディズニーに行く予定があったとしても、マウスピースはできる限り装着するようにしてくださいね。
マウスピース矯正の装着時間が守れないリスク!足りないときの対処法は?
マウスピース矯正の前提知識を理解したところで、ディズニーを満喫しながら矯正を進めるヒントをご紹介します。
食べ歩きのときでもマウスピースを外す
チュロスやポップコーンを食べたり、ジュースを飲んだりしながらパーク内を回るのは、ディズニー定番の楽しみ方。しかし、ちょっとした食べ歩きでも、飲食時にはマウスピースを外すようにしましょう 。
マウスピースをつけたまま飲食すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります 。歯とマウスピースのすき間に食べかすや糖分がたまり、雑菌が繁殖しやすい環境になるためです。
また、マウスピースが破損したり、着色したりする可能性もあります 。硬いものを噛んだり、40℃以上のドリンクを飲んだりすると、マウスピースの破損・変形につながりかねません。カレーやコーヒーなど色の濃いものは、マウスピースだけでなく歯の着色汚れの原因になります。
なお、マウスピースの着脱は不快感を抱く方もいるため、人目が気になりにくい場所で行うのが基本です。物陰でサッと外したり、近くのお手洗いを利用したりしましょう。外したマウスピースは破損や紛失を防ぐために、必ずケースで保管してくださいね。
食後は必ず歯磨きをする
食後は必ず歯磨きをしてから、マウスピースを装着するのも大切 です。食べた量が少しだけでも、飲食後の口内は汚れています。汚れをそのままにしてマウスピースをつけると、虫歯のリスクも高まります。
ディズニーリゾートのトイレには、「多機能レストルーム」が備わっています。多機能レストルームであれば、個室で歯磨きができるのでおすすめです。 ただし、本来は車椅子の方やベビーカーを使う方のための場所ですので、多機能レストルームを必要とする方を優先しましょう。
また、どうしてもすぐに歯磨きできない場合は、うがいだけでもOK 。ただし、あくまで応急的な方法なので、時間ができたら歯磨きしてくださいね。
飲食時にマウスピースを外すと、そのままマウスピースをつけ忘れることも多いです。食後の歯磨きとマウスピースの装着は意識的に行って、矯正をしっかり進めましょう。
マウスピースつけたまま食べられるものは?矯正中の外食する際の注意点も解説
アトラクションに乗る前はマウスピースをしっかり装着する
アトラクションに乗る前は、マウスピースが浮いていないか確認すると安心です。基本的にしっかりとマウスピースがはまっていれば、途中で外れたり、壊れたりすることはありません。
しかし上手く装着できていないと、ふとした衝撃で外れてしまう可能性も考えられます。 ビッグサンダー・マウンテン、タワー・オブ・テラーなど、激しめのアトラクションに乗る前にはマウスピースがしっかりとつけられているか確認しておきましょう。
歯とマウスピースを密着させるには、チューイーと呼ばれる補助具を使うのもおすすめです。チューイーとは、シリコン製の器具のこと。マウスピースを装着した後に、チューイーを噛むことで歯とマウスピースを密着させます。3cmほどのコンパクトなサイズなので、マウスピースケースの中に入れて持ち歩くとよいでしょう。
一緒に行く人にマウスピース矯正中であることを伝える
ディズニーを思いっきり楽しむなら、一緒に行く人にマウスピース矯正をしていることを先に伝えておくのもおすすめ です。
矯正中は、マウスピースの着脱や歯磨きなどでどうしても時間がかかります。一緒に行く人も待たされてしまったりすることもあるので、マウスピース矯正中であることを共有するだけでもお互いのストレスが軽減できるはずです。
伝えるときは、どんなことをするのかを具体的に話すのがコツ。飲食の前にマウスピースを外したり、食後に歯磨きしたりする必要があることを伝えましょう。矯正をしたことがない方でも、イメージしやすいようにすることが大切です。
お手洗いの場所を事前に確認しておく
時間があるときに、お手洗いの場所を確認するのもポイント です。お手洗いを探す時間が省けて、一緒に行く人を待たせる時間も減らせます。食後にスムーズに歯磨きができるため「歯磨きができず、なんだか落ち着かない」といった事態も防げるでしょう。
お手洗いの場所をディズニーへ行く前に確認するのもよいですが、すべてを把握するのは困難です。アトラクションやレストランでの待ち時間に、ささっとチェックしておきましょう。
マウスピース矯正Oh my teethなら、24時間LINEであなたの矯正治療をサポート。
ディズニーで遊んでいるときでも、困ったことや不安なことがあれば、すぐに専属医療チームに相談できます。
ここからは、マウスピース矯正中の方が「ディズニーへ行くときに準備すると便利なもの」をご紹介します。ディズニーへ行くときだけでなく外出時に持ち歩くと役立つものばかりですので、お出かけの予定がある方もぜひ参考にしてください。
マウスピースケース
歯ブラシ
ウェットティッシュ
携帯用マウスウォッシュ
マウスピースケースは、外出時の必需品です。外したマウスピースをティッシュにくるんだままバックに入れると、破損や紛失の可能性が高まるため、必ずケースに入れて保管しましょう。歯ブラシも矯正中の口内ケアに欠かせません 。マウスピースの汚れを落とすのにも便利です。
あると便利なのが、ウェットティッシュや携帯用マウスウォッシュ。ウェットティッシュは、近くに水道がないときにマウスピースの汚れを拭き取るのに役立ちます。歯磨きの時間がないときは、携帯用マウスウォッシュで口をすすぐのがおすすめ です。歯磨きシートも口をすすぐ必要がないので、手軽に歯磨きを済ませられます。
ほかにも、ミネラルウォーターや予備のマウスピースがあると安心です。ミネラルウォーターはマウスピースをしたまま水分補給できるだけでなく、口をすすぐ際にも使えます。予備として装着している前後のマウスピースをもっておくと、万が一なくしてしまったときに歯の後戻りを防げます。
最後に、マウスピース矯正中にディズニーへ行かれる方の気になる疑問・質問に回答していきます。
マウスピース矯正が痛いときにディズニーで食べやすいものは?
痛みがあるときは、歯への刺激が少ないやわらかい食べ物がおすすめです。中華まん・アイスクリーム・プリン・ケーキ・スープなどが食べやすい でしょう。
ディズニーランドとディズニーシーにおいて、比較的咀嚼のしやすい食べ物の一例をご紹介します。(2024年3月現在)
ディズニーランド | 販売場所 |
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ミッキーワッフル | グレートアメリカン・ワッフルカンパニー |
ストロベリーとピスタチオクリームのクレープ | カフェ・オーリンズ |
アイスクリーム各種 | アイスクリームコーン |
マフィン・ブラウニー・ゼリーなど | スウィートハート・カフェ |
フレンチフライポテト | トゥモローランド・テラス/ラ・タベルヌ・ド・ガストンなど |
角煮ライス・蒸し餃子 | チャイナボイジャー |
ディズニーシー | 販売場所 |
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うきわまん | シーサイドスナック |
ギョウザドッグ | ノーチラスギャレー |
チャーリー特製味噌クラムチャウダー | レストラン櫻 |
フレンチフライポテト | セバスチャンのカリプソキッチン/ケープコッド・クックオフなど |
マーボー豆腐、チャーハンなど | ヴォルケイニア・レストラン |
マウスピースを外し忘れて食事したときはどうすればいい?
マウスピースをつけたまま食事をしてしまった場合は、気づいた時点でマウスピースを外しましょう 。食べ物の色素沈着が起こらないよう、マウスピースを水ですすいでください。
また、食後は歯磨きを忘れずに。歯磨きをする暇がないときは、水を多めに飲んで汚れを流すのも一つの手です。ただしトマトソースなど、とろみのあるものは水を飲んだだけでは落ちない場合もあります。マスクして汚れが見えないようにしつつ、早めに歯磨きしましょう。
飲み物はストローを使えばマウスピースをつけたままでも大丈夫?
ストローでジュースを飲むとしても、マウスピースは外しましょう 。ストローを使っても、マウスピース内に飲み物が入るのを完全に防げるわけではありません。ジュースの糖分が残り、虫歯リスクも高まります。
ただし、マウスピースをどうしても外せないときの対策としてストローを使うのはアリです。ストローを使えば、マウスピースの内側に入る飲み物の量を軽減する効果が期待できます。
マウスピース矯正中でもディズニーへ行くのはOKです!
今回ご紹介したヒントを参考に、矯正をしっかり進めながらディズニーを楽しみましょう。基本はマウスピースを装着しつつ、飲食時はマウスピースを外して、食後は歯磨きとマウスピースの装着を忘れずに行ってくださいね。
しかし、ディズニーへ行く直前になって、疑問や不安が出てくることがあるかもしれません。そんなときは、遠慮せずかかりつけの歯科クリニックに相談して、疑問や不安を解消することが大切です。
ちなみに、マウスピース矯正Oh my teethは、LINEで24時間医療チームに相談できます。困ったときにすぐ相談できるため、安心して矯正を進められるでしょう。
「これからマウスピース矯正を始めたい」という方は、無料診断を実施しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。