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マウスピース矯正
最終更新日:2023年11月7日

マウスピース矯正中の飲み会はどう過ごす?注意すべきポイントを解説

マウスピース矯正中に飲み会があったらどのように過ごしたらいいのでしょうか。当記事ではマウスピース矯正中の飲み会で注意すべきポイントを解説します。

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歯科矯正ブログ編集チーム

木村真由美

Oh my teethでのマウスピース矯正を経て、2021年6月に株式会社Oh my teethにジョイン。マウスピース矯正経験者としてOh my teethのオウンドメディア「歯科矯正ブログ」にて記事を更新中。ミッションは「歯並びに悩むすべての方に歯科矯正の確かな情報をお届けすること」。

「マウスピース矯正中はお酒を飲んでも大丈夫?」
「マウスピース矯正中の飲み会ではどういった点に気を付けたらいい?」

マウスピース矯正と飲み会のタイミングが重なり、このような悩みを抱えていませんか?

本記事ではマウスピース矯正中で飲み会を避けたいタイミングや、準備しておくと便利なもの、飲み会中のマウスピースの保管方法や注意点、再装着する際のポイントを紹介します。

これを読めば、マウスピース矯正中の飲み会がより楽しめること間違いなし。会社や友人と飲み会を予定している方はぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正中の飲み会(お酒)は大丈夫?

マウスピース矯正中の飲み会(お酒)は大丈夫?

薬の服用中や特定の病気を治療している場合は飲酒制限がありますが、マウスピース矯正中はお酒を飲んでもとくに問題はありません。

ただし、マウスピース矯正中にお酒を飲んだり食事をしたりする場合は、必ずマウスピースを外してください。マウスピースを装着したままの飲酒・食事は、マウスピースの破損や変形、着色につながります。

マウスピースを装着したままのお酒はNG

マウスピースを装着したまま口にできるものは、基本的に『水』だけです。マウスピースを外さずにお酒を飲むと、アルコールによってマウスピースが変形する恐れがあります。

とくに熱燗やホットワインのような温度の高いお酒、ワインやカシスリキュールのような色が濃いお酒を飲む場合は、必ずマウスピースを外さなければなりません。これらのお酒はマウスピースの変形や破損、着色につながります。

また、ビールやカクテルなどの糖分が多いお酒も、マウスピースを装着したまま飲むのは大変危険です。糖分の多いお酒は、唾液の自浄作用が届かない歯とマウスピースの間に入り込むことで、虫歯のリスクを高めます。

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マウスピース矯正中の飲み会は食事にも注意が必要

お酒を飲まない場合でも、マウスピース矯正中に飲み会へ参加する場合はマウスピースを外しましょう。歯科矯正用のマウスピースは非常にデリケートです。装着したまま食事をすると、マウスピースが破損・変形してしまい、最悪の場合は再作成が必要となることもあります。

再作成が必要になると、マウスピースが完成するまで歯科矯正ができません。場合によっては、せっかく整いかけていた歯並びが元に戻ってしまうことも。

また、マウスピースを装着したままの食事は虫歯や歯周病のリスクを高めたり、マウスピースの着色汚れにつながったりする場合もあります。飲み会だけでなく、食事会やお茶をする際もマウスピースは外すのがベストです。

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マウスピース矯正中で飲み会を避けたいタイミング

マウスピース矯正中で飲み会を避けたいタイミング

マウスピース矯正中は飲み会に参加しても問題ありませんが、マウスピース矯正をはじめて間もない時期や、新しいマウスピースに交換してすぐの頃は飲み会を避けるのがベターです。

新しいマウスピースを装着した直後は、歯を動かすために加わる力が最も強まります。この期間に飲み会などでマウスピースを長時間外していると、歯並びが元に戻り、新しいマウスピースがうまくフィットしなくなる場合があります。

歯に最も強い矯正力が加わるのは、新しいマウスピースに交換してから1〜2日目あたりが一般的です。この期間と飲み会のタイミングが重なる場合は、担当医に相談し、新しいマウスピースに交換するタイミングを調整しましょう。

マウスピース矯正中の飲み会で準備しておくべきもの

マウスピース矯正中の飲み会で準備しておくべきもの

マウスピースを長時間外す可能性があるときは、できるだけ早いタイミングでマウスピースを再装着することが大切です。マウスピース矯正中に飲み会がある場合は、以下の持ち物を準備しておきましょう。

  • 歯磨きセット

  • マウスピースケース

  • ミネラルウォーター

  • ウェットティッシュ

  • 清潔なティッシュやハンカチ

  • 予備のマウスピース

ポイントは、いかに外出先で歯とマウスピースを清潔な状態にできるかです。

歯磨きセット

マウスピース矯正中に飲酒・食事をしたあとは、マウスピースの再装着前に必ず歯磨きをしましょう。歯を磨かないままマウスピースを再装着すると、お酒に含まれる糖分や食べ物のカスが歯とマウスピースの間に溜まり、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。

マウスピース矯正中に飲み会へ参加する場合は、歯ブラシだけでなく、糸ようじやフロス、歯間ブラシなども用意するのがおすすめです。マウスピースを再装着する前に歯の汚れをしっかり落とすことで、さらに虫歯や歯周病のリスクを減らせます。

マウスピースケース

マウスピースケースは外したマウスピースを保管する専用ケースです。マウスピースは衛生的な場所で保管しなければなりません。外出先で食事や歯磨きをする場合は、必ずマウスピースケースを持ち歩きましょう。

とくに飲み会ではマウスピースケースが欠かせません。お酒が入るとマウスピースの取り扱いが雑になり、何かの拍子に破損・紛失する可能性があるためです。

可能であれば、マウスピースケースは自宅用と外出用で使い分けるのがおすすめです。常に外出用を携帯することで、マウスピース矯正中に急な飲み会の予定が入っても慌てずに対応できます。

ミネラルウォーター

飲み会の場所によっては、マウスピース装着前に歯磨きができない場合もあります。終電の時間が迫っている場合など、飲み会を終えてすぐにマウスピースを再装着できないときは、一旦ミネラルウォーターで口をゆすいで措置をとりましょう。

ミネラルウォーターはマウスピースを装着したまま飲めるので、矯正中は常に持ち歩いておくと、いざというときに役立ちます。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュは流しが近くにない場合など、マウスピースを洗えないときに役立ちます。また、不衛生な場所にマウスピースケースを一時的に置かなければならない場合も、ウェットティッシュを下に敷けば安心して置けます。

清潔なハンカチやティッシュなど

ハンカチやティッシュはマウスピースを洗ったあと、水気を拭き取る際に使います。不衛生なものは雑菌の繁殖につながるため、必ず清潔なハンカチやティッシュを用意しましょう。

予備のマウスピース

必需品ではありませんが、飲み会に参加する際は予備のマウスピースも用意しておくのがおすすめです。お酒の席ではマウスピースを紛失することも少なくありません。

対策としてはマウスピースケースを決まった場所にすぐしまうのが一番有効ですが、心配な方は予備のマウスピースを持ち歩いたほうがよいでしょう。

飲み会中のマウスピースの保管方法

飲み会中のマウスピースの保管方法

マウスピース矯正中の飲み会では、お酒を飲む前にマウスピースを外して専用ケースに保管します。

このとき、口から取り外したマウスピースをそのままケースに入れるのは絶対にNGです。雑菌が繁殖するため、必ずマウスピースを清潔な状態にしてからケースにしまいましょう。

ここでは飲み会中のマウスピースの保管方法を解説します。

マウスピースを清掃する

マウスピースを外したら、まずは指でやさしくこすりながら水で汚れを洗い流します。やわらかめの歯ブラシやマウスピース用の洗浄ブラシを使ってもOKです。

お湯や研磨剤入りの歯磨き粉はマウスピースが変形したり、傷がついたりする可能性があるため、使用するのはやめましょう。マウスピースを洗ったら、清潔なハンカチやティッシュで水気をとります。

もし流しが近くにない場合は、ウェットティッシュでマウスピースの汚れを拭き取りましょう。

専用のマウスピースケースに入れる

マウスピースは必ず専用のマウスピースケースに入れて保管しましょう。洗い終えたあとに、そのままハンカチやティッシュにくるんで持ち歩くのは破損・変形の原因となるためNGです。

マウスピース矯正中の飲み会で気をつけたいポイント

マウスピース矯正中の飲み会で気をつけたいポイント

マウスピース矯正中の飲み会では、マウスピースを外しているときの過ごし方にも注意が必要です。とくに注意したいのが、以下のポイントです。

マウスピース矯正中の飲み会で注意したい食べ物

マウスピース矯正中は基本的にマウスピースを外せば好きなものを食べられますが、痛みが感じられる場合は歯が不安定な状態のため、食べるものに注意してください。とくに気を付けたいのが、以下のような食べ物です。

  • せんべい

  • スルメイカ

  • ジャーキー

  • ステーキなど硬い肉

  • ナッツ類

硬い食べ物やよく噛む必要がある食べ物、粘着性の高い食べ物はマウスピース矯正中の歯に負担をかけてしまい、痛みを感じやすいので注意しましょう。

マウスピース矯正中の飲み会で注意したいお酒

前述の通り、マウスピース矯正中はとくにお酒の制限がありません。マウスピースを外してさえいれば、好きなお酒を飲んでOKです。

ただし、歯磨きセットを忘れた場合や、マウスピースを再装着する前に歯磨きを忘れそうな場合は、以下のようなお酒に注意が必要です。

  • ワイン

  • カシスリキュール

  • 緑茶ハイ・ウーロンハイなど

  • 日本酒

  • 梅酒

ワインなど色の濃いお酒は、マウスピースの着色汚れの原因となります。たとえお酒を飲む際にマウスピースを外していても、歯磨きをせずにマウスピースを再装着することで、歯に付着した色素がマウスピースにうつる可能性があります。

また、日本酒など糖分の多いお酒は虫歯・歯周病のリスクを高めるため注意が必要です。マウスピース矯正中の飲み会で好きなお酒を飲みたい場合は、必ず再装着の前に歯磨きをしましょう。

マウスピースの装着時間・つけ忘れ

マウスピースは原則1日20時間以上の装着が必要です。長時間マウスピースを外すと、歯に持続的な矯正力が加わらず、せっかく動いた歯が元に戻ってしまうことがあります。

そのため、マウスピース矯正中はマウスピースを早いタイミングで再装着できるように対策をとらなくてはなりません。飲み会を早めに切り上げる、スマホのリマインド機能をセットするなど、自身に合った対策でマウスピースのつけ忘れを防ぎましょう。

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飲み会後にマウスピースを再装着するときのポイント

飲み会後にマウスピースを再装着するときのポイント

歯に食べかすや汚れが付着した状態でマウスピースを再装着すると、虫歯や歯周病、マウスピースの着色汚れの原因となります。飲み会後にマウスピースを再装着するときは、先に以下のことを済ませておきましょう。

歯磨きを行う

飲み会後はすぐに歯を磨き、口腔内を清潔な状態にしてからマウスピースを再装着するのが理想的です。可能であれば、糸ようじやフロス、歯間ブラシなども組み合わせましょう。複数のオーラルケアアイテムを使うことで、歯の汚れをよりしっかりと落とせます。

外出先ですぐに歯磨きをするのが難しい場合は、口をゆすぐだけでもOKです。マウスピースを再装着するときは少しでも歯の汚れを落とすことを心掛けましょう。

マウスピースを再度洗う

マウスピースは外したタイミングで清掃しますが、再装着する際にもう一度洗っておくとより衛生的です。口腔内とマウスピースの双方を清潔に保つことで、虫歯や歯周病、着色汚れのリスクが下げられます。

マウスピース矯正中の飲み会はルールを守ることが大切

マウスピース矯正中の飲み会でも、マウスピースを外せば自由に飲食ができます。ただし、マウスピース矯正をはじめたタイミングやマウスピースの保管方法、再装着するときの状況などに問題がある場合は、虫歯や歯周病、着色汚れのリスクを高めるため注意が必要です。

マウスピース矯正中の飲み会は口腔内とマウスピースを清潔に保つこと、歯に負担を与えないことが大切です。ルールを守った上で飲み会を楽しみつつ、理想の歯並びを目指しましょう。

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