マウスピース矯正ってめんどくさい?挫折しないための4つコツもご紹介
マウスピース矯正に興味があるものの、SNSやマウスピース矯正中の友人から「マウスピース矯正は結構めんどくさいよ」という声を見聞きした経験がある方は多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、マウスピース矯正がめんどくさいと言われる理由を丁寧に解説。マウスピース矯正が向いている方や、途中であきらめないためのコツもご紹介します。
「マウスピース矯正したいけど、一歩が踏み出せない」という方はぜひ最後までご覧ください。
木村真由美
Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。
目次
- マウスピース矯正がめんどくさいと言われる3つの理由
- 1日20時間以上のマウスピースの装着が求められるから
- 飲食のたびにマウスピースを取り外さなければいけないから
- マウスピースのお手入れや管理が必要だから
- マウスピース矯正がどうしても合わなそうならワイヤー矯正も検討しよう
- めんどくさいだけじゃない!マウスピース矯正はこんな人におすすめ
- 【重要】マウスピース矯正でなおせるのは軽度~中度の歯並びの人
- なるべく通院回数を減らしたい人
- 周りに矯正しているのがバレたくない人
- 痛みに弱くて矯正できるか不安な人
- 金属アレルギーの心配がある人
- マウスピース矯正で挫折しないために!継続する4つのコツ
- スマホのアプリやリマインダーを活用する
- 歯ブラシセットや予備のマウスピースを持ち歩く
- 矯正仲間をつくる
- 自分に合う矯正ブランドを選ぶ
- 自分にぴったりの矯正方法で理想の歯並びを手に入れよう
マウスピース矯正がめんどくさいと言われる背景には、主に3つの理由があります。
1日20時間以上のマウスピースの装着が求められるから
飲食のたびにマウスピースを取り外さなければいけないから
マウスピースのお手入れや管理が必要だから
ここでは、3つの理由をSNS上のマウスピース矯正経験者の声もまじえながら、詳しく見ていきましょう。
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1日20時間以上のマウスピースの装着が求められるから
マウスピース矯正は1日20時間以上マウスピースを装着しなければならず、自己管理が欠かせません。
装着時間の管理が面倒と感じる人は多く、実際にSNS上でも装着時間のノルマ達成に負担を感じている方はいらっしゃいます。
ぷぷは大人の矯正で
追加料金なしの価格重視で
マウスピース(インビザライン)にしたけど
1日の装着時間とか管理が面倒すぎてさぼったら1年くらいで終わるはすが、2年目ですww
お子達だとワイヤー矯正?
引用元:https://twitter.com/__puripuripu/status/1410941946936258564
装着時間が足りず計画通りに治療が進まないと、治療期間が長引いてしまうこともあります。結果として、矯正へのモチベーション維持が難しくなる可能性もあるため、装着時間を守り、矯正をスムーズに進めることが大切です。
飲食のたびにマウスピースを取り外さなければいけないから
矯正装置が外せないワイヤー矯正とは異なり、マウスピース矯正は飲食のたびにマウスピースを外す必要があります。マウスピースは薄いプラスチックでできているため、装置したまま飲食すると、割れたり変形したりするリスクがあるからです。
特に間食が多い方にとっては、マウスピースを何度も外さなければいけないため、面倒に思うことが多いでしょう。SNS上でも「食事のたびにマウスピースを外すのが手間だっ た」という声が見られます。
マウスピース矯正は手軽に始められる感じがするけど、自分で自分を律することのできる人じゃないとなかなか過酷だよ…毎日20時間以上装着、外すのは1時間以内、マウスピースの手入れ、つけたまま飲食できない……ほんと大変だったあと型取りと受け取りで歯医者通う回数もワイヤーの2倍
引用元:https://twitter.com/irukanomesan/status/1301503400492765185
一方でマウスピースを外すのが面倒で、間食が減ったという声は少なくありません。取り外しの手間は逆に、ダイエットにつながることもあるのでポジティブに捉えましょう。
マウスピースのお手入れや管理が必要だから
マウスピース矯正は、マウスピースのお手入れや管理も求められます。口内やマウスピースに汚れが溜まった状態でマウスピースを再装着すると、虫歯リスクが高まります。虫歯が悪化すると、治療のために矯正がストップしてしまうこともあるため、マウスピースのお手入れは大切です。
マウスピース矯正を始めると、食事の度に
①マウスピース外す
②マウスピース洗う
③食事
④歯磨き、フロス
⑤マウスピースつける
この工程をしなきゃいけない。衛生面はズボラじゃないので、すぐ習慣付くとは思う。外食や食べ歩きのときが大変だ
引用元:https://twitter.com/roco8741/status/1746749507369652556
なお、マウスピースのお手入れ自体はそれほど難しいものではありません。基本はマウスピースを水で流しながら、柔らかい歯ブラシで軽くこすればOKです。余裕があるときは、マウスピース洗浄剤に浸けるとより清潔を保てます。
マウスピース矯正がどうしても合わなそうならワイヤー矯正も検討しよう
「やっぱり自分にはマウスピース矯正が向いていなさそう……」と感じる場合は、ワイヤー矯正を選ぶのも一案です。
それぞれの矯正方法にメリット・デメリットがあるので、比較検討して自分に合うかどうかを考えてみましょう。
矯正方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
マウスピース矯正 | ・透明で目立たない | ・自己管理力が求められる |
ワイヤー矯正 | ・固定式で歯に適切な力をかけ続けられる | ・矯正装置が目立つ |
矯正方法を選ぶうえで、性格やライフスタイルを考慮するのはもちろん大切ですが、そもそも自分の歯並びに適応するかどうかが前提となります。
そのために、まずは歯科クリニックで精密検査や診察を受けてみましょう。
矯正前の精密検査は有料のケースもありますが、マウスピース矯正Oh my teethでは無料であなたに合う矯正方法を診断いたします。お気軽に無料相談をご利用くださいね。
めんどくさいと言われることもあるマウスピース矯正。しかし、従来のワイヤー矯正にはないメリットも数多くあります。
ここからは、マウスピース矯正が向いている人に ついて詳しく見ていきましょう。
【重要】マウスピース矯正でなおせるのは軽度~中度の歯並びの人
前提としてマウスピース矯正が適応するのは、軽度〜中度の歯の乱れです。歯の小さなすき間を埋める動きが得意なため、すきっ歯の方は適応する可能性が高いでしょう。ほかにも、出っ歯や軽度の前歯のがたつきはなおしやすい症例です。
反対に、マウスピース矯正は大きな歯の移動や複雑な動きが苦手です。抜歯が必要な歯並びなども、マウスピース矯正での治療が難しいでしょう。
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なるべく通院回数を減らしたい人
マウスピース矯正は、自分でマウスピースを定期的に交換することで歯にかける力を調整できます。歯科医師による装置の調整は必要としないため、通院は2〜3ヶ月に1回ほどに抑えられます。そのため仕事や学校が忙しく、「頻繁に通院するのはめんどくさい」という方も矯正を続けやすいでしょう。
周りに矯正しているのがバレたくない人
マウスピース矯正に使うマウスピースは、薄く透明なので周りの人にほとんど気づかれません。実際にマウスピース矯正をした方も「思っていたよりも周りにバレない」と感じることが多いようです。
マウスピース矯正始めたのだけどまったくバレない。意識して近くで見ない限りわから ないですねこれは。
引用元:https://twitter.com/LAFIfirst/status/851441025373552641
いやわからないってかなり言われる!私も分かるよねと思って矯正しててさ〜って話するとそうなの?分からなかった!って言われた マウスピース矯正経験者には分かると思うけど思いの外バレない
引用元:https://twitter.com/Buuchio/status/1081059687397609472
ただし、マウスピースが汚れているとどうしても目立ってしまいます。飲食時は必ずマウスピースを外し、丁寧にお手入れすることが大切です。
痛みに弱くて矯正できるか不安な人
「矯正は痛いイメージが強くて、なかなかスタートする気持ちになれない」という方もマウスピース矯正を検討してみましょう。マウスピース矯正はワイヤー矯正より、比較的痛みが少ない方法と言われています。
理由は主に2つあります。
マウスピース矯正は歯にかける力がゆるやか
マウスピース矯正は口内が傷つきにくい
マウスピース矯正は、週1回を目安にマウスピースをこまめに交換するため、歯をゆっくりと動かします。それに対してワイヤー矯正は、歯科医師がワイヤーを調整して力の加減を変えるため、マウスピース矯正よりも歯にかかる力が大きくなりやすいです。
また、マウスピースは表面がなめらかなので、頬の内側や歯茎を傷つけるリスクが抑えられます。
金属アレルギーの心配がある人
金属アレルギーの不安がありワイヤー矯正に踏み切れない方も、マウスピース矯正であれば挑戦しやすいでしょう。マウスピース矯正に使用するマウスピースは、医療用プラスチックでできており、金属を使用していません。
もし歯並びの乱れが大きくマウスピース矯正が適応しない場合は、ワイヤー矯正でもセラミックを使用すると、治療を受けられることもあります。歯並びがかなり悪いからと自己判断で矯正をあきらめず、まずは歯科クリニックへ相談してみてくださいね。
「せっかくマウスピース矯正をはじめたのに、めんどくさくて途中で断念してしまった……」という事態は誰でも避けたいもの。
マウスピース矯正をスムーズに進めるためには、4つのコツがあります。
スマホのアプリやリマインダーを活用する
歯ブラシセットや予備のマウスピースを持ち歩く
矯正仲間をつくる
自分に合う矯正ブランドを選ぶ
スマホのアプリやリマインダーを活用する
マウスピース矯正を継続するうえでネックになるのが、装着時間の確保です。飲食時にマウスピースを外したら、つけ忘れることがないようにスマホに通知が来るようにしておくとよいでしょう。
最近では、マウスピース矯正をサポートするアプリも登場しています。つけ忘れ防止の通知だけでなく、装着時間の管理やマウスピースの交換時期を知らせる機能もあるため、矯正中の生活を全面的にサポートしてくれます。
参考:TrayMinder
歯ブラシセットや予備のマウスピースを持ち歩く
マウスピースは外出時にも当然装着しなくてはなりません。そのため、歯ブラシセットと予備のマウスピースを持ち歩く習慣をつけましょう。
食後にすぐ歯磨きやマウスピースの洗浄ができるため、清潔な状態でマウスピースを装着できます。歯磨きする時間がない場合は、携帯用マウスウォッシュがあると便利です。
また、外出先でマウスピースを紛失してしまったときに備え、一つ前のマウスピースを予備として持っておくと安心です。ただし、あくまでも応急処置なので早め に歯科クリニックに相談しましょう。
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矯正仲間をつくる
マウスピース矯正の治療期間は短くても数ヶ月かかります。治療をスムーズに進めるためには、モチベーションの維持が大切です。
とは言え、1人で治療を続けていると「ついお菓子をつまんでしまい、間食が減らない」など誘惑に負けてしまうことも。モチベーションを維持するには、SNSで矯正の進捗を発信したり、ほかの矯正経験者の投稿を見たりするのがおすすめです。
「自分のように矯正を頑張っている人がいる」と思えると、モチベーションアップにつながるでしょう。
自分に合う矯正ブランドを選ぶ
自分のライフスタイルと相性のよい矯正ブランドを選ぶことで、ストレスなく治療を進めやすくなります。選ぶ基準はさまざまですが、主なポイントは3つです。
通院頻度と生活スタイルが合うかどうか
サポート体制が充実しているかどうか
費用を無理なく支払えるかどうか
定期的な通院が面倒な方は、通院不要のマウスピース矯正ブランドがおすすめ。初回の検査以降は通院不要な場合が多く、オンラインで治療の進捗をチェックしながら歯並びを整えられます。
サポート体制も矯正を進めるうえで、重要なポイントです。マウスピースの破損や痛みなど、矯正中は急なトラブルが起きることもあります。そんなとき、すぐに相談できる体制があると焦らずにトラブルに対処できるはずです。最近では、LINEや専用アプリからその場で相談できる矯正ブランドが増えています。
マウスピース矯正は安くても10数万円かかるため、費用も気になるところ。1回の支払い負担を抑えるなら、分割払いを利用できる矯正ブランドを選びましょう。面倒でも複数のブランドを比較して、自分に合うクリニックを検討するのがおすすめです。
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マウスピース矯正は自己管理が必要なため、めんどくさいと言われることもあります。しかし、目立ちにくさや通院 頻度の少なさなどメリットも多いです。
「学校の先生や友達にバレずに矯正をしたい」
「仕事がシフト制で通院のたびに予約を取るのは面倒」
という方は、マウスピース矯正を選ぶとよいでしょう。
とは言え、マウスピース矯正ができるかどうかは歯科医師の判断が必須です。
マウスピース矯正Oh my teethは、矯正前に必要な検査を0円で受けられます。
無理な勧誘もございませんので「まずは自分に合う矯正方法を知りたい!」という方も、お気軽にご利用くださいね。