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マウスピース矯正
最終更新日:2024年1月30日

マウスピース矯正は妊娠中でも可能?注意することは?気になる疑問に回答

本記事では妊娠中のマウスピース矯正について気になる疑問とともに解説します。妊娠中にマウスピース矯正をするときの注意点も紹介しますので、お腹の赤ちゃんに危険はないのか不安を感じている方は必見です。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「マウスピース矯正は妊娠中でもできるの?」「マウスピース矯正を受けることでお腹の赤ちゃんに何か悪影響はない?」このような不安を感じていませんか?

結論から言うと、マウスピース矯正は妊娠中でも可能です。ただし、妊娠中にマウスピース矯正を受ける際には、いくつか注意しなければならない点もあります。

そこで本記事では、妊娠中にマウスピース矯正を受ける上で知っておきたい注意点を、気になる疑問とあわせて解説します。マウスピース矯正をしたいけれど妊娠を希望している方はもちろん、現在妊娠中でマウスピース矯正ができるか不安な方もご覧下さい。

マウスピース矯正は妊娠中でも問題ない?

妊娠中の女性

妊娠中でもマウスピース矯正の治療は問題なくできます。なぜなら、マウスピース矯正が母体やお腹の赤ちゃんに影響を及ぼすものではないからです。

ただし、妊娠中は通常時とは違い、ホルモンバランスの変化による影響で、心も身体もデリケートな状態です。妊娠中も安心してマウスピース矯正を受けるためには、いくつか注意しなければならない点もあります。

マウスピース矯正を検討中の方は、矯正相談で妊娠を希望していることを歯科医師に伝えてください。抜歯など妊娠前に済ませておいた方がいい処置もあります。矯正治療にどのような処置が必要になるのか確認し、今後のスケジュールを歯科医師とよく相談しましょう。

妊娠中のマウスピース矯正で知っておきたい注意点

妊娠中にマウスピース矯正を受ける場合は、「装着時間」「レントゲンなどの検査」「麻酔」「虫歯や歯周病」などに注意する必要があります。

体調によっては治療期間が長引く可能性がある

妊娠中は人によってさまざまな体調の変化があり、途中で何が起こるか予測できません。マウスピース矯正を受けることはできますが、体調によっては治療期間が長引く可能性もあります。

マウスピース矯正は、装着時間を守ることを前提に治療計画が作成されます。つわりがひどいときなどは無理せずマウスピースを外して大丈夫ですが、装着時間が足りない日が続くと計画通りに歯は動きません。

また、人によっては口の中に異物が入り込むことに耐えられなくなって、マウスピースをまったく装着できなくなる場合も。無理をして続けても精神的な負担がかかるので、担当医と相談して矯正治療を一時中断することもあります。

ただし、中断すると歯が後戻りを起こしてしまう可能性も。後戻りをすると、治療計画を立て直したり、マウスピースが作り直しになったりするため、その分治療期間が長引いてしまいます。

レントゲン撮影は避ける

マウスピース矯正 Oh my teeth 導入クリニックにおけるレントゲン撮影の様子

マウスピース矯正では、歯並びやあごの状態を確認するため、レントゲン撮影が行われます。特に矯正開始前のレントゲン撮影は、精密な治療計画を立てるために欠かせません。

「お腹の赤ちゃんへの影響が心配」という方も多いですが、歯科で行うレントゲン撮影は放射線被曝量は少ないです。また、お腹から離れた部分でもあり、X線を遮断する防護エプロンを必ず着けて撮影するため、胎児への影響はほとんどないと言われています。

ただし、完全に被曝量をゼロにできるわけではないので、基本的に妊娠中のレントゲン撮影は避けるのがベターです。万全を期すため妊娠中のレントゲン撮影は行わない方針のクリニックもあります。

マウスピース矯正でレントゲン撮影が必須なのは矯正開始前の検査時だけなので、撮影後に妊娠した場合は問題ありません。しかし、妊娠中にこれから精密検査を行う方は、必ず歯科医師と相談してください。

麻酔を使用する処置は避ける

マウスピース矯正では、以下のような処置が必要になった場合、麻酔を使用します。

  • 抜歯(インビザラインなど対応できるブランドは限られる)

  • アンカースクリューを埋め込む

  • 虫歯の治療(進行度合いによる)

歯科で使用する局所麻酔は少量なので、胎児への危険性はほとんどないと言われていますが、緊急性がない限り、妊娠中の麻酔の使用は避けるのが基本です。

麻酔が必要になる処置は、矯正の初期段階で行われるケースが多いので、あまり問題にはなりません。しかし、妊娠中にマウスピース矯正をはじめる場合、麻酔の使用が必要な処置は安定期の間(妊娠5〜7ヶ月)に行うのが望ましいです。

そもそもマウスピース矯正で麻酔が必要になる処置は、すべての方が行うわけではありません。まずは歯科医師にあなたの歯並びを確認してもらい、どのような処置が必要になるかを聞いてみましょう。

虫歯や歯周病になりやすい

妊娠中は以下のような理由で、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

  • 女性ホルモンが増えて唾液の分泌量が減る

  • つわりの影響で歯磨きが不十分になる

  • 食べづわりで食事回数が増え口腔内が酸性になる

中でもホルモンバランスが崩れることが原因で、歯茎が腫れたり出血したりする「妊娠性歯肉炎」になりやすい状態なので注意が必要です。

軽度の場合は丁寧にブラッシングすることで改善できますが、放置しておくと歯を支える骨を溶かす歯周病に移行する場合も。歯周病になると低体重児出産や早産のリスクが高くなります。

妊娠中にマウスピース矯正を行う場合は、生まれてくる赤ちゃんのためにも、いつも以上に口の中を清潔に保つことが重要です。

マウスピース矯正中の虫歯に関しては、以下の記事でくわしく解説していますので参考にしてください。

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マウスピース矯正中に虫歯になりやすいって本当?原因や対処法を解説

妊娠中のマウスピース矯正に関するよくある疑問

Q&A

ここからは妊娠中のマウスピース矯正でよくある疑問にお答えします。

薬の服用はできる?

妊娠中であることを歯科医師や産婦人科医に伝えた上で、処方された薬であれば服用できます。市販薬を自己判断で服用するのは絶対にやめてください。

マウスピース矯正で薬が処方される可能性があるのは、抜歯後の化膿止めと痛み止めです。その際は、妊娠週数や体質などを踏まえて安全に服用できる薬が処方されます。

特に妊娠初期は、薬剤が胎児へ悪影響を与える可能性があるので注意が必要です。どうしても薬が必要なときは、必ず歯科医師に妊娠中でも服用できる薬を処方してもらいましょう。

分娩のときマウスピースをつけたままでも大丈夫?

分娩時は予期せぬことが起こる可能性もあります。たとえば、緊急帝王切開で全身麻酔が必要になった場合、マウスピースが気道に入ってしまう危険性があります。

また、分娩時にマウスピースをつけたままだと、力んだときに破損する恐れもあるため、陣痛がはじまったらマウスピースは外しておきましょう

治療期間はどれくらいかかる?

マウスピース矯正の治療期間は、以下のように部分矯正か全体矯正かによって異なります。

  • 部分矯正:2ヵ月~1年程度

  • 全体矯正:1~3年程度

部分矯正は基本的に動かす範囲が前歯部分のみなので、治療期間は短くなる傾向にあります。「気になる部分だけでも妊娠するまでに短期間で改善したい」と考えている方にとって、部分矯正は有効な手段と言えるでしょう。

ただし部分矯正が対応できるかは、精密検査を受けてみないとわかりません。まずは、あなたの歯並びが部分矯正で治せるかをクリニックで診断してもらいましょう。

マウスピース矯正中に妊娠が発覚したら何をすべき?

マウスピース矯正中に妊娠が発覚した場合は、まずは早めにクリニックへ報告してください。特に注意しなければならない麻酔の使用とレントゲン撮影は、マウスピース矯正の初期段階で行うため、矯正中であれば特に問題になることはないでしょう。

以下で、マウスピース矯正中に妊娠が発覚したときに何をすべきかを、妊娠時期別にまとめてみました。

【妊娠初期:〜15週】

体調が不安定な時期です。 つわりがひどい場合は、無理せずできる範囲でマウスピースを装着してください。ただし、自己判断せず必ず歯科医師に相談して装着時間を調整しましょう。

お腹の赤ちゃんのためにも口腔ケアが大切です。つわりで歯磨きが気持ち悪くなるときは、ヘッドの小さい歯ブラシやマウスウォッシュを使用するなど工夫してみてください。

【妊娠中期:16〜27週】

つわりが落ち着き、一般的に安定期と言われる時期です。矯正中に虫歯が発覚した場合は、この時期に治療しておきましょう。妊娠性歯肉炎を防ぐため、自宅での歯磨きだけでなくクリーニングも受けることをおすすめします。

【妊娠後期:28~40週】

臨月に入るとお腹も大きくなり、外出するのも大変になるのでマウスピース矯正の通院はお休みします。歯科医師と相談して出産前後に通院しなくてすむように調整しておきましょう。

マウスピース矯正は装置をまとめて渡してもらえるケースが多いので、3ヶ月程度であれば通院をしなくても治療を続けられます。

【出産後】

産後は母体の回復を第一に考え、身体を休めることに専念してください。体調をみながら産後2ヶ月頃からマウスピース矯正の通院を再開しましょう。

妊娠中に矯正をするならマウスピース矯正がおすすめ

マウスピース矯正

歯科矯正にはマウスピース矯正のほかにワイヤー矯正もあり、どちらも妊娠中でも治療は可能です。しかし、以下のような理由から、妊娠中に矯正をするならマウスピース矯正がおすすめです。

体調が悪いときは装置を外せる

ワイヤー矯正はクリニックへ行かなければ装置を外せませんが、マウスピース矯正は自分ですぐに外せます。体調不良時など好きなときに外せるため精神的な負担も少ないです。

口腔内と装置のケアがしやすい

ワイヤー矯正は装置の周辺に汚れが溜まりやすく、装置をつけたまま歯磨きをするため口腔ケアが難しいです。一方マウスピース矯正は、装置を取り外して洗浄ができ歯磨きも普段通りできるので、口腔内を清潔に保ちやすいです。

痛みが比較的少ない

どちらの矯正方法でも歯を動かすときにある程度の痛みはあります。マウスピース矯正は、治療段階に合わせて作製されたマウスピースを交換することで少しずつ歯を動かしていくため、ワイヤー矯正と比べて痛みが比較的少ないです。

金属アレルギーの心配がない

一般的なワイヤー矯正は金属製の装置を使用するため、金属アレルギーの心配があります。一方でマウスピース矯正は、医療用プラスチックを使用しているため安心です。これまでアレルギーを持っていなかった方も、妊娠を機に突然体質が変わることもあります。

通院回数が少ない

マウスピース矯正は自分でマウスピースを交換して矯正を進めるため、ワイヤー矯正のように毎月通院する必要がなく通院の負担も少ないです。

マウスピース矯正についてくわしく知りたい方は以下の記事も参考にしてくださいね。

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マウスピース矯正とは?メリットや後悔しないために特徴を徹底解説

妊娠中にマウスピース矯正ができるか相談してみよう

Oh my teeth導入クリニックドクターによるカウンセリング

マウスピース矯正は妊娠中でも治療可能です。つわりがひどい時期など体調が優れないときは、歯科医師と相談してマウスピースの装着時間を調整したり、一時中断することもできます。

ただし、レントゲン撮影や麻酔は胎児への影響が懸念されるため、マウスピース矯正をはじめるタイミングはよく考えなければいけません。まずはカウンセリングに行って、妊娠中のマウスピース矯正で不安に感じていることを相談してみましょう。

マウスピース矯正 Oh my teethなら矯正開始後の定期通院は不要です。妊娠中に体調が優れないときも自宅で無理なくマウスピース矯正を進められます。

矯正中は、歯科医師を含めた専属医療チームによる24時間LINEサポートがつきますので「つわりでマウスピースをつけるのが辛い」といったお悩みも、いつでもご相談いただけます。

矯正をはじめるための諸経費(歯型スキャン・レントゲン撮影・診察・歯並び相談)は無料ですので、まずはお気軽にご予約ください。

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